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火曜日, 4月 09, 2013

茺蔚子

○茺蔚子(じゅういし)

 日本の各地、朝鮮半島、中国から東アジアに賭けて分布するシソ科の越年草メハジキ(Leonurus sibiricus)の果実を用いる。メハジキの花をつけた全草は益母草という。

 果実は長さ2~3mmくらいの小さな褐色の三稜形をしている。成分にはレオヌリニンやビタミンA、脂肪油が含まれる。漢方では益母草と同様に活血・調経・明目の効能があり、月経を整え、目の充血や視力の低下を改善する。ただし多量に服用すると全身虚脱の副作用が出現することもある。