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金曜日, 3月 24, 2006

シャンピニオンエキスについて

○シャンピニオンエキス

 フランスで17世紀始めに栽培が始められたハラタケ科のシャンピニオン(英語名=マッシュルーム)は、その優れた風味とともに、ビタミンB2を多く含む食材として各国の食膳をにぎわせているが、その成分を抽出したシャンピニオンエキスが経口摂取できる消臭素材として開発され、広く上市されるようになった。

 食物や体調や、加齢などによって、いわゆる腸内悪玉菌が増殖すると、町内異常発酵による悪臭ガスが腸壁から吸収された不快な体臭や口臭の原因となるほか、発生した有害物質が老化現象などの原因になると指摘されている。

 シャンピニオンエキスはこの腸内異常発酵を抑制する結果、口腔内の臭い、呼気(吐く息)、体臭、便臭を非常によく消臭するとともに、血中への腐敗成分(アンモニア、メルカプタン、硫化水素、インドール、スカトール、クレアチニンなど)の吸収を少なくして、慢性腎不全や高アンモニア血症の進行を阻止する作用のあることが報告されている。

 シャンピニオンエキスは現在、飲料・菓子・健康食品・一般食品(スープ・味噌汁など)、病院の総合栄養流動食・治療用食品などの形で広く供されているほか、ペットフードの分野でも利用が始まり、近年では欧米へも盛んに輸出されるようになった。

シャンピニオンエキスの商品一覧