○オリーブ油
オリーブの果実は、品種を問わず強い苦味があり生食できないが、塩漬け(ピックル)にした果実は脂肪分を含んで独特の風味を持ち、栄養価も高い。この熟した果実の実からはオリーブ油(果実重量の15~20%に達する)が作られる。また、核からはオリーブ核油が得られる。
オリーブ油は植物の中でも最も消化・吸収がよく、豊富な脂溶性ビタミン類、さらに細胞に酸素を送る働きをしているカリウム、マグネシウムなどのミネラル類など栄養的価値の高い成分が含まれている。しかも、酵素は自然のタンニンとうまく調和しているので、栄養性分が吸収されやすく、健康素材として効果的である。
なかでも、果肉だけ収集したものを弱く冷圧して採取したものは、バージンオイルと呼ばれ、新鮮味、栄養ともに最高である。
その成分分析をみると、酸化度が0.17と低く、鹸化価190、ヨウ素価83.5といずも高い。脂肪分の組成は不飽和脂肪酸を豊富に含み、オレイン酸79.4%、パルミチン酸9.2%、リノール酸8.1%、ステアリン酸2.6%、リノレン酸0.6%などとなっている。そのほか微量成分ではプロビタミンA、ビタミンD・E、また珍しい成分として細胞の若返りに有効なスクアレンなどがある。
バージンオイルは、オリーブの生きた栄養が全く破壊されていないのが特徴である。そのため、栄養が豊富に含まれているほか、消化・吸収がよく、さっぱりした食後感で、食べても胸焼けや胃のもたれなどの心配がない。
オリーブは欧米で古くから薬用として使われており、また健康食品としても高く評価されている。欧米でのデータを紹介すると、①コレステロールを減らす、②オリーブ油を常食している民族では中年層に心臓及び動脈系統の病気が非常に少ない、③X線や放射線から守る(ネズミにX線、放射線をかけ続けた実験で、オリーブを与えたネズミには障害が起こらなかった)、④便秘の予防(慢性便秘などの人は大さじ1~3杯のオリーブ油を飲むとよい。副作用がなく、オリーブ油が腸壁を滑らかにして腸の運動を高める)、⑤胃酸過多や胃潰瘍にも有効(胃を守り、胃の運動や胃液の分泌を規則正しくする)、などが報告されている。
このほか、髪の毛や皮膚の美容と健康、日焼けの予防、歯ぐきの健康、爪やまつ毛の健康などにも効果がある。
オリーブ油の商品一覧
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水曜日, 2月 01, 2006
火曜日, 1月 31, 2006
山芋(ヤマイモ)について
○山芋(ヤマイモ)
山芋はヤマノイモ科の蔓性植物で、通常は自然薯(ジネンジョ)、大薯(ダイショ)、ヤマノイモの3種類を含む総称である。
自然薯は日本原産で、食用とする担根体(茎と根の付け根が肥大したもの)を地中深く直下させる。大薯は熱帯、亜熱帯に自生する種類でバラエティーに富むが、日本では沖縄や南九州に多い。担根体は扇形、棒状、塊状、紡錘形など様々である。
ヤマノイモは中国原産で、日本でも古くから栽培され、寒さにも強く東北、北海道でも栽培されている。品種により長芋(ナガイモ)、銀杏芋(イチョウイモ)、大和芋(ヤマトイモ)に分けられる。市場に出回るのはこの3種がほとんどである。
粘性やデンプンの量は銀杏芋、大和芋が勝り、細長い棒状の長芋は水っぽく、内容物がやや薄い。含有されているデンプンは、加熱しなくても消化しやすいアルファ・デンプンである。また、いずれの品種も糖質、タンパク質に富み、デンプン分解酵素のジアスターゼは大根の3倍、他に尿素分解酵素やサポニン、粘液質のムチン(タンパク質の吸収に有効)も含まれ、滋養強壮、強精、老化防止などの効果があるとされる。
山芋(ヤマイモ)の商品一覧
山芋はヤマノイモ科の蔓性植物で、通常は自然薯(ジネンジョ)、大薯(ダイショ)、ヤマノイモの3種類を含む総称である。
自然薯は日本原産で、食用とする担根体(茎と根の付け根が肥大したもの)を地中深く直下させる。大薯は熱帯、亜熱帯に自生する種類でバラエティーに富むが、日本では沖縄や南九州に多い。担根体は扇形、棒状、塊状、紡錘形など様々である。
ヤマノイモは中国原産で、日本でも古くから栽培され、寒さにも強く東北、北海道でも栽培されている。品種により長芋(ナガイモ)、銀杏芋(イチョウイモ)、大和芋(ヤマトイモ)に分けられる。市場に出回るのはこの3種がほとんどである。
粘性やデンプンの量は銀杏芋、大和芋が勝り、細長い棒状の長芋は水っぽく、内容物がやや薄い。含有されているデンプンは、加熱しなくても消化しやすいアルファ・デンプンである。また、いずれの品種も糖質、タンパク質に富み、デンプン分解酵素のジアスターゼは大根の3倍、他に尿素分解酵素やサポニン、粘液質のムチン(タンパク質の吸収に有効)も含まれ、滋養強壮、強精、老化防止などの効果があるとされる。
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月曜日, 1月 30, 2006
ハトムギ茶について
○ハトムギ茶
ハトムギ茶はアマチャヅル茶と並んで普及がめざましく、健康茶として東西の横綱級にまでのし上がったが、その出世の早さでも両者はよく似て入る。1980年代の半ばにハトムギのブームがあったが、それがそのままハトムギ茶の人気に結びついた。
ハトムギにはゲルマニウム(有機ゲルマニウム)を多く含有しており、そのため体内で有害重金属類を排除する作用があるとされている。また、肝硬変や悪性腫瘍にも効果があることが明らかになってきている。日本癌学会総会(1984年)で、沼田光弘(国立予防衛生研究所)らが、ハトムギの中にガン細胞の増殖を抑える物質があると発表し、この物質が直ちにゲルマニウムであることはできないにしても、ハトムギの抗ガン作用は愛飲家には福音であろう。
現在、市販されているハトムギ茶は、ティーパック、缶入りなどがあるが、いずれも健康茶として健胃・食欲増進、腎機能増進、利尿、腎結石や膀胱結石などの予防、筋肉痛・リューマチ・神経痛などの鎮痛、あるいは美肌、美容、痩身などへの効果が期待される。
ハトムギ茶のもう一つの特徴は、その香りのよさである。この香ばしい香りは、大人はもちろん子供の口にも抵抗なく、家族揃って飲めるというメリットがある。こういうところにハトムギ茶の大衆性があり、単に健康茶というだけでない支持が得られた理由があるといえよう。
この香りのよさを活かして、他の薬草をブレンドする健康茶もいろいろと考えられている。特にアマチャヅルとのブレンドはヒット商品となった。アマチャヅルのほのかな甘みに加えて、ハトムギの香りのよさがよくミックスし、アマチャヅルの生理効果が相乗されるところに人気の鍵があったものといわれる。アマチャヅルに限らず、いろいろな薬草や飲み物と取り合わせて、香りや味の変化を楽しみことができる。それぞれの家庭でわが家のハトムギ茶を作ってみたらどうであろう。
ハトムギ茶の商品一覧
ハトムギ茶はアマチャヅル茶と並んで普及がめざましく、健康茶として東西の横綱級にまでのし上がったが、その出世の早さでも両者はよく似て入る。1980年代の半ばにハトムギのブームがあったが、それがそのままハトムギ茶の人気に結びついた。
ハトムギにはゲルマニウム(有機ゲルマニウム)を多く含有しており、そのため体内で有害重金属類を排除する作用があるとされている。また、肝硬変や悪性腫瘍にも効果があることが明らかになってきている。日本癌学会総会(1984年)で、沼田光弘(国立予防衛生研究所)らが、ハトムギの中にガン細胞の増殖を抑える物質があると発表し、この物質が直ちにゲルマニウムであることはできないにしても、ハトムギの抗ガン作用は愛飲家には福音であろう。
現在、市販されているハトムギ茶は、ティーパック、缶入りなどがあるが、いずれも健康茶として健胃・食欲増進、腎機能増進、利尿、腎結石や膀胱結石などの予防、筋肉痛・リューマチ・神経痛などの鎮痛、あるいは美肌、美容、痩身などへの効果が期待される。
ハトムギ茶のもう一つの特徴は、その香りのよさである。この香ばしい香りは、大人はもちろん子供の口にも抵抗なく、家族揃って飲めるというメリットがある。こういうところにハトムギ茶の大衆性があり、単に健康茶というだけでない支持が得られた理由があるといえよう。
この香りのよさを活かして、他の薬草をブレンドする健康茶もいろいろと考えられている。特にアマチャヅルとのブレンドはヒット商品となった。アマチャヅルのほのかな甘みに加えて、ハトムギの香りのよさがよくミックスし、アマチャヅルの生理効果が相乗されるところに人気の鍵があったものといわれる。アマチャヅルに限らず、いろいろな薬草や飲み物と取り合わせて、香りや味の変化を楽しみことができる。それぞれの家庭でわが家のハトムギ茶を作ってみたらどうであろう。
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日曜日, 1月 29, 2006
ハトムギについて
○ハトムギ
ハトムギ(鳩麦)はイネ科の一年生植物で、中国南部から東南アジアの地域が原産地といわれる。薬用としての歴史は古く、神農本草経にも、「久しく服すれば、補虚、益気、軽身などの効果がある」と効能が記されている。
ハトムギの漢方名は?苡仁といい、その成分は米や麦よりもカロリーが高く、タンパク質、ビタミンB1、カルシウム、鉄分などを豊富に含み、なかでもタンパク質は良質のアミノ酸で形成され、他の穀類に比べて新陳代謝作用が大きいといわれている。そのほか、抗腫瘍作用を持つ物質の存在も明らかになっており、特殊な微量成分が含まれていることもあって再認識されるようになった。ハトムギの薬効は多く研究者によって明らかにされているが、漢方医の大塚敬節、塩谷伸らの経験などを織り交ぜてその薬効を示すと、次のようになる。
①食欲不振や胃のもたれに効果がある。なんとなく食欲がない、食べたあと胃が重いという人で、医薬品ではあまり効果を示さなかった人がよくなったという例が多い。②利尿作用があるので、むくみ、脚気、腎臓、膀胱結石などにめざましい効果を見せる。③筋肉痛、リウマチ、神経痛に効く。?苡仁を煎じて飲むか、粥にして食べてもよい。④荒れ肌やサメ肌、また吹き出物の出やすい体質、あかぎれなどの改善・治療に有効である。⑤イボ取り効果。特に青年性イボによく効き、老人性の固いイボにも有効。⑥制ガン作用。抗腫瘍物質としてコイクセノリドが発見され、これを利用し、?苡仁にフジノコブ、ヒシの実を配合した生薬が注目されている。
ハムムギは一般にハトムギ茶として利用されることが多いが、殻つきの全粒ハトムギを遠赤外線焙煎して粉末にした製品や、ハトムギを粉砕し液化工程を経て糖化したハトムギ糖などの健康食品がある。また、ハトムギの胚芽から採取したハトムギ胚芽油も健康食品として知られている。
ハトムギの商品一覧
ハトムギ(鳩麦)はイネ科の一年生植物で、中国南部から東南アジアの地域が原産地といわれる。薬用としての歴史は古く、神農本草経にも、「久しく服すれば、補虚、益気、軽身などの効果がある」と効能が記されている。
ハトムギの漢方名は?苡仁といい、その成分は米や麦よりもカロリーが高く、タンパク質、ビタミンB1、カルシウム、鉄分などを豊富に含み、なかでもタンパク質は良質のアミノ酸で形成され、他の穀類に比べて新陳代謝作用が大きいといわれている。そのほか、抗腫瘍作用を持つ物質の存在も明らかになっており、特殊な微量成分が含まれていることもあって再認識されるようになった。ハトムギの薬効は多く研究者によって明らかにされているが、漢方医の大塚敬節、塩谷伸らの経験などを織り交ぜてその薬効を示すと、次のようになる。
①食欲不振や胃のもたれに効果がある。なんとなく食欲がない、食べたあと胃が重いという人で、医薬品ではあまり効果を示さなかった人がよくなったという例が多い。②利尿作用があるので、むくみ、脚気、腎臓、膀胱結石などにめざましい効果を見せる。③筋肉痛、リウマチ、神経痛に効く。?苡仁を煎じて飲むか、粥にして食べてもよい。④荒れ肌やサメ肌、また吹き出物の出やすい体質、あかぎれなどの改善・治療に有効である。⑤イボ取り効果。特に青年性イボによく効き、老人性の固いイボにも有効。⑥制ガン作用。抗腫瘍物質としてコイクセノリドが発見され、これを利用し、?苡仁にフジノコブ、ヒシの実を配合した生薬が注目されている。
ハムムギは一般にハトムギ茶として利用されることが多いが、殻つきの全粒ハトムギを遠赤外線焙煎して粉末にした製品や、ハトムギを粉砕し液化工程を経て糖化したハトムギ糖などの健康食品がある。また、ハトムギの胚芽から採取したハトムギ胚芽油も健康食品として知られている。
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土曜日, 1月 28, 2006
ショウガ(生姜)について
○ショウガ(生姜)
ショウガ科の多年生草木で、インド原産とされているが、野生種は発見されていない。高温多湿を好み、日本では7月9月頃にかけてよく生育する。食用とする塊茎部分は多肉で黄色、繊維質で芳香と辛味がある。ヨーロッパではすでに1世紀頃から薬用として知られており、中国でもショウガの塊茎を生姜と名づけて古くから生薬として用いてきた。
ショウガは精油を含み、独特の芳香がある。主成分はジンギベロールで、油性のショウガオールなどを含む。デンマークのオーデンセ大学地域保健研究所のスリバスターバは、試験管及びラットの大動脈で、ショウガが強力な抗凝血作用を示したことを発表している。これは血餅を防ぐことで知られているニンニクやタマネギよりも強い作用を示したという。血餅形成の最初の段階で、血小板の凝集を促進させるホルモン用の物質トロンボクセインが血液細胞で合成されるのを、ショウガは効率よく抑制するというのである。これについてコーネル大学の研究者たちは、ショウガに含まれる抗凝血物質はジンギベロールだと考えているが、これは強力な抗血餅化合物であるアスピリンと、驚くほどよく似た化学構造をしているともいう。
ショウガを乾燥したものを漢方では、乾姜と呼び、主な効能としては、嘔吐を止め、痰を去り、気を下し、水腫を取るほか、発汗、解熱、解毒、健胃作用など多様である。他の生薬と配合して芳香性健胃剤、食欲増進、新陳代謝機能促進、鎮吐のほか、鼻づまり、悪寒、発熱に用いられる。消炎鎮痛作用もあり、ショウガ汁と里芋を潰したものと小麦粉を混ぜ、関節炎、肋間神経痛などに外用する。また、肉や魚の解毒作用があるといわれている。ほかに、乗り物酔いを予防する(小さじ約1/2の粉末ショウガを飲む)、血液の粘度を下げる、などの薬効があるとされる。
ショウガ(生姜)の商品一覧
ショウガ科の多年生草木で、インド原産とされているが、野生種は発見されていない。高温多湿を好み、日本では7月9月頃にかけてよく生育する。食用とする塊茎部分は多肉で黄色、繊維質で芳香と辛味がある。ヨーロッパではすでに1世紀頃から薬用として知られており、中国でもショウガの塊茎を生姜と名づけて古くから生薬として用いてきた。
ショウガは精油を含み、独特の芳香がある。主成分はジンギベロールで、油性のショウガオールなどを含む。デンマークのオーデンセ大学地域保健研究所のスリバスターバは、試験管及びラットの大動脈で、ショウガが強力な抗凝血作用を示したことを発表している。これは血餅を防ぐことで知られているニンニクやタマネギよりも強い作用を示したという。血餅形成の最初の段階で、血小板の凝集を促進させるホルモン用の物質トロンボクセインが血液細胞で合成されるのを、ショウガは効率よく抑制するというのである。これについてコーネル大学の研究者たちは、ショウガに含まれる抗凝血物質はジンギベロールだと考えているが、これは強力な抗血餅化合物であるアスピリンと、驚くほどよく似た化学構造をしているともいう。
ショウガを乾燥したものを漢方では、乾姜と呼び、主な効能としては、嘔吐を止め、痰を去り、気を下し、水腫を取るほか、発汗、解熱、解毒、健胃作用など多様である。他の生薬と配合して芳香性健胃剤、食欲増進、新陳代謝機能促進、鎮吐のほか、鼻づまり、悪寒、発熱に用いられる。消炎鎮痛作用もあり、ショウガ汁と里芋を潰したものと小麦粉を混ぜ、関節炎、肋間神経痛などに外用する。また、肉や魚の解毒作用があるといわれている。ほかに、乗り物酔いを予防する(小さじ約1/2の粉末ショウガを飲む)、血液の粘度を下げる、などの薬効があるとされる。
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金曜日, 1月 27, 2006
根昆布について
○根昆布
根昆布とは、昆布の根元寄りの固い部分を指す呼び方で、昆布の種類ではない。従来は商品価値が低いために廃棄されていたのであるが、カルシウム、ヨードなどのほか、ぬめりの成分である食物繊維のアルギン酸など特筆すべき機能成分の宝庫であることがわかり、積極的な活用が求められるようになった。
根昆布は、昆布の葉の分部に比べて栄養素が寄り豊富に含まれており、現代人の食生活を補うのに有益だが、硬い上に付着物もあって食用しにくい面がある。そのため、根昆布そのものの乾燥品の他に、健康食品として加工・成形し、エキスを粒状化にしたり、さらには梅を含有したもの、醤油などの調味料を配合した製品などもある。
効用としては、昔から高血圧を予防するとされていたが、それはアルギン酸とラミニンが腸内からのナトリウム摂取を抑えるからだという。島根医科大学の発表によると、脳卒中を起こしやすいネズミに昆布粉を餌として与えたところ、全く脳卒中を起こさなかったという報告がある。アルギン酸には、腸内のコレステロールを包み込んで吸収を阻害する作用と、消化液の胆汁酸が再吸収されるのを防ぐ作用(胆汁酸はコレステロールが原料なので、再吸収されなければ血中コレステロールが消費される)によって、結果的にコレステロールの低下を実現する。また、昆布のヨードは体内で沃素酸に変わり、血管を収縮させるアドレナリンというホルモンの働きを抑えるので血管が拡張し、その結果、血圧を下げるのに役立つともいわれている。便秘に関しては、昆布特有のぬるぬる物質(アルギン酸)が食物繊維として作用し、腸の働きを活発化させ、改善することが確認されている。
根昆布の商品一覧
根昆布とは、昆布の根元寄りの固い部分を指す呼び方で、昆布の種類ではない。従来は商品価値が低いために廃棄されていたのであるが、カルシウム、ヨードなどのほか、ぬめりの成分である食物繊維のアルギン酸など特筆すべき機能成分の宝庫であることがわかり、積極的な活用が求められるようになった。
根昆布は、昆布の葉の分部に比べて栄養素が寄り豊富に含まれており、現代人の食生活を補うのに有益だが、硬い上に付着物もあって食用しにくい面がある。そのため、根昆布そのものの乾燥品の他に、健康食品として加工・成形し、エキスを粒状化にしたり、さらには梅を含有したもの、醤油などの調味料を配合した製品などもある。
効用としては、昔から高血圧を予防するとされていたが、それはアルギン酸とラミニンが腸内からのナトリウム摂取を抑えるからだという。島根医科大学の発表によると、脳卒中を起こしやすいネズミに昆布粉を餌として与えたところ、全く脳卒中を起こさなかったという報告がある。アルギン酸には、腸内のコレステロールを包み込んで吸収を阻害する作用と、消化液の胆汁酸が再吸収されるのを防ぐ作用(胆汁酸はコレステロールが原料なので、再吸収されなければ血中コレステロールが消費される)によって、結果的にコレステロールの低下を実現する。また、昆布のヨードは体内で沃素酸に変わり、血管を収縮させるアドレナリンというホルモンの働きを抑えるので血管が拡張し、その結果、血圧を下げるのに役立つともいわれている。便秘に関しては、昆布特有のぬるぬる物質(アルギン酸)が食物繊維として作用し、腸の働きを活発化させ、改善することが確認されている。
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水曜日, 1月 25, 2006
りんご酢(バーモントリンゴ酢)について
○りんご酢(バーモントリンゴ酢)
リンゴ酢が健康食品として、広く知られるようになったのは、アメリカからバーモント療法が紹介されてからである。カナダとの国境に近いバーモント州には古くから伝えられた民間療法があり、そのせいか、アメリカで最も長寿者の多い地方になっている。この事実に着目した医師のジャービスが、リンゴ、はちみつ、海草の3つの食品を柱にした自然食療法(バーモント療法)を提唱した。
このバーモント療法の中で、特にジャービスが注目したのがリンゴ酢である。リンゴ酢には豊富なカリウムが含まれており、カリウムの不足は発育不良、慢性疲労、高血圧、心臓障害などを引き起こすことがわかっているので、リンゴ酢を常用すればこれらの疾患を防ぎ、健康を増進できると考えたのである。
原料のリンゴの含有成分をみると、水分86%、糖分が13%、それに脂肪、タンパク質、ミネラルなどだが、ミネラルでもカリウムが特に豊富で、110ml(100g中)も含有されている。これらの成分は、リンゴ酢になっても糖分が酢に変わるだけで、カリウムの量はほとんど変わらない。つまり、リンゴの有効成分を損なわず、さらに酢酸の働きが加わるのである。
現在、日本で市販されているリンゴ酢には、100%リンゴ果汁を自然に発酵させて造ったものと、アルコールを加えて発酵させたリンゴなどがあるが、100%リンゴ酢にはカリウムなどが多く含まれており、それだけ有効性も高い。カリウムは、カルシウムやマグネシウムと一緒に働いて血液をアルカリ性に保ち、血液の新陳代謝を盛んにする。また、ナトリウムと一緒になることで余分な塩分を排泄するので、疲労防止や高血圧予防に役立つ。
ちなみにバーモント地方で行われているリンゴ酢療法の効果には、以下の6点が認められている。
①つわりには、グラス1杯の水に、リンゴ酢を茶さじ1杯加えて飲むと治まる。②慢性頭痛には、リンゴ酢と水を同量、容器に入れ、ストーブなどの上に置き、ゆっくり温める。湯気が昇り始めたら、顔を湯気に当てる。③咳止めには、グラスにリンゴ酢を茶さじ1杯、グリセリン酸カルシウム(薬局にある)を大さじ2杯、それにはちみつをグラス8分目くらいまで加え、よく混ぜる。これを咳のたびに舐めるといい。④めまいには、リンゴ酢とはちみつを茶さじ2杯ずつ混ぜ、水で割って飲むとよい。⑤リンゴ酢とはちみつを各大さじ1杯ずつをコップに入れ、水で薄めて、風邪をひいて喉が痛いときにうがいをするか、飲むとよい。⑥石けんで洗顔したあと、洗面器に半分の水を入れ、これらリンゴ酢とはちみつを各大さじ1杯ずつ入れて、よくかき混ぜる。これでもう一度洗顔すると、肌がすべすべして、化粧のりがよくなる。
りんご酢(バーモントリンゴ酢)の商品一覧
リンゴ酢が健康食品として、広く知られるようになったのは、アメリカからバーモント療法が紹介されてからである。カナダとの国境に近いバーモント州には古くから伝えられた民間療法があり、そのせいか、アメリカで最も長寿者の多い地方になっている。この事実に着目した医師のジャービスが、リンゴ、はちみつ、海草の3つの食品を柱にした自然食療法(バーモント療法)を提唱した。
このバーモント療法の中で、特にジャービスが注目したのがリンゴ酢である。リンゴ酢には豊富なカリウムが含まれており、カリウムの不足は発育不良、慢性疲労、高血圧、心臓障害などを引き起こすことがわかっているので、リンゴ酢を常用すればこれらの疾患を防ぎ、健康を増進できると考えたのである。
原料のリンゴの含有成分をみると、水分86%、糖分が13%、それに脂肪、タンパク質、ミネラルなどだが、ミネラルでもカリウムが特に豊富で、110ml(100g中)も含有されている。これらの成分は、リンゴ酢になっても糖分が酢に変わるだけで、カリウムの量はほとんど変わらない。つまり、リンゴの有効成分を損なわず、さらに酢酸の働きが加わるのである。
現在、日本で市販されているリンゴ酢には、100%リンゴ果汁を自然に発酵させて造ったものと、アルコールを加えて発酵させたリンゴなどがあるが、100%リンゴ酢にはカリウムなどが多く含まれており、それだけ有効性も高い。カリウムは、カルシウムやマグネシウムと一緒に働いて血液をアルカリ性に保ち、血液の新陳代謝を盛んにする。また、ナトリウムと一緒になることで余分な塩分を排泄するので、疲労防止や高血圧予防に役立つ。
ちなみにバーモント地方で行われているリンゴ酢療法の効果には、以下の6点が認められている。
①つわりには、グラス1杯の水に、リンゴ酢を茶さじ1杯加えて飲むと治まる。②慢性頭痛には、リンゴ酢と水を同量、容器に入れ、ストーブなどの上に置き、ゆっくり温める。湯気が昇り始めたら、顔を湯気に当てる。③咳止めには、グラスにリンゴ酢を茶さじ1杯、グリセリン酸カルシウム(薬局にある)を大さじ2杯、それにはちみつをグラス8分目くらいまで加え、よく混ぜる。これを咳のたびに舐めるといい。④めまいには、リンゴ酢とはちみつを茶さじ2杯ずつ混ぜ、水で割って飲むとよい。⑤リンゴ酢とはちみつを各大さじ1杯ずつをコップに入れ、水で薄めて、風邪をひいて喉が痛いときにうがいをするか、飲むとよい。⑥石けんで洗顔したあと、洗面器に半分の水を入れ、これらリンゴ酢とはちみつを各大さじ1杯ずつ入れて、よくかき混ぜる。これでもう一度洗顔すると、肌がすべすべして、化粧のりがよくなる。
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火曜日, 1月 24, 2006
杜仲茶について
○杜仲茶
神農本草経に上薬として収載されている杜仲は、中国西南部原産トチュウ科の落葉高木トチュウの樹皮である。古くから不老長寿の高貴薬として珍重され、現代中国の医薬処方(中薬)にも用いられているが、樹皮とは別にの葉の部分にも薬効が期待され、健康素材として利用されてきた。
中国や韓国では古くから杜仲の若葉を干して煎じたものが、保健用のお茶として民間で飲まれてきた。わが国では20数年前に長野で栽培がはじめられた経緯があるが、やや間を置いて、杜仲の葉の成分が痩身効果のほか、皮膚細胞の結合組織であるコラーゲンの新陳代謝を促進する(若返り・美容にも効果)とする高橋周七(日大薬学部)の研究発表を気に、葉を用いたお茶タイプの製品が評判を得た。入手しやすさ、手軽で味もなじみやすく、副作用の心配がないことが強調された点も、杜仲茶が広く歓迎された要素であろう。
減肥効果を調べた高橋のラットを用いた実験では、高脂肪・高コレステロール食餌育のラットを2群に分け、片方のグループにだけには杜仲茶抽出エキスを与えて35日間飼育した結果、杜仲茶を与えなかった組に比べて杜仲茶グループは、腹腔脂肪がやく35%、血清の総コレステロール値が20%、中性脂肪が約70%(肝臓組織内の中性脂肪は約50%)それぞれ少ないという結果が得られた。これは、数回繰り返し実験しても同様の結果であったと報告されている。
有効成分としては、リグナリン化合物のピノレジノールジグリコシド、イリノイド化合物のゲニポシド酸などの配糖体が顕著な作用を持つと考えられており、これらには血圧調整作用が記憶力の減退を予防し、性行動を旺盛にする働きがあることなども、東京大学薬学部の研究グループらによる動物実験などで解明されている。
また、1994年には佐々木有(国立八戸工業高専)らによって、7人の女性被験者に杜仲茶を飲ませた結果、発ガンのイニシエーション抑制作用(細胞の突然変異抑制作用)が確認された。これは、杜仲茶飲用、非飲用の2グループに対し、同じ加熱蛋白食を与える前後の尿から得た試料を細菌に作用させて変異原性を調べたもので、杜仲茶飲用がガンの1次予防に有効性を示す実験として注目された。
杜仲茶の商品一覧
神農本草経に上薬として収載されている杜仲は、中国西南部原産トチュウ科の落葉高木トチュウの樹皮である。古くから不老長寿の高貴薬として珍重され、現代中国の医薬処方(中薬)にも用いられているが、樹皮とは別にの葉の部分にも薬効が期待され、健康素材として利用されてきた。
中国や韓国では古くから杜仲の若葉を干して煎じたものが、保健用のお茶として民間で飲まれてきた。わが国では20数年前に長野で栽培がはじめられた経緯があるが、やや間を置いて、杜仲の葉の成分が痩身効果のほか、皮膚細胞の結合組織であるコラーゲンの新陳代謝を促進する(若返り・美容にも効果)とする高橋周七(日大薬学部)の研究発表を気に、葉を用いたお茶タイプの製品が評判を得た。入手しやすさ、手軽で味もなじみやすく、副作用の心配がないことが強調された点も、杜仲茶が広く歓迎された要素であろう。
減肥効果を調べた高橋のラットを用いた実験では、高脂肪・高コレステロール食餌育のラットを2群に分け、片方のグループにだけには杜仲茶抽出エキスを与えて35日間飼育した結果、杜仲茶を与えなかった組に比べて杜仲茶グループは、腹腔脂肪がやく35%、血清の総コレステロール値が20%、中性脂肪が約70%(肝臓組織内の中性脂肪は約50%)それぞれ少ないという結果が得られた。これは、数回繰り返し実験しても同様の結果であったと報告されている。
有効成分としては、リグナリン化合物のピノレジノールジグリコシド、イリノイド化合物のゲニポシド酸などの配糖体が顕著な作用を持つと考えられており、これらには血圧調整作用が記憶力の減退を予防し、性行動を旺盛にする働きがあることなども、東京大学薬学部の研究グループらによる動物実験などで解明されている。
また、1994年には佐々木有(国立八戸工業高専)らによって、7人の女性被験者に杜仲茶を飲ませた結果、発ガンのイニシエーション抑制作用(細胞の突然変異抑制作用)が確認された。これは、杜仲茶飲用、非飲用の2グループに対し、同じ加熱蛋白食を与える前後の尿から得た試料を細菌に作用させて変異原性を調べたもので、杜仲茶飲用がガンの1次予防に有効性を示す実験として注目された。
杜仲茶の商品一覧
月曜日, 1月 23, 2006
柿の葉茶について
○柿の葉茶
柿は奈良時代に中国から渡来したもので、古くは柿の葉、柿シブ、ヘタ、花などがそれぞれ民間薬として珍重されたため、一部には「柿の実が赤くなれば、医者は青くなる」という言い伝えもあったほど。この柿の葉が健康食品の一つとして注目されるようになったのは、生葉100g中1000mgものビタミンCの含有量がわかってからである。この量は、パセリの5倍、レモンの20倍、ホウレン草の10倍というように、他の野菜とは比べ物にならない量である。
ビタミンCは、壊血病の予防、治療に効くほか、体細胞をつなぎ合わせる大事な働きを持つコラーゲン(細胞間物質)の体内合成に不可欠である。コラーゲンが不足すると、血管をはじめ体中の細胞や組織がもろくなり、脳内出血の一因にもなる。歯茎の出血や皮下出血(内出血)はコラーゲン不足の初期症状である。
ビタミンCは熱に弱く、生のままでないと摂取しにくい栄養素であるが、柿の葉にはビタミンCになる一歩手前のプロビタミンCの形で含まれており、そのために熱に強く、柿の葉茶として加熱して飲んでもほとんど壊れないので効果的である。土本重(広島土本病院)は、薬剤のビタミンCを使用しても歯ぐきの出血が止まらなかった入院患者に、1日当たり80gの柿の葉茶を1.8Lの熱湯で浸出させ、これを3日間連続投与したところ、ぴたりと止血したと報告している。
柿の葉にはビタミンC以外にフラボノイドのケルセチン誘導体が存在し、これらの成分に血圧上昇物質アンジオテンシンⅡの生成を抑える作用(アンジオテンシンⅡ変換酵素阻害作用)が認められている。これは、古くから柿の葉茶が高血圧に良いとされてきた伝承が実験的に裏付けられたものであり、今後の臨床的効果に期待がもたれるところである。
柿の葉茶の商品一覧
柿は奈良時代に中国から渡来したもので、古くは柿の葉、柿シブ、ヘタ、花などがそれぞれ民間薬として珍重されたため、一部には「柿の実が赤くなれば、医者は青くなる」という言い伝えもあったほど。この柿の葉が健康食品の一つとして注目されるようになったのは、生葉100g中1000mgものビタミンCの含有量がわかってからである。この量は、パセリの5倍、レモンの20倍、ホウレン草の10倍というように、他の野菜とは比べ物にならない量である。
ビタミンCは、壊血病の予防、治療に効くほか、体細胞をつなぎ合わせる大事な働きを持つコラーゲン(細胞間物質)の体内合成に不可欠である。コラーゲンが不足すると、血管をはじめ体中の細胞や組織がもろくなり、脳内出血の一因にもなる。歯茎の出血や皮下出血(内出血)はコラーゲン不足の初期症状である。
ビタミンCは熱に弱く、生のままでないと摂取しにくい栄養素であるが、柿の葉にはビタミンCになる一歩手前のプロビタミンCの形で含まれており、そのために熱に強く、柿の葉茶として加熱して飲んでもほとんど壊れないので効果的である。土本重(広島土本病院)は、薬剤のビタミンCを使用しても歯ぐきの出血が止まらなかった入院患者に、1日当たり80gの柿の葉茶を1.8Lの熱湯で浸出させ、これを3日間連続投与したところ、ぴたりと止血したと報告している。
柿の葉にはビタミンC以外にフラボノイドのケルセチン誘導体が存在し、これらの成分に血圧上昇物質アンジオテンシンⅡの生成を抑える作用(アンジオテンシンⅡ変換酵素阻害作用)が認められている。これは、古くから柿の葉茶が高血圧に良いとされてきた伝承が実験的に裏付けられたものであり、今後の臨床的効果に期待がもたれるところである。
柿の葉茶の商品一覧
日曜日, 1月 22, 2006
メロン・グリアディン複合エキス(オキシカイン)
○メロン・グリアディン複合エキス(オキシカイン)
メロンは、抗酸化酵素のSODを豊富に含む果実の一つだが、中でも南フランス・アヴィニョン地方で、栽培されているヴォークルシアン種は、普通のメロンと比べて抗酸化力が格段に強いことが知られている。収穫したメロンは、普通は4日目で形が崩れてくるが、同種のメロンは1週間以上放置しても形が崩れず、みずみずしさを保っている。この抗酸化力に着目して特別に品種改良したメロンから抽出したSOD成分を、小麦抽出物のグリディアン(小麦タンパク)でコーティングしたものがメロン・グリアディン複合エキスである。グリディアンでコーティングすることによってカタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼを誘導・産生する働きがある。
この複合エキスはフランスで開発され、オキシカイン(素材品名)として各国へ輸出されている。臨床試験や作用気序については仏ルイ・パスツール研究所、フランス原子力庁、英ロンドン大学、米UCLAが協力して実施しており、①老化、②肝機能障害(肝硬変、C型肝炎)、③脳機能障害、④血液・循環器障害、⑤免疫不全、⑥、皮膚炎症、などの予防・改善に効果のあることが認められている。フランスの放射線治療の専門家フランソワ・バイエは、この複合エキスを使った動物実験で、放射線の副作用による皮膚の繊維化、唾液の分泌困難などが緩和されたことを報告している。
メロン・グリアディン複合エキス(オキシカイン)の商品一覧
メロンは、抗酸化酵素のSODを豊富に含む果実の一つだが、中でも南フランス・アヴィニョン地方で、栽培されているヴォークルシアン種は、普通のメロンと比べて抗酸化力が格段に強いことが知られている。収穫したメロンは、普通は4日目で形が崩れてくるが、同種のメロンは1週間以上放置しても形が崩れず、みずみずしさを保っている。この抗酸化力に着目して特別に品種改良したメロンから抽出したSOD成分を、小麦抽出物のグリディアン(小麦タンパク)でコーティングしたものがメロン・グリアディン複合エキスである。グリディアンでコーティングすることによってカタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼを誘導・産生する働きがある。
この複合エキスはフランスで開発され、オキシカイン(素材品名)として各国へ輸出されている。臨床試験や作用気序については仏ルイ・パスツール研究所、フランス原子力庁、英ロンドン大学、米UCLAが協力して実施しており、①老化、②肝機能障害(肝硬変、C型肝炎)、③脳機能障害、④血液・循環器障害、⑤免疫不全、⑥、皮膚炎症、などの予防・改善に効果のあることが認められている。フランスの放射線治療の専門家フランソワ・バイエは、この複合エキスを使った動物実験で、放射線の副作用による皮膚の繊維化、唾液の分泌困難などが緩和されたことを報告している。
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土曜日, 1月 21, 2006
八つ目うなぎについて
○八つ目うなぎ
八つ目うなぎは海峡で、目は2つしかないが、目の後ろにエラ穴が7個並んでいて一見すると8つもあるように見えるのでこの名がついたようだが、うなぎ(うなぎ科)とは違ってヤツメウナギ科に属する。夏バテを防ぐスタミナ食として良く知られているうなぎ以上に、八つ目うなぎは強力なスタミナ食、また夜盲症などに効く食品として古来珍重されており、食用というより薬用としての評価が高い。
その栄養的特徴は、生のものでも100g中のビタミンAが8200ugと、まさにうなぎの3.5倍も含まれている。さらにタンパク質も15.8g、脂肪21.8gと良質のものが豊富である。そのほか、鉄2mg、ナイアシン3mg、皮の部分にはビタミンB1が多く含有されている。
こうした栄養素の中で、特に有効性が認められているのがビタミンAである。Aの効用として、最初に知られているのが夜盲症の治療効果であるが、Aは夜盲症に限らず、目の網膜や粘膜が乾燥するのを防ぐ働きがあり、うるおいのある生き生きとした目を保つ効果がある。
近年の研究では、ビタミンAがガンの治療予防に非常に効果を発揮するものとして報告され、注目を集めている。その効用として、動物実験では発ガンまでのガン細胞の成長期間(プロモーション期)を長引かせる抑制効果が認められている。また、国立がんセンターが行った疫学的な研究報告によると、ビタミンAを多く摂っている地方の人には子宮ガンが少ないという調査報告が出ている。たとえば、Aを1日1800~2000IUも摂っている東北・北陸・関東では子宮ガン患者は少なく、1日1200IUの九州・四国地方には患者が多かった。
ビタミンAは、ガン予防の他にも、上皮細胞(体の表面や内腔にある皮膚や粘膜など)を形成する栄養成分であるとともに、体の各機能を調整して抵抗力をつけるという重要な作用もある。つまり、ガン予防を含めて、皮膚や粘膜の健康のためにビタミンAは皮膚や粘膜の健康のためにビタミンAは必要な栄養である。
ビタミンAの所要量は、成人1日当たり男性が600ug、女性が540ugなので、干した八つ目うなぎであれば1日に10gを食べれば、十分に満たせることになる。最近の野菜はビタミン類の含有量が減少しているので、八つ目うなぎは実に貴重な栄養源である。スタミナ増強だけでなく、日常の健康増進に役立つ健康食品として、ぜひ常用したいものの一つである。
八つ目うなぎの商品一覧
八つ目うなぎは海峡で、目は2つしかないが、目の後ろにエラ穴が7個並んでいて一見すると8つもあるように見えるのでこの名がついたようだが、うなぎ(うなぎ科)とは違ってヤツメウナギ科に属する。夏バテを防ぐスタミナ食として良く知られているうなぎ以上に、八つ目うなぎは強力なスタミナ食、また夜盲症などに効く食品として古来珍重されており、食用というより薬用としての評価が高い。
その栄養的特徴は、生のものでも100g中のビタミンAが8200ugと、まさにうなぎの3.5倍も含まれている。さらにタンパク質も15.8g、脂肪21.8gと良質のものが豊富である。そのほか、鉄2mg、ナイアシン3mg、皮の部分にはビタミンB1が多く含有されている。
こうした栄養素の中で、特に有効性が認められているのがビタミンAである。Aの効用として、最初に知られているのが夜盲症の治療効果であるが、Aは夜盲症に限らず、目の網膜や粘膜が乾燥するのを防ぐ働きがあり、うるおいのある生き生きとした目を保つ効果がある。
近年の研究では、ビタミンAがガンの治療予防に非常に効果を発揮するものとして報告され、注目を集めている。その効用として、動物実験では発ガンまでのガン細胞の成長期間(プロモーション期)を長引かせる抑制効果が認められている。また、国立がんセンターが行った疫学的な研究報告によると、ビタミンAを多く摂っている地方の人には子宮ガンが少ないという調査報告が出ている。たとえば、Aを1日1800~2000IUも摂っている東北・北陸・関東では子宮ガン患者は少なく、1日1200IUの九州・四国地方には患者が多かった。
ビタミンAは、ガン予防の他にも、上皮細胞(体の表面や内腔にある皮膚や粘膜など)を形成する栄養成分であるとともに、体の各機能を調整して抵抗力をつけるという重要な作用もある。つまり、ガン予防を含めて、皮膚や粘膜の健康のためにビタミンAは皮膚や粘膜の健康のためにビタミンAは必要な栄養である。
ビタミンAの所要量は、成人1日当たり男性が600ug、女性が540ugなので、干した八つ目うなぎであれば1日に10gを食べれば、十分に満たせることになる。最近の野菜はビタミン類の含有量が減少しているので、八つ目うなぎは実に貴重な栄養源である。スタミナ増強だけでなく、日常の健康増進に役立つ健康食品として、ぜひ常用したいものの一つである。
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金曜日, 1月 20, 2006
カバノアナタケ(チャーガ)について
○カバノアナタケ(チャーガ)
チャーガはタバコウロタケ科のキノコで、カバノアナタケとも呼ばれる。カバナタケ、白樺茸という異名もある。白樺や岳樺などカバノキ科の木肌の割れ目に寄生して菌糸を伸ばし、木質を腐食しながら菌核を形成する。菌核は石炭のようになり、大きなものは10kgにも達する。国内では北海道とごく一部の高山にしか育たない。人工栽培はできないが、菌糸培養は成功している。チャーガと同じ菌核には、漢方薬の茯苓、雷丸、猪苓などがある。ロシアの作家ソルジェニツィンのガン病棟には、このチャーガが登場し、ガンの抑制効果に触れられている。
チャーガについての薬理研究はまだ少ないが、チャーガの抗腫瘍活性の多くが免疫賦活作用と関連していることから、エイズウイルス(HIV)に応用する研究が進められている。チャーガの抗HIV作用は、感染細胞とウイルスの両方へ作用してもたらされると考えられている。日本農芸化学会1998年度大会で、工技院生命研/北海道食加研らのグループが「カバノアナタケ由来の水溶性リグニン様物質によるHIV-1プロテアーゼの阻害」を発表している。
チャーガはタバコウロタケ科のキノコで、カバノアナタケとも呼ばれる。カバナタケ、白樺茸という異名もある。白樺や岳樺などカバノキ科の木肌の割れ目に寄生して菌糸を伸ばし、木質を腐食しながら菌核を形成する。菌核は石炭のようになり、大きなものは10kgにも達する。国内では北海道とごく一部の高山にしか育たない。人工栽培はできないが、菌糸培養は成功している。チャーガと同じ菌核には、漢方薬の茯苓、雷丸、猪苓などがある。ロシアの作家ソルジェニツィンのガン病棟には、このチャーガが登場し、ガンの抑制効果に触れられている。
チャーガについての薬理研究はまだ少ないが、チャーガの抗腫瘍活性の多くが免疫賦活作用と関連していることから、エイズウイルス(HIV)に応用する研究が進められている。チャーガの抗HIV作用は、感染細胞とウイルスの両方へ作用してもたらされると考えられている。日本農芸化学会1998年度大会で、工技院生命研/北海道食加研らのグループが「カバノアナタケ由来の水溶性リグニン様物質によるHIV-1プロテアーゼの阻害」を発表している。
木曜日, 1月 19, 2006
アラビノキシランについて
○アラビノキシラン
いわゆる健康食品、機能性食品の中には、医薬品に肉薄する内容を持つものも多いが、このアラビノキシランも良く管理された操作を経て米糠から分離抽出されたヘミセルロースを、さらに酵素反応によって変性させて得られた機能性多糖の一種である。
食物繊維は難消化性でカロリー源にはならないが、生理活性物質として嘱望される成分で、種類も多岐にわたるが、いずれも腸管におけるコレステロールの再吸収を阻害することにより血中総コレステロールの低下、また、胆汁液の排泄促進作用により悪玉コレステロール(LDL)の低下に寄与することが認められているとともに、食事による血糖値の急激な上昇を抑えて糖尿病の治療を容易にしたり、食餌性の有害物質を吸着除去して発ガンなどの疾病を予防するなどの効果が広く認識されるようになってきている。そしてそのような直接的な効果に止まらず、体内に取り込まれたある種の食物繊維が免疫増強作用(BRM)を発揮することも明らかで、一例としてマンネンタケやシイタケなどのキノコやビール酵母の細胞壁成分(β-1-3グルカンなど)の働きは良く知られている。
アラビノキシランはアメリカの免疫学者マンドー・ゴーナムらの協力を得て、消化管から吸収されやすい比較的低分子の食物繊維である米糠のヘミセルロースB(米糠1kgに3~5g含有)を素材に、シイタケ菌の培養濾液中に含まれる酵素複合体を反応させるという修飾方法がとられ、これによって本来のヘミセルロースの複雑な基本構造を損なうことなく反応性を高め、免疫賦活性を与えることに成功したものである。
この生理活性物質の抽出技術の確立は、1995年3月のことで、以後本格的な基礎試験が開始され、多くの動物実験や実際にガン患者への経口投与することなどを通じて、顕著なNK細胞活性の向上が認められ、さらに免疫作用をつかさどるリンパ球のT細胞やB細胞の活性も高まるため、細胞性免疫機構が活性されて間接的に抗原の活動を抑制すると同時に、アラビノキシラン自体がガン細胞の増殖を直接的な抑制することもわかってきている。しかも、水溶性で摂取しやすく、副作用がないという特長を備えていることも見逃せない。
いわゆる健康食品、機能性食品の中には、医薬品に肉薄する内容を持つものも多いが、このアラビノキシランも良く管理された操作を経て米糠から分離抽出されたヘミセルロースを、さらに酵素反応によって変性させて得られた機能性多糖の一種である。
食物繊維は難消化性でカロリー源にはならないが、生理活性物質として嘱望される成分で、種類も多岐にわたるが、いずれも腸管におけるコレステロールの再吸収を阻害することにより血中総コレステロールの低下、また、胆汁液の排泄促進作用により悪玉コレステロール(LDL)の低下に寄与することが認められているとともに、食事による血糖値の急激な上昇を抑えて糖尿病の治療を容易にしたり、食餌性の有害物質を吸着除去して発ガンなどの疾病を予防するなどの効果が広く認識されるようになってきている。そしてそのような直接的な効果に止まらず、体内に取り込まれたある種の食物繊維が免疫増強作用(BRM)を発揮することも明らかで、一例としてマンネンタケやシイタケなどのキノコやビール酵母の細胞壁成分(β-1-3グルカンなど)の働きは良く知られている。
アラビノキシランはアメリカの免疫学者マンドー・ゴーナムらの協力を得て、消化管から吸収されやすい比較的低分子の食物繊維である米糠のヘミセルロースB(米糠1kgに3~5g含有)を素材に、シイタケ菌の培養濾液中に含まれる酵素複合体を反応させるという修飾方法がとられ、これによって本来のヘミセルロースの複雑な基本構造を損なうことなく反応性を高め、免疫賦活性を与えることに成功したものである。
この生理活性物質の抽出技術の確立は、1995年3月のことで、以後本格的な基礎試験が開始され、多くの動物実験や実際にガン患者への経口投与することなどを通じて、顕著なNK細胞活性の向上が認められ、さらに免疫作用をつかさどるリンパ球のT細胞やB細胞の活性も高まるため、細胞性免疫機構が活性されて間接的に抗原の活動を抑制すると同時に、アラビノキシラン自体がガン細胞の増殖を直接的な抑制することもわかってきている。しかも、水溶性で摂取しやすく、副作用がないという特長を備えていることも見逃せない。
水曜日, 1月 18, 2006
玄米酵素について
○玄米酵素
玄米は生きた米といわれる。これは、精製した白米には発芽する能力がないことに対する違いを、端的に表現した言葉である。例えば、玄米に水を与えれば発芽するが、白米は腐敗してしまう。これは胚芽部がついているか、いないかによる。そしてこれが玄米と白米の栄養価の違いともなるわけで、玄米は特にビタミン、ミネラルが豊富に含まれていることで良く知られている。
酵素の働きについては良く知られているが、例えば消化酵素は、人間が食べ物を食べ、消化・吸収・分解・合成されて、体の細胞に必要な物質となる。その間の過程で、何十、何百という酵素に媒介されている。どの酵素がなくても、人間の代謝機能に大きな穴をあけることになり、その結果、不調や病気を招く要因ともなる。
そこで、その代謝機能の促進と玄米の栄養を吸収しやすくしたのが玄米酵素である。玄米酵素とは、玄米の栄養素である胚芽に、純粋な蜂蜜を加え、それに麹菌を使って発酵させ、人体に必要な酵素を積極的に培養強化したものである。酵素は熱に弱いので、製造の乾燥段階で低温乾燥を用いなければ、せっかくの酵素も分解してしまい、何の役にも立たなくなってしまう。
こうした作られた玄米酵素には、玄米胚芽の豊富な栄養素とともに、数十種にも及ぶ活性酵素群が含まれている。特に、有用性の高い酵素生産菌といわれるアスペルギールス、オリーゼ菌(麹菌)が、胃腸内に置いて糸状菌となり、さらに数多くの酵素を生産し、その酵素が血液中に入ると体の組織や細胞の働きを高めたり、各種ホルモンの生成なども促進し、健康の増進に役立つといわれている。
酵素科学は現代の際先端技術の一つであるが、これは逆にいえば、未解明の分野ともいえる。今ようやく酵素の重要性も広く再認識されるようになり、玄米胚芽の豊富な栄養を酵素を用いてより有効に利用できるようになったことは、健康づくりにとって有益なことといえる。
玄米酵素の含有成分をみると、粗タンパク質が15.41%で、各種アミノ酸や酵素が豊富である。粗脂肪も植物性脂肪が26.6%と多く、バランスのよい食品といえる。そのほか、ビタミン類は100g中に、B1・2mg、B2・0.6mg、E65.8mg、ナイアシン(ニコチン酸)46.7mgなどが含まれている。
玄米酵素は、こうした栄養成分とともに、各種の酵素の効用を利用できるところが大きい。これらの働きは幅広く、体の新陳代謝を活発にするため、体質の改善、健康の増進に優れた効果を発揮する。
玄米は生きた米といわれる。これは、精製した白米には発芽する能力がないことに対する違いを、端的に表現した言葉である。例えば、玄米に水を与えれば発芽するが、白米は腐敗してしまう。これは胚芽部がついているか、いないかによる。そしてこれが玄米と白米の栄養価の違いともなるわけで、玄米は特にビタミン、ミネラルが豊富に含まれていることで良く知られている。
酵素の働きについては良く知られているが、例えば消化酵素は、人間が食べ物を食べ、消化・吸収・分解・合成されて、体の細胞に必要な物質となる。その間の過程で、何十、何百という酵素に媒介されている。どの酵素がなくても、人間の代謝機能に大きな穴をあけることになり、その結果、不調や病気を招く要因ともなる。
そこで、その代謝機能の促進と玄米の栄養を吸収しやすくしたのが玄米酵素である。玄米酵素とは、玄米の栄養素である胚芽に、純粋な蜂蜜を加え、それに麹菌を使って発酵させ、人体に必要な酵素を積極的に培養強化したものである。酵素は熱に弱いので、製造の乾燥段階で低温乾燥を用いなければ、せっかくの酵素も分解してしまい、何の役にも立たなくなってしまう。
こうした作られた玄米酵素には、玄米胚芽の豊富な栄養素とともに、数十種にも及ぶ活性酵素群が含まれている。特に、有用性の高い酵素生産菌といわれるアスペルギールス、オリーゼ菌(麹菌)が、胃腸内に置いて糸状菌となり、さらに数多くの酵素を生産し、その酵素が血液中に入ると体の組織や細胞の働きを高めたり、各種ホルモンの生成なども促進し、健康の増進に役立つといわれている。
酵素科学は現代の際先端技術の一つであるが、これは逆にいえば、未解明の分野ともいえる。今ようやく酵素の重要性も広く再認識されるようになり、玄米胚芽の豊富な栄養を酵素を用いてより有効に利用できるようになったことは、健康づくりにとって有益なことといえる。
玄米酵素の含有成分をみると、粗タンパク質が15.41%で、各種アミノ酸や酵素が豊富である。粗脂肪も植物性脂肪が26.6%と多く、バランスのよい食品といえる。そのほか、ビタミン類は100g中に、B1・2mg、B2・0.6mg、E65.8mg、ナイアシン(ニコチン酸)46.7mgなどが含まれている。
玄米酵素は、こうした栄養成分とともに、各種の酵素の効用を利用できるところが大きい。これらの働きは幅広く、体の新陳代謝を活発にするため、体質の改善、健康の増進に優れた効果を発揮する。
火曜日, 1月 17, 2006
サンザシ(山査子)について
○サンザシ(山査子)
山査子(山楂子とも)は漢方薬の平胃散や緒苓湯に加味される生薬としてよく知られているが、18世紀前半に朝鮮半島から薬用植物として渡来以来、日本ではもっぱら観賞用の庭木として定着した。バラ科の落葉性低木で、複雑に枝分かれして棘が多い。春先に短い小枝の先に白い梅の花に似た小花をつけたあとに、直径2cmほどの球形の実がなり、秋に赤または黄色に色づくが、この果実は桃のように子房が肥大したもの(真果)ではなく、子房以外の萼や花托が発達したもので、偽果と呼ばれるものである(リンゴやイチゴも同様である)。
漢方薬では山査子の成熟した果実を乾燥させたものを、健胃・整腸・消化・駆瘀血(古血を除くの意味)、鎮静薬として用い、胃や腸の出血には黒焼きにした山査子炭を用いている。
薬用成分としては、ケルセチン、アントシアニジン、オレアノール酸、クエン酸、クラテゴール酸、フラボノイド、タンニン、サポニンなど多彩であるが、薬理テストでは①血圧をゆっくりと持続的に下げる作用(血管拡張作用)、②赤痢菌や緑濃菌に対する抗菌作用、③血中コレステロールを低くする作用、④降圧作用及び強心作用、⑤胃液の分泌を促進する作用、⑥月経痛や産後痛を癒すなどが認められている。
調理では、肉類を煮るときに山査子の実を数個入れると肉が柔らかくなるといい、また、煮魚に加えれば毒消しになるといわれている。民間的な使われ方としては、完熟寸前の果実を採って、日干ししたものを煎じて飲むと(果汁そのままでも良い)二日酔いに効く。また、成熟した山査子の実500g(種子を除く)に対して、氷砂糖200g、1.8Lのホワイトリカーを加えた山査子酒は健胃・整腸によい。
山査子(山楂子とも)は漢方薬の平胃散や緒苓湯に加味される生薬としてよく知られているが、18世紀前半に朝鮮半島から薬用植物として渡来以来、日本ではもっぱら観賞用の庭木として定着した。バラ科の落葉性低木で、複雑に枝分かれして棘が多い。春先に短い小枝の先に白い梅の花に似た小花をつけたあとに、直径2cmほどの球形の実がなり、秋に赤または黄色に色づくが、この果実は桃のように子房が肥大したもの(真果)ではなく、子房以外の萼や花托が発達したもので、偽果と呼ばれるものである(リンゴやイチゴも同様である)。
漢方薬では山査子の成熟した果実を乾燥させたものを、健胃・整腸・消化・駆瘀血(古血を除くの意味)、鎮静薬として用い、胃や腸の出血には黒焼きにした山査子炭を用いている。
薬用成分としては、ケルセチン、アントシアニジン、オレアノール酸、クエン酸、クラテゴール酸、フラボノイド、タンニン、サポニンなど多彩であるが、薬理テストでは①血圧をゆっくりと持続的に下げる作用(血管拡張作用)、②赤痢菌や緑濃菌に対する抗菌作用、③血中コレステロールを低くする作用、④降圧作用及び強心作用、⑤胃液の分泌を促進する作用、⑥月経痛や産後痛を癒すなどが認められている。
調理では、肉類を煮るときに山査子の実を数個入れると肉が柔らかくなるといい、また、煮魚に加えれば毒消しになるといわれている。民間的な使われ方としては、完熟寸前の果実を採って、日干ししたものを煎じて飲むと(果汁そのままでも良い)二日酔いに効く。また、成熟した山査子の実500g(種子を除く)に対して、氷砂糖200g、1.8Lのホワイトリカーを加えた山査子酒は健胃・整腸によい。
月曜日, 1月 16, 2006
メシマコブ子実体について
○メシマコブ子実体
池川らによるキノコの抗腫瘍活性比較研究でメシマコブ(子実体)は非常に高い数値を示した。しかし、野生のメシマコブは極めて入手困難であったために、その成果を広く世に問うことができず、メシマコブ子実体は幻のキノコとして長く埋もれてしまうことになるわけである。その間、韓国ではメシマコブ菌糸体の培養技術が確立したが、成分的にみて、培養菌糸体と子実体とは異なっている。天然メシマコブと同系の、すなわち子実体の人工栽培はどうしても必要であり、それを得ることが急務であることは周知の事実であった。しかし、子実体人工栽培の難しさに多くの研究者、企業の挑戦は跳ね返され、メシマコブ子実体の人工栽培は実現不可能の様相すら見せていた。
「栽培ができないのなら天然物を探せばいい」という逆転の発想で、天然メシマコブ探しを始めたのはツムラグループの日本生薬だった。絶滅かといわれている日本と違って、漢方の故郷である中国なら天然メシマコブがあると、中国全土に探索の手を伸ばした。そしてメシマコブとして流通している10数種に及ぶキノコ(いわゆる桑黄)を集め、ツムラの漢方生薬研究所で同定を行った結果、真正メシマコブの同定に成功し、業界で大きな話題となったのはまだ記憶に新しい。
人工栽培の成功は20001年の春、長野県松本市からもたらされた。当地で長年、各種の薬効キノコの人工栽培に取り組んできた企業サイシンが、約10年間の試行錯誤の末、メシマコブ子実体の人工栽培に成功、S-ME菌と命名され、周年栽培が可能となったのである。同年の秋からは生産体制も整い、メシマコブ子実体のきざみが出荷されるようになった。この人工栽培の成功によって、メシマコブの新時代が到来するものと期待されている。
池川らによるキノコの抗腫瘍活性比較研究でメシマコブ(子実体)は非常に高い数値を示した。しかし、野生のメシマコブは極めて入手困難であったために、その成果を広く世に問うことができず、メシマコブ子実体は幻のキノコとして長く埋もれてしまうことになるわけである。その間、韓国ではメシマコブ菌糸体の培養技術が確立したが、成分的にみて、培養菌糸体と子実体とは異なっている。天然メシマコブと同系の、すなわち子実体の人工栽培はどうしても必要であり、それを得ることが急務であることは周知の事実であった。しかし、子実体人工栽培の難しさに多くの研究者、企業の挑戦は跳ね返され、メシマコブ子実体の人工栽培は実現不可能の様相すら見せていた。
「栽培ができないのなら天然物を探せばいい」という逆転の発想で、天然メシマコブ探しを始めたのはツムラグループの日本生薬だった。絶滅かといわれている日本と違って、漢方の故郷である中国なら天然メシマコブがあると、中国全土に探索の手を伸ばした。そしてメシマコブとして流通している10数種に及ぶキノコ(いわゆる桑黄)を集め、ツムラの漢方生薬研究所で同定を行った結果、真正メシマコブの同定に成功し、業界で大きな話題となったのはまだ記憶に新しい。
人工栽培の成功は20001年の春、長野県松本市からもたらされた。当地で長年、各種の薬効キノコの人工栽培に取り組んできた企業サイシンが、約10年間の試行錯誤の末、メシマコブ子実体の人工栽培に成功、S-ME菌と命名され、周年栽培が可能となったのである。同年の秋からは生産体制も整い、メシマコブ子実体のきざみが出荷されるようになった。この人工栽培の成功によって、メシマコブの新時代が到来するものと期待されている。
日曜日, 1月 15, 2006
メシマコブ菌糸体について
○メシマコブ菌糸体
メシマコブ菌糸体培養技術を完成させた韓国では、その薬理研究が産学協同で進められ、開発された製剤は1993年に韓国政府から抗ガン剤の認可を受けた。そしてこの開発研究は韓国内で高く評価され、兪益東(韓国生命工学研究所)は98年度の茶山技術賞を受賞している。
開発に当たり韓国では既に90年ごろから多数の薬効研究が発表されているが、兪益東も携わった著名な研究として、抗ガン剤(抗ガン性抗生物質)のアドリアマイシン(ADR)を併用した比較実験がある。これはまず無菌マウスに黒色腫(メラノーマB16F10)を移植後、①メシマコブ菌糸体の熱水抽出物(以下、エキスと表記)を100mg/kg、②ADR(0.1mg/kg)、③エキス+ADRを投与すると、対照群(無投与)は20日後に、①と②は40日後に生存率0となったが、③の併用グループは60日後の生存率が40%であった。
そこでADRを3倍濃度の0.3mg/kgに増量すると、②のADR単独投与では60日後の生存率が20%に向上、③のエキス併用では、60日後の生存率が90%にも達したのである。
抗ガン剤と相補的に作用することを実証したこの実験成果は、現実的なガン治療にとって極めて有益であり、順次こうした研究成果が報告されていったことから、安全性のチェックを経て医薬品に認可されたのである。さらに細菌の兪らによる研究では、自家免疫疾患が一因となるインスリン依存症(Ⅰ型)糖尿病を持つマウスに対しても、メシマコブ菌糸体エキスは血糖値を正常にし、発病を抑制する効果を示したことも発表している。この培養菌糸体エキスはわが国への導入され、多くの基礎研究や臨床報告が行われている。
メシマコブ菌糸体培養技術を完成させた韓国では、その薬理研究が産学協同で進められ、開発された製剤は1993年に韓国政府から抗ガン剤の認可を受けた。そしてこの開発研究は韓国内で高く評価され、兪益東(韓国生命工学研究所)は98年度の茶山技術賞を受賞している。
開発に当たり韓国では既に90年ごろから多数の薬効研究が発表されているが、兪益東も携わった著名な研究として、抗ガン剤(抗ガン性抗生物質)のアドリアマイシン(ADR)を併用した比較実験がある。これはまず無菌マウスに黒色腫(メラノーマB16F10)を移植後、①メシマコブ菌糸体の熱水抽出物(以下、エキスと表記)を100mg/kg、②ADR(0.1mg/kg)、③エキス+ADRを投与すると、対照群(無投与)は20日後に、①と②は40日後に生存率0となったが、③の併用グループは60日後の生存率が40%であった。
そこでADRを3倍濃度の0.3mg/kgに増量すると、②のADR単独投与では60日後の生存率が20%に向上、③のエキス併用では、60日後の生存率が90%にも達したのである。
抗ガン剤と相補的に作用することを実証したこの実験成果は、現実的なガン治療にとって極めて有益であり、順次こうした研究成果が報告されていったことから、安全性のチェックを経て医薬品に認可されたのである。さらに細菌の兪らによる研究では、自家免疫疾患が一因となるインスリン依存症(Ⅰ型)糖尿病を持つマウスに対しても、メシマコブ菌糸体エキスは血糖値を正常にし、発病を抑制する効果を示したことも発表している。この培養菌糸体エキスはわが国への導入され、多くの基礎研究や臨床報告が行われている。
土曜日, 1月 14, 2006
メシマコブについて
○メシマコブ
メシマコブは担子菌類タバコウロコタケ科キコブタケ属のキノコで、メシマコブという和名は男女群島(長崎県)の女島に多くの野生株が見られたことに由来する。桑の古木に寄生して、コブ状から次第に扇状に育ち、通常は傘の直径が8~12cm、大きなものは30cmを超えるほどにもなる。傘の裏側(地面側)が黄色いところから、漢方の古典・本草綱目に桑黄の名で収載されているものが、このメシマコブだとされている。
わが国のキノコ薬効研究の黎明期に当たる1968年、めぼしい薬用キノコを集めて行われた池川哲郎(国立がんセンター研究所)らの抗腫瘍活性比較研究で、メシマコブは非常に高い数値を示した。この研究に触発された医師の山名征三(広島・西条病院)は、患者の協力も得てその優れた抗腫瘍活性を確認したが、野生のメシマコブは極めて入手困難であったために、その成果を広く世に問うことができなかった。その後も野生の桑の古木は減少、人工栽培も困難で、メシマコブの入手難は改善することがなかったが、ここにきて事情が一変した。韓国でメシマコブ菌糸体の培養技術が、日本でメシマコブ子実体の人工栽培がそれぞれ完成したのである。
メシマコブは担子菌類タバコウロコタケ科キコブタケ属のキノコで、メシマコブという和名は男女群島(長崎県)の女島に多くの野生株が見られたことに由来する。桑の古木に寄生して、コブ状から次第に扇状に育ち、通常は傘の直径が8~12cm、大きなものは30cmを超えるほどにもなる。傘の裏側(地面側)が黄色いところから、漢方の古典・本草綱目に桑黄の名で収載されているものが、このメシマコブだとされている。
わが国のキノコ薬効研究の黎明期に当たる1968年、めぼしい薬用キノコを集めて行われた池川哲郎(国立がんセンター研究所)らの抗腫瘍活性比較研究で、メシマコブは非常に高い数値を示した。この研究に触発された医師の山名征三(広島・西条病院)は、患者の協力も得てその優れた抗腫瘍活性を確認したが、野生のメシマコブは極めて入手困難であったために、その成果を広く世に問うことができなかった。その後も野生の桑の古木は減少、人工栽培も困難で、メシマコブの入手難は改善することがなかったが、ここにきて事情が一変した。韓国でメシマコブ菌糸体の培養技術が、日本でメシマコブ子実体の人工栽培がそれぞれ完成したのである。
金曜日, 1月 13, 2006
アマチャヅル茶について
○アマチャヅル茶
アマチャヅル(甘茶蔓)はウリ科の多年草蔓草で、日本のどこにでも、特に産地やヤブ際などに生えている。有名になるまでは雑草としてみられて、ほとんどかえりみられなかったのであるが、1977年、徳島文理大学薬学部の竹本常松が日本生薬学会で発表したのがきっかりとなり、にわかに脚光を浴びた。
竹本の研究によれば、アマチャヅルには薬用人参と同じ有効成分があるとされる。抽出された成分は50種以上のサポニンで、そのうちの4種類が薬用人参と同じ構造をもつジンセノサイドで、中枢神経に対して鎮静作用と興奮作用の双方に作用する効果を持っている。そのほかのサポニンは、全く新しく発見されたものばかりで、これら新種サポニンの薬理効果については研究が続行されているが、その成果の一つとして、ラットへの高ショ糖食の長期摂取によって引き起こされる高脂血症がアマチャヅルサポニンの投与によって、予防できることが報告され、さらに血小板からの血栓誘発物質であるトロンボキサンA-2生成を抑制することも報告されている。
アマチャヅルサポニンは鎮静作用として働くものの方が多く、興奮作用に働くものは、ほとんど見出されていないことから、アマチャヅルは、ストレスの多い現代時にとってまことにタイムリーな出現といえよう。ストレスが引き起こす障害は枚挙にいとまないが、それらの障害はこのアマチャズルの鎮静作用によって、ほどよく解消されそうだ。
ちなみに、これまでの体験例などからその有効と思われる病気をあげてみると、胃痛、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、便秘、下痢、偏頭痛、神経痛、肩こり、腰痛、気管支炎、喘息、高血圧、低血圧、糖尿病といった病気があげられる。リウマチや白髪に効くという例もある。
要するに、ストレスによって惹き起こされる全ての症状に対して、プラスに働く可能性が高い。他の例と同じく臨床的にはっきりした裏づけが取れないものもあるが、服用者が自覚症状の消失・軽減を証言していることを無視するわけにはいかないだろう。
アマチャヅルという名のとおり、糖質が多いため甘みがあり、子供でも抵抗なく飲めるところがいい。一家揃って飲む健康茶として推賞できる。ティースタイルで服用する商品が多数売り出されているが、自宅のプランターなどで手軽に栽培したアマチャヅルの葉や茎を切り分け、天日に生乾きに乾燥させて、細かく裁断し、さらに日陰でカラカラに干しあげれば、自分で作ることができる。それに熱湯を注いで、お茶のようにして飲む。
アマチャヅル(甘茶蔓)はウリ科の多年草蔓草で、日本のどこにでも、特に産地やヤブ際などに生えている。有名になるまでは雑草としてみられて、ほとんどかえりみられなかったのであるが、1977年、徳島文理大学薬学部の竹本常松が日本生薬学会で発表したのがきっかりとなり、にわかに脚光を浴びた。
竹本の研究によれば、アマチャヅルには薬用人参と同じ有効成分があるとされる。抽出された成分は50種以上のサポニンで、そのうちの4種類が薬用人参と同じ構造をもつジンセノサイドで、中枢神経に対して鎮静作用と興奮作用の双方に作用する効果を持っている。そのほかのサポニンは、全く新しく発見されたものばかりで、これら新種サポニンの薬理効果については研究が続行されているが、その成果の一つとして、ラットへの高ショ糖食の長期摂取によって引き起こされる高脂血症がアマチャヅルサポニンの投与によって、予防できることが報告され、さらに血小板からの血栓誘発物質であるトロンボキサンA-2生成を抑制することも報告されている。
アマチャヅルサポニンは鎮静作用として働くものの方が多く、興奮作用に働くものは、ほとんど見出されていないことから、アマチャヅルは、ストレスの多い現代時にとってまことにタイムリーな出現といえよう。ストレスが引き起こす障害は枚挙にいとまないが、それらの障害はこのアマチャズルの鎮静作用によって、ほどよく解消されそうだ。
ちなみに、これまでの体験例などからその有効と思われる病気をあげてみると、胃痛、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、便秘、下痢、偏頭痛、神経痛、肩こり、腰痛、気管支炎、喘息、高血圧、低血圧、糖尿病といった病気があげられる。リウマチや白髪に効くという例もある。
要するに、ストレスによって惹き起こされる全ての症状に対して、プラスに働く可能性が高い。他の例と同じく臨床的にはっきりした裏づけが取れないものもあるが、服用者が自覚症状の消失・軽減を証言していることを無視するわけにはいかないだろう。
アマチャヅルという名のとおり、糖質が多いため甘みがあり、子供でも抵抗なく飲めるところがいい。一家揃って飲む健康茶として推賞できる。ティースタイルで服用する商品が多数売り出されているが、自宅のプランターなどで手軽に栽培したアマチャヅルの葉や茎を切り分け、天日に生乾きに乾燥させて、細かく裁断し、さらに日陰でカラカラに干しあげれば、自分で作ることができる。それに熱湯を注いで、お茶のようにして飲む。
木曜日, 1月 12, 2006
玄米酢について
○玄米酢
酢の歴史は古く、酒が保存中いつの間にか強い酢に変わったことに始まる。そのため、平安時代には酢のことを「からさけ」「苦酒」」などと呼んでいた。酢づくりの製法は、応神天皇の時代に、酒の醸造法と相前後して、和泉の国(現在の堺あたり)に伝えられたといわれる。その後、江戸時代になって、相模(神奈川県)の中原、駿河(静岡県)の善徳寺、尾張(愛知県)の半田などにも伝えられ、これは日本伝統の米酢であったようだ。また、中国の米酢醸造法が九州南部に伝えられたという歴史もある。
天然玄米酢は、原料となる玄米の優れたタンパク質のおかげで、醸造酢の中でもアミノ酸含有量が特に多い。ある純粋米酢の分析表によると、必須アミノ酸8種をはじめアミノ酸18種が含有され、他の食品に勝っている。玄米の栄養が、しっかりと酢に生きているわけで、そのため純粋米酢の中でも天然玄米酢は、貴重な健康食品として広く認知されている。
とくに100%純粋の天然玄米酢の効用は、血液浄化作用にある。また別のデータでは、最大血圧はもちろんのこと、最小血圧をも下げる神秘的な血圧調整作用があると報告されている。また、外科手術時の出血とともに血糖値上昇を引き起こすことは臨床医が経験するところであるが、愛媛大学医学部の奥田拓道らによって、これらの減少がラットの実験において証明され、その際、細胞間質液のphが低下し、インスリンが作動できないことによって高血糖が引き起こされることが明らかにされた。そして、このような細胞間質液のph低下に対し、天然玄米酢は改善効果を示すことが解明された。
現代人に多い生活習慣病の原因としては、動物性脂肪や塩分、砂糖などの摂り過ぎが指摘されているが、それによって血液中のコレステロールや中性脂肪、乳糖、焦性ブドウ糖(ピルビン酸)などが増え、血液に粘りが生じて毛細血管への通りが悪くなる。こうした状態の血液を漢方医学では?血といい、それが基本原因となると考えられる。
天然玄米酢には、赤血球の細胞膜を安定させるとともに、血管壁の細胞を軟化させる働きがある。さらに、豊富なアミノ酸が血液の粘りを解消する作用もあり、体の各細胞や機構を活性化することにより、血圧を下げると考えられている。?血がとれれば、高血圧や動脈硬化はもちろん、多くの生活習慣病の予防などにも有効性を発揮することが期待される。
なお、この天然玄米酢、または天然米酢を見分けるには、これらの原材料表示は「米、麹、水」であるが、合成酢は「米、アルコール、酒粕」となっている点に注意することである。
酢の歴史は古く、酒が保存中いつの間にか強い酢に変わったことに始まる。そのため、平安時代には酢のことを「からさけ」「苦酒」」などと呼んでいた。酢づくりの製法は、応神天皇の時代に、酒の醸造法と相前後して、和泉の国(現在の堺あたり)に伝えられたといわれる。その後、江戸時代になって、相模(神奈川県)の中原、駿河(静岡県)の善徳寺、尾張(愛知県)の半田などにも伝えられ、これは日本伝統の米酢であったようだ。また、中国の米酢醸造法が九州南部に伝えられたという歴史もある。
天然玄米酢は、原料となる玄米の優れたタンパク質のおかげで、醸造酢の中でもアミノ酸含有量が特に多い。ある純粋米酢の分析表によると、必須アミノ酸8種をはじめアミノ酸18種が含有され、他の食品に勝っている。玄米の栄養が、しっかりと酢に生きているわけで、そのため純粋米酢の中でも天然玄米酢は、貴重な健康食品として広く認知されている。
とくに100%純粋の天然玄米酢の効用は、血液浄化作用にある。また別のデータでは、最大血圧はもちろんのこと、最小血圧をも下げる神秘的な血圧調整作用があると報告されている。また、外科手術時の出血とともに血糖値上昇を引き起こすことは臨床医が経験するところであるが、愛媛大学医学部の奥田拓道らによって、これらの減少がラットの実験において証明され、その際、細胞間質液のphが低下し、インスリンが作動できないことによって高血糖が引き起こされることが明らかにされた。そして、このような細胞間質液のph低下に対し、天然玄米酢は改善効果を示すことが解明された。
現代人に多い生活習慣病の原因としては、動物性脂肪や塩分、砂糖などの摂り過ぎが指摘されているが、それによって血液中のコレステロールや中性脂肪、乳糖、焦性ブドウ糖(ピルビン酸)などが増え、血液に粘りが生じて毛細血管への通りが悪くなる。こうした状態の血液を漢方医学では?血といい、それが基本原因となると考えられる。
天然玄米酢には、赤血球の細胞膜を安定させるとともに、血管壁の細胞を軟化させる働きがある。さらに、豊富なアミノ酸が血液の粘りを解消する作用もあり、体の各細胞や機構を活性化することにより、血圧を下げると考えられている。?血がとれれば、高血圧や動脈硬化はもちろん、多くの生活習慣病の予防などにも有効性を発揮することが期待される。
なお、この天然玄米酢、または天然米酢を見分けるには、これらの原材料表示は「米、麹、水」であるが、合成酢は「米、アルコール、酒粕」となっている点に注意することである。
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