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月曜日, 12月 03, 2007

鯛(たい)

〇鯛(たい)

 タイ科の海産魚での総称で、マダイ、チダイ、キダイ、ヒレコダイ、クロダイ、ヘダイ、キチヌなど多くの種類がある。旬の時期は種類により異なるが、冬から春にかけておいしいのはマダイ。200種類以上あるタイの中で最も大きく体長1mを越えるものもある。一般的にはの産卵期を過ぎた夏から秋にかけてが旬である。

 種類による栄養特性に大きな差はないが、ナイアシンはマダイが最も多い(天然生100g中6mg)。ナイアシンは神経のイライラや不眠、皮膚疾患などを防ぐビタミンである。また、どの種類であってもカリウムに富んでいる(マダイ440mg、クロダイ00mg)。カリウムは心臓や筋肉の活動を活発にするとともに、ナトリウムの吸収を抑え高血圧を予防する働きがある。加えてビタミンB1・B2も多く、糖質の代謝促進、口内炎・皮膚炎の予防に有効である。マグロやイワシには及ばないが、養殖マダイはDHA(総脂肪酸の14.5%)とEPA(同8.6%)が多いことも特筆に価する。

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