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月曜日, 3月 27, 2006

アスタキサンチンについて

○アスタキサンチン

 カロチノイドというと一般には植物性色素が多く知られるが、アスタキサンチンは主に海産物に豊富に含まれる赤色色素である。サケやイクラ、鯛やキンキ、エビ、カニなどの呈する赤色は全てアスタキサンチンによるものである。

 アスタキサンチンはこれまで、着色用の食品添加物として使われることが多かったが、1980年代後半に、アスタキサンチンの抗酸化作用はビタミンEやβ-カロチンの数100~1000倍近くもあるという研究報告がなされ、にわかに注目を集める機能性素材となった。また、長い間、アスタキサンチンの原料素材の探索が続けられていたが、近年になって、ヘマトコッカス藻を原料とする大量生産技術が確立したことから、一挙に商品開発が活発化している。

 アスタキサンチンの抗酸化作用の研究では、これまでに免疫賦活、動脈硬化改善、抗ガン、抗糖尿病、美白効果などが報告されている。

アスタキサンチンの商品一覧

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