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金曜日, 5月 09, 2008

ダイジン(大豆イソフラボン)

〇ダイジン(大豆イソフラボン)

 ダイズインともいう。イソフラボン系色素のダイゼイン(daidzein)と糖のグルコースが結合したフラボノイド配糖体で、大豆の胚軸、葛の根に含まれている。大豆イソフラボンとも呼ばれ、女性ホルモン(エストロゲン)と似た作用をすることが知られている。女性に多い骨粗鬆症は女性ホルモンの分泌量と関係しており、中高年になって女性ホルモンの分泌が減少すると骨量も減少することが発症の原因。イソフラボンを摂取すること手骨量の減少が抑えられ、骨粗鬆症の予防につながる。

 また、男性ホルモンの過剰で起きる前立腺ガンに対してもイソフラボンの摂取が予防につながるとされている。大豆イソフラボンは骨からカルシウムが溶け出すことを防ぐ機能がヒト試験で証明され、トホクの関与成分にもなっている。また、大豆イソフラボンを含む健康食品に関しては、(財)日本健康栄養食品協会による「大豆イソフラボン食品規格基準」(2000年11月公示)がある。

※ゲニスチン

 イソフラボン系色素のゲニステイン(genistein)が糖と結合した配糖体で、大豆の胚軸に億含まれている。大豆イソフラボンの一種。