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日曜日, 6月 17, 2007

ビタミンA

○ビタミンA

 物質名はレチノール。視力低下や夜盲症を予防することで知られるビタミン。網膜細胞や皮膚、粘膜上皮細胞の維持と再生に役立ち、消化器や呼吸器の感染に対する抵抗力を高め、皮膚や髪の健康を保ち、甲状腺の機能亢進を抑える、生殖機能を高めるなど、多く働きをするほか、細胞内での遺伝情報の伝達に関与して粘膜や上皮組織のガンを抑制することも指摘されている。

 欠乏症は身体の抵抗力を奪い、目や消化器、呼吸器に障害を起こし、発育不良、角膜乾燥症、結膜炎を招き、さらに感染症に罹りやすくなったり、味覚・嗅覚・聴覚の以上などをもたらす原因にもなる。

 ビタミンAには、動物性食品にのみ含まれるレチノールと、植物に多く含まれヒトの体内でレチノールに変わるカロチンがある。食事摂取基準05年版では、ビタミンAの推奨量は1日当たり男性は18~49歳で750ufRE(レチノール当量)、50~69歳で700ugRE、女性は18~69歳で600ugRE。上限量は男女とも3000ugREとしている。また保健機能食品制度では、ビタミンAを180~600ufRE含む食品にはビタミンAの機能を表示できる。

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