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日曜日, 5月 13, 2007

ムメフラール

○ムメフラール

 ムメフラールは梅肉エキスから発見された機能物質で、血液改善作用がある。1999年、農水省食品総合研究所(当時)の菊池祐二らが、梅肉エキスによる血流改善効果の実験過程で単離・同定したヒドロキシメチルフルフラール誘導体で、梅に含まれる糖質の5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)とクエン酸がエステル結合した化合物である。梅の学名プルムス・ムメのムメと物質名のフルフラールのフラールからムメフラールと命名された。

 ムメフラールは生の梅の実には含まれておらず、梅の果汁を煮詰めて梅肉エキスを作る過程で生成する。菊池が開発した血流速度測定装置を作った実験で、梅肉エキス水溶液を添加した血液の通過時間は、生理食塩水を加えた対照液に比べて11~52%短縮し、血流に改善がみられることがわかった。

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