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木曜日, 9月 13, 2012

景天三七

○景天三七(けいてんさんしち)

 日本全土、東アジアからシベリアにかけて分布するベンケイソウ科の多年草ホソバノキリンソウ(Sedum aizoom)の全草を用いる。根は景天三七根という。

 全草にはアルカロイドやフラボノイドなどが含まれ、凝血時間や出血時間の短縮する作用がある。漢方では止血・化瘀の効能があり、吐血や鼻血、下血、血尿、性器出血、打撲傷などに用いる。また動悸や煩躁、不眠にも用いる。外傷性の出血や火傷には生の全草から搾った汁を塗布する。

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