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土曜日, 7月 07, 2007

AHCC(改訂版)

○AHCC

 AHCCはActive Hexose Correlated Compound(活性化糖類関連化合物)の略で、複数の坦子菌類(キノコ)の菌糸体を長期間培養して得られる菌糸体培養抽出物の名称である。1986年にアミノアップ化学と東京大学薬学部・岡本敏彦の共同研究によって開発され、その後、北海道大学医学部、帝京大学医学部、関西医科大学などの研究者や医師らによる共同研究を通じて、肝臓病や糖尿病の改善、免疫賦活によるガンの予防などに効果のあることが明らかにされてきた。

 現在までに国際エイズ会議(1994年)、ヨーロッパ外科学会(97年)、日本がん予防研究会(97年)、日本癌学会総会(98年)、日本薬学会(99年)など数多くの学会で、AHCCの抗ガン作用に関する研究成果が報告されている。

 一般にキノコの抗ガン作用は主成分のβ-グルカンによるものとされているが、AHCCにはβ-グルカンに加え、アセチルかされたα-グルカンが含まれている。この成分はα-グルカンにアセチル基が付加したもので、デンプンなどのα-グルカンとは性質が異なり、特別な条件化で菌を培養することによって産生される物質である。β-グルカンに比べて低分子(分子量は約5000)であることが特徴で、これがAHCCの特異的な免疫賦活作用を担っているのではないかと考えられている。

 AHCCはまた、B型及びC型のウイルス性慢性肝炎、糖尿病、慢性関節リューマチ、自律神経失調症など、治療の難しい疾患に用いて有効性があったとする報告も多い。1994年には細川真澄男(北海道大学医学部)、山崎正利(帝京大学薬学部)、上山泰男(関西医科大学)らが中心となり、AHCC研究会が発足し、国内外の研究者を多数集めて世界的な規模での基礎・臨床研究が行われている。

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