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日曜日, 4月 02, 2006

ブロッコリーについて

○ブロッコリー

 イタリアでキャベツの変種であるカリフラワーを品種改良して作ったアブラナ科の野菜で、第2次世界大戦後ヨーロッパ各地に広まり、日本で一般化したのはここ30年足らずのことである。

 食用部分は花蕾(つぼみ)が中心であるが、何よりもビタミンCが100g中120mgと多く、これはレモンの搾り汁の2倍強、野菜類ではトップクラスの芽キャベツ(160mg)に迫る数字である。この豊富なビタミンCがウイルスに対する抵抗力を強め、ストレスに強い体を作ると共に鬱血による肩こりや倦怠感を檜前氏、貧血を改善し、みずみずしい美肌を作り、皮膚の色素沈着を抑制する働きをする。また、体の細胞をしっかりと結びつける役目を持つコラーゲンの合成を促すので、ガン細胞の増殖を抑えるともいわれている。

 そのほかビタミンA・B群・E、ミネラルも特別多くはないがバランスよく含まれており、茎の部分もつぼみに劣らず栄養豊富なので捨てずに利用したい。また量を食べてもカロリーはリンゴの2/3程度なので、ダイエット食にも好適である。

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