○セロリ
ヨーロッパ原産のセリ科の一年草で、セルリー(英名)とも呼ばれる。セロリは仏名。和名はオランダミツバ。スタミナを増す野菜として古くからヨーロッパでは珍重されており、強精剤としてのセロリは西洋小話やことわざにもよく登場する。
ヨーロッパで常食されるようになったのは17世紀からで、日本には慶長年間に加藤清正が朝鮮から持ち帰ったのが始まりといわれる。当時は、清正人参などと呼ばれたがあまり普及せず、栽培されるようになったのは明治以降である。
独特の香りはアピインを主成分としており、イライラや頭痛を和らげる効果がある。栄養素はむしろ葉に多いので捨てずに利用したい。有効成分としてはビタミンA・B1、B2・C・E、食物繊維、カルシウムが主だが、鉄分やマグネシウムなどもばかにならない。効用としては浄血・降圧・強精・利尿・鎮静作用のほか、食物繊維が便秘を改善する。
セロリの商品一覧
スポンサーリンク
火曜日, 5月 22, 2007
セロリ
○セロリ
ヨーロッパ原産のセリ科の一年草で、セルリー(英名)とも呼ばれる。セロリは仏名。和名はオランダミツバ。スタミナを増す野菜として古くからヨーロッパでは珍重されており、強精剤としてのセロリは西洋小話やことわざにもよく登場する。
ヨーロッパで常食されるようになったのは17世紀からで、日本には慶長年間に加藤清正が朝鮮から持ち帰ったのが始まりといわれる。当時は、清正人参などと呼ばれたがあまり普及せず、栽培されるようになったのは明治以降である。
独特の香りはアピインを主成分としており、イライラや頭痛を和らげる効果がある。栄養素はむしろ葉に多いので捨てずに利用したい。有効成分としてはビタミンA・B1、B2・C・E、食物繊維、カルシウムが主だが、鉄分やマグネシウムなどもばかにならない。効用としては浄血・降圧・強精・利尿・鎮静作用のほか、食物繊維が便秘を改善する。
セロリの商品一覧
ヨーロッパ原産のセリ科の一年草で、セルリー(英名)とも呼ばれる。セロリは仏名。和名はオランダミツバ。スタミナを増す野菜として古くからヨーロッパでは珍重されており、強精剤としてのセロリは西洋小話やことわざにもよく登場する。
ヨーロッパで常食されるようになったのは17世紀からで、日本には慶長年間に加藤清正が朝鮮から持ち帰ったのが始まりといわれる。当時は、清正人参などと呼ばれたがあまり普及せず、栽培されるようになったのは明治以降である。
独特の香りはアピインを主成分としており、イライラや頭痛を和らげる効果がある。栄養素はむしろ葉に多いので捨てずに利用したい。有効成分としてはビタミンA・B1、B2・C・E、食物繊維、カルシウムが主だが、鉄分やマグネシウムなどもばかにならない。効用としては浄血・降圧・強精・利尿・鎮静作用のほか、食物繊維が便秘を改善する。
セロリの商品一覧
月曜日, 5月 21, 2007
かきどおし茶
○かきどおし茶
カキドオシはシソ科の多年草で、名の由来は、茎がどんどん伸びて垣根を通り越すほど伸びることにある。別名は、疳取草、積雪草。成分はウルソール酸、硝酸カリ、精油分としてリモネンなどを含み、そのほか、コリン、タンニン、カリウム塩などがある。
主な効用は、①神経痛、肝臓病、胆石、糖尿病、風邪(葉と茎15gを煎じて飲む。糖尿病にはドクダミを少量加えると効果的である)、②小児疳(葉と茎の煎じ汁に黄糖、黒砂糖、ハチミツなどの甘味を加えて飲む)、③疲労、胃弱、浮腫(お茶代わりに常用するとよい)、④肩こり(生の根をよく洗い、すりおろして小麦粉で適当な固さに練ってネルなどの布などのばして貼る)、⑤湿疹、あせも(葉茎を風呂に入れ、薬湯を立てて入浴する)などとされる。
かきどおし茶の商品一覧
カキドオシはシソ科の多年草で、名の由来は、茎がどんどん伸びて垣根を通り越すほど伸びることにある。別名は、疳取草、積雪草。成分はウルソール酸、硝酸カリ、精油分としてリモネンなどを含み、そのほか、コリン、タンニン、カリウム塩などがある。
主な効用は、①神経痛、肝臓病、胆石、糖尿病、風邪(葉と茎15gを煎じて飲む。糖尿病にはドクダミを少量加えると効果的である)、②小児疳(葉と茎の煎じ汁に黄糖、黒砂糖、ハチミツなどの甘味を加えて飲む)、③疲労、胃弱、浮腫(お茶代わりに常用するとよい)、④肩こり(生の根をよく洗い、すりおろして小麦粉で適当な固さに練ってネルなどの布などのばして貼る)、⑤湿疹、あせも(葉茎を風呂に入れ、薬湯を立てて入浴する)などとされる。
かきどおし茶の商品一覧
日曜日, 5月 20, 2007
不飽和脂肪酸(2)
○共役リノール酸
共役リノール酸は炭素数18個、二重結合2ヶ所の不飽和脂肪酸で、二重結合の位置取りがリノール酸と異なっている。サフラワー油などを原料にして工業的に作られる。動脈硬化のリスク低減、糖尿病予防、抗アレルギー作用などが報告されている。
共役リノール酸の商品一覧
ゴーヤの商品一覧
○γ-リノレン酸
炭素数18個、二重結合3ヶ所のn-6系不飽和脂肪酸。生体内ではリノール酸から合成されて作られ、アラキドン酸やプロスタグランジン1の基元物質となる。生態調節ホルモンの一種であるプロスタグランジン1は血圧・血中コレステロールの降下作用があるほか、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの改善にも効果がある。γ-リノレン酸はヒトの母乳に含まれているが、自然界では月見草やスグリなど一部の植物種子にしか含まれていない。最近はブドウ糖などの天然糖質を微生物で発酵させて高純度のものを作る技術が開発され、ドリンクやカプセルタイプの健康食品としても販売されている。
月見草の商品一覧
共役リノール酸は炭素数18個、二重結合2ヶ所の不飽和脂肪酸で、二重結合の位置取りがリノール酸と異なっている。サフラワー油などを原料にして工業的に作られる。動脈硬化のリスク低減、糖尿病予防、抗アレルギー作用などが報告されている。
共役リノール酸の商品一覧
ゴーヤの商品一覧
○γ-リノレン酸
炭素数18個、二重結合3ヶ所のn-6系不飽和脂肪酸。生体内ではリノール酸から合成されて作られ、アラキドン酸やプロスタグランジン1の基元物質となる。生態調節ホルモンの一種であるプロスタグランジン1は血圧・血中コレステロールの降下作用があるほか、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの改善にも効果がある。γ-リノレン酸はヒトの母乳に含まれているが、自然界では月見草やスグリなど一部の植物種子にしか含まれていない。最近はブドウ糖などの天然糖質を微生物で発酵させて高純度のものを作る技術が開発され、ドリンクやカプセルタイプの健康食品としても販売されている。
月見草の商品一覧
金曜日, 5月 18, 2007
不飽和脂肪酸(1)
○不飽和脂肪酸
炭素と炭素が2本の手でつながることを二重結合といい、この結合を持つ脂肪酸を不飽和脂肪酸という。二重結合が1つの単価不飽和脂肪酸、2つ以上の多価不飽和脂肪酸がある。不飽和脂肪酸はいずれも炭素数が18個以上の長鎖脂肪酸だが、二重結合があるために融点が低く、常温で液状である。不飽和脂肪酸の融点は二重結合の数が増えるに従って低くなる。オリーブオイルに含まれるオレイン酸の融点は14℃、魚油に含まれるDHAの融点はマイナス78℃である。
飽和脂肪酸は血漿コレステロール濃度を上昇させるが、不飽和脂肪酸は低下させる作用を持つ。また、生理活性物質(プロスタグランジン、ロイコトリエン)の合成材料になるものもあり、生体にとって重要な物質である。その反面、不飽和脂肪酸は酸化されやすいため過酸化脂質を生成して動脈硬化、発ガン、老化の原因物質になるという私的もある。
◆オレイン酸
炭素数18個、二重結合1ヶ所の不飽和脂肪酸。融点は14℃。オリーブオイルやナタネ油などに多く含まれており、オリーブオイルでは脂肪酸組成の75%がオレイン酸である。ヒトの体内では飽和脂肪酸のパルミチン酸、ステアリン酸から合成される。オレイン酸は血中コレステロールの内、LDL(悪玉コレステロール)のみを減らす作用があり、オリーブオイルを多量に摂取する地中海沿岸の人々は他のヨーロッパ諸国に比べて動脈硬化による心臓病の発症が低いことが知られている。また、イタリアやギリシャでオリーブオイルの常用がガンを予防するという疫学調査が報告されている。オレイン酸は加熱によって酸化しずらく、体内で過酸化脂質を作りにくいという特徴がある。
オリーブの商品一覧
炭素と炭素が2本の手でつながることを二重結合といい、この結合を持つ脂肪酸を不飽和脂肪酸という。二重結合が1つの単価不飽和脂肪酸、2つ以上の多価不飽和脂肪酸がある。不飽和脂肪酸はいずれも炭素数が18個以上の長鎖脂肪酸だが、二重結合があるために融点が低く、常温で液状である。不飽和脂肪酸の融点は二重結合の数が増えるに従って低くなる。オリーブオイルに含まれるオレイン酸の融点は14℃、魚油に含まれるDHAの融点はマイナス78℃である。
飽和脂肪酸は血漿コレステロール濃度を上昇させるが、不飽和脂肪酸は低下させる作用を持つ。また、生理活性物質(プロスタグランジン、ロイコトリエン)の合成材料になるものもあり、生体にとって重要な物質である。その反面、不飽和脂肪酸は酸化されやすいため過酸化脂質を生成して動脈硬化、発ガン、老化の原因物質になるという私的もある。
◆オレイン酸
炭素数18個、二重結合1ヶ所の不飽和脂肪酸。融点は14℃。オリーブオイルやナタネ油などに多く含まれており、オリーブオイルでは脂肪酸組成の75%がオレイン酸である。ヒトの体内では飽和脂肪酸のパルミチン酸、ステアリン酸から合成される。オレイン酸は血中コレステロールの内、LDL(悪玉コレステロール)のみを減らす作用があり、オリーブオイルを多量に摂取する地中海沿岸の人々は他のヨーロッパ諸国に比べて動脈硬化による心臓病の発症が低いことが知られている。また、イタリアやギリシャでオリーブオイルの常用がガンを予防するという疫学調査が報告されている。オレイン酸は加熱によって酸化しずらく、体内で過酸化脂質を作りにくいという特徴がある。
オリーブの商品一覧
木曜日, 5月 17, 2007
植物酵素(2)
◆ナットウキナーゼ
納豆に含まれる血栓溶解酵素。原料の蒸し大豆には含まれておらず、納豆菌による発酵の過程で生成される。須見洋行(倉敷芸術化学大学機能物質化学科)は、市販の納豆1パックに含まれるナットウキナーゼの血栓溶解力は、ウロキナーゼ(血栓溶解剤)の通常投与量に相当するとしている。また、静脈投与だけではなく経口でも血栓をよく溶かすことをヒト試験で明らかにしている。
納豆菌の商品一覧
◆キチナーゼ
パパイヤやパイナップルなどの果実、微生物などに存在する酵素で、多糖類のキチンを分解する働きがある。植物が病原菌に感染するとキチナーゼ遺伝子が誘導されることから、植物の自己防御機能を高める役割があると考えられており、キチナーゼ遺伝子を導入した耐病性植物の作出が行なわれている。
◆アリイナーゼ
ニンニクの含まれる加水分解酵素。臭い成分のアリインに作用して、ニンニク特有の臭気成分アリシンを生成する。アリシンは消化管の中でビタミンB1と反応してアリチアミンという物質に変わり、ビタミンB1の働きを長間持続させる作用がある。
ニンニクの商品一覧
納豆に含まれる血栓溶解酵素。原料の蒸し大豆には含まれておらず、納豆菌による発酵の過程で生成される。須見洋行(倉敷芸術化学大学機能物質化学科)は、市販の納豆1パックに含まれるナットウキナーゼの血栓溶解力は、ウロキナーゼ(血栓溶解剤)の通常投与量に相当するとしている。また、静脈投与だけではなく経口でも血栓をよく溶かすことをヒト試験で明らかにしている。
納豆菌の商品一覧
◆キチナーゼ
パパイヤやパイナップルなどの果実、微生物などに存在する酵素で、多糖類のキチンを分解する働きがある。植物が病原菌に感染するとキチナーゼ遺伝子が誘導されることから、植物の自己防御機能を高める役割があると考えられており、キチナーゼ遺伝子を導入した耐病性植物の作出が行なわれている。
◆アリイナーゼ
ニンニクの含まれる加水分解酵素。臭い成分のアリインに作用して、ニンニク特有の臭気成分アリシンを生成する。アリシンは消化管の中でビタミンB1と反応してアリチアミンという物質に変わり、ビタミンB1の働きを長間持続させる作用がある。
ニンニクの商品一覧
水曜日, 5月 16, 2007
植物酵素(1)
○植物酵素
果物や野菜などに含まれれている酵素類には、ヒトの体内で有用な働きをするものも多い。人体には数千の酵素があるといわれているが、最近の研究では酵素の全量が体内生産されるのではなく、相当量が傾向的に食物から摂り入れられることがわかってきている。そこで、植物酵素の働きを念頭に置いた各種健康食品も市場に供されてきている。例えば植物発酵食品といわれる食品群は、多種類の植物エキスを発酵させることに多種類の酵素を豊富に含有させた健康食品である。
植物酵素(酵素)の商品一覧
◆ブロメリン
パイナップルの果実や根茎に含まれるタンパク質分解酵素。肉類をやわらかくする作用があるほか、生体内では血液中の結成の活性を高めたり、膨張や浮腫の症状を改善する効果がある。パイナップル生産地では腸の寄生虫駆除にパイナップルジュースの飲用が古くから行われているが、使われるのは生ジュースで、熱殺菌によってブロメリン酵素が死滅している缶ジュースでは効果がないとされる。
パイナップルの商品一覧
◆パパイン
熱帯果実のパパイアの乳液(未熟な果実の皮を傷つけると出る)に含まれるタンパク質分解酵素。212個のアミノ酸残基からなる単純タンパク質で、消化剤や牛肉の軟化剤などに利用されている。パパイアが自生する地では、肉を柔らかくしおいしくする調理法としてパパイアの葉に包んで焼くことが古くから行われてきた。物質としてのパパインそのものは、わが国では医薬品成分に指定されている。
パパイアの商品一覧
果物や野菜などに含まれれている酵素類には、ヒトの体内で有用な働きをするものも多い。人体には数千の酵素があるといわれているが、最近の研究では酵素の全量が体内生産されるのではなく、相当量が傾向的に食物から摂り入れられることがわかってきている。そこで、植物酵素の働きを念頭に置いた各種健康食品も市場に供されてきている。例えば植物発酵食品といわれる食品群は、多種類の植物エキスを発酵させることに多種類の酵素を豊富に含有させた健康食品である。
植物酵素(酵素)の商品一覧
◆ブロメリン
パイナップルの果実や根茎に含まれるタンパク質分解酵素。肉類をやわらかくする作用があるほか、生体内では血液中の結成の活性を高めたり、膨張や浮腫の症状を改善する効果がある。パイナップル生産地では腸の寄生虫駆除にパイナップルジュースの飲用が古くから行われているが、使われるのは生ジュースで、熱殺菌によってブロメリン酵素が死滅している缶ジュースでは効果がないとされる。
パイナップルの商品一覧
◆パパイン
熱帯果実のパパイアの乳液(未熟な果実の皮を傷つけると出る)に含まれるタンパク質分解酵素。212個のアミノ酸残基からなる単純タンパク質で、消化剤や牛肉の軟化剤などに利用されている。パパイアが自生する地では、肉を柔らかくしおいしくする調理法としてパパイアの葉に包んで焼くことが古くから行われてきた。物質としてのパパインそのものは、わが国では医薬品成分に指定されている。
パパイアの商品一覧
火曜日, 5月 15, 2007
ユーカリティー
○ユーカリティー
コアラの食べる木として知られるユーカリティーはフトモモ科の常緑高木で、葉を蒸して得られる上質の製油はリキュールや医薬品の芳香剤として活用されている。わが国では原産地のオーストラリアに似た気候の沖縄県で植栽されている。沖縄では古くから糖尿病の伝承薬にこの葉が処方されていたこと、また、コアラがユーカリの葉だけを食べることへの関心から研究開発が進み、その葉の有効性を見出して健康茶としたものがユーカリティーです。
飲用者からは利尿、便秘の軽快、むくみの解消、血圧降下、血糖値の低下、安眠など各種効用が報告されているが、カリウムによる利尿作用やカルシウムによる精神安定作用などを除き、作用機序の解明はまだ十分にされていない。
葉の成分には糖質や粗タンパク質、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、セレン)、タンニンなどの含有量が多く、上記の作用はこれらの相乗効果と考えられる。大澤俊彦(名古屋大学)は抗酸化作用に着目し、ユーカリの葉から得たリーフワックスの抽出エキスから抗酸化物質を析出、さらに動物実験でその抗がん性を認めたほか、ポリフェノールの一種であるエラグ酸にもビタミンEの50倍に相当する強い抗酸化作用があることを確認している。
ユーカリ茶の商品一覧
コアラの食べる木として知られるユーカリティーはフトモモ科の常緑高木で、葉を蒸して得られる上質の製油はリキュールや医薬品の芳香剤として活用されている。わが国では原産地のオーストラリアに似た気候の沖縄県で植栽されている。沖縄では古くから糖尿病の伝承薬にこの葉が処方されていたこと、また、コアラがユーカリの葉だけを食べることへの関心から研究開発が進み、その葉の有効性を見出して健康茶としたものがユーカリティーです。
飲用者からは利尿、便秘の軽快、むくみの解消、血圧降下、血糖値の低下、安眠など各種効用が報告されているが、カリウムによる利尿作用やカルシウムによる精神安定作用などを除き、作用機序の解明はまだ十分にされていない。
葉の成分には糖質や粗タンパク質、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、セレン)、タンニンなどの含有量が多く、上記の作用はこれらの相乗効果と考えられる。大澤俊彦(名古屋大学)は抗酸化作用に着目し、ユーカリの葉から得たリーフワックスの抽出エキスから抗酸化物質を析出、さらに動物実験でその抗がん性を認めたほか、ポリフェノールの一種であるエラグ酸にもビタミンEの50倍に相当する強い抗酸化作用があることを確認している。
ユーカリ茶の商品一覧
月曜日, 5月 14, 2007
布海苔
○布海苔
刺身のツマや実のほか、古くから糊料の原料としても使われてきた布海苔は紅藻の一種で、日本近海では主にマフノリ、フロクフノリ、ハナフノリを産する。
わが国では江戸時代に黄疸や食中毒、疫痢、難産などの民間薬として用いられた記録があり(救民単法など)、中国にも解熱、胆石、去痰、止瀉などへの薬効を記した医典(食性本草、本草綱目など)があるが、アーユルヴェーダ医学研究所の北村彗光によってこの布海苔が健康食品として現代に蘇ることとなった。
布海苔の特異的な有効成分は、α型とβ型が交互に鎖状に結びついた構造のフラノンという粘性多糖類である。野田宏之(三重大学)は高血圧・高脂血症・移植ガンへの効果をマウスを用いて実験し、フラノンが血圧効果・動脈硬化指数の大幅な改善、血中ナトリウムの低減、エーリッヒ腹水ガンやザルコーマ180固形ガンなどに対し顕著な増殖抑制と延命効果のあることを見出している。また糖尿病に関しては、長村洋一(藤田保健衛生大学)が高血糖マウスを使って布海苔顆粒を投与した実験があり、ここでも良好な血糖降下が認められている。布海苔を水や温湯に数時間浸積すればフラノンが得られるが、最近では手軽で便利な顆粒製品も出ている。
海藻の商品一覧
刺身のツマや実のほか、古くから糊料の原料としても使われてきた布海苔は紅藻の一種で、日本近海では主にマフノリ、フロクフノリ、ハナフノリを産する。
わが国では江戸時代に黄疸や食中毒、疫痢、難産などの民間薬として用いられた記録があり(救民単法など)、中国にも解熱、胆石、去痰、止瀉などへの薬効を記した医典(食性本草、本草綱目など)があるが、アーユルヴェーダ医学研究所の北村彗光によってこの布海苔が健康食品として現代に蘇ることとなった。
布海苔の特異的な有効成分は、α型とβ型が交互に鎖状に結びついた構造のフラノンという粘性多糖類である。野田宏之(三重大学)は高血圧・高脂血症・移植ガンへの効果をマウスを用いて実験し、フラノンが血圧効果・動脈硬化指数の大幅な改善、血中ナトリウムの低減、エーリッヒ腹水ガンやザルコーマ180固形ガンなどに対し顕著な増殖抑制と延命効果のあることを見出している。また糖尿病に関しては、長村洋一(藤田保健衛生大学)が高血糖マウスを使って布海苔顆粒を投与した実験があり、ここでも良好な血糖降下が認められている。布海苔を水や温湯に数時間浸積すればフラノンが得られるが、最近では手軽で便利な顆粒製品も出ている。
海藻の商品一覧
日曜日, 5月 13, 2007
ムメフラール
○ムメフラール
ムメフラールは梅肉エキスから発見された機能物質で、血液改善作用がある。1999年、農水省食品総合研究所(当時)の菊池祐二らが、梅肉エキスによる血流改善効果の実験過程で単離・同定したヒドロキシメチルフルフラール誘導体で、梅に含まれる糖質の5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)とクエン酸がエステル結合した化合物である。梅の学名プルムス・ムメのムメと物質名のフルフラールのフラールからムメフラールと命名された。
ムメフラールは生の梅の実には含まれておらず、梅の果汁を煮詰めて梅肉エキスを作る過程で生成する。菊池が開発した血流速度測定装置を作った実験で、梅肉エキス水溶液を添加した血液の通過時間は、生理食塩水を加えた対照液に比べて11~52%短縮し、血流に改善がみられることがわかった。
梅肉エキスの商品一覧
ムメフラールは梅肉エキスから発見された機能物質で、血液改善作用がある。1999年、農水省食品総合研究所(当時)の菊池祐二らが、梅肉エキスによる血流改善効果の実験過程で単離・同定したヒドロキシメチルフルフラール誘導体で、梅に含まれる糖質の5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)とクエン酸がエステル結合した化合物である。梅の学名プルムス・ムメのムメと物質名のフルフラールのフラールからムメフラールと命名された。
ムメフラールは生の梅の実には含まれておらず、梅の果汁を煮詰めて梅肉エキスを作る過程で生成する。菊池が開発した血流速度測定装置を作った実験で、梅肉エキス水溶液を添加した血液の通過時間は、生理食塩水を加えた対照液に比べて11~52%短縮し、血流に改善がみられることがわかった。
梅肉エキスの商品一覧
土曜日, 5月 12, 2007
ヒアルロン酸
○ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は動物の結合組織などに多く分布するムコ多糖類で、N-アセチルグルコサミンとD-グルクロン酸がβ-1、3結合した二糖を反復単位とする、分子量10万~100万の高分子化合物である。人をはじめ、脊椎動物の組織中に広く存在しているが、特に関節や皮膚、目に多い。関節では関節液の中に含まれ関節の動きをよくする役割を、皮膚では肌の乾燥を防ぐ役割を、目では硝子体の緩衝作用や組織形状を維持する役割を担っている。
中国やフランスでは、肌をみずみずしくする料理として鶏のとさかのスープが好んで食べられているが、これは鶏冠にヒアルロン酸が非常に多く含まれているからである。
ヒアルロン酸には1g当たり6000mlの水(2Lのペットボトル約3本分)を保持する性質があり、生体の水分を保つ上で重要な役割をしている。ヒアルロン酸は体内の繊維芽細胞で作られるが、その産生量は加齢とともに減少し、大人の皮膚に含まれるヒアルロン酸の量は乳児の1/20といわれている。
ヒアルロン酸は医薬品(関節症治療薬、角膜手術薬)のほか高級化粧品などに配合されてきたが、最近は飲むヒアルロン酸として健康食品にも配合され、同じムコ多糖類のコンドロイチン硫酸などと組み合わせて保水力を高めて製品も登場している。
ヒアルロン酸の商品一覧
低分子ヒアルロン酸の商品一覧
ヒアルロン酸は動物の結合組織などに多く分布するムコ多糖類で、N-アセチルグルコサミンとD-グルクロン酸がβ-1、3結合した二糖を反復単位とする、分子量10万~100万の高分子化合物である。人をはじめ、脊椎動物の組織中に広く存在しているが、特に関節や皮膚、目に多い。関節では関節液の中に含まれ関節の動きをよくする役割を、皮膚では肌の乾燥を防ぐ役割を、目では硝子体の緩衝作用や組織形状を維持する役割を担っている。
中国やフランスでは、肌をみずみずしくする料理として鶏のとさかのスープが好んで食べられているが、これは鶏冠にヒアルロン酸が非常に多く含まれているからである。
ヒアルロン酸には1g当たり6000mlの水(2Lのペットボトル約3本分)を保持する性質があり、生体の水分を保つ上で重要な役割をしている。ヒアルロン酸は体内の繊維芽細胞で作られるが、その産生量は加齢とともに減少し、大人の皮膚に含まれるヒアルロン酸の量は乳児の1/20といわれている。
ヒアルロン酸は医薬品(関節症治療薬、角膜手術薬)のほか高級化粧品などに配合されてきたが、最近は飲むヒアルロン酸として健康食品にも配合され、同じムコ多糖類のコンドロイチン硫酸などと組み合わせて保水力を高めて製品も登場している。
ヒアルロン酸の商品一覧
低分子ヒアルロン酸の商品一覧
木曜日, 5月 10, 2007
パイナップル
○パイナップル
パイナップル科アナナス属の多年草の果実(集合果)で、肥大した花托部分を食用とする。原産はブラジルだが、現在はハワイ、台湾、マレーシア、オーストラリア、フィリピンなどで多く栽培されている。日本へは19世紀半ばにオランダ船によって持ち込まれたという。糖質を主成分とし、その大部分はショ糖。酸味はクエン酸とリンゴ酸による。ビタミン類ではB1が多く、100g中0.08mg含む。このB1とクエン酸の相乗効果で、体内に溜まると疲労の原因となるビルピン酸や乳酸の分解を高め疲労防止や回復に役立つ。
一時期、パイナップルダイエットが流行したことがあるが、これはパイナップルに含まれるブロメリンというタンパク質分解酵素の働きを利用したものである。事実、肉や魚料理の後に食べると消化吸収を高め、また下痢や消化不良を直す整腸作用かある。特に豚肉料理に用いると硬い肉をやわらかくし風味が増す。
パイナップルの商品一覧
パイナップル科アナナス属の多年草の果実(集合果)で、肥大した花托部分を食用とする。原産はブラジルだが、現在はハワイ、台湾、マレーシア、オーストラリア、フィリピンなどで多く栽培されている。日本へは19世紀半ばにオランダ船によって持ち込まれたという。糖質を主成分とし、その大部分はショ糖。酸味はクエン酸とリンゴ酸による。ビタミン類ではB1が多く、100g中0.08mg含む。このB1とクエン酸の相乗効果で、体内に溜まると疲労の原因となるビルピン酸や乳酸の分解を高め疲労防止や回復に役立つ。
一時期、パイナップルダイエットが流行したことがあるが、これはパイナップルに含まれるブロメリンというタンパク質分解酵素の働きを利用したものである。事実、肉や魚料理の後に食べると消化吸収を高め、また下痢や消化不良を直す整腸作用かある。特に豚肉料理に用いると硬い肉をやわらかくし風味が増す。
パイナップルの商品一覧
水曜日, 5月 09, 2007
ファイトケミカル(5)
◇アルカロイド
アルカロイドは植物体内で作られる窒素を含んだアルカリ性化合物の総称で、2500種以上が見つかっている。ナス科、ケシ科、アカネ科などの植物に多く含まれており、有機酸と結合した存在している。強い生理作用があり、モルヒネ、エフェドリン、キニーネ(抗マラリア薬)、コカイン、ニコチンなどは医薬品として使われている。
◆カフェイン
コーヒー豆や茶葉、カカオなどに含まれている苦味成分で、アルカロイドの一種。覚醒作用や疲労回復作用、利尿作用がある。また、強心剤としても使われる。カフェインの過剰摂取は不整脈、虚脱感、めまい、不安感などを招くので注意が必要。なお、茶葉にはカフェインと同物質のテインが含まれている。
◆テオブロミン
カカオ豆やココアに微量に含まれているアルカロイド。覚醒、治療、強心作用がある。
ココアの商品一覧
◇フェルラ酸
フェニルプロペン化合物の一種で、植物の細胞壁を形成するリグニンの前駆体として特に米糠に多く含まれる。ラジカル消去と活性酸素除去という2つの作用が認められ、食品や化粧品分野での活用、また医薬品原料としても注目されている。1995年に化学的合成品以外の食品添加物として、2001年は紫外線カットの化粧品原料として認可され、さらに04年6月には食薬区分の改正で非医薬品成分に移行した。
◇γ-オリザノール
米胚芽や米糠油から分離された機能成分で、トリテルペンアルコールのフェルラ酸エステル。米胚芽油には1.5%含まれている。成長促進・間脳機能調節・抗酸化作用が認められている。
米糠の商品一覧
◇カプサイシン
唐辛子の果皮に含まれる辛味成分。体内のエネルギー消費を促進させる働きがあり、結果的に肥満を防止するという効果がある。体内に入ったカプサイシンは中枢神経を介して交感神経を刺激し、副腎皮質からアドレナリンやノルアドレナリンなどの分泌を促すため、エネルギー代謝が盛んになって肝臓や筋肉内のグリコーゲンの分解などが促進される。
カプサイシンの商品一覧
◇イソシオシアナート
キャベツやカリフラワーなどアブなら科の野菜に含まれるイソシオシアン酸の一種で、ガンの原因となるDNA損傷を抑える作用がある。また、ブロッコリーに含まれる同類のサルフォラフェインには発ガン物質の増殖を抑える作用のあることが知られている。
キャベツの商品一覧
ブロッコリーの商品一覧
アルカロイドは植物体内で作られる窒素を含んだアルカリ性化合物の総称で、2500種以上が見つかっている。ナス科、ケシ科、アカネ科などの植物に多く含まれており、有機酸と結合した存在している。強い生理作用があり、モルヒネ、エフェドリン、キニーネ(抗マラリア薬)、コカイン、ニコチンなどは医薬品として使われている。
◆カフェイン
コーヒー豆や茶葉、カカオなどに含まれている苦味成分で、アルカロイドの一種。覚醒作用や疲労回復作用、利尿作用がある。また、強心剤としても使われる。カフェインの過剰摂取は不整脈、虚脱感、めまい、不安感などを招くので注意が必要。なお、茶葉にはカフェインと同物質のテインが含まれている。
◆テオブロミン
カカオ豆やココアに微量に含まれているアルカロイド。覚醒、治療、強心作用がある。
ココアの商品一覧
◇フェルラ酸
フェニルプロペン化合物の一種で、植物の細胞壁を形成するリグニンの前駆体として特に米糠に多く含まれる。ラジカル消去と活性酸素除去という2つの作用が認められ、食品や化粧品分野での活用、また医薬品原料としても注目されている。1995年に化学的合成品以外の食品添加物として、2001年は紫外線カットの化粧品原料として認可され、さらに04年6月には食薬区分の改正で非医薬品成分に移行した。
◇γ-オリザノール
米胚芽や米糠油から分離された機能成分で、トリテルペンアルコールのフェルラ酸エステル。米胚芽油には1.5%含まれている。成長促進・間脳機能調節・抗酸化作用が認められている。
米糠の商品一覧
◇カプサイシン
唐辛子の果皮に含まれる辛味成分。体内のエネルギー消費を促進させる働きがあり、結果的に肥満を防止するという効果がある。体内に入ったカプサイシンは中枢神経を介して交感神経を刺激し、副腎皮質からアドレナリンやノルアドレナリンなどの分泌を促すため、エネルギー代謝が盛んになって肝臓や筋肉内のグリコーゲンの分解などが促進される。
カプサイシンの商品一覧
◇イソシオシアナート
キャベツやカリフラワーなどアブなら科の野菜に含まれるイソシオシアン酸の一種で、ガンの原因となるDNA損傷を抑える作用がある。また、ブロッコリーに含まれる同類のサルフォラフェインには発ガン物質の増殖を抑える作用のあることが知られている。
キャベツの商品一覧
ブロッコリーの商品一覧
火曜日, 5月 08, 2007
ファイトケミカル(4)
◇硫黄化合物
ニンニクやタマネギなどユリ科の植物が持つ独特の臭気は硫黄化合物によるものである。硫黄化合物には抗酸化作用があり、老化やガンなどの予防に有効であることが知られている。また血液の粘度を低める作用もある。
◆アリシン
ニンニクの臭気成分で、前駆物質のアリインが酵素のアリイナーゼで加水分解されて生じる。アリインとアリイナーゼは細胞中では別の場所に存在して反応することはないが、ニンニクを切ると細胞が破壊され、両者が接触して反応が始まりアリシンが生成される。アリシンは人の消化管の中でビタミンB1と反応してアリチアミンという物質に変わる。アリチアミンの血中濃度は長時間維持されるため、ビタミンB1の働きが通常より長く持続するという効果がある。
にんにくの商品一覧
◇リグナン
リグナンはケイ皮酸から誘導される低分子化合物で、顕花植物の茎や根、種子などに配糖体や遊離の状態で存在している。抗酸化作用が強く、食品の酸化防止剤などに利用される。特にゴマの趣旨に多く含まれている。
◆セサミン
ゴマに含まれるリグナンの一種で、胡麻に0.5%程度しか含まれていないが、強力な抗酸化作用のあることで知られている。肝臓の機能を強化し、アルコールの分解にも寄与している。また、中性脂肪を減らす作用があることがラットを使った実験でわかっている。
◆セサミノール
ゴマの脂質(ゴマ油)に多く含まれるリグナンの一種で、ゴマ湯などの変敗しにくい性質から見出され、強い抗酸化作用のあることが認められている。セサミノールが過酸化脂質の生成を抑制することで、抗がん効果が得られるとする実験結果が報告されている。
ゴマの商品一覧
◇サポニン
サポニンは大豆や人参、ジャガイモの皮などに含まれるえぐみや苦味の成分で、配糖体の一種である。水溶液が石鹸のように泡立つ性質があることから、石鹸を意味するサポに由来してこう呼ばれる。サポニンは水と油の両方に溶ける性質を持っており、血管についた脂肪を除去する働きや、血中コレステロールの低下、過酸化脂質の除去などに有効であることが認められている。
◆大豆サポニン
大豆の胚軸に含まれるサポニンで、大豆の苦味や渋味、えぐみの成分。生の大豆に約0.3%含まれている。大豆サポニンは脂質の過酸化抑制と代謝促進に関係しており、高脂血症、高血圧症、動脈硬化などの改善に効果があるとされる。
大豆イソフラボンの商品
◆ジンセノサイド
人参に含まれるサポニンの総称で、人参サポニンとも呼ばれる。1854年に米国のガリッケスが人参の薬効成分としてパナロキンと名付けたサポニンを分析したことに始まり、これまでに30種類以上のジンセノサイドが発見されている。高麗人参には鎮静作用と興奮作用を併せ持つジンセノサイドが含まれており、大脳を鎮静させる作用がある反面、体の細胞や臓器の働きを活発にして体調を整える作用がある。また、アメリカ人視線には中枢神経の興奮を抑制し、緊張性のストレスを緩和するジンセノサイドRb群が多く含まれるため、高麗人参に比べて頭をスッキリさせ、集中力をつける作用が強いといわれる。
高麗人参の商品一覧
田七人参の商品一覧
ニンニクやタマネギなどユリ科の植物が持つ独特の臭気は硫黄化合物によるものである。硫黄化合物には抗酸化作用があり、老化やガンなどの予防に有効であることが知られている。また血液の粘度を低める作用もある。
◆アリシン
ニンニクの臭気成分で、前駆物質のアリインが酵素のアリイナーゼで加水分解されて生じる。アリインとアリイナーゼは細胞中では別の場所に存在して反応することはないが、ニンニクを切ると細胞が破壊され、両者が接触して反応が始まりアリシンが生成される。アリシンは人の消化管の中でビタミンB1と反応してアリチアミンという物質に変わる。アリチアミンの血中濃度は長時間維持されるため、ビタミンB1の働きが通常より長く持続するという効果がある。
にんにくの商品一覧
◇リグナン
リグナンはケイ皮酸から誘導される低分子化合物で、顕花植物の茎や根、種子などに配糖体や遊離の状態で存在している。抗酸化作用が強く、食品の酸化防止剤などに利用される。特にゴマの趣旨に多く含まれている。
◆セサミン
ゴマに含まれるリグナンの一種で、胡麻に0.5%程度しか含まれていないが、強力な抗酸化作用のあることで知られている。肝臓の機能を強化し、アルコールの分解にも寄与している。また、中性脂肪を減らす作用があることがラットを使った実験でわかっている。
◆セサミノール
ゴマの脂質(ゴマ油)に多く含まれるリグナンの一種で、ゴマ湯などの変敗しにくい性質から見出され、強い抗酸化作用のあることが認められている。セサミノールが過酸化脂質の生成を抑制することで、抗がん効果が得られるとする実験結果が報告されている。
ゴマの商品一覧
◇サポニン
サポニンは大豆や人参、ジャガイモの皮などに含まれるえぐみや苦味の成分で、配糖体の一種である。水溶液が石鹸のように泡立つ性質があることから、石鹸を意味するサポに由来してこう呼ばれる。サポニンは水と油の両方に溶ける性質を持っており、血管についた脂肪を除去する働きや、血中コレステロールの低下、過酸化脂質の除去などに有効であることが認められている。
◆大豆サポニン
大豆の胚軸に含まれるサポニンで、大豆の苦味や渋味、えぐみの成分。生の大豆に約0.3%含まれている。大豆サポニンは脂質の過酸化抑制と代謝促進に関係しており、高脂血症、高血圧症、動脈硬化などの改善に効果があるとされる。
大豆イソフラボンの商品
◆ジンセノサイド
人参に含まれるサポニンの総称で、人参サポニンとも呼ばれる。1854年に米国のガリッケスが人参の薬効成分としてパナロキンと名付けたサポニンを分析したことに始まり、これまでに30種類以上のジンセノサイドが発見されている。高麗人参には鎮静作用と興奮作用を併せ持つジンセノサイドが含まれており、大脳を鎮静させる作用がある反面、体の細胞や臓器の働きを活発にして体調を整える作用がある。また、アメリカ人視線には中枢神経の興奮を抑制し、緊張性のストレスを緩和するジンセノサイドRb群が多く含まれるため、高麗人参に比べて頭をスッキリさせ、集中力をつける作用が強いといわれる。
高麗人参の商品一覧
田七人参の商品一覧
月曜日, 5月 07, 2007
ファイトケミカル(3)
○タンニン
タンニンは植物の組織内に存在する渋味成分で、ポリフェノール化合物である。植物体から水で抽出され、分解するとフェノール類が得られる。タンパク質を凝固させる性質があることから皮革のなめしに使われる。タンニンは未熟な柿の果実などに多く含まれる。また、緑茶のカテキン、紅茶のテアフラビンもタンニンの一種である。
◇カテキン
水溶性のポリフェノール化合物で、茶葉に含まれている茶カテキンがよく知られている。茶葉の種類によって含有量は多少異なるが、平均すると乾燥葉重量の8~15%である。茶カテキンは抗酸化力が非常に高く、発ガン抑制、動脈硬化予防、脂肪代謝異常の改善、血圧上昇の抑制、血栓予防、抗糖尿病、抗アレルギー、抗ウイルス、抗菌、虫歯予防、口臭予防、腸内細菌叢正常化など多岐にわたる分野で研究成果が発表されている。食品分野では、花王が茶カテキンを関与成分にして体脂肪予防でトクホを取得したヘルシア緑茶がヒット商品になった。
緑茶(カテキン)の商品一覧
◆エピガロカテキンガレート
茶カテキンの約半量を占めている。1999年にスウェーデンのカロリンスカ研究所がエピガロカテキンガレートがガン細胞の血管新生を阻害させることをインビトロ実験で明らかにし、英国の科学雑誌ネイチャーに掲載された。
◇テルペノイド
テルペノイドは柑橘類や香辛野菜などの香りや苦味の成分で、テルペン、イソプレノイドとともいう。体内で発がん物質を無毒化する機能を強化したり、発ガン遺伝子の働きを弱める作用があるとされている。
◆ショウガオール
日本産生姜の根に含まれる辛味成分で、抗菌・殺菌・解熱・鎮痛作用がある。また、ヒスタミンを抑制する高アレルギー効果も認められている。
◆ジンゲロン
生姜の根に含まれる辛味成分で、強力な抗菌作用(コレラ菌やチフス菌)のほか、抗酸化作用も認められている。
生姜の商品一覧
金時生姜の商品一覧
◆ギンコライド
イチョウ葉から分離・同定された成分で、テルペノイドの一種。これまでの研究で①血小板凝集や血栓の生成阻害作用、②大脳去血の拮抗阻害作用、③心臓アナフィラキシーに対する拮抗作用、④炎症やアレルギーの阻害作用、⑤角膜再生の活性化作用、⑥中枢神経の覚醒作用、などが明らかにされている。
イチョウ葉の商品一覧
タンニンは植物の組織内に存在する渋味成分で、ポリフェノール化合物である。植物体から水で抽出され、分解するとフェノール類が得られる。タンパク質を凝固させる性質があることから皮革のなめしに使われる。タンニンは未熟な柿の果実などに多く含まれる。また、緑茶のカテキン、紅茶のテアフラビンもタンニンの一種である。
◇カテキン
水溶性のポリフェノール化合物で、茶葉に含まれている茶カテキンがよく知られている。茶葉の種類によって含有量は多少異なるが、平均すると乾燥葉重量の8~15%である。茶カテキンは抗酸化力が非常に高く、発ガン抑制、動脈硬化予防、脂肪代謝異常の改善、血圧上昇の抑制、血栓予防、抗糖尿病、抗アレルギー、抗ウイルス、抗菌、虫歯予防、口臭予防、腸内細菌叢正常化など多岐にわたる分野で研究成果が発表されている。食品分野では、花王が茶カテキンを関与成分にして体脂肪予防でトクホを取得したヘルシア緑茶がヒット商品になった。
緑茶(カテキン)の商品一覧
◆エピガロカテキンガレート
茶カテキンの約半量を占めている。1999年にスウェーデンのカロリンスカ研究所がエピガロカテキンガレートがガン細胞の血管新生を阻害させることをインビトロ実験で明らかにし、英国の科学雑誌ネイチャーに掲載された。
◇テルペノイド
テルペノイドは柑橘類や香辛野菜などの香りや苦味の成分で、テルペン、イソプレノイドとともいう。体内で発がん物質を無毒化する機能を強化したり、発ガン遺伝子の働きを弱める作用があるとされている。
◆ショウガオール
日本産生姜の根に含まれる辛味成分で、抗菌・殺菌・解熱・鎮痛作用がある。また、ヒスタミンを抑制する高アレルギー効果も認められている。
◆ジンゲロン
生姜の根に含まれる辛味成分で、強力な抗菌作用(コレラ菌やチフス菌)のほか、抗酸化作用も認められている。
生姜の商品一覧
金時生姜の商品一覧
◆ギンコライド
イチョウ葉から分離・同定された成分で、テルペノイドの一種。これまでの研究で①血小板凝集や血栓の生成阻害作用、②大脳去血の拮抗阻害作用、③心臓アナフィラキシーに対する拮抗作用、④炎症やアレルギーの阻害作用、⑤角膜再生の活性化作用、⑥中枢神経の覚醒作用、などが明らかにされている。
イチョウ葉の商品一覧
金曜日, 5月 04, 2007
ファイトケミカル(2)
○フラボノイド
フラボノイドは植物に含まれる水溶性色素で、早く黄、果実、種実などに広く分布し、現在まで4000種類以上が見つかっている。化学構造はポリフェノール化合物で、多くは糖と結合して配糖体として存在している。赤、紫、青色を呈するアントシアニン類、淡黄色のフラボノイド類に大きく分けられる。
◇アントシアニン
フラボノイド色素のアントシアニジンに糖が結合した配糖体。ブルーベリーやサツマイモの皮、黒豆などの色素成分として存在している。活性酸素の発生を抑制する抗酸化物質として知られているが、ロドプシン(網膜の色素体で、光の刺激を脳に伝える働きをする)の合成を促進して、目の疲労回復や近視予防の効果が認められていることからサプリメント素材として人気を呼んでいる。アントシアニンはまた、肝臓機能の改善にも有効に働くことが知られている。軽度の肝機能障害に対して、紫イモのジュースが有効に作用したという研究報告がある。
ブルーベリーの商品一覧
黒豆の商品一覧
◇フラボノイド
狭義のフラボノイド類には、構造の違いからフラボノール類(淡黄色)、フラボン類(淡黄色)、フラバノリール類(無色)、イソフラボン類(無色)があり、その多くは糖と結合して配糖体として存在している。
◆ケルセチン
フラボノイドのうち、フラボノールに分類されるポリフェノール化合物。タマネギやホウレン草、ケール、パセリなどに多く含まれ、LDLコレステロール酸化を抑制することで、動脈硬化を防ぐ作用のあることが知られている。ケルセチンは通常、配糖体のルチンとして存在することが多い。
たまねぎの商品一覧
ケールの商品一覧
◆ルチン
ケルセチンに糖のルチノース(グルコース+ラムノース)が結合したフラボノイド配糖体で、ビタミンCの研究過程で発見された抗酸化物質です。ビタミンPとも呼ばれる。そば(蕎麦)やトマト、アスパラガスに多く含まれている。ルチンは毛細血管の透過性を保ち、血管がもろくなるのを防ぐ。また、血圧を下げる作用があるため、血管補強剤や毛細血管の止血剤として高血圧、脳出血、血圧異常の疾患などに使われている。
ダッタン蕎麦の商品一覧
フラボノイドは植物に含まれる水溶性色素で、早く黄、果実、種実などに広く分布し、現在まで4000種類以上が見つかっている。化学構造はポリフェノール化合物で、多くは糖と結合して配糖体として存在している。赤、紫、青色を呈するアントシアニン類、淡黄色のフラボノイド類に大きく分けられる。
◇アントシアニン
フラボノイド色素のアントシアニジンに糖が結合した配糖体。ブルーベリーやサツマイモの皮、黒豆などの色素成分として存在している。活性酸素の発生を抑制する抗酸化物質として知られているが、ロドプシン(網膜の色素体で、光の刺激を脳に伝える働きをする)の合成を促進して、目の疲労回復や近視予防の効果が認められていることからサプリメント素材として人気を呼んでいる。アントシアニンはまた、肝臓機能の改善にも有効に働くことが知られている。軽度の肝機能障害に対して、紫イモのジュースが有効に作用したという研究報告がある。
ブルーベリーの商品一覧
黒豆の商品一覧
◇フラボノイド
狭義のフラボノイド類には、構造の違いからフラボノール類(淡黄色)、フラボン類(淡黄色)、フラバノリール類(無色)、イソフラボン類(無色)があり、その多くは糖と結合して配糖体として存在している。
◆ケルセチン
フラボノイドのうち、フラボノールに分類されるポリフェノール化合物。タマネギやホウレン草、ケール、パセリなどに多く含まれ、LDLコレステロール酸化を抑制することで、動脈硬化を防ぐ作用のあることが知られている。ケルセチンは通常、配糖体のルチンとして存在することが多い。
たまねぎの商品一覧
ケールの商品一覧
◆ルチン
ケルセチンに糖のルチノース(グルコース+ラムノース)が結合したフラボノイド配糖体で、ビタミンCの研究過程で発見された抗酸化物質です。ビタミンPとも呼ばれる。そば(蕎麦)やトマト、アスパラガスに多く含まれている。ルチンは毛細血管の透過性を保ち、血管がもろくなるのを防ぐ。また、血圧を下げる作用があるため、血管補強剤や毛細血管の止血剤として高血圧、脳出血、血圧異常の疾患などに使われている。
ダッタン蕎麦の商品一覧
木曜日, 5月 03, 2007
ファイトケミカル(1)
○ファイトケミカル
植物の色素成分や香気成分などに含まれる微量化学物質をファイトケミカルという。ファイト(phyto)はギリシャ語で”植物由来の”という意味がある。ファイトケミカルは従来の栄養素とは異なり、身体の組織やエネルギー源となったり、欠乏症を起こす栄養素ではないが、健康の維持に役立つことがわかってきている。その生理作用についてはまだ体系的に説明されていないが、ずば抜けた抗酸化作用を中心にして、栄養学の新しい波として研究も進んでいる。
◆クロロフィル
クロロフィルは植物や藍藻類に含まれる緑色の脂溶性色素で、葉緑素と呼ばれる。植物の葉緑体にたんぱく質やリポタンパクと結合した状態で存在し、二酸化炭素、水、太陽エネルギーから炭水化物(デンプン)作り出す光合成を担っている。クロロフィルは脊椎動物の赤血球に含まれる色素タンパク質のヘモグロビンと構造がよく似ており、どちらも同じポルフィリン核の構造で、その中心金属はクロロフィルはマグネシウム、ヘモグロビンが鉄である。クロロフィルは人の体内でヘモグロビンの生成を助け、造血作用を示す。また、健胃作用、殺菌効果も認められている。
◆キサントフィル類
◇ルテイン
緑葉の野菜類に多く含まる黄橙色のカロチノイド系色素で、植物の光合成の補助色素として働いている。人の体内では網膜の黄斑に存在している。網膜が老化による影響を受けると網膜の中心部にある黄斑が変性し、視力の低下が起こるが、ルテインや同じ種類のゼアキサンチンは黄斑変性を予防する働きがある。食品ではホウレン草、芽キャベツ、ブロッコリー、トウモロコシ等に多い。
◇ゼアキサンチン
トウモロコシやカボチャなどに多く含まれる黄色のカロチノイド色素。卵黄や動物脂肪、肝臓などなどにも存在している。人の体内では網膜の黄斑に分布している。網膜が老化による影響を受けると網膜の中心部にある黄斑が変性し、視力の低下が起こるが、ゼアキチンサン黄斑変性を予防する働きがある。
◇カプサイシン
トウガラシやピーマンの果実に含まれる赤色のカロチノイド色素。カロチン類より色が濃く、抗酸化作用はβ-カロチンの1.5倍あるとされる。
植物の色素成分や香気成分などに含まれる微量化学物質をファイトケミカルという。ファイト(phyto)はギリシャ語で”植物由来の”という意味がある。ファイトケミカルは従来の栄養素とは異なり、身体の組織やエネルギー源となったり、欠乏症を起こす栄養素ではないが、健康の維持に役立つことがわかってきている。その生理作用についてはまだ体系的に説明されていないが、ずば抜けた抗酸化作用を中心にして、栄養学の新しい波として研究も進んでいる。
◆クロロフィル
クロロフィルは植物や藍藻類に含まれる緑色の脂溶性色素で、葉緑素と呼ばれる。植物の葉緑体にたんぱく質やリポタンパクと結合した状態で存在し、二酸化炭素、水、太陽エネルギーから炭水化物(デンプン)作り出す光合成を担っている。クロロフィルは脊椎動物の赤血球に含まれる色素タンパク質のヘモグロビンと構造がよく似ており、どちらも同じポルフィリン核の構造で、その中心金属はクロロフィルはマグネシウム、ヘモグロビンが鉄である。クロロフィルは人の体内でヘモグロビンの生成を助け、造血作用を示す。また、健胃作用、殺菌効果も認められている。
◆キサントフィル類
◇ルテイン
緑葉の野菜類に多く含まる黄橙色のカロチノイド系色素で、植物の光合成の補助色素として働いている。人の体内では網膜の黄斑に存在している。網膜が老化による影響を受けると網膜の中心部にある黄斑が変性し、視力の低下が起こるが、ルテインや同じ種類のゼアキサンチンは黄斑変性を予防する働きがある。食品ではホウレン草、芽キャベツ、ブロッコリー、トウモロコシ等に多い。
◇ゼアキサンチン
トウモロコシやカボチャなどに多く含まれる黄色のカロチノイド色素。卵黄や動物脂肪、肝臓などなどにも存在している。人の体内では網膜の黄斑に分布している。網膜が老化による影響を受けると網膜の中心部にある黄斑が変性し、視力の低下が起こるが、ゼアキチンサン黄斑変性を予防する働きがある。
◇カプサイシン
トウガラシやピーマンの果実に含まれる赤色のカロチノイド色素。カロチン類より色が濃く、抗酸化作用はβ-カロチンの1.5倍あるとされる。
水曜日, 5月 02, 2007
緑茶エキス食品
○緑茶エキス食品
緑茶は煎茶の形でその浸出液を飲むことができるが、溶け出す成分であるビタミンC、カフェイン、カテキン、アミノ酸などは1回お茶を出したときは約40%、2回目のときは20%程度が茶殻の中に残っている。また、残った茶殻の中には不溶性成分であるビタミンA・E、ミネラル、脂質、食物繊維も多く含まれており、近年その積極的活用が求められるようになった。
大森正司(大妻女子大学)、加藤みゆき(香川大学)らは、成長するにつれて高血圧になる遺伝的特性を持つラット群に対し、1回お茶を出した中級煎茶の茶殻の粉末を与える実験を行なった。生後6週間のラット10匹ずつ2グループを使い、実験期間は18週である。その結果、茶殻粉末を10%混入した餌を与えたグループは普通食を与えたグループに比べて最高血圧が低く(241mmHg対221mmHg)、血液中の中性脂肪は少なく(1dl当たり75.0mg対47.7mg)、体重増加も少ない(353g対321g)という結果が出た。
茶殻の粉末には食物繊維の含有量が多く、それが腸の蠕動を促進して有害菌の抑制、中性脂肪の吸着、ナトリウム排泄など多様な効能を発揮するのではないかと考えられている(1993年、日本農芸化学大会で発表)。
このほか、ビタミンC・E、β-カロチンなどの抗酸化作用も注目されている。最近、食べるお茶というキャッチフレーズで、緑茶エキスを粉末や顆粒、ゼリー状にした健康食品も多く出ている。
緑茶は煎茶の形でその浸出液を飲むことができるが、溶け出す成分であるビタミンC、カフェイン、カテキン、アミノ酸などは1回お茶を出したときは約40%、2回目のときは20%程度が茶殻の中に残っている。また、残った茶殻の中には不溶性成分であるビタミンA・E、ミネラル、脂質、食物繊維も多く含まれており、近年その積極的活用が求められるようになった。
大森正司(大妻女子大学)、加藤みゆき(香川大学)らは、成長するにつれて高血圧になる遺伝的特性を持つラット群に対し、1回お茶を出した中級煎茶の茶殻の粉末を与える実験を行なった。生後6週間のラット10匹ずつ2グループを使い、実験期間は18週である。その結果、茶殻粉末を10%混入した餌を与えたグループは普通食を与えたグループに比べて最高血圧が低く(241mmHg対221mmHg)、血液中の中性脂肪は少なく(1dl当たり75.0mg対47.7mg)、体重増加も少ない(353g対321g)という結果が出た。
茶殻の粉末には食物繊維の含有量が多く、それが腸の蠕動を促進して有害菌の抑制、中性脂肪の吸着、ナトリウム排泄など多様な効能を発揮するのではないかと考えられている(1993年、日本農芸化学大会で発表)。
このほか、ビタミンC・E、β-カロチンなどの抗酸化作用も注目されている。最近、食べるお茶というキャッチフレーズで、緑茶エキスを粉末や顆粒、ゼリー状にした健康食品も多く出ている。
火曜日, 5月 01, 2007
ワイン(ポリフェノール)
○ワイン(ポリフェノール)
フレンチ・パラドックスの言葉とともに、1990年頃からワインの健康機能性が注目され始めた。その端緒となったのがフランスの科学者セルジュ・リヌーが唱えた「フランス人は動物性脂肪を多く摂っているのにかかわらず、他のヨーロッパ諸国に比べ虚血性心疾患による死亡率が低いのは赤ワインを日常的に飲むため」という説である。健康志向の高まりを見せていた日本でも90年代後半に赤ワインブームが起こっている。
赤ワインには渋み成分のタンニンや色素のアントシアニンなど、抗酸化作用のあるポリフェノール類が豊富に含まれている。これらの成分がLDL(低比重リポ蛋白)の酸化を抑え、虚血性心疾患の原因となる動脈硬化を予防すると考えられている。国立健康栄養研究所の板倉弘重らは、30~50代の男性10日に1日400~500mlの赤ワインを2週間飲んでもらい血液中のLDLの酸化抵抗性を調べた結果、飲用前に比べ上昇していることがわかった。また、赤ワインに含まれるほとんどのポリフェノールに抗酸化作用があることを確認している。(1994年)
ポリフェノールの含有量とはブドウの品種によって異なる。赤ワインの中でもカベルネ・ソーヴィニヨンでつくるボルドーワインや、ネッビオーロが原料のイタリアのバローロなどが高い。一方、白ワインは抗菌性に優れている。米ウエストバージニア大学のマーチン・E・マイズらは、白ワインがサルモネラ菌、大腸菌、赤痢菌に対して抗菌作用があることを実験で確認している。
フレンチ・パラドックスの言葉とともに、1990年頃からワインの健康機能性が注目され始めた。その端緒となったのがフランスの科学者セルジュ・リヌーが唱えた「フランス人は動物性脂肪を多く摂っているのにかかわらず、他のヨーロッパ諸国に比べ虚血性心疾患による死亡率が低いのは赤ワインを日常的に飲むため」という説である。健康志向の高まりを見せていた日本でも90年代後半に赤ワインブームが起こっている。
赤ワインには渋み成分のタンニンや色素のアントシアニンなど、抗酸化作用のあるポリフェノール類が豊富に含まれている。これらの成分がLDL(低比重リポ蛋白)の酸化を抑え、虚血性心疾患の原因となる動脈硬化を予防すると考えられている。国立健康栄養研究所の板倉弘重らは、30~50代の男性10日に1日400~500mlの赤ワインを2週間飲んでもらい血液中のLDLの酸化抵抗性を調べた結果、飲用前に比べ上昇していることがわかった。また、赤ワインに含まれるほとんどのポリフェノールに抗酸化作用があることを確認している。(1994年)
ポリフェノールの含有量とはブドウの品種によって異なる。赤ワインの中でもカベルネ・ソーヴィニヨンでつくるボルドーワインや、ネッビオーロが原料のイタリアのバローロなどが高い。一方、白ワインは抗菌性に優れている。米ウエストバージニア大学のマーチン・E・マイズらは、白ワインがサルモネラ菌、大腸菌、赤痢菌に対して抗菌作用があることを実験で確認している。
月曜日, 4月 30, 2007
ひじき
○ひじき
ヒジキは渇藻類のホンダワラ科の海藻で、日本全国の外界に面した岩礁地帯に分布する。採取したひじきは煮た後に乾燥させ、干しヒジキとされる。水に戻すと8倍くらいなり、炒め物などにする。
ヒジキの栄養成分で特徴的なのは、カルシウムとカリウムが多量に含まれていることである。干しヒジキ100g中、カルシウムは1400mgで海藻中トップ、カリウムは4400mgで昆布に次ぐ数値である。カルシウムは骨を丈夫にし、カリウムは血圧を下げる働きがある。
このほかカロチンが多く、3300ug(レチノール当量550ug)含まれている。ヒジキに形が似ていることからオカヒジキと呼ばれるアカザ科の野菜があるが、これにもカロチンが多く含まれ、しかも含有量が全く同じである。偶然の一致とはいえ興味深い。ヒジキはこのほか食物繊維が多いのも特徴である(100g中43.3g)。そのため消化が悪いと思われがちであるが、この繊維が腸の蠕動運動を活発にして便秘の改善を促し、美容効果も期待できる。
ひじきの商品一覧
ヒジキは渇藻類のホンダワラ科の海藻で、日本全国の外界に面した岩礁地帯に分布する。採取したひじきは煮た後に乾燥させ、干しヒジキとされる。水に戻すと8倍くらいなり、炒め物などにする。
ヒジキの栄養成分で特徴的なのは、カルシウムとカリウムが多量に含まれていることである。干しヒジキ100g中、カルシウムは1400mgで海藻中トップ、カリウムは4400mgで昆布に次ぐ数値である。カルシウムは骨を丈夫にし、カリウムは血圧を下げる働きがある。
このほかカロチンが多く、3300ug(レチノール当量550ug)含まれている。ヒジキに形が似ていることからオカヒジキと呼ばれるアカザ科の野菜があるが、これにもカロチンが多く含まれ、しかも含有量が全く同じである。偶然の一致とはいえ興味深い。ヒジキはこのほか食物繊維が多いのも特徴である(100g中43.3g)。そのため消化が悪いと思われがちであるが、この繊維が腸の蠕動運動を活発にして便秘の改善を促し、美容効果も期待できる。
ひじきの商品一覧
土曜日, 2月 10, 2007
ペプチド類
○ペプチド類
ペプチドは2個以上のアミノ酸が結合してできる物質の総称。2個のものをジペプチド、3個のものをトリペプチド、50個程度までのものをオリゴペプチドという。食品成分に由来し、生理活性を持つペプチド類も多く見つかっており、トクホの関与成分になっているものもある。
※かつお節オリゴペプチド
かつお節のたんぱく質を分解して得られるペプチドで、かつお節の出し殻を利用して作られる。血圧上昇に関与するアンジオテンシン変換酵素を阻害する作用がある。トクホの関与成分になっており、血圧が気なる人向きのスープ食品や錠剤タイプのものが製品化されている。
サーデンペプチドの商品一覧
※アンセリン
アミノ酸のヒスチジンとアラニンが結合したジペプチド。カツオやマグロの筋肉に多く含まれ、乳酸除去効果がある抗疲労物質。酸素を使わないでエネルギーを燃焼させるときに効果を発揮する。
アンセリンの商品一覧
ペプチドは2個以上のアミノ酸が結合してできる物質の総称。2個のものをジペプチド、3個のものをトリペプチド、50個程度までのものをオリゴペプチドという。食品成分に由来し、生理活性を持つペプチド類も多く見つかっており、トクホの関与成分になっているものもある。
※かつお節オリゴペプチド
かつお節のたんぱく質を分解して得られるペプチドで、かつお節の出し殻を利用して作られる。血圧上昇に関与するアンジオテンシン変換酵素を阻害する作用がある。トクホの関与成分になっており、血圧が気なる人向きのスープ食品や錠剤タイプのものが製品化されている。
サーデンペプチドの商品一覧
※アンセリン
アミノ酸のヒスチジンとアラニンが結合したジペプチド。カツオやマグロの筋肉に多く含まれ、乳酸除去効果がある抗疲労物質。酸素を使わないでエネルギーを燃焼させるときに効果を発揮する。
アンセリンの商品一覧
木曜日, 2月 08, 2007
コエンザイムQ10(ビタミンQ)
○コエンザイムQ10(ビタミンQ)
脂溶性のビタミン様物質で、補酵素Q10、ビタミンQとも呼ばれる。人のミトコンドリアに最も多く存在し、エネルギー産生に深く関わっている抗酸化物質である。2001年4月の食薬区分改正で医薬品成分から非医薬品成分になり、食品としての販売が可能となった。それまで国内ではユビキノンという名称で糖尿病や虚血症心疾患、脳出血の治療薬として知られていた。
コエンザイムQ10(以下、CoQ10と略)は1950年代に英国のモートンらがビタミンA欠乏症ラットの肝臓からその存在を発見し、ユビキノンと名づけた。57年には米国のクレーンらがウシ心筋ミトコンドリアからATP産生に不可欠なキノンを分離しCoQ10と命名したが、翌年、ユビキノンとCoQ10が同一物質であることが判明し、米国のフォーカースによってその化学構造が確定されている。CoQ10にはアンチエイジング(シワの改善など)、ダイエット、慢性疲労の改善、免疫細胞の活性化、歯肉炎、歯周病などの改善効果があるとされている。
ヒトの体内でも合成されるが、加齢とともにその細胞内濃度は低下し、40代では30%、80代では50%以上が失われるという。その結果エネルギー不足となり、さまざまな体の不調につながれるとされる。
コエンザイムQ10の商品一覧
脂溶性のビタミン様物質で、補酵素Q10、ビタミンQとも呼ばれる。人のミトコンドリアに最も多く存在し、エネルギー産生に深く関わっている抗酸化物質である。2001年4月の食薬区分改正で医薬品成分から非医薬品成分になり、食品としての販売が可能となった。それまで国内ではユビキノンという名称で糖尿病や虚血症心疾患、脳出血の治療薬として知られていた。
コエンザイムQ10(以下、CoQ10と略)は1950年代に英国のモートンらがビタミンA欠乏症ラットの肝臓からその存在を発見し、ユビキノンと名づけた。57年には米国のクレーンらがウシ心筋ミトコンドリアからATP産生に不可欠なキノンを分離しCoQ10と命名したが、翌年、ユビキノンとCoQ10が同一物質であることが判明し、米国のフォーカースによってその化学構造が確定されている。CoQ10にはアンチエイジング(シワの改善など)、ダイエット、慢性疲労の改善、免疫細胞の活性化、歯肉炎、歯周病などの改善効果があるとされている。
ヒトの体内でも合成されるが、加齢とともにその細胞内濃度は低下し、40代では30%、80代では50%以上が失われるという。その結果エネルギー不足となり、さまざまな体の不調につながれるとされる。
コエンザイムQ10の商品一覧
金曜日, 2月 02, 2007
冬瓜(とうがん)
○冬瓜(とうがん)
ウリ科植物の果実を一般にウリ(瓜)と呼んでいるが、その種類は600種以上もあるといわれる。わが国で食用にされているのはトウガン、スイカ、メロン、キュウリ、カボチャ、ユウガオ、ヘチマ、ニガウリなどである。
トウガンは熱帯アジア原産のつる性一年草で、カモウリ、トウガなどの別名もある。夏に黄色い5弁の花をつけ、果実は球形または楕円形で長さが50cmくらいのものもある。熟すと皮が硬くなり、冬まで貯蔵できるので冬瓜と呼ばれる夏野菜である。
栄養学的にはビタミンCがやや多いほかあまり見るべくものがなく、そのほとんどが水分であるが、果肉にはむくみをとる優れた利尿作用があるので、膀胱炎、腎臓病、肝硬変の腹水などにも有効だといわれている。トウガンは主として煮物やあんかけとして食するが、生のしぼり汁暑夏あたり・発熱・糖尿病ののどの乾きに効く。
なお、漢方では冬瓜子と呼ばれる種子はリノール酸やサポニン、タンパク質を含み、古来、生薬として用いられてきた。中国の古典・神農本草経に白瓜子の原名で収載されており、薬効として鎮咳、去痰、排膿、消炎性利尿、水腫などがある。
冬瓜(とうがん)の商品一覧
ウリ科植物の果実を一般にウリ(瓜)と呼んでいるが、その種類は600種以上もあるといわれる。わが国で食用にされているのはトウガン、スイカ、メロン、キュウリ、カボチャ、ユウガオ、ヘチマ、ニガウリなどである。
トウガンは熱帯アジア原産のつる性一年草で、カモウリ、トウガなどの別名もある。夏に黄色い5弁の花をつけ、果実は球形または楕円形で長さが50cmくらいのものもある。熟すと皮が硬くなり、冬まで貯蔵できるので冬瓜と呼ばれる夏野菜である。
栄養学的にはビタミンCがやや多いほかあまり見るべくものがなく、そのほとんどが水分であるが、果肉にはむくみをとる優れた利尿作用があるので、膀胱炎、腎臓病、肝硬変の腹水などにも有効だといわれている。トウガンは主として煮物やあんかけとして食するが、生のしぼり汁暑夏あたり・発熱・糖尿病ののどの乾きに効く。
なお、漢方では冬瓜子と呼ばれる種子はリノール酸やサポニン、タンパク質を含み、古来、生薬として用いられてきた。中国の古典・神農本草経に白瓜子の原名で収載されており、薬効として鎮咳、去痰、排膿、消炎性利尿、水腫などがある。
冬瓜(とうがん)の商品一覧
火曜日, 1月 30, 2007
紫いも
○紫いも
最近、菓子の新素材として人気を呼んでいるのが紫いもである。沖縄や鹿児島で昔から食べられていたマヤムラサキというサツマイモの一種で、鮮やかな紫色が特徴。紫いもの人気の秘密はその鮮やかな色だけでなく、優れた機能成分を含んでいる点にある。赤ワイン同様にポリフェノールが大量に含まれており、動脈硬化の予防に役立つとされる。また、食物繊維やビタミンC、ミネラルも豊富で、便秘や肌荒れの改善といった美容効果も期待できる。
特徴ある紫色はアントシアニンという色素成分によるものだが、アントシアニンは視力を回復させることが知られており、最近の研究では活性酸素の除去や肝機能を高める作用のあることもわかってきている。紫いもはクセがなく、一般のサツマイモと変わらない。子供はもちろん、生活習慣病が気になりだした大人のおやつにも最適だろう。スイートポテトやソフトクリームなどがある。
紫いもの商品一覧
最近、菓子の新素材として人気を呼んでいるのが紫いもである。沖縄や鹿児島で昔から食べられていたマヤムラサキというサツマイモの一種で、鮮やかな紫色が特徴。紫いもの人気の秘密はその鮮やかな色だけでなく、優れた機能成分を含んでいる点にある。赤ワイン同様にポリフェノールが大量に含まれており、動脈硬化の予防に役立つとされる。また、食物繊維やビタミンC、ミネラルも豊富で、便秘や肌荒れの改善といった美容効果も期待できる。
特徴ある紫色はアントシアニンという色素成分によるものだが、アントシアニンは視力を回復させることが知られており、最近の研究では活性酸素の除去や肝機能を高める作用のあることもわかってきている。紫いもはクセがなく、一般のサツマイモと変わらない。子供はもちろん、生活習慣病が気になりだした大人のおやつにも最適だろう。スイートポテトやソフトクリームなどがある。
紫いもの商品一覧
水曜日, 1月 24, 2007
こんにゃく(蒟蒻)
○こんにゃく(蒟蒻)
サトイモ科のコンニャクイモ(原産はインドネシア)からつくるコンニャクは、昔から腸の砂下しとして日本人に親しまれてきました。コンニャクイモの球茎に含まれる複合多糖類のグルコマンナンは保水性が高く、水を吸収すると膨潤して容積を増す。これにアルカリ物質の消石灰を加えて加熱し、凝固させたものがコンニャクである。
コンニャクは食物繊維とカルシウム、少量の鉄を含むのみで、いわゆる栄養価は低い。しかし、①口当たりが良いため量を食べられる、②カロリーがいくない(玉コンニャク100g中5kcal)、③食物繊維が多い(生井もコンニャク100g中3g)、という3点がもコンニャクをまさに飽食・高栄養化した現代人の健康食たらしめるポイントである。
食物繊維は不溶性のものと水溶性のものがあるが、コンニャクイモに多く含まれる水溶性のグルコマンナンを高純度で抽出する技術が開発されたことにより、ここにきてコンニャクは一般食からダイエットを目的とした健康食品として商品化されるとともに、健康志向のデザート食品、加工食品としても多様な種類が供給されるようになった。食物繊維の摂取によって、①腸内細菌のバランスの改善、②腸の内容物のイオン交換作用によりナトリウムなどを排泄、③便量を増やし腸内有害物質を排出、④コレステロールや糖分の過剰吸収を抑える、などの効果が期待される。
こんにゃくダイエットの商品一覧
サトイモ科のコンニャクイモ(原産はインドネシア)からつくるコンニャクは、昔から腸の砂下しとして日本人に親しまれてきました。コンニャクイモの球茎に含まれる複合多糖類のグルコマンナンは保水性が高く、水を吸収すると膨潤して容積を増す。これにアルカリ物質の消石灰を加えて加熱し、凝固させたものがコンニャクである。
コンニャクは食物繊維とカルシウム、少量の鉄を含むのみで、いわゆる栄養価は低い。しかし、①口当たりが良いため量を食べられる、②カロリーがいくない(玉コンニャク100g中5kcal)、③食物繊維が多い(生井もコンニャク100g中3g)、という3点がもコンニャクをまさに飽食・高栄養化した現代人の健康食たらしめるポイントである。
食物繊維は不溶性のものと水溶性のものがあるが、コンニャクイモに多く含まれる水溶性のグルコマンナンを高純度で抽出する技術が開発されたことにより、ここにきてコンニャクは一般食からダイエットを目的とした健康食品として商品化されるとともに、健康志向のデザート食品、加工食品としても多様な種類が供給されるようになった。食物繊維の摂取によって、①腸内細菌のバランスの改善、②腸の内容物のイオン交換作用によりナトリウムなどを排泄、③便量を増やし腸内有害物質を排出、④コレステロールや糖分の過剰吸収を抑える、などの効果が期待される。
こんにゃくダイエットの商品一覧
火曜日, 1月 23, 2007
れんこん(蓮根)
○れんこん(蓮根)
スイレン科の多年生水性植物であるハス(蓮)の地下茎が泥の中に長く伸び、先端部分に養分を蓄えて肥大した部分がレンコン(蓮根)である。中国やインド、マレーが原産といわれる。わが国では秋の9月頃から掘り始めて翌春まで出荷が続くが、旬は年の暮れ。
中国では蓮の根茎、葉柄、葉、蕾、花弁、花托、果実など、あらゆる部分を残りなく薬用に用いており、全て異なった効能効果を持つとしている。例えば食用にする根茎の肥厚部分は藕(うっ血を除き解毒作用がある)、根茎から採ったデンプンは藕粉(造血・浄血作用があり、下痢や暑気あたりを治す)といった具合である。
レンコンの成分はデンプンを主体とする糖質が約15g(100g中)と多く、ペクチンやヘミセルロースなどの食物繊維は2gで、便通を良くして腸内細菌のバランスを整え血液の浄化に役立つ。ビタミンCは48mgとトマトの約3倍含まれている。Cは肌の新陳代謝をよくし、メラニン色素の沈着を防ぐ。また、レンコンに含まれるタンニンの消炎・収斂作用が咳や痰を鎮め、のどを快調にするといわれており、喘息にもおろし汁が用いられる。そのほか高血圧・下痢・更年期障害・老化防止にも効果があるとされている。
れんこん(蓮根)の商品一覧
スイレン科の多年生水性植物であるハス(蓮)の地下茎が泥の中に長く伸び、先端部分に養分を蓄えて肥大した部分がレンコン(蓮根)である。中国やインド、マレーが原産といわれる。わが国では秋の9月頃から掘り始めて翌春まで出荷が続くが、旬は年の暮れ。
中国では蓮の根茎、葉柄、葉、蕾、花弁、花托、果実など、あらゆる部分を残りなく薬用に用いており、全て異なった効能効果を持つとしている。例えば食用にする根茎の肥厚部分は藕(うっ血を除き解毒作用がある)、根茎から採ったデンプンは藕粉(造血・浄血作用があり、下痢や暑気あたりを治す)といった具合である。
レンコンの成分はデンプンを主体とする糖質が約15g(100g中)と多く、ペクチンやヘミセルロースなどの食物繊維は2gで、便通を良くして腸内細菌のバランスを整え血液の浄化に役立つ。ビタミンCは48mgとトマトの約3倍含まれている。Cは肌の新陳代謝をよくし、メラニン色素の沈着を防ぐ。また、レンコンに含まれるタンニンの消炎・収斂作用が咳や痰を鎮め、のどを快調にするといわれており、喘息にもおろし汁が用いられる。そのほか高血圧・下痢・更年期障害・老化防止にも効果があるとされている。
れんこん(蓮根)の商品一覧
土曜日, 1月 20, 2007
スイカ(西瓜)
○すいか(西瓜)
ウリ科スイカ属の蔓性一年草の果実で、アフリカ南部のカラハリ砂漠が原産。栽培の起源は古く、4000年前のエジプトでは果実よりむしろ種子を食していたようである。中近東の内陸地の乾燥地帯では飲料として利用されてきた。日本へは江戸時代(16世紀)に中国を経て渡来したが、一般に普及したのは明治に入ってからである。西から伝わった瓜に由来して西瓜とされた。
西瓜は栽培品種が多く、形・大きさ・果皮の色と模様・果肉の色などが異なる種類が数多くある。わが国で最も多く食べられているのは赤肉種で、果皮が緑色で縞模様があり、果肉が赤色の中玉である。果肉が黄色い黄肉種も比較的多い。このほか人工的な改良によって作られた、種無しスイカなどもある。
食効で代表的なものは利尿作用で、高血圧、腎臓病、心臓病、尿路結石などのむくみに効果的である。カリウムが豊富な上に、アミノ酸の一種であるシトルリンを含み、これが利尿作用を高める。ただしスイカは体を冷やすので、下痢気味の人には不向きである。果肉の絞り汁を5~6時間、水飴状になるまでにつめたものはスイカ糖と呼ばれ、喉の痛みや痰をきる働きがある。また、種子はタンパク質や脂肪、ビタミンB群、Eが豊富で栄養価が高いので、中国では食用としており、動脈硬化の予防、強壮・強精、老化防止に卓効があるとされる。
スイカ糖の商品一覧
ウリ科スイカ属の蔓性一年草の果実で、アフリカ南部のカラハリ砂漠が原産。栽培の起源は古く、4000年前のエジプトでは果実よりむしろ種子を食していたようである。中近東の内陸地の乾燥地帯では飲料として利用されてきた。日本へは江戸時代(16世紀)に中国を経て渡来したが、一般に普及したのは明治に入ってからである。西から伝わった瓜に由来して西瓜とされた。
西瓜は栽培品種が多く、形・大きさ・果皮の色と模様・果肉の色などが異なる種類が数多くある。わが国で最も多く食べられているのは赤肉種で、果皮が緑色で縞模様があり、果肉が赤色の中玉である。果肉が黄色い黄肉種も比較的多い。このほか人工的な改良によって作られた、種無しスイカなどもある。
食効で代表的なものは利尿作用で、高血圧、腎臓病、心臓病、尿路結石などのむくみに効果的である。カリウムが豊富な上に、アミノ酸の一種であるシトルリンを含み、これが利尿作用を高める。ただしスイカは体を冷やすので、下痢気味の人には不向きである。果肉の絞り汁を5~6時間、水飴状になるまでにつめたものはスイカ糖と呼ばれ、喉の痛みや痰をきる働きがある。また、種子はタンパク質や脂肪、ビタミンB群、Eが豊富で栄養価が高いので、中国では食用としており、動脈硬化の予防、強壮・強精、老化防止に卓効があるとされる。
スイカ糖の商品一覧
金曜日, 1月 19, 2007
バナナ
○バナナ
マレー半島を原産とするバショウ科の多年草の果実。人類最古の栽培作物とされている。果実用と料理用があり、熱帯地方ではデンプンを多く含む料理用バナナが主食的役割も果たしている。日本で普及したのは明治以降で、未熟な状態で輸入したものを室に入れて熟させる。フィリピンバナナ、台湾バナナ、モンキーバナナが1年中出回っている。
バナナの成分は炭水化物がほとんどで、未熟なものはデンプンが多いが、熟すにつれ果糖やブドウ糖、ショ糖などが増えて甘みを増す。100g中22.5gの糖質があり、バナナ1本のカロリーが食パン1枚に匹敵する。消化がよく吸収が早いので、スポーツ時のエネルギー補給に最適である。
バナナには抗がん作用のあることも明らかになっている。帝京大学薬学部の山﨑正利らの研究によると、マウスにバナナの果汁を摂取して白血球の好中球、マクロファージ(貪食細胞)、リンパ球の数を調べたところ、マクロファージは72時間にわたり高値を維持した。マクロファージはガン細胞を攻撃するためにTNF(腫瘍壊死因子)という物質を作り出すが、バナナ果汁を摂取したマウスはTNFが増えていることがわかった。バナナのほかにもスイカ、ブドウ、梨、柿、パイナップル、リンゴ、夏みかん、グレープフルーツなどの果汁について実験を行なったが、TNFの賛成が最も高かったのはバナナで、夏みかんやグレープフルーツの30倍以上だった。そこで、実際にバナナ果汁を担がんマウスに投与して抗腫瘍効果を調べた結果、腫瘍の抑制だけでなく、癌細胞が完全に消失したマウスも認められたという。
バナナ黒酢の商品一覧
マレー半島を原産とするバショウ科の多年草の果実。人類最古の栽培作物とされている。果実用と料理用があり、熱帯地方ではデンプンを多く含む料理用バナナが主食的役割も果たしている。日本で普及したのは明治以降で、未熟な状態で輸入したものを室に入れて熟させる。フィリピンバナナ、台湾バナナ、モンキーバナナが1年中出回っている。
バナナの成分は炭水化物がほとんどで、未熟なものはデンプンが多いが、熟すにつれ果糖やブドウ糖、ショ糖などが増えて甘みを増す。100g中22.5gの糖質があり、バナナ1本のカロリーが食パン1枚に匹敵する。消化がよく吸収が早いので、スポーツ時のエネルギー補給に最適である。
バナナには抗がん作用のあることも明らかになっている。帝京大学薬学部の山﨑正利らの研究によると、マウスにバナナの果汁を摂取して白血球の好中球、マクロファージ(貪食細胞)、リンパ球の数を調べたところ、マクロファージは72時間にわたり高値を維持した。マクロファージはガン細胞を攻撃するためにTNF(腫瘍壊死因子)という物質を作り出すが、バナナ果汁を摂取したマウスはTNFが増えていることがわかった。バナナのほかにもスイカ、ブドウ、梨、柿、パイナップル、リンゴ、夏みかん、グレープフルーツなどの果汁について実験を行なったが、TNFの賛成が最も高かったのはバナナで、夏みかんやグレープフルーツの30倍以上だった。そこで、実際にバナナ果汁を担がんマウスに投与して抗腫瘍効果を調べた結果、腫瘍の抑制だけでなく、癌細胞が完全に消失したマウスも認められたという。
バナナ黒酢の商品一覧
木曜日, 1月 18, 2007
グレープシードオイル
○グレープシードオイル
グレープシードオイルは名前が示すようにブドウの種子から作る植物性油で、約500kgのブドウから500mlの量しか抽出できない希少な油脂である。この油脂の特徴はノンコレステロールであること、ポリフェノールやビタミンE、必須脂肪酸のリノール酸が豊富に含まれていることなどである。味はクセがなく、幅広い料理に使える。イタリア産やチリ産があるが、わが国でもスーパーなどで簡単に入手することができる。フレンチパラドックスで一躍有名になったポリフェノールだが、ブドウの中で一番含有量が多い部分は種子。グレープシードオイルには赤ワイン以上にポリフェノールが含まれており、このオイルを使った抗酸化サプリメントが出ている。
グレープシードオイルの商品一覧
グレープシードオイルは名前が示すようにブドウの種子から作る植物性油で、約500kgのブドウから500mlの量しか抽出できない希少な油脂である。この油脂の特徴はノンコレステロールであること、ポリフェノールやビタミンE、必須脂肪酸のリノール酸が豊富に含まれていることなどである。味はクセがなく、幅広い料理に使える。イタリア産やチリ産があるが、わが国でもスーパーなどで簡単に入手することができる。フレンチパラドックスで一躍有名になったポリフェノールだが、ブドウの中で一番含有量が多い部分は種子。グレープシードオイルには赤ワイン以上にポリフェノールが含まれており、このオイルを使った抗酸化サプリメントが出ている。
グレープシードオイルの商品一覧
水曜日, 1月 17, 2007
コタラヒム
○コタラヒム
スリランカ原産のトチノキ科の樹木で。学名はsalacia reticulate(サラシア・レティキュラ-タ)。現地ではア-ユルヴェ-ダ医学に基づき、糖尿病にこ効果のある薬木として利用されてきた。京都薬科大学・吉川雅之の研究によると、コタラヒムは糖尿病治療薬のα-グルコシダ-ゼ阻害剤と同様の作用を持ち、その有効成分はコタラノ-ル、サラシノ-ルという硫黄を含む糖質であることが同定されており、糖尿病の予防・改善に効果のあることが認められている。横浜国際バイオ研究所はスリランカからコタラヒムを輸入、抽出エキスを粉末にした素材を健康食品メ-カ-などに提供している。
コタラヒムの商品一覧
スリランカ原産のトチノキ科の樹木で。学名はsalacia reticulate(サラシア・レティキュラ-タ)。現地ではア-ユルヴェ-ダ医学に基づき、糖尿病にこ効果のある薬木として利用されてきた。京都薬科大学・吉川雅之の研究によると、コタラヒムは糖尿病治療薬のα-グルコシダ-ゼ阻害剤と同様の作用を持ち、その有効成分はコタラノ-ル、サラシノ-ルという硫黄を含む糖質であることが同定されており、糖尿病の予防・改善に効果のあることが認められている。横浜国際バイオ研究所はスリランカからコタラヒムを輸入、抽出エキスを粉末にした素材を健康食品メ-カ-などに提供している。
コタラヒムの商品一覧
日曜日, 1月 14, 2007
コブラエキス
○コブラエキス
コブラはタイ、ビルマ、フィリピンなど東南アジア一帯に広く分布するコブラ科の毒ヘビで、全長2mにも達する。毒ヘビは強精・強壮剤という考え方は世界共通のもので、それも毒性の強いものほど効果があると信じられているが、これまでの関心は専らヘビ毒に向けられており、強
壮効果などは科学的に裏付けられているわけではない。従って、コブラの食効は体験から推測するしかないが、古くからその肝臓や胆嚢は目の薬とされ、老眼も回復するといわれている。
肉と骨だけの乾燥コブラ製品の分析結果(日本食品分析センタ-)では、タンパク質72.4%(スペルミンなどアミノ酸18種類含む)、脂質1.9%、灰分19.4%(カルシウム5.7%、リン3%)、また100g中に鉄4.21mg、カリウム795mg、ビタミンB1が0.3mg、B2が0.39gが含まれている。スペルミンは精子をつくり、勃起中枢を刺激する。動物実験でスペルミンを投与すると性腺刺激ホルモンが分泌され、メスは子宮壁や膣壁が充血、オスは精液の生産が高まることが認められている。
そのほかエネルギ-代謝に関与する補酵素のコエンザイムQ10も含まれており、これらが精力増強に寄与すると考えられている。インドの研究者ブラガンザは、コブラの毒に制ガン作用があると発表している。
コブラの商品一覧
コブラはタイ、ビルマ、フィリピンなど東南アジア一帯に広く分布するコブラ科の毒ヘビで、全長2mにも達する。毒ヘビは強精・強壮剤という考え方は世界共通のもので、それも毒性の強いものほど効果があると信じられているが、これまでの関心は専らヘビ毒に向けられており、強
壮効果などは科学的に裏付けられているわけではない。従って、コブラの食効は体験から推測するしかないが、古くからその肝臓や胆嚢は目の薬とされ、老眼も回復するといわれている。
肉と骨だけの乾燥コブラ製品の分析結果(日本食品分析センタ-)では、タンパク質72.4%(スペルミンなどアミノ酸18種類含む)、脂質1.9%、灰分19.4%(カルシウム5.7%、リン3%)、また100g中に鉄4.21mg、カリウム795mg、ビタミンB1が0.3mg、B2が0.39gが含まれている。スペルミンは精子をつくり、勃起中枢を刺激する。動物実験でスペルミンを投与すると性腺刺激ホルモンが分泌され、メスは子宮壁や膣壁が充血、オスは精液の生産が高まることが認められている。
そのほかエネルギ-代謝に関与する補酵素のコエンザイムQ10も含まれており、これらが精力増強に寄与すると考えられている。インドの研究者ブラガンザは、コブラの毒に制ガン作用があると発表している。
コブラの商品一覧
木曜日, 1月 11, 2007
野ぶどう
○野ブドウ
野ブドウは全国各地の山野に自生する蔓性の落葉植物で、その薬効は江戸時代には既に知られており、「本草綱目啓蒙」という江戸末期の本草書には「突き目、目の充血、打ち身、捻挫、はれもの、リュマ-チ、関節炎など、外用薬として消炎、鎮痛に効果がある」という効果が記載されている。その野ブドウが近年、エキス内服によって肝臓病、リュ-マチ、喘息などに効くことが体験的に報告され注目を集めている。
北関東から東北地方にかけて、野ブドウの果実酒が肝臓病の全身倦怠、食欲不振、吐気、嘔吐、浮腫を改善したという伝承が多いが、独協医科大学組織培養ケンキュウセンタ-の勝田らの研究グル-プは「野ブドウのエキスは肝硬変の治療に役立つ可能性が大きい」という学会発表を行っている。また、この研究を引き継いだ同大生薬研究所の山田喬は「脂肪肝にしたネズミに野ブドウのエキスを投与したところ、肝細胞に充満していた中性脂肪などからなる脂肪滴が消失した。これはアルコ-ル性肝疾患への有効性を示唆する。基礎実験で見る限り、野ブドウのエキスは肝細胞の増殖にはブレ-キをかけないで直接的にコラ-ゲン形成を阻止または抑制する。これは肝硬変を予防または治癒させる可能性を示すものだ」と発表している。
野ブドウには高分子の多糖体が大量に含まれており、中国でもその抗ガン作用に注目が集まっている。また、黄疸、肝炎、肺結核、骨髄炎、乳腺炎、リンパ腺炎、中耳炎、リュ-マチ痛、排尿痛、打撲傷、骨折などにも使われており、果実は焼酎漬けに、葉、蔓、根は陰干しにして煎じて飲まれている。
野ぶどうの商品一覧
野ブドウは全国各地の山野に自生する蔓性の落葉植物で、その薬効は江戸時代には既に知られており、「本草綱目啓蒙」という江戸末期の本草書には「突き目、目の充血、打ち身、捻挫、はれもの、リュマ-チ、関節炎など、外用薬として消炎、鎮痛に効果がある」という効果が記載されている。その野ブドウが近年、エキス内服によって肝臓病、リュ-マチ、喘息などに効くことが体験的に報告され注目を集めている。
北関東から東北地方にかけて、野ブドウの果実酒が肝臓病の全身倦怠、食欲不振、吐気、嘔吐、浮腫を改善したという伝承が多いが、独協医科大学組織培養ケンキュウセンタ-の勝田らの研究グル-プは「野ブドウのエキスは肝硬変の治療に役立つ可能性が大きい」という学会発表を行っている。また、この研究を引き継いだ同大生薬研究所の山田喬は「脂肪肝にしたネズミに野ブドウのエキスを投与したところ、肝細胞に充満していた中性脂肪などからなる脂肪滴が消失した。これはアルコ-ル性肝疾患への有効性を示唆する。基礎実験で見る限り、野ブドウのエキスは肝細胞の増殖にはブレ-キをかけないで直接的にコラ-ゲン形成を阻止または抑制する。これは肝硬変を予防または治癒させる可能性を示すものだ」と発表している。
野ブドウには高分子の多糖体が大量に含まれており、中国でもその抗ガン作用に注目が集まっている。また、黄疸、肝炎、肺結核、骨髄炎、乳腺炎、リンパ腺炎、中耳炎、リュ-マチ痛、排尿痛、打撲傷、骨折などにも使われており、果実は焼酎漬けに、葉、蔓、根は陰干しにして煎じて飲まれている。
野ぶどうの商品一覧
火曜日, 1月 09, 2007
ぶどう
○ぶどう葉
フレンチパラドックスという言葉で,赤ワインに含まれるポリフェノ-ル類の健康効果(動脈硬化や心臓病のリスクを減らす)が注目され、わが国でも赤ワインブ-ムが起きたが、その原料となる黒ブドウの葉には赤ワイン以上(100~300倍)のポリフェノ-ル類が含まれている。ヨ-ロッパのワインに農家では古くから黒ブドウの葉を煎じて健康茶として飲んだり、葉そのものを料理に混ぜて食用にしてきた。黒ブドウの葉の抽出物には血管保護作用のあることが認められており、フランスやドイツでは医薬品として扱われ、静脈疾患の治療に使われている。
ポリフェノ-ル類は体内で抗酸化物質として働き、老化防止や生活習慣病の改善に効果のあることは広く知られているが、黒ブドウ葉に含まれるポリフェノ-ル類としては、特にアントシニアンとリスベラト-ルが注目されている。アントシアニンは強い抗酸化作用を持ち、血管の保護、血液循環の改善、動脈保護の予防に効果がある。リスベラト-ルはブドウ樹がシンキン紫外線から身を守るために産生するファイトケミカル(植物微量成分)の一種で、葉にもっとも多く含まれ、果肉中にはほとんど存在しない。ヒトの体内でLDL(悪玉コレステロ-ル)を減らし、血管の炎症や血栓の形成を抑える働きがあるとされている。海外では抗ガン効果についての報告もある。健康食品としての黒ブドウ葉は主に乾燥葉が売られているが、エキスを加工したものも製品化されている。
ぶどう葉(ポリフェノール)の商品一覧
フレンチパラドックスという言葉で,赤ワインに含まれるポリフェノ-ル類の健康効果(動脈硬化や心臓病のリスクを減らす)が注目され、わが国でも赤ワインブ-ムが起きたが、その原料となる黒ブドウの葉には赤ワイン以上(100~300倍)のポリフェノ-ル類が含まれている。ヨ-ロッパのワインに農家では古くから黒ブドウの葉を煎じて健康茶として飲んだり、葉そのものを料理に混ぜて食用にしてきた。黒ブドウの葉の抽出物には血管保護作用のあることが認められており、フランスやドイツでは医薬品として扱われ、静脈疾患の治療に使われている。
ポリフェノ-ル類は体内で抗酸化物質として働き、老化防止や生活習慣病の改善に効果のあることは広く知られているが、黒ブドウ葉に含まれるポリフェノ-ル類としては、特にアントシニアンとリスベラト-ルが注目されている。アントシアニンは強い抗酸化作用を持ち、血管の保護、血液循環の改善、動脈保護の予防に効果がある。リスベラト-ルはブドウ樹がシンキン紫外線から身を守るために産生するファイトケミカル(植物微量成分)の一種で、葉にもっとも多く含まれ、果肉中にはほとんど存在しない。ヒトの体内でLDL(悪玉コレステロ-ル)を減らし、血管の炎症や血栓の形成を抑える働きがあるとされている。海外では抗ガン効果についての報告もある。健康食品としての黒ブドウ葉は主に乾燥葉が売られているが、エキスを加工したものも製品化されている。
ぶどう葉(ポリフェノール)の商品一覧
火曜日, 4月 25, 2006
もずく
○もずく
モズクは渇藻類のモズク科とナガマツモ科の総称で、モズク(絹モズク)、イシゲ、イロロのほか、ナガマツ科のオキナワモズク(フトモズク)、イシモズク、クロモなどがある。モズクの名は藻付く(ホンダワラ類に付着して生育する)に由来する。
太平洋沿岸の中南部、瀬戸内海、日本海沿岸の中南部、南西諸島などに分布し、春から夏にかけて採る。産地では生のまま食べられているが、普通は塩漬けにしてものが用いられる。ツルツルと舌触りがよく酢の物にして食べられることが多いが、天ぷらにもされる。栄養的な特徴としては食物繊維のアルギン酸が多く含まれていることである。アルギン酸はコレステロールの吸収を阻害する作用や、腸の働きを活発させ便秘を改善する作用がある。
このほか、オキナワモズクに多く含まれている酸性多糖類のフコイダンに抗腫瘍作用のあることが実験で確かめられている。
もずくの商品一覧
モズクは渇藻類のモズク科とナガマツモ科の総称で、モズク(絹モズク)、イシゲ、イロロのほか、ナガマツ科のオキナワモズク(フトモズク)、イシモズク、クロモなどがある。モズクの名は藻付く(ホンダワラ類に付着して生育する)に由来する。
太平洋沿岸の中南部、瀬戸内海、日本海沿岸の中南部、南西諸島などに分布し、春から夏にかけて採る。産地では生のまま食べられているが、普通は塩漬けにしてものが用いられる。ツルツルと舌触りがよく酢の物にして食べられることが多いが、天ぷらにもされる。栄養的な特徴としては食物繊維のアルギン酸が多く含まれていることである。アルギン酸はコレステロールの吸収を阻害する作用や、腸の働きを活発させ便秘を改善する作用がある。
このほか、オキナワモズクに多く含まれている酸性多糖類のフコイダンに抗腫瘍作用のあることが実験で確かめられている。
もずくの商品一覧
月曜日, 4月 24, 2006
活性Ⅱ型コラーゲン
○活性Ⅱ型コラーゲン
Ⅱ型コラーゲンは軟骨に多く分布するコラーゲンで、従来からよく知られてきたⅠ型コラーゲン(皮膚や腱に多い)とはアミノ酸の配列順序が異なっている。活性Ⅱ型コラーゲンは、ハーバード大学医学部のデヴィット・R・トレンザムによってリューマチなどの関節痛に対し症状を改善する作用があることが報告され、関節ケアの新機能成分として注目されている物質である。
関節痛の原因の一つに軟骨の消耗があるが、これとは全く違う原因で起こる関節痛がある。本来は異物に対して身体を守る免疫システムが、軟骨の腫瘍タンパク質であるⅡ型コラーゲンを異物として誤認し、抗体を形成して攻撃してくるために生じる関節痛で、一般にリューマチと呼ばれるものである。軟骨の消耗による関節痛と痛みのメカニズムが異なるため、グルコサミンやコンドロイチン硫酸といった従来の関節ケア成分の補給だけでは対処が難しいとされてきた。
外の体内には、細菌などの外来侵入物と身体に有益な栄養素とを区別する経口寛容というシステムがある。トレンザムらはこの経口寛容に着目し、Ⅱ型コラーゲンが異物でなく栄養素として認識されれば免疫システムは作動しないのではないかと考えた。しかし、従来のⅡ型コラーゲン製品は化学的、あるいは高温処理によって変性されたものが多く、不活性で消化吸収性に劣っていた。トレンザムらのグループは鶏の胸部の軟骨から低温処理によって非変性Ⅱ型コラーゲンの抽出に成功、これを用いた臨床試験でのリューマチの症状改善が確認されたのである。論文はサイエンスに掲載され、①活性Ⅱ型コラーゲンを3ヶ月服用してリューマチ様関節炎患者の10名中6名が顕著に改善し、1名が完全回復した、②重篤なリューマチ様関節炎患者を被験者とする90日間の二重盲検プラセボ対象追跡試験において、活性Ⅱ型コラーゲンを服用した28名がプラセボ群に比べて有意な改善を示し、4名は完全回復した、と報告されている。(1993年、ハーバード大)
コラーゲンの商品一覧
Ⅱ型コラーゲンは軟骨に多く分布するコラーゲンで、従来からよく知られてきたⅠ型コラーゲン(皮膚や腱に多い)とはアミノ酸の配列順序が異なっている。活性Ⅱ型コラーゲンは、ハーバード大学医学部のデヴィット・R・トレンザムによってリューマチなどの関節痛に対し症状を改善する作用があることが報告され、関節ケアの新機能成分として注目されている物質である。
関節痛の原因の一つに軟骨の消耗があるが、これとは全く違う原因で起こる関節痛がある。本来は異物に対して身体を守る免疫システムが、軟骨の腫瘍タンパク質であるⅡ型コラーゲンを異物として誤認し、抗体を形成して攻撃してくるために生じる関節痛で、一般にリューマチと呼ばれるものである。軟骨の消耗による関節痛と痛みのメカニズムが異なるため、グルコサミンやコンドロイチン硫酸といった従来の関節ケア成分の補給だけでは対処が難しいとされてきた。
外の体内には、細菌などの外来侵入物と身体に有益な栄養素とを区別する経口寛容というシステムがある。トレンザムらはこの経口寛容に着目し、Ⅱ型コラーゲンが異物でなく栄養素として認識されれば免疫システムは作動しないのではないかと考えた。しかし、従来のⅡ型コラーゲン製品は化学的、あるいは高温処理によって変性されたものが多く、不活性で消化吸収性に劣っていた。トレンザムらのグループは鶏の胸部の軟骨から低温処理によって非変性Ⅱ型コラーゲンの抽出に成功、これを用いた臨床試験でのリューマチの症状改善が確認されたのである。論文はサイエンスに掲載され、①活性Ⅱ型コラーゲンを3ヶ月服用してリューマチ様関節炎患者の10名中6名が顕著に改善し、1名が完全回復した、②重篤なリューマチ様関節炎患者を被験者とする90日間の二重盲検プラセボ対象追跡試験において、活性Ⅱ型コラーゲンを服用した28名がプラセボ群に比べて有意な改善を示し、4名は完全回復した、と報告されている。(1993年、ハーバード大)
コラーゲンの商品一覧
土曜日, 4月 22, 2006
ローヤルゼリー(2)
○ローヤルゼリー
これほど様々な成分を含んでいるだけに、例えば、多くの研究者がその解明にチャレンジしており、数多くの研究成果が報告されている。例えば、老化によって多くの疾病が誘発されるが、老化の進行具合を判断する基準のひとつに間脳の老化がある。この研究のひとつとして、ローヤルゼリーと塩酸プロパカイン(麻酔に用いる)を半年以上にわたって人に与えたところ白髪が黒くなったという報告がある。また、老化と共に起こる女性の病気で多い更年期障害やそれに伴う不定愁訴は間脳の自立神経中枢の狂い(変調)によって起こるものだが、ローヤルゼリーを用いて治療に効果を示して例も多い。
愛媛大学医学部の研究グループ(奥田拓道ら)はローヤルゼリーにインスリン作用物質を見出し、その成分を追求したところ10-ハイドロキシデセン酸であることを明らかにしている。また血圧上昇の原因物質であるアンジオテンシンⅡの生成をローヤルゼリーが抑制することも見出している。
ローヤルゼリーの効用の全貌はまだ解明できない面もあるが、専門家の間では、間脳、脳下垂体、副腎を刺激し、それらの器官のホルモン分泌を促進させて生命力を引き出しているのではないかと考えられている。こうした効果からみると、身体の諸機能が衰え新陳代謝が弱まった中高年層、病中病後の患者、諸機能自体が弱い虚弱児などに生命力を賦活する傾向がある。これは漢方でいうところの、虚証に対してローヤルゼリーが用いられる理由の一つとなっている。
ローヤルゼリーの商品一覧
これほど様々な成分を含んでいるだけに、例えば、多くの研究者がその解明にチャレンジしており、数多くの研究成果が報告されている。例えば、老化によって多くの疾病が誘発されるが、老化の進行具合を判断する基準のひとつに間脳の老化がある。この研究のひとつとして、ローヤルゼリーと塩酸プロパカイン(麻酔に用いる)を半年以上にわたって人に与えたところ白髪が黒くなったという報告がある。また、老化と共に起こる女性の病気で多い更年期障害やそれに伴う不定愁訴は間脳の自立神経中枢の狂い(変調)によって起こるものだが、ローヤルゼリーを用いて治療に効果を示して例も多い。
愛媛大学医学部の研究グループ(奥田拓道ら)はローヤルゼリーにインスリン作用物質を見出し、その成分を追求したところ10-ハイドロキシデセン酸であることを明らかにしている。また血圧上昇の原因物質であるアンジオテンシンⅡの生成をローヤルゼリーが抑制することも見出している。
ローヤルゼリーの効用の全貌はまだ解明できない面もあるが、専門家の間では、間脳、脳下垂体、副腎を刺激し、それらの器官のホルモン分泌を促進させて生命力を引き出しているのではないかと考えられている。こうした効果からみると、身体の諸機能が衰え新陳代謝が弱まった中高年層、病中病後の患者、諸機能自体が弱い虚弱児などに生命力を賦活する傾向がある。これは漢方でいうところの、虚証に対してローヤルゼリーが用いられる理由の一つとなっている。
ローヤルゼリーの商品一覧
ローヤルゼリー(1)
○ローヤルゼリー
ミツバチの雌(働き蜂)が花粉を食べ、体内で給餌用の蛋白質に合成して分泌するローヤルゼリー状の物質がローヤルゼリーである。ローらるゼリーは古来、不老長寿の薬といわれ、強精・強壮、若返りに効果のあることから、現在でも根強い人気を誇る健康食品のひとつになっている。中国では王乳という名で知られている。ミツバチの中でローヤルゼリーを食べるのは産卵能力のある女王蜂のみである。女王蜂は数千匹の雄蜂を相手に1日で約2000個、年間で数十万個もの卵を産み、働き蜂が数ヶ月しか生きないのに対し、3~5年も生きる。また、女王蜂は16日で一人前に成長するが、働き蜂は21日、雄蜂は24日もかかる。この成長力の違いも女王蜂だけがローヤルゼリーを食べていることによる。
ローヤルゼリーの採取は以下のような方法で行われている。女王蜂は1匹しかいないが、卵から孵ったばかりの時点では働き蜂の幼虫全てが女王蜂になる可能性を持っている。そこで、人工的に作った女王蜂用の王椀(幼虫を育てる小さな容器)を1群当たり100個ほどつらえ、その中に幼虫を移すと、働き蜂はこの全てを女王蜂に育てようとしてローヤルゼリーを懸命に貯め込むので、それを収穫する。こうして3日間で1群当たり20gほどのローやるゼリーが集められる。
ローヤルゼリーは必須アミノ酸をはじめとするアミノ酸類が豊富に含まれ、良質なタンパク質を構成している。さらにビタミン類ではB1、B2、B6、ナイアシンをはじめ、成長促進や老化防止に効果のあるパントテン酸など数多くを含有し、またミネラル類ではカリウム、マグネシウム、カルシウム、銅、鉄、リンなどを含んでいる。このようにアミノ酸を中心にビタミンやミネラルをバランスよく含むローヤルゼリーにはまた科学的に分析できない未知の物質もあり、これを専門学者の間ではR物質と呼んでいる。
ローヤルゼリーの商品一覧
ミツバチの雌(働き蜂)が花粉を食べ、体内で給餌用の蛋白質に合成して分泌するローヤルゼリー状の物質がローヤルゼリーである。ローらるゼリーは古来、不老長寿の薬といわれ、強精・強壮、若返りに効果のあることから、現在でも根強い人気を誇る健康食品のひとつになっている。中国では王乳という名で知られている。ミツバチの中でローヤルゼリーを食べるのは産卵能力のある女王蜂のみである。女王蜂は数千匹の雄蜂を相手に1日で約2000個、年間で数十万個もの卵を産み、働き蜂が数ヶ月しか生きないのに対し、3~5年も生きる。また、女王蜂は16日で一人前に成長するが、働き蜂は21日、雄蜂は24日もかかる。この成長力の違いも女王蜂だけがローヤルゼリーを食べていることによる。
ローヤルゼリーの採取は以下のような方法で行われている。女王蜂は1匹しかいないが、卵から孵ったばかりの時点では働き蜂の幼虫全てが女王蜂になる可能性を持っている。そこで、人工的に作った女王蜂用の王椀(幼虫を育てる小さな容器)を1群当たり100個ほどつらえ、その中に幼虫を移すと、働き蜂はこの全てを女王蜂に育てようとしてローヤルゼリーを懸命に貯め込むので、それを収穫する。こうして3日間で1群当たり20gほどのローやるゼリーが集められる。
ローヤルゼリーは必須アミノ酸をはじめとするアミノ酸類が豊富に含まれ、良質なタンパク質を構成している。さらにビタミン類ではB1、B2、B6、ナイアシンをはじめ、成長促進や老化防止に効果のあるパントテン酸など数多くを含有し、またミネラル類ではカリウム、マグネシウム、カルシウム、銅、鉄、リンなどを含んでいる。このようにアミノ酸を中心にビタミンやミネラルをバランスよく含むローヤルゼリーにはまた科学的に分析できない未知の物質もあり、これを専門学者の間ではR物質と呼んでいる。
ローヤルゼリーの商品一覧
木曜日, 4月 20, 2006
プロポリス(2)
○プロポリス
プロポリスはミツバチの力を借りて得られるが、原産地に生えている樹種やミツバチの種類によって含有微量成分に差異が生ずることが指摘されている。わが国では早くから導入されてきたブラジル産品が主流となっている。製品によって一定ではないが、成分は50~55%を占める樹脂を筆頭に、蜜蝋30%、精油8~10%、花粉5%のほか、微量の有機酸や脂肪酸、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどを数える。それらの中でも上記のような効果に差異が認められるのは樹脂の構成成分の相違によるものと考えられ、丹念な分析研究が随所で行われている。その結果、各種のフラボノイド(色素成分)やアルコール、有機酸、エステル、クマリンなどの存在が明らかにされてきているが、それぞれの微量成分を合わせると数百種を越え、成分と効果との対応は検証しきれていないのが現状である。
同様のことは製品化の過程にも見られる。ミツバチの巣から採取されたプロポリスの原塊は堅い固まりだが、そこからいかにして成分を十分に抽出して飲用できる形にするかに工夫が払われている。従来から原塊をアルコールに浸けて成分を抽出する方法が取られているが、最近になって水だけで抽出する方法も開発され、この方法によれば刺激性のない水溶性の粉末や顆粒が得られる。そのほか、プロポリス成分を超微粒子化して水に混ざった状態(溶けるのではない)にするミセル化抽出法、液化炭酸ガスを用いて溶解させた上で一気に炭酸ガスを気化させて粉末状の製品を得る超臨界抽出法などが活用されている。
プロポリスの商品一覧
プロポリスはミツバチの力を借りて得られるが、原産地に生えている樹種やミツバチの種類によって含有微量成分に差異が生ずることが指摘されている。わが国では早くから導入されてきたブラジル産品が主流となっている。製品によって一定ではないが、成分は50~55%を占める樹脂を筆頭に、蜜蝋30%、精油8~10%、花粉5%のほか、微量の有機酸や脂肪酸、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどを数える。それらの中でも上記のような効果に差異が認められるのは樹脂の構成成分の相違によるものと考えられ、丹念な分析研究が随所で行われている。その結果、各種のフラボノイド(色素成分)やアルコール、有機酸、エステル、クマリンなどの存在が明らかにされてきているが、それぞれの微量成分を合わせると数百種を越え、成分と効果との対応は検証しきれていないのが現状である。
同様のことは製品化の過程にも見られる。ミツバチの巣から採取されたプロポリスの原塊は堅い固まりだが、そこからいかにして成分を十分に抽出して飲用できる形にするかに工夫が払われている。従来から原塊をアルコールに浸けて成分を抽出する方法が取られているが、最近になって水だけで抽出する方法も開発され、この方法によれば刺激性のない水溶性の粉末や顆粒が得られる。そのほか、プロポリス成分を超微粒子化して水に混ざった状態(溶けるのではない)にするミセル化抽出法、液化炭酸ガスを用いて溶解させた上で一気に炭酸ガスを気化させて粉末状の製品を得る超臨界抽出法などが活用されている。
プロポリスの商品一覧
水曜日, 4月 19, 2006
プロポリス(1)
○プロポリス
数多いミツバチ産品の中でもひときわ注目度の高いプロポリスはミツバチの巣から採取される樹脂状の物質で、蜂ヤニとも呼ばれる。蜜蜂はユーカリや松などから集めた樹液に自ら分泌する唾液の酵素を混ぜ合わせ、さらに蜂蝋や花粉を加える事によってこの物質を作り、巣の入り口や内面などに取り付ける習性がある。これは巣の内部を滑らかにするためばかりでなく、外部からの細菌の進入を防ぎ、巣の中を清潔に保つためである。
事実、プロポリスには卓越した殺菌・消毒作用が認められているが、その語源がポリス(都市)のプロ(前面)を守るという意味のギリシャ語に由来していることからも明らかなように、その顕著な働きはすでに紀元前から知られていた。古代ギリシャの哲学者アリストテレスの動物誌には、プロポリスが感染症などの治療に適していることが記されている。
プロポリスがわが国で広く知られるようになったのは、1985年に名古屋で開かれた国際養蜂会議で感染症や関節炎などにプロポリスを使った治験成績が発表されたことがきっかけであった。これに触発された形で、以後引き続いてその多彩な効力が内外から報告される過程で徐々に関心が高まり、①種々の菌に対する抗菌性、②鎮痛作用、③抗炎症作用、④組織再生の促進、⑤酸化防止の働き、⑥血液浄化作用、⑦免疫力の増強、⑧麻酔作用、などが相次いで明らかにされた。具体的には糖尿病、胃腸病、関節炎、アレルギー性疾患、循環器障害、呼吸器障害、白内障、歯槽膿漏、痔、火傷、皮膚炎などの改善効果である。いずれも傾向が基本だが、目的によって外用(塗布)される場合もある。
医薬品の中に抗生物質があるのにあえてプロポリスに注目する理由を、ドイツの研究者ハーブスティンは「抗生物質はウイルスや真菌類には余り役に立たないが、プロポリスには期待が持てる。また、細菌は抗生物質に対する耐性をつけるが、プロポリスに対する耐性については全く知られていない」と示唆に富む指摘をしている。こうしたことからも明らかなように、従来プロポリスの効果としては抗菌作用や抗ウイルス作用に対する関心も強かったのであるが、ここにきてプロポリスが一躍注目されるようになったのは、第50回日本癌学会総会(1991年)で国立予防衛生研究所の松野哲也が発表した研究がプロポリスから抗がん物質を発見というニュースとして大きく報じられてことによる。その後、抗ガン物質が模索される状況下でプロポリスにも熱い期待が集まり、多くの基礎研究や臨床報告が積み重ねられている。
プロポリスの商品一覧
数多いミツバチ産品の中でもひときわ注目度の高いプロポリスはミツバチの巣から採取される樹脂状の物質で、蜂ヤニとも呼ばれる。蜜蜂はユーカリや松などから集めた樹液に自ら分泌する唾液の酵素を混ぜ合わせ、さらに蜂蝋や花粉を加える事によってこの物質を作り、巣の入り口や内面などに取り付ける習性がある。これは巣の内部を滑らかにするためばかりでなく、外部からの細菌の進入を防ぎ、巣の中を清潔に保つためである。
事実、プロポリスには卓越した殺菌・消毒作用が認められているが、その語源がポリス(都市)のプロ(前面)を守るという意味のギリシャ語に由来していることからも明らかなように、その顕著な働きはすでに紀元前から知られていた。古代ギリシャの哲学者アリストテレスの動物誌には、プロポリスが感染症などの治療に適していることが記されている。
プロポリスがわが国で広く知られるようになったのは、1985年に名古屋で開かれた国際養蜂会議で感染症や関節炎などにプロポリスを使った治験成績が発表されたことがきっかけであった。これに触発された形で、以後引き続いてその多彩な効力が内外から報告される過程で徐々に関心が高まり、①種々の菌に対する抗菌性、②鎮痛作用、③抗炎症作用、④組織再生の促進、⑤酸化防止の働き、⑥血液浄化作用、⑦免疫力の増強、⑧麻酔作用、などが相次いで明らかにされた。具体的には糖尿病、胃腸病、関節炎、アレルギー性疾患、循環器障害、呼吸器障害、白内障、歯槽膿漏、痔、火傷、皮膚炎などの改善効果である。いずれも傾向が基本だが、目的によって外用(塗布)される場合もある。
医薬品の中に抗生物質があるのにあえてプロポリスに注目する理由を、ドイツの研究者ハーブスティンは「抗生物質はウイルスや真菌類には余り役に立たないが、プロポリスには期待が持てる。また、細菌は抗生物質に対する耐性をつけるが、プロポリスに対する耐性については全く知られていない」と示唆に富む指摘をしている。こうしたことからも明らかなように、従来プロポリスの効果としては抗菌作用や抗ウイルス作用に対する関心も強かったのであるが、ここにきてプロポリスが一躍注目されるようになったのは、第50回日本癌学会総会(1991年)で国立予防衛生研究所の松野哲也が発表した研究がプロポリスから抗がん物質を発見というニュースとして大きく報じられてことによる。その後、抗ガン物質が模索される状況下でプロポリスにも熱い期待が集まり、多くの基礎研究や臨床報告が積み重ねられている。
プロポリスの商品一覧
火曜日, 4月 18, 2006
ダンディーライオン(タンポポ)
○ダンディーライオン(タンポポ)
キク科タンポポ属の多年草で、学名はTaraxacum offcinale。和名は西洋タンポポ。北半球の温暖地域に自生する。漢方ではタンポポのことを蒲公英と呼び、健胃・浄血・母乳分泌促進の処方として親しまれている。日本では、肝臓によいと言うことからタンポポの根をキンピラゴボウのように食べることが民間療法として伝わっている。こうしたタンポポの食用習慣は日本だけでなく、世界各地にも存在している。例えば、ヨーロッパではタンポポの根を乾燥したものをコーヒー状にして、ダンディーティーと呼んで飲用している。また、ドイツや料理王国のフランスでも、タンポポのサラダが風味だけでなく健康に良いということで添えられるケースが多くある。
根には苦味成分のコリンが含まれており、胆汁の分泌を促進させ、肝臓の脂肪編成を抑える働きがある。このほか、タラキサステロール、β-システロール、スチクマステロールなどの成分が認められており、健胃、むくみに対して有効であるとされる。また利尿作用に優れ、女性の尿管感染症を予防することが報告されている。葉にはリノール酸やビタミン、ミネラルが多い。
ダンディーライオン(タンポポ)の商品一覧
キク科タンポポ属の多年草で、学名はTaraxacum offcinale。和名は西洋タンポポ。北半球の温暖地域に自生する。漢方ではタンポポのことを蒲公英と呼び、健胃・浄血・母乳分泌促進の処方として親しまれている。日本では、肝臓によいと言うことからタンポポの根をキンピラゴボウのように食べることが民間療法として伝わっている。こうしたタンポポの食用習慣は日本だけでなく、世界各地にも存在している。例えば、ヨーロッパではタンポポの根を乾燥したものをコーヒー状にして、ダンディーティーと呼んで飲用している。また、ドイツや料理王国のフランスでも、タンポポのサラダが風味だけでなく健康に良いということで添えられるケースが多くある。
根には苦味成分のコリンが含まれており、胆汁の分泌を促進させ、肝臓の脂肪編成を抑える働きがある。このほか、タラキサステロール、β-システロール、スチクマステロールなどの成分が認められており、健胃、むくみに対して有効であるとされる。また利尿作用に優れ、女性の尿管感染症を予防することが報告されている。葉にはリノール酸やビタミン、ミネラルが多い。
ダンディーライオン(タンポポ)の商品一覧
月曜日, 4月 17, 2006
唐辛子(カプサイシン)
○唐辛子(カプサイシン)
ナス科の一年草で南アメリカ原産。広く熱帯から亜熱帯にかけて分布するが、熱帯では木質の多年草となる。日本へは江戸時代に中国からもたらされ、名前は唐から来た辛いものの意味だが、香辛料の需要が少なかった日本では七味唐辛子に使われたことから、誰もが知り、活用するところとなった。
唐辛子の種類は非常に多く100種を超すが、大きく分けて辛味種と甘味種、あるいは乾果用と野菜用、果実が球状のものと細長いものなどがある。ピーマンは球形果実の甘味種である。しかし、野菜で唐辛子というときにはピーマンやシシトウ(獅子唐辛子)は別に扱っている。代表的な品種として、鷹の爪、伏見、タバスコがある。鷹の爪は七味唐辛子やラー油に使われるほか、漬物、紅葉おろし、煮物、麻婆豆腐、炒め物などに添えて用いられる。伏見は葉唐辛子に、タバスコはタバスコソースに使われる。このほか、観賞用に五色、榎実などの品種がある。
唐辛子の葉や果実にはカルシウム、カロチン、ビタミンB1、B2、Cなどがずば抜けて多く含まれているが、大量に食べる習慣がないのでその恩恵には与れない。従って出盛の時、葉を油炒めや佃煮などにしてできるだけ多く摂るようにしたい。
一方果皮に含まれている辛味成分であるカプサイシンには殺菌作用や身体を温める効果、興奮・健胃作用などがある。加えて、体脂肪の消費を促進するホルモン(アドレナリンやノルアドレナリン)の分泌を活発にする作用も見出されており、ダイエット食素材として用いられている。また、果実に膨れるカロチノイド系色素のカプサンチンには強い抗酸化作用が認められており、老化防止や抗ガン効果が期待されている。このほか、薬用アルコール100mlに唐辛子30本ほど付け込んだチンキ剤は、神経痛や腰痛、脱毛予防などに外用される。
唐辛子(カプサイシン)の商品一覧
ナス科の一年草で南アメリカ原産。広く熱帯から亜熱帯にかけて分布するが、熱帯では木質の多年草となる。日本へは江戸時代に中国からもたらされ、名前は唐から来た辛いものの意味だが、香辛料の需要が少なかった日本では七味唐辛子に使われたことから、誰もが知り、活用するところとなった。
唐辛子の種類は非常に多く100種を超すが、大きく分けて辛味種と甘味種、あるいは乾果用と野菜用、果実が球状のものと細長いものなどがある。ピーマンは球形果実の甘味種である。しかし、野菜で唐辛子というときにはピーマンやシシトウ(獅子唐辛子)は別に扱っている。代表的な品種として、鷹の爪、伏見、タバスコがある。鷹の爪は七味唐辛子やラー油に使われるほか、漬物、紅葉おろし、煮物、麻婆豆腐、炒め物などに添えて用いられる。伏見は葉唐辛子に、タバスコはタバスコソースに使われる。このほか、観賞用に五色、榎実などの品種がある。
唐辛子の葉や果実にはカルシウム、カロチン、ビタミンB1、B2、Cなどがずば抜けて多く含まれているが、大量に食べる習慣がないのでその恩恵には与れない。従って出盛の時、葉を油炒めや佃煮などにしてできるだけ多く摂るようにしたい。
一方果皮に含まれている辛味成分であるカプサイシンには殺菌作用や身体を温める効果、興奮・健胃作用などがある。加えて、体脂肪の消費を促進するホルモン(アドレナリンやノルアドレナリン)の分泌を活発にする作用も見出されており、ダイエット食素材として用いられている。また、果実に膨れるカロチノイド系色素のカプサンチンには強い抗酸化作用が認められており、老化防止や抗ガン効果が期待されている。このほか、薬用アルコール100mlに唐辛子30本ほど付け込んだチンキ剤は、神経痛や腰痛、脱毛予防などに外用される。
唐辛子(カプサイシン)の商品一覧
土曜日, 4月 15, 2006
クレソン
○クレソン
アブラナ科の多年草でヨーロッパが原産。クレソンは仏名、英名はウォータークレス。湿った土壌を好み、水辺や湿地に群生する。日本へは明治初期に渡来、ピリッとした辛味のあるところからミズカラシ(水芥子)、またはオランダカラシともいう。永い間、わが国では余り馴染みのないままであったが、近年洋食化が進むにつれてステーキやロースとビーフの添え野菜として広く用いられるようになった。カラシナやタカナなどと同じニグリンという微量成分(配糖体)が淡い辛さとして感じられ、肉や魚のしつこさを和らげてくれる。また、わさびほどではないが殺菌・解毒作用があり食中毒の予防にもある。
栄養成分はカロチン2700ug(450ugRE)、ビタミンC26mg、カルシウム110mg(いずれも100g中)と優れているが、一般の野菜のように大量に食べるものではないので、ビタミンやミネラルの必要量を取るためにはそれほど貢献するわけではない。
わが国ではステーキの付け合せとして登場したこともあり、パセリのように飾り野菜と見られてさらにそのまま残されることも多いが、ヨーロッパでは健胃効果があるとして古くから食用にされてきた。中国では身体の熱を取るとされ西洋菜湯というスープが飲まれている。最近では日本でも天ぷらや和え物にして食べる人が増えてきた。また、絞り汁をアルコールで薄めて頭皮に摺り込むと、抜け毛防止・発毛促進作用があるともいわれている。
クレソンの商品一覧
アブラナ科の多年草でヨーロッパが原産。クレソンは仏名、英名はウォータークレス。湿った土壌を好み、水辺や湿地に群生する。日本へは明治初期に渡来、ピリッとした辛味のあるところからミズカラシ(水芥子)、またはオランダカラシともいう。永い間、わが国では余り馴染みのないままであったが、近年洋食化が進むにつれてステーキやロースとビーフの添え野菜として広く用いられるようになった。カラシナやタカナなどと同じニグリンという微量成分(配糖体)が淡い辛さとして感じられ、肉や魚のしつこさを和らげてくれる。また、わさびほどではないが殺菌・解毒作用があり食中毒の予防にもある。
栄養成分はカロチン2700ug(450ugRE)、ビタミンC26mg、カルシウム110mg(いずれも100g中)と優れているが、一般の野菜のように大量に食べるものではないので、ビタミンやミネラルの必要量を取るためにはそれほど貢献するわけではない。
わが国ではステーキの付け合せとして登場したこともあり、パセリのように飾り野菜と見られてさらにそのまま残されることも多いが、ヨーロッパでは健胃効果があるとして古くから食用にされてきた。中国では身体の熱を取るとされ西洋菜湯というスープが飲まれている。最近では日本でも天ぷらや和え物にして食べる人が増えてきた。また、絞り汁をアルコールで薄めて頭皮に摺り込むと、抜け毛防止・発毛促進作用があるともいわれている。
クレソンの商品一覧
シークヮーサー
○シークヮーサー
奄美大島以内の南西諸島と台湾の山地に自生する柑橘類の一種。名の由来は沖縄の方言で、シーは酸、クヮーサーは与える者の意。果実は25~40g程度と小さく、適度の甘みと酸味がある。わが国では沖縄県で盛んに栽培され、果実は主に果汁原料として利用されている。この果汁には柑橘類特有のフラボノイドの一種ノビレチンが含まれており、ガンの転移予防や血糖値上昇抑制、血圧効果作用のあることが、(独)農業技術研究機構果樹研究所が行った動物実験で明らかにされたことから(日本栄養・食糧学会大会、2001年)、健康飲料として人気を集めている。
シークヮーサーの商品一覧
奄美大島以内の南西諸島と台湾の山地に自生する柑橘類の一種。名の由来は沖縄の方言で、シーは酸、クヮーサーは与える者の意。果実は25~40g程度と小さく、適度の甘みと酸味がある。わが国では沖縄県で盛んに栽培され、果実は主に果汁原料として利用されている。この果汁には柑橘類特有のフラボノイドの一種ノビレチンが含まれており、ガンの転移予防や血糖値上昇抑制、血圧効果作用のあることが、(独)農業技術研究機構果樹研究所が行った動物実験で明らかにされたことから(日本栄養・食糧学会大会、2001年)、健康飲料として人気を集めている。
シークヮーサーの商品一覧
金曜日, 4月 14, 2006
カムカム
○カムカム
カムカムはペルーのアマゾン川流域に自生するフトモモ科の潅木で、学名はMyrciaria Dubia。その果実は直径2~3cmくらいで、熟すと赤になる。果肉は白っぽい。果実100g中にビタミンCが2800mg含まれている。これは、ビタミンCが多いことで知られるアセロラの約1.6倍。レモンの約28倍、キウイフルーツの約40倍に相当し、世界で最もビタミンCが多いフルーツといわれている。ビタミンC以外ではリン、鉄分、カルシウムなどのミネラルやクエン酸が含まれている。
ペルーでは古くからジュースにして飲まれており、風邪や肌荒れの予防、肥満、糖尿病、高血圧などに良いとされてきた。冷凍濃縮果汁の形態で日本輸出されるカムカムはジュースだけ出なく、カプセルやパウダーの形で健康食品に加工されている。また、カムカムにアセロラ、ローズヒップなど他のハーブをブレンドしたサプリメントもある。
カムカムの商品一覧
カムカムはペルーのアマゾン川流域に自生するフトモモ科の潅木で、学名はMyrciaria Dubia。その果実は直径2~3cmくらいで、熟すと赤になる。果肉は白っぽい。果実100g中にビタミンCが2800mg含まれている。これは、ビタミンCが多いことで知られるアセロラの約1.6倍。レモンの約28倍、キウイフルーツの約40倍に相当し、世界で最もビタミンCが多いフルーツといわれている。ビタミンC以外ではリン、鉄分、カルシウムなどのミネラルやクエン酸が含まれている。
ペルーでは古くからジュースにして飲まれており、風邪や肌荒れの予防、肥満、糖尿病、高血圧などに良いとされてきた。冷凍濃縮果汁の形態で日本輸出されるカムカムはジュースだけ出なく、カプセルやパウダーの形で健康食品に加工されている。また、カムカムにアセロラ、ローズヒップなど他のハーブをブレンドしたサプリメントもある。
カムカムの商品一覧
水曜日, 4月 12, 2006
ヒバマタ(ひばまた)
○ヒバマタ(ひばまた)
ヒバマタは褐藻の一種で、潮間帯(干潮時には海面上に露出する深さ)の岩礁に生え、基部から次第に太くなるオリーブ色の枝は房状に分岐して長さ30cm程度の扇状に育つ。北太平洋に分布しており、わが国では北海道にその一種(フーカス・エバネッセンス)が見出されている。アメリカでは別種のフーカス・ベシキュローシス種を採取して細く切り、日干しにしたものをお茶のようにして飲んだり、煮汁をスープのように飲むと健康によいとされている。これと同じことが西欧や北欧でも行われ、アラスカ(ベーリング海峡)では生で食されている。アメリカの健康食品店では乾燥葉がブラダーラック茶として販売されている。
栄養成分的にはミネラルが豊富に含まれているの手が特長で、さしずめミネラル補給食と呼びたいほどであるが、際立っているのはマグネシウムと亜鉛の含有量である。この2つはいずれも十二分の摂取が要請されているミネラルであるが、亜鉛は特にインスリン非依存型糖尿病の予防や免疫能の活性化、体内での核酸合成、味覚障害や降圧剤の副作用の予防には欠かせないものとして重要度が増している。ヒバマタは亜鉛欠乏症を未然に防いでくれる健康食品といえるだろう。
ヒバマタの商品一覧
ヒバマタは褐藻の一種で、潮間帯(干潮時には海面上に露出する深さ)の岩礁に生え、基部から次第に太くなるオリーブ色の枝は房状に分岐して長さ30cm程度の扇状に育つ。北太平洋に分布しており、わが国では北海道にその一種(フーカス・エバネッセンス)が見出されている。アメリカでは別種のフーカス・ベシキュローシス種を採取して細く切り、日干しにしたものをお茶のようにして飲んだり、煮汁をスープのように飲むと健康によいとされている。これと同じことが西欧や北欧でも行われ、アラスカ(ベーリング海峡)では生で食されている。アメリカの健康食品店では乾燥葉がブラダーラック茶として販売されている。
栄養成分的にはミネラルが豊富に含まれているの手が特長で、さしずめミネラル補給食と呼びたいほどであるが、際立っているのはマグネシウムと亜鉛の含有量である。この2つはいずれも十二分の摂取が要請されているミネラルであるが、亜鉛は特にインスリン非依存型糖尿病の予防や免疫能の活性化、体内での核酸合成、味覚障害や降圧剤の副作用の予防には欠かせないものとして重要度が増している。ヒバマタは亜鉛欠乏症を未然に防いでくれる健康食品といえるだろう。
ヒバマタの商品一覧
火曜日, 4月 11, 2006
酵母
○酵母
イーストともいう。菌類の真核微生物の内、単細胞で増殖するものの総称で、発酵の元になるものという意味がある。酵母は生きていくために、ヒトと同じくグルコース(ブドウ糖)をエネルギー源としている。ヒトは呼吸によって酸素を使い、グルコースを水と二酸化炭素に分解してエネルギーを産生しているが、酵母の中で嫌気性(酸素を使わないもの)のものは、グルコースをアルコールと炭酸ガスに分解してエネルギーを得ている。このような代謝をアルコール発酵という。
アルコール発酵が酵母によって行われることをはじめて証明したのはフランスの化学者L・パストゥールで、1879年のことである。また、それから20年後の1897年には、ドイツの生化学者E・ブフナーが、すり潰した(死んだ)酵母でもアルコール発酵が起こることを確かめ、この反応が酵母の細胞中に存在する多くの酵素によるものであることを発見し、今日の生化学の礎となった。
酵母は清酒やビール、ワイン、パンなどの製造に欠かすことのできないものである。また、味噌や醤油の醸造にも使われている。酒造りに使われる酵母は主にサッカロミセス・セレビシュである。清酒酵母、ビール酵母として利用されている。サッカロミセスとは糖を分解する菌という意味がある。
酵母には多くの酵素が含まれるが、発酵の過程でビタミンやミネラルなどの栄養素も大量に生み出され、酵素の働きと相まって代謝を活発する働きがある。そのため、発酵終了後の酵母を利用した酵母エキスが作られている。
酵母エキスの商品一覧
イーストともいう。菌類の真核微生物の内、単細胞で増殖するものの総称で、発酵の元になるものという意味がある。酵母は生きていくために、ヒトと同じくグルコース(ブドウ糖)をエネルギー源としている。ヒトは呼吸によって酸素を使い、グルコースを水と二酸化炭素に分解してエネルギーを産生しているが、酵母の中で嫌気性(酸素を使わないもの)のものは、グルコースをアルコールと炭酸ガスに分解してエネルギーを得ている。このような代謝をアルコール発酵という。
アルコール発酵が酵母によって行われることをはじめて証明したのはフランスの化学者L・パストゥールで、1879年のことである。また、それから20年後の1897年には、ドイツの生化学者E・ブフナーが、すり潰した(死んだ)酵母でもアルコール発酵が起こることを確かめ、この反応が酵母の細胞中に存在する多くの酵素によるものであることを発見し、今日の生化学の礎となった。
酵母は清酒やビール、ワイン、パンなどの製造に欠かすことのできないものである。また、味噌や醤油の醸造にも使われている。酒造りに使われる酵母は主にサッカロミセス・セレビシュである。清酒酵母、ビール酵母として利用されている。サッカロミセスとは糖を分解する菌という意味がある。
酵母には多くの酵素が含まれるが、発酵の過程でビタミンやミネラルなどの栄養素も大量に生み出され、酵素の働きと相まって代謝を活発する働きがある。そのため、発酵終了後の酵母を利用した酵母エキスが作られている。
酵母エキスの商品一覧
日曜日, 4月 09, 2006
鹿角霊芝
○鹿角霊芝
霊芝の成長期を特殊な栽培技術で長引かせて収穫したもので、雄鹿の角のような形をした霊芝である。その艶やかな色合いも勇壮な雄鹿の角を思い起こさせるが、若い鹿の角は古くから漢方では鹿茸の名前で滋養強壮剤に用いられてきた貴重品。鹿角霊芝も鹿茸に匹敵する若さのエネルギーを内在させる若々しいキノコである。
栽培用の台木(榾木)や培養基から顔を出した霊芝は、最初は棒状にすくすく伸びていくが、やがて頭部が膨らみ傘状になる。これは繁殖のための胞子を傘の裏側に宿す準備あり、言い換えれば一世代の終わりが来たことを示しており、完成の時期を向かえた分、育ち盛りの勢いに陰りが見えはじめた時期であるともいえる。やがて霊芝は、普通は傘を開いて熟年期に入ってしまうが、新たに工夫された特殊な栽培技術を駆使すると、傘を開くまでの成長期を大幅に延長することができる。こうして、霊芝の成長エネルギーにあふれた状態で収穫したものが鹿角霊芝である。
漢方の世界では歴史が古く、臨床報告も多い霊芝は早くから薬理研究の対象とされ、日本や中国、近年はアメリカも加わって多くの研究が行われ、それによって例えば、多糖体のβ-グルカン、苦味成分のトリテルペノイド系のガノデリン酸、タンパク多糖、ペプチドグルカンなど、特別な作用を見せる薬効成分が順次明らかにされている。熟成した霊芝と、若々しさを秘めた鹿角霊芝。薬用茸としての働きはほぼ共通していると考えられるが、両者それぞれに独特の持ち味があることも興味深いといえよう。
鹿角霊芝の商品一覧
霊芝の成長期を特殊な栽培技術で長引かせて収穫したもので、雄鹿の角のような形をした霊芝である。その艶やかな色合いも勇壮な雄鹿の角を思い起こさせるが、若い鹿の角は古くから漢方では鹿茸の名前で滋養強壮剤に用いられてきた貴重品。鹿角霊芝も鹿茸に匹敵する若さのエネルギーを内在させる若々しいキノコである。
栽培用の台木(榾木)や培養基から顔を出した霊芝は、最初は棒状にすくすく伸びていくが、やがて頭部が膨らみ傘状になる。これは繁殖のための胞子を傘の裏側に宿す準備あり、言い換えれば一世代の終わりが来たことを示しており、完成の時期を向かえた分、育ち盛りの勢いに陰りが見えはじめた時期であるともいえる。やがて霊芝は、普通は傘を開いて熟年期に入ってしまうが、新たに工夫された特殊な栽培技術を駆使すると、傘を開くまでの成長期を大幅に延長することができる。こうして、霊芝の成長エネルギーにあふれた状態で収穫したものが鹿角霊芝である。
漢方の世界では歴史が古く、臨床報告も多い霊芝は早くから薬理研究の対象とされ、日本や中国、近年はアメリカも加わって多くの研究が行われ、それによって例えば、多糖体のβ-グルカン、苦味成分のトリテルペノイド系のガノデリン酸、タンパク多糖、ペプチドグルカンなど、特別な作用を見せる薬効成分が順次明らかにされている。熟成した霊芝と、若々しさを秘めた鹿角霊芝。薬用茸としての働きはほぼ共通していると考えられるが、両者それぞれに独特の持ち味があることも興味深いといえよう。
鹿角霊芝の商品一覧
土曜日, 4月 08, 2006
ソーパルメット(ノコギリヤシ)
○ソーパルメット(ノコギリヤシ)
北米原産のヤシ科シュロ属の低木で、学名はSerenoa repens。和名はノコギリヤシ。ネイティブアメリカンの間では古くから、その果実が膀胱炎や尿道疾患の治療薬として使われてきた。わが国でも馴染み深い同類のシュロは、その葉が高血圧や脳出血の民間薬に用いられてきた。
ソーパルメットの果実エキスが膀胱や尿道など泌尿器の疾患に効くとする研究発表は早くも1892年に米国のA・マーシーによってなされ、以後ヨーロッパ各国の研究者の関心も集めて、特に高齢男性を悩ませる前立腺肥大症への特異的な効用が追求されてきた。複数の臨床研究によって、ノコギリヤシの摂取が夜間の頻尿、残尿感、排尿痛などを改善することが確認されている。
すでにこのエキス成分はイタリア、フランス、スウェーデン、ノルウェーなどでは医薬品として使われているが、その成果がアメリカを経由、使いやすいハーブエキスの形でわが国へも導入されている。前立腺肥大は外科的手術の対象とされがちだが、その予防や改善に役立つ機能性ハーブとして注目される。
ソーパルメット(ノコギリヤシ)
北米原産のヤシ科シュロ属の低木で、学名はSerenoa repens。和名はノコギリヤシ。ネイティブアメリカンの間では古くから、その果実が膀胱炎や尿道疾患の治療薬として使われてきた。わが国でも馴染み深い同類のシュロは、その葉が高血圧や脳出血の民間薬に用いられてきた。
ソーパルメットの果実エキスが膀胱や尿道など泌尿器の疾患に効くとする研究発表は早くも1892年に米国のA・マーシーによってなされ、以後ヨーロッパ各国の研究者の関心も集めて、特に高齢男性を悩ませる前立腺肥大症への特異的な効用が追求されてきた。複数の臨床研究によって、ノコギリヤシの摂取が夜間の頻尿、残尿感、排尿痛などを改善することが確認されている。
すでにこのエキス成分はイタリア、フランス、スウェーデン、ノルウェーなどでは医薬品として使われているが、その成果がアメリカを経由、使いやすいハーブエキスの形でわが国へも導入されている。前立腺肥大は外科的手術の対象とされがちだが、その予防や改善に役立つ機能性ハーブとして注目される。
ソーパルメット(ノコギリヤシ)
金曜日, 4月 07, 2006
L-カルニチン
○L-カルニチン
L-カルニチンはタンパク質を構成するアミノ酸ではなく、組織や血液などに単独で存在する遊離アミノ酸の一種で、1905年にロシアの科学者が筋肉から発見し、ラテン語の肉を意味するカロ(caro)、カルニス(carnis)から名づけられた。生理機能の研究は1935年にドイツのライプツッヒ大学のシュトラックが論文を発表したことに始まる。L-カルニチンは脂肪酸がミトコンドリアの膜を通過するために必要な物質である。
ミトコンドリアは糖質や脂質からエネルギーを算出する器官だが、分子の大きな脂肪酸はそのままでは通過できず、L-カルニチンと結合して初めて通ることができる。L-カルニチンは肝臓内で必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されるが、20代をピークにその合成力は低下していく。L-カルニチンが不足すると、食品から摂取した脂肪分が燃焼できずに皮下脂肪に蓄積され、肥満を招くことになる。
2002年の食薬区分改正で非医薬品性分として表示されたことから、脂肪燃焼系アミノ酸として注目素材の一つとなった。L-カルニチンを多く含む食品は動物性食品が多く、特に羊肉に多く含まれている。2004年にはテレビの健康食品情報番組がこの話題を取り上げたことから首都圏を中心にジンギスカンブームが一気に広がった。魚介類では赤貝に多い。
L-カルニチンの商品一覧
L-カルニチンはタンパク質を構成するアミノ酸ではなく、組織や血液などに単独で存在する遊離アミノ酸の一種で、1905年にロシアの科学者が筋肉から発見し、ラテン語の肉を意味するカロ(caro)、カルニス(carnis)から名づけられた。生理機能の研究は1935年にドイツのライプツッヒ大学のシュトラックが論文を発表したことに始まる。L-カルニチンは脂肪酸がミトコンドリアの膜を通過するために必要な物質である。
ミトコンドリアは糖質や脂質からエネルギーを算出する器官だが、分子の大きな脂肪酸はそのままでは通過できず、L-カルニチンと結合して初めて通ることができる。L-カルニチンは肝臓内で必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されるが、20代をピークにその合成力は低下していく。L-カルニチンが不足すると、食品から摂取した脂肪分が燃焼できずに皮下脂肪に蓄積され、肥満を招くことになる。
2002年の食薬区分改正で非医薬品性分として表示されたことから、脂肪燃焼系アミノ酸として注目素材の一つとなった。L-カルニチンを多く含む食品は動物性食品が多く、特に羊肉に多く含まれている。2004年にはテレビの健康食品情報番組がこの話題を取り上げたことから首都圏を中心にジンギスカンブームが一気に広がった。魚介類では赤貝に多い。
L-カルニチンの商品一覧
木曜日, 4月 06, 2006
寒天について
○寒天
テングサの粘物質を煮溶かし冷却して固めるとところてんができるが、これを戸外の天然冷気で凍結乾燥させたものか寒天である。今から約300年前、京都の一旅館主の偶然の発見がその誕生の契機になったといわれている。現在では気候風土から長野県で大半が生産されている。羊羹など菓子の原料やみつ豆の材料のほか、最近研究の培地にも使われている。
寒天の主成分(約70%)は多糖体のアガロースで、消化酵素で分解されないため栄養はほとんどないが、水溶性食物繊維として機能する。ナトリウムと結びついて血圧を下げる働きがあるほか、腸内でコレステロールや胆汁酸の吸収を阻害し、動脈硬化や虚血性心臓病などの予防効果が実証されている。また、お腹の調子を整える食品としてトクホの関与性分にもなっている。最近では、テレビの健康食品情報番組でダイエット効果が取り上げられたことから女性の間で人気を呼び、寒天ブームが起きている。
寒天の商品一覧
テングサの粘物質を煮溶かし冷却して固めるとところてんができるが、これを戸外の天然冷気で凍結乾燥させたものか寒天である。今から約300年前、京都の一旅館主の偶然の発見がその誕生の契機になったといわれている。現在では気候風土から長野県で大半が生産されている。羊羹など菓子の原料やみつ豆の材料のほか、最近研究の培地にも使われている。
寒天の主成分(約70%)は多糖体のアガロースで、消化酵素で分解されないため栄養はほとんどないが、水溶性食物繊維として機能する。ナトリウムと結びついて血圧を下げる働きがあるほか、腸内でコレステロールや胆汁酸の吸収を阻害し、動脈硬化や虚血性心臓病などの予防効果が実証されている。また、お腹の調子を整える食品としてトクホの関与性分にもなっている。最近では、テレビの健康食品情報番組でダイエット効果が取り上げられたことから女性の間で人気を呼び、寒天ブームが起きている。
寒天の商品一覧
水曜日, 4月 05, 2006
ココアについて
○ココア
ココアはチョコレート同じく、カカオの木になる果実の種子(カカオ豆)からつくる。カカオ豆を粉砕して殻を取り除き、焙煎、摩砕してから脂肪分(カカオバター)の一部を除去して粉末にしたものがココアパウダーである。何も加えていないココアパウダーを純ココア(ピュアココア)といい、乳製品や砂糖などを加えたものを調整ココアという。
ココアはミネラルに富んだ飲料である。ナトリウムとマンガン以外の全てのミネラル(銅、カリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、リン、カルシウム)が豊富に含まれている。ビタミン類ではビタミンB群が多い。また、コーヒーや紅茶にはない食物繊維を摂取できるのも特徴である。ココアの食物繊維は小麦ふすまなどに含まれている不溶性食物繊維のリグニンで、胆汁酸を吸着して体外に排出する作用がある。
ココアで注目される機能性成分としてカカオポリフェノールとテオブロミンがある。カカオポリフェノールには抗酸化作用に加え、ストレスへの抵抗性を高める作用がある。ストレス効果については竹田弘志(東京医科大学)がラットによる実験で明らかにしている(1997年、チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム)。テオブロミンはカカオ豆の苦味成分でカフェインと似た作用を持つが、カフェインより穏やかに作用する。集中力や記憶力を高めたり、気分をリラックスさせたりする効果がある。また、血管を拡張する作用があるため血流を良くして体を温める。
ココアの商品一覧
ココアはチョコレート同じく、カカオの木になる果実の種子(カカオ豆)からつくる。カカオ豆を粉砕して殻を取り除き、焙煎、摩砕してから脂肪分(カカオバター)の一部を除去して粉末にしたものがココアパウダーである。何も加えていないココアパウダーを純ココア(ピュアココア)といい、乳製品や砂糖などを加えたものを調整ココアという。
ココアはミネラルに富んだ飲料である。ナトリウムとマンガン以外の全てのミネラル(銅、カリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、リン、カルシウム)が豊富に含まれている。ビタミン類ではビタミンB群が多い。また、コーヒーや紅茶にはない食物繊維を摂取できるのも特徴である。ココアの食物繊維は小麦ふすまなどに含まれている不溶性食物繊維のリグニンで、胆汁酸を吸着して体外に排出する作用がある。
ココアで注目される機能性成分としてカカオポリフェノールとテオブロミンがある。カカオポリフェノールには抗酸化作用に加え、ストレスへの抵抗性を高める作用がある。ストレス効果については竹田弘志(東京医科大学)がラットによる実験で明らかにしている(1997年、チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム)。テオブロミンはカカオ豆の苦味成分でカフェインと似た作用を持つが、カフェインより穏やかに作用する。集中力や記憶力を高めたり、気分をリラックスさせたりする効果がある。また、血管を拡張する作用があるため血流を良くして体を温める。
ココアの商品一覧
火曜日, 4月 04, 2006
コーヒーについて
○コーヒー
コーヒーはエチオピアが原産といわれ、10~11世紀初頭にアラビアに伝わり、その後ヨーロッパに知られるようになった。日本には1609年に平戸和蘭商館が開設され伝えられたといわれている。コーヒーの木は大きくアラビア種、カネホラ種、リベリカ種に分けられるが、栽培されているほとんどかアラビア種とカネホラ種である。
コーヒーの生産地はコーヒーベルトと呼ばれる南北回帰線に挟まれた熱帯地方の高地で、特にブラジルやコロンビアなどの南米地域が盛んで、世界生産量の約半分を占めている。コーヒーの木になる実の種子部分を焙煎したものがコーヒー豆で、その抽出エキスを一般にコーヒーと呼んでいる。
コーヒーにはカフェイン、クロロゲン酸、タンパク質、炭水化物、ナイアシンなどが含まれている。コーヒーは眠気覚ましの飲料というイメージが強いが、最近では、①脂肪を燃焼させる、②糖尿病を予防する、③肝臓ガンの発症リスクを低下させる、などの作用があることが明らかになってきた。
コーヒーを飲むと頭がスッキリするのは、苦味成分のカフェインが脳を刺激して興奮状態にさせるためである。また、脂肪を分解する酵素リパーゼを活性化する作用があり、脂肪をより燃焼させやすくする。運動の20~30分前にコーヒーを飲むと、カフェインの脂肪燃焼作用が効果的に働くといわれている。そのほか利尿作用、気管支や冠状血管を拡張させる作用がある。
コーヒーを飲む量が多いほど、糖尿病に罹りにくいという研究結果が相次いで報告されている。男性約4万人、女性約8万人を最長18年間追跡した米国のコホート研究によると、コーヒーを1日6杯以上飲む人はコーヒーを飲まない人よりも糖尿病の発症率が大幅に低下することが分かった(2004年)。また、フィンランド国立公衆衛生研究所などで行われた男女約1万4600人を対象にした調査では、コーヒーを1日10杯以上飲む人の糖尿病の発症率は女性で79%、男性では55%減少した(2004年)。国内の研究では、九州大学の研究グループがコーヒーの摂取が食後の血糖値の上昇を抑えるという研究結果を発表している。コーヒーが糖尿病の発症を抑える機序は明らかではないが、コーヒーの香り成分であるクロロゲン酸が血糖値の調整に働いている可能性があるという。また、カフェインがインスリンの分泌を促しているとも考えられている。
辻一郎(東北大学)らのグループは、コーヒーが肝臓ガンのリスクを低減するという調査結果を発表している(2005年、日本疫学会)。男女約6万1千人に対して7~9年間の追跡調査をした結果、コーヒーを1日1杯以上飲む人の肝臓ガンになる危険性は全く飲まない人の6割程度だった。また、厚生労働省の研究班(主任研究者・津金昌一国立がんセンター予防研究部長)はコーヒー摂取と肝臓ガンの発症率の関係をまとめた研究結果を発表している(2005年)。男女約9万人を対象に1990年から約10年間追跡調査をした結果、1日5杯以上飲む人はほとんど飲まない人に比べ発症率が1/4であった。コーヒーの中の何の成分が肝臓ガンの発症を抑制するのかまだはっきりしていないが、抗酸化作用のあるクロロゲン酸が抗ガン物質として注目されている。
コーヒーの商品一覧
コーヒーはエチオピアが原産といわれ、10~11世紀初頭にアラビアに伝わり、その後ヨーロッパに知られるようになった。日本には1609年に平戸和蘭商館が開設され伝えられたといわれている。コーヒーの木は大きくアラビア種、カネホラ種、リベリカ種に分けられるが、栽培されているほとんどかアラビア種とカネホラ種である。
コーヒーの生産地はコーヒーベルトと呼ばれる南北回帰線に挟まれた熱帯地方の高地で、特にブラジルやコロンビアなどの南米地域が盛んで、世界生産量の約半分を占めている。コーヒーの木になる実の種子部分を焙煎したものがコーヒー豆で、その抽出エキスを一般にコーヒーと呼んでいる。
コーヒーにはカフェイン、クロロゲン酸、タンパク質、炭水化物、ナイアシンなどが含まれている。コーヒーは眠気覚ましの飲料というイメージが強いが、最近では、①脂肪を燃焼させる、②糖尿病を予防する、③肝臓ガンの発症リスクを低下させる、などの作用があることが明らかになってきた。
コーヒーを飲むと頭がスッキリするのは、苦味成分のカフェインが脳を刺激して興奮状態にさせるためである。また、脂肪を分解する酵素リパーゼを活性化する作用があり、脂肪をより燃焼させやすくする。運動の20~30分前にコーヒーを飲むと、カフェインの脂肪燃焼作用が効果的に働くといわれている。そのほか利尿作用、気管支や冠状血管を拡張させる作用がある。
コーヒーを飲む量が多いほど、糖尿病に罹りにくいという研究結果が相次いで報告されている。男性約4万人、女性約8万人を最長18年間追跡した米国のコホート研究によると、コーヒーを1日6杯以上飲む人はコーヒーを飲まない人よりも糖尿病の発症率が大幅に低下することが分かった(2004年)。また、フィンランド国立公衆衛生研究所などで行われた男女約1万4600人を対象にした調査では、コーヒーを1日10杯以上飲む人の糖尿病の発症率は女性で79%、男性では55%減少した(2004年)。国内の研究では、九州大学の研究グループがコーヒーの摂取が食後の血糖値の上昇を抑えるという研究結果を発表している。コーヒーが糖尿病の発症を抑える機序は明らかではないが、コーヒーの香り成分であるクロロゲン酸が血糖値の調整に働いている可能性があるという。また、カフェインがインスリンの分泌を促しているとも考えられている。
辻一郎(東北大学)らのグループは、コーヒーが肝臓ガンのリスクを低減するという調査結果を発表している(2005年、日本疫学会)。男女約6万1千人に対して7~9年間の追跡調査をした結果、コーヒーを1日1杯以上飲む人の肝臓ガンになる危険性は全く飲まない人の6割程度だった。また、厚生労働省の研究班(主任研究者・津金昌一国立がんセンター予防研究部長)はコーヒー摂取と肝臓ガンの発症率の関係をまとめた研究結果を発表している(2005年)。男女約9万人を対象に1990年から約10年間追跡調査をした結果、1日5杯以上飲む人はほとんど飲まない人に比べ発症率が1/4であった。コーヒーの中の何の成分が肝臓ガンの発症を抑制するのかまだはっきりしていないが、抗酸化作用のあるクロロゲン酸が抗ガン物質として注目されている。
コーヒーの商品一覧
月曜日, 4月 03, 2006
ブナハリタケについて
○ブナハリタケ
エゾハリタケ科のキノコ。ブナの倒木や立ち枯れに群生する扇状の食用キノコで、東北地方ではカノカとも呼ばれ、甘い芳香と歯ざわりのよさで昔から珍重されてきたが、最近では深山幻のキノコと呼ばれるほど採れなくなっている。
そのブナハリタケの人工栽培が1998年にキリンによって成功し、健康機能性の面でも注目のキノコとなった。現在、ブナハリタケの機能性として分かっているのは、①血圧降下作用、②血糖値効果作用、③脳機能改善、④発ガンプロセス抑制作用である。
キリンが行った血圧降下作用のヒト試験では、血圧が正常高値血圧、および低中リスクの軽症抗血圧の60人(30~59歳)を対象にもプラセボ摂取群とブナハリタケエキス摂取群の2グループに分けた。エキス摂取群の1日あたりのブナハリタケエキス摂取量は564mgで摂取期間は8週間。その結果、2週目頃からエキス摂取群に血圧の低下がみられ、8週間後には軽症高血圧(140~159mg)の人で平均10mmHg下がり、プラセボ群と比較して有意な差が認められた。この血圧降下作用はブナハリタケエキスに含まれているイソロイシンチロシンによるものだということが分かっている。イソロイシンチロシンはアミノ酸のイソロイシンとチロシンが結合したジペプチドで、血圧を上昇させるアンジオテンシンⅡを生成する酵素の働きを阻害する作用がある。イソロイシンチロシンを配合した飲料「ビー・フラット」(キリンビバレッジ)は血圧が高めの人の食品としてトクホ表示の許可を得ている。
ブナハリタケは糖尿病にも有効だとされる。空腹時の血糖値が105~140mg/dlの10人に、ブナハリタケ乾燥粉末を毎日1g食べてもらったヒト試験では、4週間後には10名全ての空腹時血糖値が摂取前に比べて低下したという結果が得られている。さらに、マウスを使ったⅡ型糖尿病モデルの動物実験で、ブナハリタケの摂取によってインスリン抵抗性が改善され、糖尿病の進行を抑えることが確認された。このほか、最近の研究では脳機能を改善する作用があることも分かってきている。
ブナハリタケの商品一覧
エゾハリタケ科のキノコ。ブナの倒木や立ち枯れに群生する扇状の食用キノコで、東北地方ではカノカとも呼ばれ、甘い芳香と歯ざわりのよさで昔から珍重されてきたが、最近では深山幻のキノコと呼ばれるほど採れなくなっている。
そのブナハリタケの人工栽培が1998年にキリンによって成功し、健康機能性の面でも注目のキノコとなった。現在、ブナハリタケの機能性として分かっているのは、①血圧降下作用、②血糖値効果作用、③脳機能改善、④発ガンプロセス抑制作用である。
キリンが行った血圧降下作用のヒト試験では、血圧が正常高値血圧、および低中リスクの軽症抗血圧の60人(30~59歳)を対象にもプラセボ摂取群とブナハリタケエキス摂取群の2グループに分けた。エキス摂取群の1日あたりのブナハリタケエキス摂取量は564mgで摂取期間は8週間。その結果、2週目頃からエキス摂取群に血圧の低下がみられ、8週間後には軽症高血圧(140~159mg)の人で平均10mmHg下がり、プラセボ群と比較して有意な差が認められた。この血圧降下作用はブナハリタケエキスに含まれているイソロイシンチロシンによるものだということが分かっている。イソロイシンチロシンはアミノ酸のイソロイシンとチロシンが結合したジペプチドで、血圧を上昇させるアンジオテンシンⅡを生成する酵素の働きを阻害する作用がある。イソロイシンチロシンを配合した飲料「ビー・フラット」(キリンビバレッジ)は血圧が高めの人の食品としてトクホ表示の許可を得ている。
ブナハリタケは糖尿病にも有効だとされる。空腹時の血糖値が105~140mg/dlの10人に、ブナハリタケ乾燥粉末を毎日1g食べてもらったヒト試験では、4週間後には10名全ての空腹時血糖値が摂取前に比べて低下したという結果が得られている。さらに、マウスを使ったⅡ型糖尿病モデルの動物実験で、ブナハリタケの摂取によってインスリン抵抗性が改善され、糖尿病の進行を抑えることが確認された。このほか、最近の研究では脳機能を改善する作用があることも分かってきている。
ブナハリタケの商品一覧
日曜日, 4月 02, 2006
ブロッコリーについて
○ブロッコリー
イタリアでキャベツの変種であるカリフラワーを品種改良して作ったアブラナ科の野菜で、第2次世界大戦後ヨーロッパ各地に広まり、日本で一般化したのはここ30年足らずのことである。
食用部分は花蕾(つぼみ)が中心であるが、何よりもビタミンCが100g中120mgと多く、これはレモンの搾り汁の2倍強、野菜類ではトップクラスの芽キャベツ(160mg)に迫る数字である。この豊富なビタミンCがウイルスに対する抵抗力を強め、ストレスに強い体を作ると共に鬱血による肩こりや倦怠感を檜前氏、貧血を改善し、みずみずしい美肌を作り、皮膚の色素沈着を抑制する働きをする。また、体の細胞をしっかりと結びつける役目を持つコラーゲンの合成を促すので、ガン細胞の増殖を抑えるともいわれている。
そのほかビタミンA・B群・E、ミネラルも特別多くはないがバランスよく含まれており、茎の部分もつぼみに劣らず栄養豊富なので捨てずに利用したい。また量を食べてもカロリーはリンゴの2/3程度なので、ダイエット食にも好適である。
ブロッコリーの商品一覧
イタリアでキャベツの変種であるカリフラワーを品種改良して作ったアブラナ科の野菜で、第2次世界大戦後ヨーロッパ各地に広まり、日本で一般化したのはここ30年足らずのことである。
食用部分は花蕾(つぼみ)が中心であるが、何よりもビタミンCが100g中120mgと多く、これはレモンの搾り汁の2倍強、野菜類ではトップクラスの芽キャベツ(160mg)に迫る数字である。この豊富なビタミンCがウイルスに対する抵抗力を強め、ストレスに強い体を作ると共に鬱血による肩こりや倦怠感を檜前氏、貧血を改善し、みずみずしい美肌を作り、皮膚の色素沈着を抑制する働きをする。また、体の細胞をしっかりと結びつける役目を持つコラーゲンの合成を促すので、ガン細胞の増殖を抑えるともいわれている。
そのほかビタミンA・B群・E、ミネラルも特別多くはないがバランスよく含まれており、茎の部分もつぼみに劣らず栄養豊富なので捨てずに利用したい。また量を食べてもカロリーはリンゴの2/3程度なので、ダイエット食にも好適である。
ブロッコリーの商品一覧
土曜日, 4月 01, 2006
延命草について
○延命草茶
延命草はシソ科ヤマハッカ属の植物で、北海道から九州に至る山地の日当たりの良い乾いた場所に群生し、1~1.5mの高さに育って秋には薄紫色の小花に穂状につける。和名はヒキオコシであるが、これは一度倒れた人でも、この草の汁を飲ませると引き起こすことができることにちなんでの命名だといわれる。同類の植物で同じように用いられるものにクロバナヒキオコシがあるが、特に両者を区別することなく、一般には延命草の名で呼ばれることが多い。この馴染み深い延命草の名前も、かつて弘法大師が瀕死の病人をこの草で助けたところからきているという。その名からもわかるように、古くから胃弱、食欲不振、腹痛、胃腸カタル、胃痙攣、胆石、日射病などに効用がある民間薬として広く利用されてきたが、中国でも同属の冬凌草という植物が同様の目的で利用されている。
延命草はその茎と葉に薬効成分が含まれているので、開花前に茎と葉を刈り取り、青さを残すように天日乾燥させる。乾燥中に葉が落ちやすいが、特に葉には有効成分が多いので注意しなくてはならない。こうした干し上げたものは保存し、必要なときに煎じて服用したり、粉末状にして飲むことが行われてきた。全草にわたり極めて苦味が強いため、お茶代わりに毎日飲むよりは、特定の症状の改善を目的として飲まれるのが通例で、10~15gを煎じた煎じ汁か、粉末の場合は1回に0.5g程度が適量とされる。
薬効植物の苦味は研究者の注目するところであるが、延命草の苦味成分はテルペン系のエンメイン、プレクトランチン、オリドニンなどで、いずれも薬理試験で抗菌作用と抗腫瘍作用が認められているが、新井正(千葉大学)がエンメインに制ガン作用があることを認めた動物実験を発表し、高い関心を持って迎えられたことは記憶に新しい。また富士薫(京都大学化学研究所)はクロバナヒキオコシの苦味成分を分離して腹水ガンのネズミを用いて制ガン作用を確認、その成分がトリコラブダールであることを発表している。中国では、中国科学院昆明植物研究所で同属の冬凌草を用いた研究がなされ、そこでも制ガン作用を認めているが、京都大学の実験結果はそれよりもさらに高い効果を示したということである。
延命草茶の商品一覧
延命草はシソ科ヤマハッカ属の植物で、北海道から九州に至る山地の日当たりの良い乾いた場所に群生し、1~1.5mの高さに育って秋には薄紫色の小花に穂状につける。和名はヒキオコシであるが、これは一度倒れた人でも、この草の汁を飲ませると引き起こすことができることにちなんでの命名だといわれる。同類の植物で同じように用いられるものにクロバナヒキオコシがあるが、特に両者を区別することなく、一般には延命草の名で呼ばれることが多い。この馴染み深い延命草の名前も、かつて弘法大師が瀕死の病人をこの草で助けたところからきているという。その名からもわかるように、古くから胃弱、食欲不振、腹痛、胃腸カタル、胃痙攣、胆石、日射病などに効用がある民間薬として広く利用されてきたが、中国でも同属の冬凌草という植物が同様の目的で利用されている。
延命草はその茎と葉に薬効成分が含まれているので、開花前に茎と葉を刈り取り、青さを残すように天日乾燥させる。乾燥中に葉が落ちやすいが、特に葉には有効成分が多いので注意しなくてはならない。こうした干し上げたものは保存し、必要なときに煎じて服用したり、粉末状にして飲むことが行われてきた。全草にわたり極めて苦味が強いため、お茶代わりに毎日飲むよりは、特定の症状の改善を目的として飲まれるのが通例で、10~15gを煎じた煎じ汁か、粉末の場合は1回に0.5g程度が適量とされる。
薬効植物の苦味は研究者の注目するところであるが、延命草の苦味成分はテルペン系のエンメイン、プレクトランチン、オリドニンなどで、いずれも薬理試験で抗菌作用と抗腫瘍作用が認められているが、新井正(千葉大学)がエンメインに制ガン作用があることを認めた動物実験を発表し、高い関心を持って迎えられたことは記憶に新しい。また富士薫(京都大学化学研究所)はクロバナヒキオコシの苦味成分を分離して腹水ガンのネズミを用いて制ガン作用を確認、その成分がトリコラブダールであることを発表している。中国では、中国科学院昆明植物研究所で同属の冬凌草を用いた研究がなされ、そこでも制ガン作用を認めているが、京都大学の実験結果はそれよりもさらに高い効果を示したということである。
延命草茶の商品一覧
金曜日, 3月 31, 2006
紅景天について
○紅景天
紅景天は、原産地のチベットでは海抜3500~5000mという高地に自生しているベンケイソウ科の野生多年生草木である。茎や花など地表に出ている部分は10cm程度と小型であるが、根や根茎が薬効部分として利用される。紅景天の効用については、8世紀頃のチベット医学経典・四部医典と晶珠本草にその記録が多く残されており、滋養強壮、養肺清熱、止血解毒、滋補元気などと記されている。また、中国高等植物図鑑にも紅景天の植物を高く評価している。
紅景天の薬効について科学的な研究に取り組んでいるのは旧ソ連と中国である。1970年代に、旧ソ連は宇宙飛行士を無重力・無酸素という未知の環境に適応させるための薬剤を開発するにあたって、紅景天に注目し詳細な研究を行った。それによると、紅景天の有効成分は紅景天ケトンとアグリコン、チロソールで、優れた滋養強壮効果があることが新明し、実際に宇宙飛行士の保健食品として使用されていた。80年代になると中国でも紅景天についての研究が始まり、紅景天が高麗人参やエゾウコギよりも強壮作用を有することが明らかになり、の成分、薬理作用、臨床応用、毒性などに関する研究が飛躍的に進んだ。日本では、京都薬科大学の基礎研究によって、紅景天に含まれるグリコシド(配糖体)がアトピーに効果があること、また、シミ・ソバカスの原因となるメラニンの生成を抑えることなどが明らかにされている。
紅景天に含まれる有効成分は、これまでの研究から約40種類が認められている。脂質、タンパク質、必須アミノ酸、各種ビタミン、有機酸、ミネラルなど基本的な成分に加え、ロシアチャウスク医科大学が発見した成分は、長期に続く緊張状態下で筋肉と大脳を正常化させ免疫機能を高める作用がある。このように、紅景天には中枢神経システムと内分泌システムを整え、免疫力を高める作用があり、これまでに分かっている効用は、老化防止や疲労回復、高血糖・ガン・ウイルス感染・肝臓病・白血病・酸素不足にも有効であるとされる。特に酸素不足を防ぐについては、海抜4000m以上の模擬環境下で行った実験で、紅景天を飲んだ人は、飲まなかった人に比べて運動能力が13.2%も高いという結果が出ている。そのため、チベットでは古くから高山病の薬としても使われている。
紅景天の商品一覧
紅景天は、原産地のチベットでは海抜3500~5000mという高地に自生しているベンケイソウ科の野生多年生草木である。茎や花など地表に出ている部分は10cm程度と小型であるが、根や根茎が薬効部分として利用される。紅景天の効用については、8世紀頃のチベット医学経典・四部医典と晶珠本草にその記録が多く残されており、滋養強壮、養肺清熱、止血解毒、滋補元気などと記されている。また、中国高等植物図鑑にも紅景天の植物を高く評価している。
紅景天の薬効について科学的な研究に取り組んでいるのは旧ソ連と中国である。1970年代に、旧ソ連は宇宙飛行士を無重力・無酸素という未知の環境に適応させるための薬剤を開発するにあたって、紅景天に注目し詳細な研究を行った。それによると、紅景天の有効成分は紅景天ケトンとアグリコン、チロソールで、優れた滋養強壮効果があることが新明し、実際に宇宙飛行士の保健食品として使用されていた。80年代になると中国でも紅景天についての研究が始まり、紅景天が高麗人参やエゾウコギよりも強壮作用を有することが明らかになり、の成分、薬理作用、臨床応用、毒性などに関する研究が飛躍的に進んだ。日本では、京都薬科大学の基礎研究によって、紅景天に含まれるグリコシド(配糖体)がアトピーに効果があること、また、シミ・ソバカスの原因となるメラニンの生成を抑えることなどが明らかにされている。
紅景天に含まれる有効成分は、これまでの研究から約40種類が認められている。脂質、タンパク質、必須アミノ酸、各種ビタミン、有機酸、ミネラルなど基本的な成分に加え、ロシアチャウスク医科大学が発見した成分は、長期に続く緊張状態下で筋肉と大脳を正常化させ免疫機能を高める作用がある。このように、紅景天には中枢神経システムと内分泌システムを整え、免疫力を高める作用があり、これまでに分かっている効用は、老化防止や疲労回復、高血糖・ガン・ウイルス感染・肝臓病・白血病・酸素不足にも有効であるとされる。特に酸素不足を防ぐについては、海抜4000m以上の模擬環境下で行った実験で、紅景天を飲んだ人は、飲まなかった人に比べて運動能力が13.2%も高いという結果が出ている。そのため、チベットでは古くから高山病の薬としても使われている。
紅景天の商品一覧
木曜日, 3月 30, 2006
マツタケについて
○まつたけ
松茸。キシメジ科のキノコで、秋に赤松林やツガ林などの地上に生える。国内生産量は近年極端に減っており、市場に出回っているものの80~90%は韓国、北朝鮮、カナダ、中国、モロッコ、メキシコ、アメリカ、ブータンなどから入ってくる輸入物である。
「匂いまつたけ、味シメジ」の言葉通り、珍重される独特の香り成分は、桂皮酸メチルエステル、オクテノール、メチルオルシナートなどで、これらは食用増進や消化酵素の分泌を促す作用がある。成分的にはビタミンB2とナイアシンが豊富で、B1も100g中に0.1mgと、生シイタケと同量である。B2とナイアシンは口内炎、角膜炎をはじめとする皮膚炎の予防、抵抗力の強化、神経障害の予防などの働きがある。
カロチンはないが、ビタミンDを4ug含むので、体内のカルシウムの働きを助け、骨にカルシウムが吸収されやすくするのに役立つ。その上、農林水産省食品総合研究所蛋白質研究室の研究によると、まつたけからガン細胞のみを選択して殺す蛋白質が発見されたという。まつたけ抗腫瘍タンパク質(MAP)と名づけられたこのタンパク質は、正常な細胞は生かして、ガン細胞だけを選択的に攻撃する性質を持っているという。まつたけは高価なのが難点だが、旬には少しでも味わう価値がありそうである。
まつたけの商品一覧
松茸。キシメジ科のキノコで、秋に赤松林やツガ林などの地上に生える。国内生産量は近年極端に減っており、市場に出回っているものの80~90%は韓国、北朝鮮、カナダ、中国、モロッコ、メキシコ、アメリカ、ブータンなどから入ってくる輸入物である。
「匂いまつたけ、味シメジ」の言葉通り、珍重される独特の香り成分は、桂皮酸メチルエステル、オクテノール、メチルオルシナートなどで、これらは食用増進や消化酵素の分泌を促す作用がある。成分的にはビタミンB2とナイアシンが豊富で、B1も100g中に0.1mgと、生シイタケと同量である。B2とナイアシンは口内炎、角膜炎をはじめとする皮膚炎の予防、抵抗力の強化、神経障害の予防などの働きがある。
カロチンはないが、ビタミンDを4ug含むので、体内のカルシウムの働きを助け、骨にカルシウムが吸収されやすくするのに役立つ。その上、農林水産省食品総合研究所蛋白質研究室の研究によると、まつたけからガン細胞のみを選択して殺す蛋白質が発見されたという。まつたけ抗腫瘍タンパク質(MAP)と名づけられたこのタンパク質は、正常な細胞は生かして、ガン細胞だけを選択的に攻撃する性質を持っているという。まつたけは高価なのが難点だが、旬には少しでも味わう価値がありそうである。
まつたけの商品一覧
水曜日, 3月 29, 2006
グレープフルーツについて
○グレープフルーツ
ミカン科の常緑高木の果実で、18世紀に西インド諸島のバルバドス等で発見された。その後アメリカに渡り、アリゾナ、カルフォルニアなどで大々的に栽培されるようになった。柑橘類でありながら、グレープの名があるのは、果実がブドウのように房状につくことに由来している。
みずみずしさが身上で、水分が89.6%もあり、豊富な果汁と適度の甘み、酸味、ほどよい苦味が混ざり合って、爽やかな風味を出しているのが特質である。
ビタミンCが豊富なことと、このCの吸収を良くするビタミンPクエン酸にも富むので、吸収されやすく生理作用も高い。疲労を回復し、心身ともに爽やかにする。歯茎から出血しやすい人やタバコを吸う人は、毎朝半分ないし1個を食べると良い。四季を問わずほとんど年中出回っているので、手軽に入手できる。
ところで、グレープフルーツ独特の苦味はナリンギンという配糖体によるものだが、最近、これがカルシウム拮抗薬(高血圧の薬)や睡眠薬の一部に作用すると、薬効を強くしてしまうことがわかった。ナリンギンが肝臓の酵素の一部に働きかけるために起こる反応だといわれているが、降圧剤などとグレープフルーツを一緒に摂ることは避けたほうが良い。
グレープフルーツの商品一覧
ミカン科の常緑高木の果実で、18世紀に西インド諸島のバルバドス等で発見された。その後アメリカに渡り、アリゾナ、カルフォルニアなどで大々的に栽培されるようになった。柑橘類でありながら、グレープの名があるのは、果実がブドウのように房状につくことに由来している。
みずみずしさが身上で、水分が89.6%もあり、豊富な果汁と適度の甘み、酸味、ほどよい苦味が混ざり合って、爽やかな風味を出しているのが特質である。
ビタミンCが豊富なことと、このCの吸収を良くするビタミンPクエン酸にも富むので、吸収されやすく生理作用も高い。疲労を回復し、心身ともに爽やかにする。歯茎から出血しやすい人やタバコを吸う人は、毎朝半分ないし1個を食べると良い。四季を問わずほとんど年中出回っているので、手軽に入手できる。
ところで、グレープフルーツ独特の苦味はナリンギンという配糖体によるものだが、最近、これがカルシウム拮抗薬(高血圧の薬)や睡眠薬の一部に作用すると、薬効を強くしてしまうことがわかった。ナリンギンが肝臓の酵素の一部に働きかけるために起こる反応だといわれているが、降圧剤などとグレープフルーツを一緒に摂ることは避けたほうが良い。
グレープフルーツの商品一覧
火曜日, 3月 28, 2006
紅豆杉について
○紅豆杉
中国雲南省の山岳地帯(標高4000mの厳寒地)に自生する紅豆杉は、イチイ科に属する樹木で、2億年前(中生代)から生き残ってきた地球に現存する最古の樹木とされている。平均樹齢は3000年以上、幹周5.6m、樹高21m(平均値、中国科学院調査)の巨木である。
近年の研究では、高山や砂漠など過酷な環境に生きる生物ほど、その生命を支えるための特殊な機能物質を体内に豊富に持っていることが明らかにされているが、紅豆杉もまたその例にもれない。万里の長城の建造で知られる秦の始皇帝は不老不死を願ったことでも有名だが、その時代、紅豆杉が塩とともに不老の仙薬に名を連ねていたことが近年明らかにされた。
紅豆杉が現代に蘇る契機となったのは、1956年にアメリカの化学者ルーカスが、紅豆杉の抽出物質に抗ガン作用があることを発見したことによる。そして71年には同じくヴァニが、抗ガン物質の一つを単離してタキソールと名づけた。その後、合成方が模索されて注射薬ができ、94年には抗ガン剤としてFDA(アメリカ食品違約局)が認可している。日本でも97年に抗ガン剤(保険の適用は卵巣ガン・乳がん・子宮ガン・肺ガン)として認可、今では世界50数カ国で使われている。
一方、薬剤としてではなく、天然剤としての紅豆杉についても、その薬理研究が進んでいる。富山医科薬科大学和漢研究所の門田重利は、日本薬学第122回年会(2002年)で、紅豆杉のガン細胞に対する作用木序を明らかにした発表を行っている。また、金沢医科大学の平井圭一は、紅豆杉の天然成分が、①正常細胞を傷つけず、ガン細胞だけを狙い撃ちして増殖を阻害し、死滅させる選択的抗ガン性がある、②特異な直接攻撃でガン細胞を自然死(アポトーシス)させる、③免疫賦活作用を併せ持つ、という研究成果を第41回日本癌治療学会(2003年)で発表している。
紅豆杉にはまた、花粉症などのアレルギーに対しても顕著な改善作用のあることが、北里大学の岡野哲郎らの研究グループによって明らかにされている。実験は、まず最初にマウスを使ってスギ花粉(抗原)に反応する実験用の細胞を調整し、この細胞群にスギ花粉抗原とともに紅豆杉茶を入れ、ヒスタミンやEPOの放出量を調べた。紅豆杉茶は3種類の濃度を用意し、対照には麦茶を用いた。結果は、ヒスタミンの場合も、RPOの場合も、紅豆杉茶の濃度を濃くするほど放出が大幅に減少し、EPOでは紅豆杉茶10ulの濃度でゼロになるという結果を得ている。
また、この実験と平行して、スギ花粉のメッカである東京・奥多摩の診療所と、花粉が比較的少ない都心の港区の病院患者を対象として、紅豆杉茶の飲用による花粉症改善の臨床試験も行われている。その結果、花粉が少ない都心での病院では、くしゃみを除く全症状(鼻水、鼻閉、鼻・のど・目の痒み、涙目)で、ほぼ100%の改善効果が得られたという。
紅豆杉の商品一覧
中国雲南省の山岳地帯(標高4000mの厳寒地)に自生する紅豆杉は、イチイ科に属する樹木で、2億年前(中生代)から生き残ってきた地球に現存する最古の樹木とされている。平均樹齢は3000年以上、幹周5.6m、樹高21m(平均値、中国科学院調査)の巨木である。
近年の研究では、高山や砂漠など過酷な環境に生きる生物ほど、その生命を支えるための特殊な機能物質を体内に豊富に持っていることが明らかにされているが、紅豆杉もまたその例にもれない。万里の長城の建造で知られる秦の始皇帝は不老不死を願ったことでも有名だが、その時代、紅豆杉が塩とともに不老の仙薬に名を連ねていたことが近年明らかにされた。
紅豆杉が現代に蘇る契機となったのは、1956年にアメリカの化学者ルーカスが、紅豆杉の抽出物質に抗ガン作用があることを発見したことによる。そして71年には同じくヴァニが、抗ガン物質の一つを単離してタキソールと名づけた。その後、合成方が模索されて注射薬ができ、94年には抗ガン剤としてFDA(アメリカ食品違約局)が認可している。日本でも97年に抗ガン剤(保険の適用は卵巣ガン・乳がん・子宮ガン・肺ガン)として認可、今では世界50数カ国で使われている。
一方、薬剤としてではなく、天然剤としての紅豆杉についても、その薬理研究が進んでいる。富山医科薬科大学和漢研究所の門田重利は、日本薬学第122回年会(2002年)で、紅豆杉のガン細胞に対する作用木序を明らかにした発表を行っている。また、金沢医科大学の平井圭一は、紅豆杉の天然成分が、①正常細胞を傷つけず、ガン細胞だけを狙い撃ちして増殖を阻害し、死滅させる選択的抗ガン性がある、②特異な直接攻撃でガン細胞を自然死(アポトーシス)させる、③免疫賦活作用を併せ持つ、という研究成果を第41回日本癌治療学会(2003年)で発表している。
紅豆杉にはまた、花粉症などのアレルギーに対しても顕著な改善作用のあることが、北里大学の岡野哲郎らの研究グループによって明らかにされている。実験は、まず最初にマウスを使ってスギ花粉(抗原)に反応する実験用の細胞を調整し、この細胞群にスギ花粉抗原とともに紅豆杉茶を入れ、ヒスタミンやEPOの放出量を調べた。紅豆杉茶は3種類の濃度を用意し、対照には麦茶を用いた。結果は、ヒスタミンの場合も、RPOの場合も、紅豆杉茶の濃度を濃くするほど放出が大幅に減少し、EPOでは紅豆杉茶10ulの濃度でゼロになるという結果を得ている。
また、この実験と平行して、スギ花粉のメッカである東京・奥多摩の診療所と、花粉が比較的少ない都心の港区の病院患者を対象として、紅豆杉茶の飲用による花粉症改善の臨床試験も行われている。その結果、花粉が少ない都心での病院では、くしゃみを除く全症状(鼻水、鼻閉、鼻・のど・目の痒み、涙目)で、ほぼ100%の改善効果が得られたという。
紅豆杉の商品一覧
月曜日, 3月 27, 2006
アスタキサンチンについて
○アスタキサンチン
カロチノイドというと一般には植物性色素が多く知られるが、アスタキサンチンは主に海産物に豊富に含まれる赤色色素である。サケやイクラ、鯛やキンキ、エビ、カニなどの呈する赤色は全てアスタキサンチンによるものである。
アスタキサンチンはこれまで、着色用の食品添加物として使われることが多かったが、1980年代後半に、アスタキサンチンの抗酸化作用はビタミンEやβ-カロチンの数100~1000倍近くもあるという研究報告がなされ、にわかに注目を集める機能性素材となった。また、長い間、アスタキサンチンの原料素材の探索が続けられていたが、近年になって、ヘマトコッカス藻を原料とする大量生産技術が確立したことから、一挙に商品開発が活発化している。
アスタキサンチンの抗酸化作用の研究では、これまでに免疫賦活、動脈硬化改善、抗ガン、抗糖尿病、美白効果などが報告されている。
アスタキサンチンの商品一覧
カロチノイドというと一般には植物性色素が多く知られるが、アスタキサンチンは主に海産物に豊富に含まれる赤色色素である。サケやイクラ、鯛やキンキ、エビ、カニなどの呈する赤色は全てアスタキサンチンによるものである。
アスタキサンチンはこれまで、着色用の食品添加物として使われることが多かったが、1980年代後半に、アスタキサンチンの抗酸化作用はビタミンEやβ-カロチンの数100~1000倍近くもあるという研究報告がなされ、にわかに注目を集める機能性素材となった。また、長い間、アスタキサンチンの原料素材の探索が続けられていたが、近年になって、ヘマトコッカス藻を原料とする大量生産技術が確立したことから、一挙に商品開発が活発化している。
アスタキサンチンの抗酸化作用の研究では、これまでに免疫賦活、動脈硬化改善、抗ガン、抗糖尿病、美白効果などが報告されている。
アスタキサンチンの商品一覧
日曜日, 3月 26, 2006
いちじくについて
○いちじく
クワ科の落葉低木の果実(花嚢)で、アラビア半島が原産。世界各地で栽培されるが、ポルトガル、イタリアが多い。日本ではカリブ系、スミナル系、インターメディア系などが江戸時代の17世紀前半に渡来したが、蓬来と呼ばれていた在来種もある。
春から夏にかけて緑色の果実(いちじくの場合は花嚢という)を結び、内側に淡紅色の小花を無数につける。花は外から見えないので無花果の名がある。
主成分は糖で約10%(乾果は6%)含まれ、ビタミン、ミネラル類も少量ずつまんべんなく含んでいる。このほかペクチンという食物繊維があり、腸の働きを活発にし、便秘にも効果的。さらに各種分解酵素が含まれているので、その薬効も多様である。
いちじくにはまた抗炎症作用があり、喉の痛み、痔疾にも卓効がある。葉の煎じ汁を痔の患部に塗布すると一層効果的。果肉や葉から出る白色の乳液に含まれるペプチドは血圧抑制作用があり、外用ではイボ取りに用いる。果肉には血を清める作用があるといわれ、鼻血や吐血、気血などによく、肺結核の喀血などにも効用があるとされてきた。
いちじくの商品一覧
クワ科の落葉低木の果実(花嚢)で、アラビア半島が原産。世界各地で栽培されるが、ポルトガル、イタリアが多い。日本ではカリブ系、スミナル系、インターメディア系などが江戸時代の17世紀前半に渡来したが、蓬来と呼ばれていた在来種もある。
春から夏にかけて緑色の果実(いちじくの場合は花嚢という)を結び、内側に淡紅色の小花を無数につける。花は外から見えないので無花果の名がある。
主成分は糖で約10%(乾果は6%)含まれ、ビタミン、ミネラル類も少量ずつまんべんなく含んでいる。このほかペクチンという食物繊維があり、腸の働きを活発にし、便秘にも効果的。さらに各種分解酵素が含まれているので、その薬効も多様である。
いちじくにはまた抗炎症作用があり、喉の痛み、痔疾にも卓効がある。葉の煎じ汁を痔の患部に塗布すると一層効果的。果肉や葉から出る白色の乳液に含まれるペプチドは血圧抑制作用があり、外用ではイボ取りに用いる。果肉には血を清める作用があるといわれ、鼻血や吐血、気血などによく、肺結核の喀血などにも効用があるとされてきた。
いちじくの商品一覧
金曜日, 3月 24, 2006
シャンピニオンエキスについて
○シャンピニオンエキス
フランスで17世紀始めに栽培が始められたハラタケ科のシャンピニオン(英語名=マッシュルーム)は、その優れた風味とともに、ビタミンB2を多く含む食材として各国の食膳をにぎわせているが、その成分を抽出したシャンピニオンエキスが経口摂取できる消臭素材として開発され、広く上市されるようになった。
食物や体調や、加齢などによって、いわゆる腸内悪玉菌が増殖すると、町内異常発酵による悪臭ガスが腸壁から吸収された不快な体臭や口臭の原因となるほか、発生した有害物質が老化現象などの原因になると指摘されている。
シャンピニオンエキスはこの腸内異常発酵を抑制する結果、口腔内の臭い、呼気(吐く息)、体臭、便臭を非常によく消臭するとともに、血中への腐敗成分(アンモニア、メルカプタン、硫化水素、インドール、スカトール、クレアチニンなど)の吸収を少なくして、慢性腎不全や高アンモニア血症の進行を阻止する作用のあることが報告されている。
シャンピニオンエキスは現在、飲料・菓子・健康食品・一般食品(スープ・味噌汁など)、病院の総合栄養流動食・治療用食品などの形で広く供されているほか、ペットフードの分野でも利用が始まり、近年では欧米へも盛んに輸出されるようになった。
シャンピニオンエキスの商品一覧
フランスで17世紀始めに栽培が始められたハラタケ科のシャンピニオン(英語名=マッシュルーム)は、その優れた風味とともに、ビタミンB2を多く含む食材として各国の食膳をにぎわせているが、その成分を抽出したシャンピニオンエキスが経口摂取できる消臭素材として開発され、広く上市されるようになった。
食物や体調や、加齢などによって、いわゆる腸内悪玉菌が増殖すると、町内異常発酵による悪臭ガスが腸壁から吸収された不快な体臭や口臭の原因となるほか、発生した有害物質が老化現象などの原因になると指摘されている。
シャンピニオンエキスはこの腸内異常発酵を抑制する結果、口腔内の臭い、呼気(吐く息)、体臭、便臭を非常によく消臭するとともに、血中への腐敗成分(アンモニア、メルカプタン、硫化水素、インドール、スカトール、クレアチニンなど)の吸収を少なくして、慢性腎不全や高アンモニア血症の進行を阻止する作用のあることが報告されている。
シャンピニオンエキスは現在、飲料・菓子・健康食品・一般食品(スープ・味噌汁など)、病院の総合栄養流動食・治療用食品などの形で広く供されているほか、ペットフードの分野でも利用が始まり、近年では欧米へも盛んに輸出されるようになった。
シャンピニオンエキスの商品一覧
水曜日, 3月 22, 2006
カイアポ芋について
○カイアポ芋
カイアポ芋は、南米ブラジルの中央に広がるブラジル高原西方のカイアポという山地に自生する白甘藷の一種で、南米の白芋とも称されている。栄養価に優れていることから、インディオの間では健康維持のために、数千年も前から好んで食されていたといわれている。その優れたパワーは、西暦1500年頃、南米に一台帝国を築いたインカ帝国の発展にも多いに寄与したと伝えられている。
カイアポ芋は、高麗人参などと同様に、土壌に含まれるミネラルや有効成分を満遍なく吸収してしまうため、一度栽培・収穫した土地では、数年以上栽培ができない。
最近になって、カイアポ芋には、インスリンの分泌や効き目を高め、糖尿病の血糖値を下げる糖の働きがあることが明らかになり、動物実験でも、①インスリン分泌の促進、②インスリン作用の改善などが実証されている。糖尿病の3大合併症といわれる網膜障害、腎臓障害、末梢神経障害に対して、血糖を下げることによる効果が期待されている。
カイアポ芋の商品一覧
カイアポ芋は、南米ブラジルの中央に広がるブラジル高原西方のカイアポという山地に自生する白甘藷の一種で、南米の白芋とも称されている。栄養価に優れていることから、インディオの間では健康維持のために、数千年も前から好んで食されていたといわれている。その優れたパワーは、西暦1500年頃、南米に一台帝国を築いたインカ帝国の発展にも多いに寄与したと伝えられている。
カイアポ芋は、高麗人参などと同様に、土壌に含まれるミネラルや有効成分を満遍なく吸収してしまうため、一度栽培・収穫した土地では、数年以上栽培ができない。
最近になって、カイアポ芋には、インスリンの分泌や効き目を高め、糖尿病の血糖値を下げる糖の働きがあることが明らかになり、動物実験でも、①インスリン分泌の促進、②インスリン作用の改善などが実証されている。糖尿病の3大合併症といわれる網膜障害、腎臓障害、末梢神経障害に対して、血糖を下げることによる効果が期待されている。
カイアポ芋の商品一覧
火曜日, 3月 21, 2006
チェストツリーについて
○チェストツリー
チェストツリーは、ヨーロッパから中央アジアを原産とするクマツヅラ科の落葉低木で、ヨーロッパでは古くから女性のためのハーブとして使われてきた。チェストツリーの果実に含まれる成分には、女性のホルモン機能を整える作用のあることが古くから経験的に知られており、月経不順の改善薬として有効である。ドイツでは、チェストツリーに黄体ホルモンの分泌を促す作用のあることが認められ、PMS(月経前症候群)の治療薬になっている。
PMSは、下腹部や頭痛、イライラといった不快症状を呈するが、この原因は黄体ホルモンのプロゲステロンの不足によるものと考えられている。チェストツリーは、脳下垂体から分泌される黄体形成ホルモンの生成を増加させ、その結果、プロゲステロンの分泌を高めることによって、ホルモンバランスを正常化させる。
チェストツリーの商品一覧
チェストツリーは、ヨーロッパから中央アジアを原産とするクマツヅラ科の落葉低木で、ヨーロッパでは古くから女性のためのハーブとして使われてきた。チェストツリーの果実に含まれる成分には、女性のホルモン機能を整える作用のあることが古くから経験的に知られており、月経不順の改善薬として有効である。ドイツでは、チェストツリーに黄体ホルモンの分泌を促す作用のあることが認められ、PMS(月経前症候群)の治療薬になっている。
PMSは、下腹部や頭痛、イライラといった不快症状を呈するが、この原因は黄体ホルモンのプロゲステロンの不足によるものと考えられている。チェストツリーは、脳下垂体から分泌される黄体形成ホルモンの生成を増加させ、その結果、プロゲステロンの分泌を高めることによって、ホルモンバランスを正常化させる。
チェストツリーの商品一覧
月曜日, 3月 20, 2006
しじみエキスについて
○シジミエキス
シジミ(蜆)の強肝効果については江戸中期(天明元年)の食品国家に「シジミよく黄疸を治し酔いを解す」と記されたことを知れば、そこに医食同源の典型を見る思いの人も多いに違いない。肝臓への効用は医学会でも広く認めるところだが、赤いビタミンの異名を持つビタミンB12(造血・脳細胞の活性化・手足の痺れ改善)が62ugと群を抜いて多い。カルシウム・亜鉛・胴などミネラルにも大きな数字が並ぶ。タンパク質はアミノ酸のバランスがよく、アミノ酸スコアは95。特に高血圧改善や肝臓の解毒作用の亢進、心不全への効果が期待できるタウリンが注目される。
日常的には味噌汁がほとんどだが、風味のみならず味噌の栄養価も加味されるうえに、食膳に暖かさや懐かしさがあふれて心が和みも食事全体の消化吸収率もぐっと高まる。
水溶性のエキス成分を採るには、鮮度のよいシジミに同量の水を加えて1~2時間ほど弱火で似たあと汁を濾し、それを半量に煮詰めればよい。それを1回に盃1杯くらいずつ、1日3回ほど飲めば、体力回復、肝機能強化、貧血改善、母乳の出をよくする。肌のシミ取りによいとされるが、その効能が確かなことは、市販のシジミエキスが長い人気を保っていることか何よりの証拠である。
しじみエキスの商品一覧
シジミ(蜆)の強肝効果については江戸中期(天明元年)の食品国家に「シジミよく黄疸を治し酔いを解す」と記されたことを知れば、そこに医食同源の典型を見る思いの人も多いに違いない。肝臓への効用は医学会でも広く認めるところだが、赤いビタミンの異名を持つビタミンB12(造血・脳細胞の活性化・手足の痺れ改善)が62ugと群を抜いて多い。カルシウム・亜鉛・胴などミネラルにも大きな数字が並ぶ。タンパク質はアミノ酸のバランスがよく、アミノ酸スコアは95。特に高血圧改善や肝臓の解毒作用の亢進、心不全への効果が期待できるタウリンが注目される。
日常的には味噌汁がほとんどだが、風味のみならず味噌の栄養価も加味されるうえに、食膳に暖かさや懐かしさがあふれて心が和みも食事全体の消化吸収率もぐっと高まる。
水溶性のエキス成分を採るには、鮮度のよいシジミに同量の水を加えて1~2時間ほど弱火で似たあと汁を濾し、それを半量に煮詰めればよい。それを1回に盃1杯くらいずつ、1日3回ほど飲めば、体力回復、肝機能強化、貧血改善、母乳の出をよくする。肌のシミ取りによいとされるが、その効能が確かなことは、市販のシジミエキスが長い人気を保っていることか何よりの証拠である。
しじみエキスの商品一覧
日曜日, 3月 19, 2006
クランベリーについて
○クランベリー
クランベリーはブルーベリーと同じツツジ科の常緑低木で、原産地は北米からカナダにかけての一帯である。秋の始めに1~1.5cmの赤い球状の液果を結ぶ。果汁は酸味が強いが、アメリカではクリスマスや祝宴などに食べられる七面鳥料理のクランベリーソースとして利用されることから、よく知られている果実でもある。
ネイティブアメリカンの間では、古くから尿路感染症の治療にクランベリーの果汁が使われてきた。クランベリーがこうした感染症に効果があることは、現在では多くの研究成果により医学的にも明らかにされている。
1994年にハーバード大学部で行われた研究によると、クランベリー果汁には尿中のバクテリアと白血球の増加を抑える効果があることが認められている(女性153人を対象にした2重盲検法による試験結果)。また、97年にウェーバー州立大学で行われた研究によると、クランベリー果汁の粉末を使って、尿路感染症の再発防止効果が確かめられている。
クランベリーが尿路感染症に効果があるのは、古くは、クランベリーが尿を強い酸性にして細菌を増殖しないようにするからだと考えられていた。また、クランベリー果汁に含まれる安息香酸の作用だという説も唱えられたが、現在では、クランベリーのフィトケミカル成分・プロアントシアニジンによる細菌接着阻害作用によるものであることが解明されつつある。このことから、クランベリーには尿路感染予防だけでなく、歯周病や歯肉炎の改善効果、さらにはピロリ菌感染の予防も有効ではないかとする研究も報告され始めた。
クランベリーを使った食品としては、クランベリージュースの他、果汁エキスを加えたヨーグルト、ジャム、評価などが販売されており、消費者の人気も高い。
クランベリーの商品一覧
クランベリーはブルーベリーと同じツツジ科の常緑低木で、原産地は北米からカナダにかけての一帯である。秋の始めに1~1.5cmの赤い球状の液果を結ぶ。果汁は酸味が強いが、アメリカではクリスマスや祝宴などに食べられる七面鳥料理のクランベリーソースとして利用されることから、よく知られている果実でもある。
ネイティブアメリカンの間では、古くから尿路感染症の治療にクランベリーの果汁が使われてきた。クランベリーがこうした感染症に効果があることは、現在では多くの研究成果により医学的にも明らかにされている。
1994年にハーバード大学部で行われた研究によると、クランベリー果汁には尿中のバクテリアと白血球の増加を抑える効果があることが認められている(女性153人を対象にした2重盲検法による試験結果)。また、97年にウェーバー州立大学で行われた研究によると、クランベリー果汁の粉末を使って、尿路感染症の再発防止効果が確かめられている。
クランベリーが尿路感染症に効果があるのは、古くは、クランベリーが尿を強い酸性にして細菌を増殖しないようにするからだと考えられていた。また、クランベリー果汁に含まれる安息香酸の作用だという説も唱えられたが、現在では、クランベリーのフィトケミカル成分・プロアントシアニジンによる細菌接着阻害作用によるものであることが解明されつつある。このことから、クランベリーには尿路感染予防だけでなく、歯周病や歯肉炎の改善効果、さらにはピロリ菌感染の予防も有効ではないかとする研究も報告され始めた。
クランベリーを使った食品としては、クランベリージュースの他、果汁エキスを加えたヨーグルト、ジャム、評価などが販売されており、消費者の人気も高い。
クランベリーの商品一覧
土曜日, 3月 18, 2006
マリアアザミ(シリマリン)について
○マリアアザミ(シリマリン)
キク科のオオヒレアザミで、一般にマリアアザミと呼ばれているこのハーブは、ヨーロッパでは古くから種子を含む全草に強壮、利胆、利尿効果が認められており、肝臓の民間薬として用いられてきた。生活習慣病をはじめとする諸病の根底に肝機能不全があることが指摘されているが、マリアアザミはまさにそこへ焦点を絞って登場したハーブのニューフェイスである。
種子に含まれるシリマリンが肝機能を改善することが知られており、ドイツやイタリアの製薬メーカーなどでの研究から、有効成分がフラボノリグナンに分類される化合物群であり、特に重要な作用を持つフラボノイドとして、シリビン、シリジアニン、シリクリスチンの3種が単離された。
多様な有効性が明らかにされているが、最も注目される肝機能の改善にはシリマリンの有効成分が細胞膜の過酸化脂質の発生を抑えていることが考えられ、これについては体内で合成される抗酸化物質であるグルタチオンの生成を促進する作用が実験的に明らかにされている。体内に発生するフリーラジカルが、様々な老化現象、認知症、ガン、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などの元凶であることが次々に明らかにされてきている現在、シリマリンの抗酸化作用への期待が高まり、人気を博しているのも不思議ではない。
マリアアザミ(シリマリン)の商品一覧
キク科のオオヒレアザミで、一般にマリアアザミと呼ばれているこのハーブは、ヨーロッパでは古くから種子を含む全草に強壮、利胆、利尿効果が認められており、肝臓の民間薬として用いられてきた。生活習慣病をはじめとする諸病の根底に肝機能不全があることが指摘されているが、マリアアザミはまさにそこへ焦点を絞って登場したハーブのニューフェイスである。
種子に含まれるシリマリンが肝機能を改善することが知られており、ドイツやイタリアの製薬メーカーなどでの研究から、有効成分がフラボノリグナンに分類される化合物群であり、特に重要な作用を持つフラボノイドとして、シリビン、シリジアニン、シリクリスチンの3種が単離された。
多様な有効性が明らかにされているが、最も注目される肝機能の改善にはシリマリンの有効成分が細胞膜の過酸化脂質の発生を抑えていることが考えられ、これについては体内で合成される抗酸化物質であるグルタチオンの生成を促進する作用が実験的に明らかにされている。体内に発生するフリーラジカルが、様々な老化現象、認知症、ガン、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などの元凶であることが次々に明らかにされてきている現在、シリマリンの抗酸化作用への期待が高まり、人気を博しているのも不思議ではない。
マリアアザミ(シリマリン)の商品一覧
金曜日, 3月 17, 2006
すっぽんについて
○すっぽんエキス
スッポン料理は、強精・強壮に特効のある料理として世界に知られている。中国では3000年前の周時代に王室の膳に供えられ、以来滋養強壮・不老不死の保健食として珍重されていた。特に中国料理のスープでは漢方薬としての効用が認められ、鯉の生き血と並んで、強精の用をなしている。また、フランス料理でもスッポンのコンソメが一級の料理とされ、スープの主要素材として栄養を逃すことなく料理されている。
スッポンはカルシウムやタンパク質、特に必須アミノ酸やビタミンが豊富で、栄養価が高く、動物でありながらその脂肪は植物性油脂と同じ不飽和脂肪酸で、リノール酸を多く含んでいる。
その栄養的特徴は、まずタンパク質にある。タンパク質は生物細胞(血液、筋肉、皮膚、骨髄、角質、腱、爪など)を形成する主要物質であり、成長期に不足すると体位の成長に支障をきたすだけでなく、血管が充分に発育せず、加齢とともに脳卒中を誘発する要因にもなる。その点、すっぽんのタンパク質はアミノ酸が豊富で、すっぽんエキスの分析によると、アルギニン、リジン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、ロイシン、グリシン、アラニンなど18種にも及ぶアミノ酸組成は良好である。
次に、カルシウムの含有率が高い。これはすっぽんの硬組織部分にのみならず、血液をアルカリ性に保ち、心筋の収縮を活発にする作用がある。さらに、神経の働きにも影響し、ストレスへの対応には欠かせないものである。
そのほか、ビタミン類ではB1、B2、B6、葉酸、パントテン酸などを含み、ミネラル類では鉄分とナトリウムが特に多く、造血作用を活発にする効果が期待できる。
さらに、前期のようにスッポン油は動物でありながら不飽和脂肪酸を多く含んでいる。不飽和脂肪酸は結腸コレステロールの増加や血管への沈着を防ぎ、動脈硬化・脳卒中の予防に効果がある。また、すっぽんにはコレステロールも含まれているが、コレステロールは①胆汁の合成素材として、②細胞膜をつくる構成成分の一つとして、③性ホルモンや副腎皮質ホルモンが体内で合成されるときの素材として、など重要な役割も持っている。このコレステロールがホルモンを合成するときに、すっぽん肉などに含まれる酵素活性ビタミン群の働きが加わり、精力増強に効果を発揮すると考えられている。
スッポンの商品一覧
スッポン料理は、強精・強壮に特効のある料理として世界に知られている。中国では3000年前の周時代に王室の膳に供えられ、以来滋養強壮・不老不死の保健食として珍重されていた。特に中国料理のスープでは漢方薬としての効用が認められ、鯉の生き血と並んで、強精の用をなしている。また、フランス料理でもスッポンのコンソメが一級の料理とされ、スープの主要素材として栄養を逃すことなく料理されている。
スッポンはカルシウムやタンパク質、特に必須アミノ酸やビタミンが豊富で、栄養価が高く、動物でありながらその脂肪は植物性油脂と同じ不飽和脂肪酸で、リノール酸を多く含んでいる。
その栄養的特徴は、まずタンパク質にある。タンパク質は生物細胞(血液、筋肉、皮膚、骨髄、角質、腱、爪など)を形成する主要物質であり、成長期に不足すると体位の成長に支障をきたすだけでなく、血管が充分に発育せず、加齢とともに脳卒中を誘発する要因にもなる。その点、すっぽんのタンパク質はアミノ酸が豊富で、すっぽんエキスの分析によると、アルギニン、リジン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、ロイシン、グリシン、アラニンなど18種にも及ぶアミノ酸組成は良好である。
次に、カルシウムの含有率が高い。これはすっぽんの硬組織部分にのみならず、血液をアルカリ性に保ち、心筋の収縮を活発にする作用がある。さらに、神経の働きにも影響し、ストレスへの対応には欠かせないものである。
そのほか、ビタミン類ではB1、B2、B6、葉酸、パントテン酸などを含み、ミネラル類では鉄分とナトリウムが特に多く、造血作用を活発にする効果が期待できる。
さらに、前期のようにスッポン油は動物でありながら不飽和脂肪酸を多く含んでいる。不飽和脂肪酸は結腸コレステロールの増加や血管への沈着を防ぎ、動脈硬化・脳卒中の予防に効果がある。また、すっぽんにはコレステロールも含まれているが、コレステロールは①胆汁の合成素材として、②細胞膜をつくる構成成分の一つとして、③性ホルモンや副腎皮質ホルモンが体内で合成されるときの素材として、など重要な役割も持っている。このコレステロールがホルモンを合成するときに、すっぽん肉などに含まれる酵素活性ビタミン群の働きが加わり、精力増強に効果を発揮すると考えられている。
スッポンの商品一覧
木曜日, 3月 16, 2006
舞茸(マイタケ)について
○舞茸(マイタケ)
その昔、山中で発見した人が喜んで舞い踊ったことから舞茸の名を与えられたといわれるマイタケは、人工栽培技術も確立して食材としての認知度はつとに高いが、近年は薬用キノコとして日本のサプリメント市場に歓迎されている。
同じサルノコシカケ科に属する霊芝やカラワタケと同時に行われた子実体由来のβ(1-3)-D-グルカンによるマウスの抗腫瘍活性試験で、非常に高い腫瘍完全退縮率を得た報告もなされていたが、その後、難波宏彰(神戸薬科大学)らはMD-フラクションと名づけた精製ペプチドグルカン(タンパク多糖複合体)を用い、ザルコーマ180担ガンマウスに対して腫瘍増殖抑制率86.6%という好結果を得、それがT細胞など免疫細胞の活性化によることを突き止めた。乳ガン、肝ガンなどの快癒や改善に関する、医療現場からの報告も続いている。
同じく難波らの研究による後天性免疫不全症候群(エイズ)への活用研究は米国で注目され、多くの医師や研究者による臨床研究も報告され、マイタケの評価を高めることとなった。また、作用気序の全体は明らかではないが、血圧降下作用、血糖抑制作用、高コレステロール血症の改善、抗アレルギー作用、便秘の改善、ダイエット効果などの実例報告も多い。
マイタケの商品一覧
その昔、山中で発見した人が喜んで舞い踊ったことから舞茸の名を与えられたといわれるマイタケは、人工栽培技術も確立して食材としての認知度はつとに高いが、近年は薬用キノコとして日本のサプリメント市場に歓迎されている。
同じサルノコシカケ科に属する霊芝やカラワタケと同時に行われた子実体由来のβ(1-3)-D-グルカンによるマウスの抗腫瘍活性試験で、非常に高い腫瘍完全退縮率を得た報告もなされていたが、その後、難波宏彰(神戸薬科大学)らはMD-フラクションと名づけた精製ペプチドグルカン(タンパク多糖複合体)を用い、ザルコーマ180担ガンマウスに対して腫瘍増殖抑制率86.6%という好結果を得、それがT細胞など免疫細胞の活性化によることを突き止めた。乳ガン、肝ガンなどの快癒や改善に関する、医療現場からの報告も続いている。
同じく難波らの研究による後天性免疫不全症候群(エイズ)への活用研究は米国で注目され、多くの医師や研究者による臨床研究も報告され、マイタケの評価を高めることとなった。また、作用気序の全体は明らかではないが、血圧降下作用、血糖抑制作用、高コレステロール血症の改善、抗アレルギー作用、便秘の改善、ダイエット効果などの実例報告も多い。
マイタケの商品一覧
水曜日, 3月 15, 2006
枸杞茶について
○枸杞茶
枸杞はナス科の落葉小低木で、わが国では本州・四国・九州の原野や水辺に自生する。高麗人参とともに古くから中国で漢方薬の上薬として珍重されており、漢方薬の聖典とされる神農本草経にもその効能が記されている。漢方で用いるのは枸杞の実(枸杞子)、根、皮の部分だが、若芽や幼葉を乾燥させて煎じたものが枸杞茶として飲まれている。
葉の主要成分は、ビタミンC・B1・B2、タンパク質、メチオニン、ルチン、硝酸カリなどであるが、特にルチンの効用が大きい。ルチンは体内の活性酸素消去作用とあいまって毛細血管を強化する作用があり、高血圧症や低血圧症に効くと言われる。これは血管が強化されることにより、血行が順調になるからで、高血圧症の症状として現れる肩こり、頭痛、手足の痺れがなくなり、動脈硬化の予防にも役立つ。逆に低血圧症では、ルチンの作用とビタミンCの貧血に対する作用で2重の効果があることも見逃せない。
さらに、葉の葉緑素に肝臓の解毒作用を助ける働きを持つため、肝臓病の予防・治療に効果があるとされる。葉緑素に共通の性質で、体内に振り込まれるとアルカリ性に働き、体内の酸毒症状を改善するので、疲労回復、ストレスの防止、肝臓の強化、あるいは利尿作用の促進などに効く。また、クコタンニンという枸杞の葉だけに含まれている種類のタンニンは、酸化還元作用を持ち、老化を防ぐとともに、ガンの予防にも効果が期待されている。
枸杞茶の商品一覧
枸杞はナス科の落葉小低木で、わが国では本州・四国・九州の原野や水辺に自生する。高麗人参とともに古くから中国で漢方薬の上薬として珍重されており、漢方薬の聖典とされる神農本草経にもその効能が記されている。漢方で用いるのは枸杞の実(枸杞子)、根、皮の部分だが、若芽や幼葉を乾燥させて煎じたものが枸杞茶として飲まれている。
葉の主要成分は、ビタミンC・B1・B2、タンパク質、メチオニン、ルチン、硝酸カリなどであるが、特にルチンの効用が大きい。ルチンは体内の活性酸素消去作用とあいまって毛細血管を強化する作用があり、高血圧症や低血圧症に効くと言われる。これは血管が強化されることにより、血行が順調になるからで、高血圧症の症状として現れる肩こり、頭痛、手足の痺れがなくなり、動脈硬化の予防にも役立つ。逆に低血圧症では、ルチンの作用とビタミンCの貧血に対する作用で2重の効果があることも見逃せない。
さらに、葉の葉緑素に肝臓の解毒作用を助ける働きを持つため、肝臓病の予防・治療に効果があるとされる。葉緑素に共通の性質で、体内に振り込まれるとアルカリ性に働き、体内の酸毒症状を改善するので、疲労回復、ストレスの防止、肝臓の強化、あるいは利尿作用の促進などに効く。また、クコタンニンという枸杞の葉だけに含まれている種類のタンニンは、酸化還元作用を持ち、老化を防ぐとともに、ガンの予防にも効果が期待されている。
枸杞茶の商品一覧
月曜日, 3月 13, 2006
セントジョーンズワート
○セントジョーンズワート
セントジョーンズワートは、WHO(世界保健機構)が全人口の3%にも達すると試算するほど増えているうつ症状への著しい効果でアメリカに旋風を起こしたハーブである。オトギリソウ科の多年草(和名は西洋オトギリソウ)で、古代ギリシャ以来、悪魔を払うハーブとして、外用で切り傷、やけど、神経痛、内服して不眠・不安症・更年期障害・うつ症状に対して伝統的に用いられてきた。中国や日本に産する同じ仲間のオトギリソウも、全草を採取・乾燥したものが小連翹の名で、漢方薬(止血・消炎・鎮痛・通乳・通経など)に処方され、民間でも打撲・創傷・痛風・神経痛などの外用薬とされてきている。
薬草としての近年の研究・利用は特にドイツで盛んに行われ、副作用のある抗うつ剤に代わり年間300万枚もの処方箋が書かれていると言われ、その人気がアメリカへ飛び火したことになる。含有成分としては多数のフラボノイドの他に精油成分のヒペリシンが特徴的で、ヒペリシンはうつを起こす酵素であるモノアミンオキシターゼ(MAO)の作用を阻害することが認められ、さらに老化・成人病・不眠症・高血圧・高脂血症などを改善する奇跡の脳内ホルモンといわれるメラトニンの活性を高める作用を持つと考えられている。
セントジョーンズワートの商品一覧
セントジョーンズワートは、WHO(世界保健機構)が全人口の3%にも達すると試算するほど増えているうつ症状への著しい効果でアメリカに旋風を起こしたハーブである。オトギリソウ科の多年草(和名は西洋オトギリソウ)で、古代ギリシャ以来、悪魔を払うハーブとして、外用で切り傷、やけど、神経痛、内服して不眠・不安症・更年期障害・うつ症状に対して伝統的に用いられてきた。中国や日本に産する同じ仲間のオトギリソウも、全草を採取・乾燥したものが小連翹の名で、漢方薬(止血・消炎・鎮痛・通乳・通経など)に処方され、民間でも打撲・創傷・痛風・神経痛などの外用薬とされてきている。
薬草としての近年の研究・利用は特にドイツで盛んに行われ、副作用のある抗うつ剤に代わり年間300万枚もの処方箋が書かれていると言われ、その人気がアメリカへ飛び火したことになる。含有成分としては多数のフラボノイドの他に精油成分のヒペリシンが特徴的で、ヒペリシンはうつを起こす酵素であるモノアミンオキシターゼ(MAO)の作用を阻害することが認められ、さらに老化・成人病・不眠症・高血圧・高脂血症などを改善する奇跡の脳内ホルモンといわれるメラトニンの活性を高める作用を持つと考えられている。
セントジョーンズワートの商品一覧
日曜日, 3月 12, 2006
葉酸について
○葉酸
アミノ酸代謝、核酸成分の合成に補酵素として関与する成分で、免疫力を高め、ビタミンB12とともに造血にも働くので、欠乏症は貧血(巨赤芽球性貧血)のほか、細胞の成長、再生に支障が生じて胃潰瘍や口内炎、舌炎の原因ともなり、神経過敏、健忘症、また胎児や乳幼児では発育不全を招くことがある。
2000年末に厚生省の検討会がまとめた報告書によると、妊娠を予定している女性に対し、妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までの間、葉酸を含むバランスのとれた食事に加えて、栄養補助食品による1日0.4mgの葉酸摂取を勧めている。妊娠初期に適量の葉酸を摂取すれば、2部脊椎など先天性異常の子を出産する危険性を減らすことが欧米の研究で報告されているためだが、サプリメントなどを奨励しているのは、葉酸は水溶性で熱に弱く、食品に含まれる葉酸の体内利用効率は50%と低いからである。サプリメントの場合は利用効率が85%にまであがるといわれており、また、欧米で報告されている研究データは全て栄養補助食品によるもので、食品中の葉酸の効果が実証されていないため、サプリメントでの摂取を奨励している。
成人の1日所要量は200ugだが、妊婦は+200ug、授乳期は+80ugとされている。許容上限摂取量はいずれも1000ug、葉酸を多く含む食品はレバー、牛乳、卵黄、酵母、豆類、緑黄色野菜、サツマイモ、クルミなど。
葉酸の商品一覧
アミノ酸代謝、核酸成分の合成に補酵素として関与する成分で、免疫力を高め、ビタミンB12とともに造血にも働くので、欠乏症は貧血(巨赤芽球性貧血)のほか、細胞の成長、再生に支障が生じて胃潰瘍や口内炎、舌炎の原因ともなり、神経過敏、健忘症、また胎児や乳幼児では発育不全を招くことがある。
2000年末に厚生省の検討会がまとめた報告書によると、妊娠を予定している女性に対し、妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までの間、葉酸を含むバランスのとれた食事に加えて、栄養補助食品による1日0.4mgの葉酸摂取を勧めている。妊娠初期に適量の葉酸を摂取すれば、2部脊椎など先天性異常の子を出産する危険性を減らすことが欧米の研究で報告されているためだが、サプリメントなどを奨励しているのは、葉酸は水溶性で熱に弱く、食品に含まれる葉酸の体内利用効率は50%と低いからである。サプリメントの場合は利用効率が85%にまであがるといわれており、また、欧米で報告されている研究データは全て栄養補助食品によるもので、食品中の葉酸の効果が実証されていないため、サプリメントでの摂取を奨励している。
成人の1日所要量は200ugだが、妊婦は+200ug、授乳期は+80ugとされている。許容上限摂取量はいずれも1000ug、葉酸を多く含む食品はレバー、牛乳、卵黄、酵母、豆類、緑黄色野菜、サツマイモ、クルミなど。
葉酸の商品一覧
土曜日, 3月 11, 2006
フコイダンについて
○枇杷(びわ)の葉茶
枇杷はバラ科の常緑高木で、冬に花が咲き、果実は初夏に熟す。ほんのりとした甘みと夏の訪れを告げる旬の果物として人気がある。枇杷の葉についてインド仏教の教典には、葉は無憂扇と呼び、万病に効を奏すと記されている。また本草網目では胃を和し、気を下し、熱を清し、諸毒を解し、脚気を療ずと、その効用を説明している。現在でも中国では枇杷葉湯として多くの愛飲者がいる。夏には清涼剤として夏負けによいばかりではなく、健胃整腸、解毒作用にも効果がある。また、枇杷葉湯に水アメを入れて飲むと、鎮咳、去痰、慢性気管支炎に効くほか、尿の出が悪く浮腫のある場合にも、よく利尿効果を発揮するという。
効した効用について、古くから民間療法の一つとして伝えられてきたが、最近では枇杷の葉に含まれるビタミン様物質のレートリネ(ビタミンB17とも)の働きが解明され、注目されている。アメリカ間研究報告によると、長寿国であるフンザ王国の人々は杏子(アンズ)の種を常用しているが、レートリルはこの杏子の種から見つかった成分で、アメリカでは抗ガン作用があるのではないか、と考えられている。レートリル溶液中にβ-グルコシダーゼという酵素を加えた液を腹水ガンに注入したところ、ガン細胞が100%死滅したという報告もある。
びわの葉茶の商品一覧
枇杷はバラ科の常緑高木で、冬に花が咲き、果実は初夏に熟す。ほんのりとした甘みと夏の訪れを告げる旬の果物として人気がある。枇杷の葉についてインド仏教の教典には、葉は無憂扇と呼び、万病に効を奏すと記されている。また本草網目では胃を和し、気を下し、熱を清し、諸毒を解し、脚気を療ずと、その効用を説明している。現在でも中国では枇杷葉湯として多くの愛飲者がいる。夏には清涼剤として夏負けによいばかりではなく、健胃整腸、解毒作用にも効果がある。また、枇杷葉湯に水アメを入れて飲むと、鎮咳、去痰、慢性気管支炎に効くほか、尿の出が悪く浮腫のある場合にも、よく利尿効果を発揮するという。
効した効用について、古くから民間療法の一つとして伝えられてきたが、最近では枇杷の葉に含まれるビタミン様物質のレートリネ(ビタミンB17とも)の働きが解明され、注目されている。アメリカ間研究報告によると、長寿国であるフンザ王国の人々は杏子(アンズ)の種を常用しているが、レートリルはこの杏子の種から見つかった成分で、アメリカでは抗ガン作用があるのではないか、と考えられている。レートリル溶液中にβ-グルコシダーゼという酵素を加えた液を腹水ガンに注入したところ、ガン細胞が100%死滅したという報告もある。
びわの葉茶の商品一覧
金曜日, 3月 10, 2006
フコイダンについて
○フコイダン
フコイダンは海藻から得られる多糖体で、科学的にはフコースを構成糖とし、それに硫酸やウロン酸が結びついた物質である。ほかの多くの多糖体と同じく、このフコイダンにも抗腫瘍作用が認められるという学術研究が発表され、海藻由来の抗腫瘍物質として注目を集めるようになった。
第55回日本癌学会総会(1996年)において、昆布を原料にしたフコイダンの抗ガン研究が発表された。この研究では、フコイダンがガン細胞をアポトーシス(ガン細胞の自殺)に追い込むという作用機序が示された注目された。
その後、モズク(オキナワモズク)から得られたフコイダンの抗ガン効果が発表されたが、この研究では、ガン細胞を皮下に移植した10匹ずつのマウス2群に対し、1群にはオキナワモズク由来フコイダンを2日間投与、もう1群は何の処置もせず飼育し、30日間後に解剖してガンの大きさを比較したところ、フコイダン投与のマウスは、10匹中6匹のガンが完全消滅、残る4匹のガンも無投与の対照群に比べて、その大きさが1/10から半分になっていた、と報告している。
オキナワモズクはまた、他の海藻類に比して純度の高いフコイダンが得られることも明らかにされている。琉球大学の研究によると、オキナワモズクのフコイダンの構成糖の大部分はL-フコースで、他にわずかに含まれるD-キシロースとともに、その機能性が発揮されると考えられている。
フコイダンの商品一覧
フコイダンは海藻から得られる多糖体で、科学的にはフコースを構成糖とし、それに硫酸やウロン酸が結びついた物質である。ほかの多くの多糖体と同じく、このフコイダンにも抗腫瘍作用が認められるという学術研究が発表され、海藻由来の抗腫瘍物質として注目を集めるようになった。
第55回日本癌学会総会(1996年)において、昆布を原料にしたフコイダンの抗ガン研究が発表された。この研究では、フコイダンがガン細胞をアポトーシス(ガン細胞の自殺)に追い込むという作用機序が示された注目された。
その後、モズク(オキナワモズク)から得られたフコイダンの抗ガン効果が発表されたが、この研究では、ガン細胞を皮下に移植した10匹ずつのマウス2群に対し、1群にはオキナワモズク由来フコイダンを2日間投与、もう1群は何の処置もせず飼育し、30日間後に解剖してガンの大きさを比較したところ、フコイダン投与のマウスは、10匹中6匹のガンが完全消滅、残る4匹のガンも無投与の対照群に比べて、その大きさが1/10から半分になっていた、と報告している。
オキナワモズクはまた、他の海藻類に比して純度の高いフコイダンが得られることも明らかにされている。琉球大学の研究によると、オキナワモズクのフコイダンの構成糖の大部分はL-フコースで、他にわずかに含まれるD-キシロースとともに、その機能性が発揮されると考えられている。
フコイダンの商品一覧
木曜日, 3月 09, 2006
亜鉛について
○亜鉛
亜鉛も、必須微量元素として脚光を浴びることになったミネラルのひとつである。従来、亜鉛が毛髪、肝臓、腎臓など新陳代謝の盛んな細胞に多く含まれ、成長期の子供に不足すると発育が阻害されることなどが知られていたが、いずれもたんぱく質の代謝に関わっており、それを司る多種類の酵素に亜鉛が不可欠なことが解明されたのである。
例えば、食べ物の味を感じ取る味蕾細胞は絶えず生まれ変わる活発な細胞であるが、そのため亜鉛不足の影響を受けやすく、欠乏すると味覚障害を招く。
あるいは睾丸や前立腺の亜鉛濃度が高いのは精子や精液の産生に亜鉛が必要なためで、不足すれば性的機能障害を招く。膵臓でのインスリン産生にも関与して、不足すれば糖尿病の引き金となり、糖尿病性の壊疽の悪化にも繋がる。免疫を司るリンパ球やT細胞の機能を高めるのにも関与して不足すれば感染症に罹りやすくなるのである。
一部の食品添加物や降圧剤には、体内の亜鉛の働きを奪って欠乏症を引き起こすので、食生活が不十分な人や食事制限中で不足しがちな人以外でも、努めて意識的に摂取する人が必要である。1日所要量は成人男子で10~12mg、女性は9~10mgである。許容上限摂取量は30mg。
亜鉛の商品一覧
亜鉛も、必須微量元素として脚光を浴びることになったミネラルのひとつである。従来、亜鉛が毛髪、肝臓、腎臓など新陳代謝の盛んな細胞に多く含まれ、成長期の子供に不足すると発育が阻害されることなどが知られていたが、いずれもたんぱく質の代謝に関わっており、それを司る多種類の酵素に亜鉛が不可欠なことが解明されたのである。
例えば、食べ物の味を感じ取る味蕾細胞は絶えず生まれ変わる活発な細胞であるが、そのため亜鉛不足の影響を受けやすく、欠乏すると味覚障害を招く。
あるいは睾丸や前立腺の亜鉛濃度が高いのは精子や精液の産生に亜鉛が必要なためで、不足すれば性的機能障害を招く。膵臓でのインスリン産生にも関与して、不足すれば糖尿病の引き金となり、糖尿病性の壊疽の悪化にも繋がる。免疫を司るリンパ球やT細胞の機能を高めるのにも関与して不足すれば感染症に罹りやすくなるのである。
一部の食品添加物や降圧剤には、体内の亜鉛の働きを奪って欠乏症を引き起こすので、食生活が不十分な人や食事制限中で不足しがちな人以外でも、努めて意識的に摂取する人が必要である。1日所要量は成人男子で10~12mg、女性は9~10mgである。許容上限摂取量は30mg。
亜鉛の商品一覧
水曜日, 3月 08, 2006
ヤマブシタケ(山伏茸)について
○ヤマブシタケ(山伏茸)
広葉樹林で時に採取されることもあるハリタケ科のキノコで、子実体は傘型ではなく、白うさぎが長い房を垂らしてうずくまったような珍しい形をしており、兎茸、針千本などの別名がある。漢方ではその乾燥物を猴頭といいい、虚弱・消化不良、神経衰弱・胃潰瘍などに用いてきた。
さまざまな菌類のこう主要活性に注目が集まる中で、ようやく安定した人工栽培も確立されたことから改めて本格的検証が行われて、有効成分の分析をはじめ、優れた抗ガン作用を示す詳細な研究(共立薬品工業による)も学会発表されるようになった。
それによると、①ヤマブシタケ子実体を予備処理ののち熱水処理して乾燥粉末を得る、②その乾燥粉末にイヌリンを添加したもの、③さらに②にキトサンを加えたもの、の3種類の試料をザルコーマ180固型ガンを移植したマウスに対して、経口投与、腹腔内投与(注射)の方法がとられた。その結果、腫瘍増殖抑制率は①の経口投与(500mg/kg)で51.8%、腹腔内投与(100mg/kg)で63%、②の経口投与で54.8%、③の経口投与で59%というヤマブシタケの大きな可能性を示す成績を得たのである。
ヤマブシタケの商品一覧
広葉樹林で時に採取されることもあるハリタケ科のキノコで、子実体は傘型ではなく、白うさぎが長い房を垂らしてうずくまったような珍しい形をしており、兎茸、針千本などの別名がある。漢方ではその乾燥物を猴頭といいい、虚弱・消化不良、神経衰弱・胃潰瘍などに用いてきた。
さまざまな菌類のこう主要活性に注目が集まる中で、ようやく安定した人工栽培も確立されたことから改めて本格的検証が行われて、有効成分の分析をはじめ、優れた抗ガン作用を示す詳細な研究(共立薬品工業による)も学会発表されるようになった。
それによると、①ヤマブシタケ子実体を予備処理ののち熱水処理して乾燥粉末を得る、②その乾燥粉末にイヌリンを添加したもの、③さらに②にキトサンを加えたもの、の3種類の試料をザルコーマ180固型ガンを移植したマウスに対して、経口投与、腹腔内投与(注射)の方法がとられた。その結果、腫瘍増殖抑制率は①の経口投与(500mg/kg)で51.8%、腹腔内投与(100mg/kg)で63%、②の経口投与で54.8%、③の経口投与で59%というヤマブシタケの大きな可能性を示す成績を得たのである。
ヤマブシタケの商品一覧
火曜日, 3月 07, 2006
ラブレ菌について
○ラブレ菌
乳酸菌の利用に新時代を開くものとして注目される菌である。発酵乳製品を常食するコーサカスの人々に長寿者が多く、これが乳酸菌の恩恵であることはよく知られた事実であるが、100種を越えるとされる乳酸菌のうち、腸内で増殖して有効性を示すのは15~20種程度といわれている。このラブレ菌はそのうちの一種であるとともに、新しく日本の学者によって、京都・上賀茂の特産漬物”すぐき”から発見されたところが珍しい。
正式名「ラクトバチルス・ブレビス・サブスピーシーズ・コアギャランス」と名づけられたこの菌の発見者は岸田網太郎(京都パストゥール研究所)で、1993年末に発表された。岸田は1972年にわが国で初めて人・白血球インターフェロンを生成して、肝炎、悪性黒色腫、白血病患者に用いたことで知られているが、新たに発見したこのラブレ菌も、体内でのα-インターフェロン産生能を高めることが確認された。すなわちそれによって体の酵素活性やナチュラルキラー細胞の活性が向上して免疫能が高まり、ウイルス性の疾患(例えばC型肝炎など)の改善が期待できるという、安全性が高く、かつ予防医学的に見ると極めて意義のある素材である。慢性の便秘や喘息が軽快したという報告もある。
ラブレ菌の商品一覧
乳酸菌の利用に新時代を開くものとして注目される菌である。発酵乳製品を常食するコーサカスの人々に長寿者が多く、これが乳酸菌の恩恵であることはよく知られた事実であるが、100種を越えるとされる乳酸菌のうち、腸内で増殖して有効性を示すのは15~20種程度といわれている。このラブレ菌はそのうちの一種であるとともに、新しく日本の学者によって、京都・上賀茂の特産漬物”すぐき”から発見されたところが珍しい。
正式名「ラクトバチルス・ブレビス・サブスピーシーズ・コアギャランス」と名づけられたこの菌の発見者は岸田網太郎(京都パストゥール研究所)で、1993年末に発表された。岸田は1972年にわが国で初めて人・白血球インターフェロンを生成して、肝炎、悪性黒色腫、白血病患者に用いたことで知られているが、新たに発見したこのラブレ菌も、体内でのα-インターフェロン産生能を高めることが確認された。すなわちそれによって体の酵素活性やナチュラルキラー細胞の活性が向上して免疫能が高まり、ウイルス性の疾患(例えばC型肝炎など)の改善が期待できるという、安全性が高く、かつ予防医学的に見ると極めて意義のある素材である。慢性の便秘や喘息が軽快したという報告もある。
ラブレ菌の商品一覧
月曜日, 3月 06, 2006
レシチンについて
○レシチン
大豆レシチンの名ですっかり有名になったリン脂質の一つ。最近はホスファチジリコリンという化学名で呼ばれることも多いが、生体膜を形成する主要成分で、肝臓や血液などの代謝にも深く関与している。また脳の栄養素として注目され、高齢化社会で増えている血管性認知症(痴呆症)やアルツハイマー病への予防や改善への有効性がアメリカやヨーロッパで盛んに行われており、わが国でも基礎研究報告が増えてきている。
リン酸と脂質の二つで構成されるレシチンは、この特徴によって動脈硬化の予防にも大きく貢献すると考えられている。すなわち、リン酸の部分は親水性で水の分子と結びつきやすく、脂質の部分は親油性だから脂肪の分子と結びつきやすい。この本来溶け合わないはずの水と脂肪が、レシチンの介在によってよく混ざる(乳化する)ようになるため、レシチンが豊富にあると、コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぐ。コレステロールそのものは体に必要な成分だが、多過ぎると血管の内壁にどんどん付着し、内腔が狭まって動脈硬化や高血圧を招き、同時に心臓への負担もかかるといった問題を引き起こすことになる。レシチンはこのコレステロールを乳化して肝臓へ運び込む働きをするので、動脈硬化も初期の段階なら、レシチンを摂ることによって改善される。さらに血管を強くする働きもあるので、高血圧や動脈硬化で悩んでいる人には心強い味方となる。
レシチンを多く含む食品の代表は、大豆と卵黄である。近年、アメリカからレシチンをベースにした各種サプリメントが輸入されているが、これは日本人に非常に馴染み深い大豆が原料とされており、その意味では、いわば逆輸入された健康食品であるともいえよう。
レシチンの商品一覧
大豆レシチンの名ですっかり有名になったリン脂質の一つ。最近はホスファチジリコリンという化学名で呼ばれることも多いが、生体膜を形成する主要成分で、肝臓や血液などの代謝にも深く関与している。また脳の栄養素として注目され、高齢化社会で増えている血管性認知症(痴呆症)やアルツハイマー病への予防や改善への有効性がアメリカやヨーロッパで盛んに行われており、わが国でも基礎研究報告が増えてきている。
リン酸と脂質の二つで構成されるレシチンは、この特徴によって動脈硬化の予防にも大きく貢献すると考えられている。すなわち、リン酸の部分は親水性で水の分子と結びつきやすく、脂質の部分は親油性だから脂肪の分子と結びつきやすい。この本来溶け合わないはずの水と脂肪が、レシチンの介在によってよく混ざる(乳化する)ようになるため、レシチンが豊富にあると、コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぐ。コレステロールそのものは体に必要な成分だが、多過ぎると血管の内壁にどんどん付着し、内腔が狭まって動脈硬化や高血圧を招き、同時に心臓への負担もかかるといった問題を引き起こすことになる。レシチンはこのコレステロールを乳化して肝臓へ運び込む働きをするので、動脈硬化も初期の段階なら、レシチンを摂ることによって改善される。さらに血管を強くする働きもあるので、高血圧や動脈硬化で悩んでいる人には心強い味方となる。
レシチンを多く含む食品の代表は、大豆と卵黄である。近年、アメリカからレシチンをベースにした各種サプリメントが輸入されているが、これは日本人に非常に馴染み深い大豆が原料とされており、その意味では、いわば逆輸入された健康食品であるともいえよう。
レシチンの商品一覧
日曜日, 3月 05, 2006
メグスリノキ(目薬の木)茶について
○メグスリノキ(目薬の木)茶
メグスリノキ(目薬の木)茶は、わが国特産のカエデ科の落葉高木で、イチョウのように雌雄異株。近年のブーム以後、各地に群生地のあることが明らかになったが、山形・岩手以内の本州、四国、九州の深山に分布し、特に福島県とその隣接する県に多い。和名の目薬の木他、地方によっては千里眼の木、長者の木、三つ花、花楓などの異名で呼ばれている。
江戸時代初期にこの木の樹皮を煎じて、点眼ないし洗眼薬として、やに目、ただれ目、かすみ目、鳥目、そこひなどの眼病に用いていた記録があるが、歴史的には既に安土桃山時代に活用が始まったと考えられている。以後、文字通り、目薬の木として広く活用され、ごく一部の寺社では1950年代半ばまで自家製の目薬として販売していたといわれるが、ほとんど知られることはなかった。60年代に入って、星薬科大学の伊沢一男が薬用植物の採集過程でこの木の存在を知ったことが契機となり、同大学生薬学教室で成分研究に着手した。その後、薬草カラー図鑑にこの木が収載され認知度が高まる中で、同大学の篠田正人らが「肝障害に対するメグスリノキの薬理試験」と題する学術発表を行って、強制的に肝障害を起こさせたモルモットにメグスリノキのアルコール抽出液を用いて改善が見られたことを報告した。
星薬科大学教室での成分分析試験では、樹皮にはα-アミリン、β・システロール、ロドデンドロン、カテキンなど、木部にはβ・システロール、クマリン誘導体のスコポレチン、エピーロトデンドリンなど、葉にはβ・アミリン、ケルセチンなどが確認されている。
メグスリノキ(目薬の木)の成分と種々の眼病、肝障害の改善作用については、まだ十分に解明されていないが、煎じ液を用いてやに目、ただれ目、かすみ目、老眼、仮性近視、結膜炎、花粉症の涙目などが改善した例、漢方薬との併用に緑内障の眼圧低下、肝炎や蕁麻疹などの改善例など、多彩なケースが報告されるようになった。
なお、この木を目薬として用いるには小枝や青い葉を細かく刻んで乾燥させたものを煎じ、肝炎や利尿などに飲用するときは乾燥させた小枝や樹皮をまた動脈硬化の予防などのために常用するときは、乾燥させた葉をお茶のように煮出して飲むとよいとされている。最近はティーバッグのメグスリノキ100%のお茶やエキス剤も市販され、恩恵に浴しやすくなっている。
メグスリノキ(目薬の木)茶の商品一覧
メグスリノキ(目薬の木)茶は、わが国特産のカエデ科の落葉高木で、イチョウのように雌雄異株。近年のブーム以後、各地に群生地のあることが明らかになったが、山形・岩手以内の本州、四国、九州の深山に分布し、特に福島県とその隣接する県に多い。和名の目薬の木他、地方によっては千里眼の木、長者の木、三つ花、花楓などの異名で呼ばれている。
江戸時代初期にこの木の樹皮を煎じて、点眼ないし洗眼薬として、やに目、ただれ目、かすみ目、鳥目、そこひなどの眼病に用いていた記録があるが、歴史的には既に安土桃山時代に活用が始まったと考えられている。以後、文字通り、目薬の木として広く活用され、ごく一部の寺社では1950年代半ばまで自家製の目薬として販売していたといわれるが、ほとんど知られることはなかった。60年代に入って、星薬科大学の伊沢一男が薬用植物の採集過程でこの木の存在を知ったことが契機となり、同大学生薬学教室で成分研究に着手した。その後、薬草カラー図鑑にこの木が収載され認知度が高まる中で、同大学の篠田正人らが「肝障害に対するメグスリノキの薬理試験」と題する学術発表を行って、強制的に肝障害を起こさせたモルモットにメグスリノキのアルコール抽出液を用いて改善が見られたことを報告した。
星薬科大学教室での成分分析試験では、樹皮にはα-アミリン、β・システロール、ロドデンドロン、カテキンなど、木部にはβ・システロール、クマリン誘導体のスコポレチン、エピーロトデンドリンなど、葉にはβ・アミリン、ケルセチンなどが確認されている。
メグスリノキ(目薬の木)の成分と種々の眼病、肝障害の改善作用については、まだ十分に解明されていないが、煎じ液を用いてやに目、ただれ目、かすみ目、老眼、仮性近視、結膜炎、花粉症の涙目などが改善した例、漢方薬との併用に緑内障の眼圧低下、肝炎や蕁麻疹などの改善例など、多彩なケースが報告されるようになった。
なお、この木を目薬として用いるには小枝や青い葉を細かく刻んで乾燥させたものを煎じ、肝炎や利尿などに飲用するときは乾燥させた小枝や樹皮をまた動脈硬化の予防などのために常用するときは、乾燥させた葉をお茶のように煮出して飲むとよいとされている。最近はティーバッグのメグスリノキ100%のお茶やエキス剤も市販され、恩恵に浴しやすくなっている。
メグスリノキ(目薬の木)茶の商品一覧
明日葉について
○明日葉
明日葉は房総半島や三浦半島、伊豆七島など、温厚な地方の海岸に野生するセリ科の植物で、「今日その葉を摘んでも明日には新しい葉が出てくる」ということで明日葉の名がついたといわれるほど生育力、生命力が旺盛な植物である。大形の多年草で、茎は1mぐらいに伸び、葉は茎を包むように付き、5月から10月頃にかけて淡黄色の花が咲く。
その強い生命力のためか、大和本草にも不老長寿の植物として紹介されている。わが国での食用の始まりは、江戸時代の八丈島からだという。かなり古くから食用に供されていたと考えられ、また、乳牛の牧草としても栽培され、乳の出をよくし、乳質を高めるといわれる。
こうした明日葉の効用は、まだ、普通の植物には余りないビタミンB12を豊富に含んでいること。B12は人体の発育成長に欠かせないビタミンで赤いビタミンともいわれ、造血作用のあることで知られている。また、葉緑素が多いのも特徴の一つであろう。
明日葉の茎や葉を切ると黄色の汁が出るが、この汁の成分には薬効として利尿・緩下作用のほか、抗ガン作用のあることで知られている。その中でルテオリンという成分は強心・利尿剤として有名である。また、キサントアンゲロールというカルコン類化合物には抗潰瘍作用や血小板凝集抑制作用が報告されている。このほか、精油、アンゲロールなどの成分を含み、特殊芳香、苦味等が食欲の増進、疲労回復、強精の効果があると考えられている。
最近では、抗ガン物質として注目されているゲルマニウムを含んでいることでも注目されているほか、カルシウムやカリウムも多く、健康の維持・増進に役立つ薬草として、大いに期待されている。
明日葉の商品一覧
明日葉は房総半島や三浦半島、伊豆七島など、温厚な地方の海岸に野生するセリ科の植物で、「今日その葉を摘んでも明日には新しい葉が出てくる」ということで明日葉の名がついたといわれるほど生育力、生命力が旺盛な植物である。大形の多年草で、茎は1mぐらいに伸び、葉は茎を包むように付き、5月から10月頃にかけて淡黄色の花が咲く。
その強い生命力のためか、大和本草にも不老長寿の植物として紹介されている。わが国での食用の始まりは、江戸時代の八丈島からだという。かなり古くから食用に供されていたと考えられ、また、乳牛の牧草としても栽培され、乳の出をよくし、乳質を高めるといわれる。
こうした明日葉の効用は、まだ、普通の植物には余りないビタミンB12を豊富に含んでいること。B12は人体の発育成長に欠かせないビタミンで赤いビタミンともいわれ、造血作用のあることで知られている。また、葉緑素が多いのも特徴の一つであろう。
明日葉の茎や葉を切ると黄色の汁が出るが、この汁の成分には薬効として利尿・緩下作用のほか、抗ガン作用のあることで知られている。その中でルテオリンという成分は強心・利尿剤として有名である。また、キサントアンゲロールというカルコン類化合物には抗潰瘍作用や血小板凝集抑制作用が報告されている。このほか、精油、アンゲロールなどの成分を含み、特殊芳香、苦味等が食欲の増進、疲労回復、強精の効果があると考えられている。
最近では、抗ガン物質として注目されているゲルマニウムを含んでいることでも注目されているほか、カルシウムやカリウムも多く、健康の維持・増進に役立つ薬草として、大いに期待されている。
明日葉の商品一覧
土曜日, 3月 04, 2006
舞茸(マイタケ)について
○舞茸(マイタケ)
その昔、山中で発見した人が喜んで舞い踊ったことから舞茸の名を与えられたといわれるマイタケは、人工栽培技術も確立して食材としての認知度はつとに高いが、近年は薬用キノコとして日本のサプリメント市場に歓迎されている。
同じサルノコシカケ科に属する霊芝やカラワタケと同時に行われた子実体由来のβ(1-3)-D-グルカンによるマウスの抗腫瘍活性試験で、非常に高い腫瘍完全退縮率を得た報告もなされていたが、その後、難波宏彰(神戸薬科大学)らはMD-フラクションと名づけた精製ペプチドグルカン(タンパク多糖複合体)を用い、ザルコーマ180担ガンマウスに対して腫瘍増殖抑制率86.6%という好結果を得、それがT細胞など免疫細胞の活性化によることを突き止めた。乳ガン、肝ガンなどの快癒や改善に関する、医療現場からの報告も続いている。
同じく難波らの研究による後天性免疫不全症候群(エイズ)への活用研究は米国で注目され、多くの医師や研究者による臨床研究も報告され、マイタケの評価を高めることとなった。また、作用気序の全体は明らかではないが、血圧降下作用、血糖抑制作用、高コレステロール血症の改善、抗アレルギー作用、便秘の改善、ダイエット効果などの実例報告も多い。
舞茸(マイタケ)の商品一覧
その昔、山中で発見した人が喜んで舞い踊ったことから舞茸の名を与えられたといわれるマイタケは、人工栽培技術も確立して食材としての認知度はつとに高いが、近年は薬用キノコとして日本のサプリメント市場に歓迎されている。
同じサルノコシカケ科に属する霊芝やカラワタケと同時に行われた子実体由来のβ(1-3)-D-グルカンによるマウスの抗腫瘍活性試験で、非常に高い腫瘍完全退縮率を得た報告もなされていたが、その後、難波宏彰(神戸薬科大学)らはMD-フラクションと名づけた精製ペプチドグルカン(タンパク多糖複合体)を用い、ザルコーマ180担ガンマウスに対して腫瘍増殖抑制率86.6%という好結果を得、それがT細胞など免疫細胞の活性化によることを突き止めた。乳ガン、肝ガンなどの快癒や改善に関する、医療現場からの報告も続いている。
同じく難波らの研究による後天性免疫不全症候群(エイズ)への活用研究は米国で注目され、多くの医師や研究者による臨床研究も報告され、マイタケの評価を高めることとなった。また、作用気序の全体は明らかではないが、血圧降下作用、血糖抑制作用、高コレステロール血症の改善、抗アレルギー作用、便秘の改善、ダイエット効果などの実例報告も多い。
舞茸(マイタケ)の商品一覧
木曜日, 3月 02, 2006
杜仲葉について
○杜仲葉
高血圧・老化・記憶力減退に有効古代中国の薬物書『神農本草経』に「上薬」として収められた杜仲は、中国西南部原産の樹高20mにも達するトチュウ科の落葉高木トチュウの樹皮である。漢方では「肝や腎の機能を高め、陰気を去り、精をつける」としており、わが国へは10世紀前後(平安時代中葉)に不老長寿の高貴薬として招来したと考えられている。現在中国の医学処方(中薬)にも用いられ、早くから中国江蘇医学院、アメリカ・ウイスコンシン洲立大学で行われた血圧投下作用を認める研究などを通じて注目を集めてきた。日本でも樹皮は医薬品成分に指定されているが、葉を干して焙じたものが杜仲茶としてよく知られている。また、杜仲葉を熱水やアルコールで抽出して精製した濃縮エキスから作られた飲料が、高血圧症を予防する特定保健用食品として販売されている。
杜仲葉エキスは、ゲニポシド酸やピノレジノールジグリコシドといった配糖体が血圧を調整する機能成分として働いていることが、最近の研究で明らかになっている。その作用機序は、杜仲葉配糖体(主にゲニポシド酸)が体の中に吸収されると副交感神経が刺激され、それにつながる抹消動脈の平滑筋を刺激して血管が拡張されるため、血流の抵抗が減少し、血圧の上昇を抑制するというものだ。また、ピノレジノールジグリコシドには抹消血管の拡張、血行障害の改善、リウマチや神経痛の症状改善、利尿のほか、発ガンの原因となるDNAの損傷を修復する作用も認められている。このような杜仲葉エキスの血圧調節作用は高血圧ラットを使った動物実験で証明されており、ヒト試験でも同様な効果が確認されている。
また、杜仲葉に含まれるタンパク質はコラーゲンの新陳代謝を促進する機能とメカニズムを有し、これが血管・内臓・骨・皮膚・毛髪などを若返らせる作用を持つことが、各種の実験を通じて明らかにされている。ミネラル類ではカルシウム、亜鉛、マンガン、リン、カリウムなど、多様な種類をバランスよく含んでいることも、きわめて大きな特徴かつ特性である。
杜仲茶の商品一覧
高血圧・老化・記憶力減退に有効古代中国の薬物書『神農本草経』に「上薬」として収められた杜仲は、中国西南部原産の樹高20mにも達するトチュウ科の落葉高木トチュウの樹皮である。漢方では「肝や腎の機能を高め、陰気を去り、精をつける」としており、わが国へは10世紀前後(平安時代中葉)に不老長寿の高貴薬として招来したと考えられている。現在中国の医学処方(中薬)にも用いられ、早くから中国江蘇医学院、アメリカ・ウイスコンシン洲立大学で行われた血圧投下作用を認める研究などを通じて注目を集めてきた。日本でも樹皮は医薬品成分に指定されているが、葉を干して焙じたものが杜仲茶としてよく知られている。また、杜仲葉を熱水やアルコールで抽出して精製した濃縮エキスから作られた飲料が、高血圧症を予防する特定保健用食品として販売されている。
杜仲葉エキスは、ゲニポシド酸やピノレジノールジグリコシドといった配糖体が血圧を調整する機能成分として働いていることが、最近の研究で明らかになっている。その作用機序は、杜仲葉配糖体(主にゲニポシド酸)が体の中に吸収されると副交感神経が刺激され、それにつながる抹消動脈の平滑筋を刺激して血管が拡張されるため、血流の抵抗が減少し、血圧の上昇を抑制するというものだ。また、ピノレジノールジグリコシドには抹消血管の拡張、血行障害の改善、リウマチや神経痛の症状改善、利尿のほか、発ガンの原因となるDNAの損傷を修復する作用も認められている。このような杜仲葉エキスの血圧調節作用は高血圧ラットを使った動物実験で証明されており、ヒト試験でも同様な効果が確認されている。
また、杜仲葉に含まれるタンパク質はコラーゲンの新陳代謝を促進する機能とメカニズムを有し、これが血管・内臓・骨・皮膚・毛髪などを若返らせる作用を持つことが、各種の実験を通じて明らかにされている。ミネラル類ではカルシウム、亜鉛、マンガン、リン、カリウムなど、多様な種類をバランスよく含んでいることも、きわめて大きな特徴かつ特性である。
杜仲茶の商品一覧
水曜日, 3月 01, 2006
免疫ミルクについて
○免疫ミルク
アメリカのスターリ研究所が開発した免疫作用を持つ粉ミルク。免疫機能を高めるラクトフェリンは母乳に多く含まれているが、免疫ミルクは、ラクトフェリンを母乳以上に多く含み、さらに他の免疫活性物質も加えてある。ガンの予防やC型肝炎の治療を目的に医療現場で活用され始めている。また、ラクトフェリンを多く含んだ飲料や顆粒タイプの食品も乳業メーカーを中心に各社から出されており、一般消費者にも身近な機能性食品となりつつある。
ラクトフェリンは哺乳動物の乳の中に含まれているタンパク質で、抵抗力の弱い乳児を細菌やウイルスから防御する役割をしている。ラクトフェリンは人間の唾液、涙、血液中にも含まれているが、最も多いのが初乳(出産後3日以内の母乳)で、哺乳動物の中では人間の母乳に一番多く含まれており、牛の約10倍といわれる。
乳児の免疫力を高めるラクトフェリンだが、その生理作用は成人にも有効だ。これまでの研究では①抗炎症作用、②免疫調節作用、③抗菌作用、④抗ガン作用のあることが実験でわかっている。
抗菌作用では、水虫治療や胃ガン発症に関連するといわれるピロリ菌減少のほか、C型肝炎ウイルス、ネコヘルペウイルス、単純ヘルペスウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルスに対して有効であることが報告されている。
また抗ガン作用では、経口投与したウシラクトフェリンがラットのアゾキシメタン誘発大腸ガンの発生を抑制した、家族性大腸線腫症も出るマウスにおいてラクトフェリンが遺伝性のガン予防に有効である可能性を示した。多臓器発ガンモデル(ラット)や肺への転移モデル(マウス)でも発ガンを抑制したなどといった報告がある。ラクトフェリンの抗ガン作用については、胸腺由来T細胞欠損ヌードマウスではガン抑制効果がないことから、細胞性免疫が関与している可能性が指摘されている。
免疫ミルクの商品一覧
ラクトフェリンの商品一覧
アメリカのスターリ研究所が開発した免疫作用を持つ粉ミルク。免疫機能を高めるラクトフェリンは母乳に多く含まれているが、免疫ミルクは、ラクトフェリンを母乳以上に多く含み、さらに他の免疫活性物質も加えてある。ガンの予防やC型肝炎の治療を目的に医療現場で活用され始めている。また、ラクトフェリンを多く含んだ飲料や顆粒タイプの食品も乳業メーカーを中心に各社から出されており、一般消費者にも身近な機能性食品となりつつある。
ラクトフェリンは哺乳動物の乳の中に含まれているタンパク質で、抵抗力の弱い乳児を細菌やウイルスから防御する役割をしている。ラクトフェリンは人間の唾液、涙、血液中にも含まれているが、最も多いのが初乳(出産後3日以内の母乳)で、哺乳動物の中では人間の母乳に一番多く含まれており、牛の約10倍といわれる。
乳児の免疫力を高めるラクトフェリンだが、その生理作用は成人にも有効だ。これまでの研究では①抗炎症作用、②免疫調節作用、③抗菌作用、④抗ガン作用のあることが実験でわかっている。
抗菌作用では、水虫治療や胃ガン発症に関連するといわれるピロリ菌減少のほか、C型肝炎ウイルス、ネコヘルペウイルス、単純ヘルペスウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルスに対して有効であることが報告されている。
また抗ガン作用では、経口投与したウシラクトフェリンがラットのアゾキシメタン誘発大腸ガンの発生を抑制した、家族性大腸線腫症も出るマウスにおいてラクトフェリンが遺伝性のガン予防に有効である可能性を示した。多臓器発ガンモデル(ラット)や肺への転移モデル(マウス)でも発ガンを抑制したなどといった報告がある。ラクトフェリンの抗ガン作用については、胸腺由来T細胞欠損ヌードマウスではガン抑制効果がないことから、細胞性免疫が関与している可能性が指摘されている。
免疫ミルクの商品一覧
ラクトフェリンの商品一覧
火曜日, 2月 28, 2006
松葉エキスについて
○松葉エキス
血圧を下げ、ニコチンを排出する松の葉は、不老長寿のために仙人が常用したといわれ、また強精薬としても利用されてきた。松葉を細かく刻んで擂鉢でよくすり、それを弱火で煮て搾った油液を「松葉精」と呼ぶ。今日、松葉エキスといわれるものであるが、これにハチミツを適当に加えると飲みやすくなる。民間の伝承療法としては、生の松葉をそのまま毎朝3~4本ずつ食べるという方法も知られている。
松葉エキスは古くから伝えられてきた民間療法の一つで、伝承的効用の一つとして「血をきれいにする」というのがあるが、最近はその効用が見直されてきた。というのも、高血圧などにとくに効果を発揮することが確認されたからである。
松葉エキスには、葉緑素やビタミンA・C・K・カルシウム、鉄、その他多くの酵素を含んでいる。なかでも、松葉の表面に折出するロウ質(松ヤニ)にはケルセチン、ビタミンA・Cが豊富に含まれている。このビタミンCとケルセチンには血管壁を強化する働きがあり、脳卒中や高血圧症の予防と治療に効果があると考えられている。とくに動物性食品を多く摂り、血中コレステロール値の高い人には好適である。このほか、タバコの有害物質であるニコチンを体外へ排出する作用がある。
松葉エキスの商品一覧
血圧を下げ、ニコチンを排出する松の葉は、不老長寿のために仙人が常用したといわれ、また強精薬としても利用されてきた。松葉を細かく刻んで擂鉢でよくすり、それを弱火で煮て搾った油液を「松葉精」と呼ぶ。今日、松葉エキスといわれるものであるが、これにハチミツを適当に加えると飲みやすくなる。民間の伝承療法としては、生の松葉をそのまま毎朝3~4本ずつ食べるという方法も知られている。
松葉エキスは古くから伝えられてきた民間療法の一つで、伝承的効用の一つとして「血をきれいにする」というのがあるが、最近はその効用が見直されてきた。というのも、高血圧などにとくに効果を発揮することが確認されたからである。
松葉エキスには、葉緑素やビタミンA・C・K・カルシウム、鉄、その他多くの酵素を含んでいる。なかでも、松葉の表面に折出するロウ質(松ヤニ)にはケルセチン、ビタミンA・Cが豊富に含まれている。このビタミンCとケルセチンには血管壁を強化する働きがあり、脳卒中や高血圧症の予防と治療に効果があると考えられている。とくに動物性食品を多く摂り、血中コレステロール値の高い人には好適である。このほか、タバコの有害物質であるニコチンを体外へ排出する作用がある。
松葉エキスの商品一覧
月曜日, 2月 27, 2006
発芽玄米&米糠について
○発芽玄米
白米や玄米を水に浸して数日おくと、白米は腐ってしまうが、玄米は腐らずに発芽してくる。これは玄米が生きており、発芽にい必要な栄養成分がそのまま残されているからである。玄米のこうした性質を利用して作られたのが発芽玄米である。発芽玄米は、籾殻を除いただけの玄米を一定時間、一定温度の水に浸漬して発芽を促し、胚芽部の芽が動き出したところで再度乾燥させて、いわば、”休眠状態”にした玄米である。
玄米をわずかにい発芽させることによって、①アミノ酸が増えて甘くなる、②酵素が作用してやわらかくなる、③胚乳や外皮がやわらかくなるので消化によい、④炊飯が簡=といった味覚や調理上の改善のほか、発芽によって酵素の動きが活発化し、玄米に含まれる天然ギャバ(GABA)が増加するという点が注目されている。ギャバはγーアミノ酪酸というアミノ酸で、脳内にい多く存在する抑制性神経伝達物質。生体内ではグルタミン酸から生合成され、脳の酵素供給量を増やし、血圧を正常にし、神経の鎮静、中性脂肪の抑制などに作用している。発芽玄米には白米の約10倍のギャバが含まれるという報告もある。
○米糠
”完全食”の玄米に対して、切れ味の鋭い健康機能性素材として注目されているのが米糠である。玄米を精白する過程で得られる米糠には、体内で抗酸化物質として働くさまざまな機能性成分が含まれていることが近年の研究で次々と明らかになってきている。なかでも最近とくに注目されているのが、イノシトールやフィチン酸と呼ばれる化合物である。これらの化合物はさまざまな穀物や豆類などに見出されているが、とくに米糠と小麦の外皮に多く含まれている。
イノシトールはビタミンB複合体の一種だが、ヒトのあらゆる細胞内に存在し重要な役割を担っている。とくに脂肪肝や動脈硬化の予防に深く関わっており、脂肪肝・肝硬変の治療薬に使われている。このほか栄養ドリンク剤や乳児の粉ミルクなどにも配合されている。
イノシトールには6ヶ所のリン酸基結合部位があり、リン化合物に変化する。結合する個数によってイノシトール1リン酸(IP1)からイノシトール6リン酸(IP6)まで、6種類のリン酸化イノシトールが生まれる。IP6はフィチン酸とも呼ばれる。これらのリン酸化イノシトールは生体内でそれぞれ個別の役割を担っているが、なかでもガン細胞の発生と増殖をコントロールする働きのあるIP6 が最も注目されており、その抗ガン物質としての有効性が世界中の研究者によって立証されつつある。
米糠にはこのほか、レシチンと同等の抗酸化力を持つといわれるフェルラ酸が含まれている。フェルラ酸は天然の酸化防止剤として知られ、ラジカル消去と活性酵素消去の二つの作用を持ち、活性酸素生成の原因となる紫外線を吸収する働きもある。
米糠はこれまで、おもに米糠油の原料やヌカ漬けに利用されてきたが、最近では米糠エキスを配合したドリンクや錠剤タイプの製品も登場しており、今後さらにい機能性素材として用途が広がっていくものと見られている。
発芽玄米・米糠の商品一覧
白米や玄米を水に浸して数日おくと、白米は腐ってしまうが、玄米は腐らずに発芽してくる。これは玄米が生きており、発芽にい必要な栄養成分がそのまま残されているからである。玄米のこうした性質を利用して作られたのが発芽玄米である。発芽玄米は、籾殻を除いただけの玄米を一定時間、一定温度の水に浸漬して発芽を促し、胚芽部の芽が動き出したところで再度乾燥させて、いわば、”休眠状態”にした玄米である。
玄米をわずかにい発芽させることによって、①アミノ酸が増えて甘くなる、②酵素が作用してやわらかくなる、③胚乳や外皮がやわらかくなるので消化によい、④炊飯が簡=といった味覚や調理上の改善のほか、発芽によって酵素の動きが活発化し、玄米に含まれる天然ギャバ(GABA)が増加するという点が注目されている。ギャバはγーアミノ酪酸というアミノ酸で、脳内にい多く存在する抑制性神経伝達物質。生体内ではグルタミン酸から生合成され、脳の酵素供給量を増やし、血圧を正常にし、神経の鎮静、中性脂肪の抑制などに作用している。発芽玄米には白米の約10倍のギャバが含まれるという報告もある。
○米糠
”完全食”の玄米に対して、切れ味の鋭い健康機能性素材として注目されているのが米糠である。玄米を精白する過程で得られる米糠には、体内で抗酸化物質として働くさまざまな機能性成分が含まれていることが近年の研究で次々と明らかになってきている。なかでも最近とくに注目されているのが、イノシトールやフィチン酸と呼ばれる化合物である。これらの化合物はさまざまな穀物や豆類などに見出されているが、とくに米糠と小麦の外皮に多く含まれている。
イノシトールはビタミンB複合体の一種だが、ヒトのあらゆる細胞内に存在し重要な役割を担っている。とくに脂肪肝や動脈硬化の予防に深く関わっており、脂肪肝・肝硬変の治療薬に使われている。このほか栄養ドリンク剤や乳児の粉ミルクなどにも配合されている。
イノシトールには6ヶ所のリン酸基結合部位があり、リン化合物に変化する。結合する個数によってイノシトール1リン酸(IP1)からイノシトール6リン酸(IP6)まで、6種類のリン酸化イノシトールが生まれる。IP6はフィチン酸とも呼ばれる。これらのリン酸化イノシトールは生体内でそれぞれ個別の役割を担っているが、なかでもガン細胞の発生と増殖をコントロールする働きのあるIP6 が最も注目されており、その抗ガン物質としての有効性が世界中の研究者によって立証されつつある。
米糠にはこのほか、レシチンと同等の抗酸化力を持つといわれるフェルラ酸が含まれている。フェルラ酸は天然の酸化防止剤として知られ、ラジカル消去と活性酵素消去の二つの作用を持ち、活性酸素生成の原因となる紫外線を吸収する働きもある。
米糠はこれまで、おもに米糠油の原料やヌカ漬けに利用されてきたが、最近では米糠エキスを配合したドリンクや錠剤タイプの製品も登場しており、今後さらにい機能性素材として用途が広がっていくものと見られている。
発芽玄米・米糠の商品一覧
金曜日, 2月 24, 2006
豆乳について
○豆乳
大豆を一晩水につけておき、すり潰して加熱し、ろ過すると乳状の液体が得られるが、これが豆乳の原型である。これは豆腐の製造過程で生まれるが、そのままでは青くさい大豆臭があり飲用には向かない。市販されている豆乳は、脱皮した大豆を熱処理し、においの原因となるリポキシゲナーゼ(酵素)を失活させて飲みやすくしたものである。
良質のタンパク質を豊富に含むことから”畑の肉”といわれる大豆だが、豆乳は”畑の牛乳”ともいわれ、牛乳に匹敵する栄養食品として愛用者を増やしている。見た目にも両方とも乳白色でよく似ており、栄養成分を見るとどちらも甲乙つけ難いが、動物性食品と植物性食品の異なる特徴を待っている。
タンパク質の含有量では、牛乳の方がいくぶん勝るが、アミノ酸の組成では豆乳が勝るとも劣らないほどで、豆乳は良質なタンパク源として価値が高い。
豆乳が優れているのは含まれる脂肪酸の違いである。脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に大きく分かれるが、飽和脂肪酸を摂りすぎると血中コレステロールや中性脂肪が増え、動脈硬化の原因となることがよく知られている。日本食品標準成分表を使って単純に比較してみても、牛乳には100g当たり2.33gの飽和脂肪酸が含まれているが、豆乳は0.35gで6分の1以下である。逆に不飽和脂肪酸は牛乳が0.99gであるのに対し、豆乳は1.4gと1.5倍も含まれている。
牛乳はカルシウムを多く含み、骨を丈夫にするということから成長期の子どもには大切な食品であるが、成人以上では牛乳の脂肪分にも配慮する必要がある。高齢社会に入ったわが国では、加齢によって引き起こされる疾患が急増しており、大きな関心事となっているが、骨粗鬆症もその一つだ。現在、日本には900万人の骨粗鬆症患者がいるといわれるが、そのうち8割(700万人)は女性である。骨粗鬆症は女性ホルモンと深く関わっており、閉経とともにエストロゲン(女性ホルモン)が減少することによってカルシウムの吸収力が低下し、閉経後の5~7年では毎年2~5%の骨が失われていくといわれている。豆乳にはエストロゲンと同じ働きをするイソフラボンが豊富に含まれている。骨の健康を増進させるには、単にカルシウムの摂取量を多くするのではなく、それを効率的に吸収するために必要な各種ビタミン類の補給も必要だ。牛乳だけでなく、豆乳も上手に利用するば、脂肪の摂りすぎを心配せずに効果が上げられるだろう。
豆乳の商品一覧
大豆を一晩水につけておき、すり潰して加熱し、ろ過すると乳状の液体が得られるが、これが豆乳の原型である。これは豆腐の製造過程で生まれるが、そのままでは青くさい大豆臭があり飲用には向かない。市販されている豆乳は、脱皮した大豆を熱処理し、においの原因となるリポキシゲナーゼ(酵素)を失活させて飲みやすくしたものである。
良質のタンパク質を豊富に含むことから”畑の肉”といわれる大豆だが、豆乳は”畑の牛乳”ともいわれ、牛乳に匹敵する栄養食品として愛用者を増やしている。見た目にも両方とも乳白色でよく似ており、栄養成分を見るとどちらも甲乙つけ難いが、動物性食品と植物性食品の異なる特徴を待っている。
タンパク質の含有量では、牛乳の方がいくぶん勝るが、アミノ酸の組成では豆乳が勝るとも劣らないほどで、豆乳は良質なタンパク源として価値が高い。
豆乳が優れているのは含まれる脂肪酸の違いである。脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に大きく分かれるが、飽和脂肪酸を摂りすぎると血中コレステロールや中性脂肪が増え、動脈硬化の原因となることがよく知られている。日本食品標準成分表を使って単純に比較してみても、牛乳には100g当たり2.33gの飽和脂肪酸が含まれているが、豆乳は0.35gで6分の1以下である。逆に不飽和脂肪酸は牛乳が0.99gであるのに対し、豆乳は1.4gと1.5倍も含まれている。
牛乳はカルシウムを多く含み、骨を丈夫にするということから成長期の子どもには大切な食品であるが、成人以上では牛乳の脂肪分にも配慮する必要がある。高齢社会に入ったわが国では、加齢によって引き起こされる疾患が急増しており、大きな関心事となっているが、骨粗鬆症もその一つだ。現在、日本には900万人の骨粗鬆症患者がいるといわれるが、そのうち8割(700万人)は女性である。骨粗鬆症は女性ホルモンと深く関わっており、閉経とともにエストロゲン(女性ホルモン)が減少することによってカルシウムの吸収力が低下し、閉経後の5~7年では毎年2~5%の骨が失われていくといわれている。豆乳にはエストロゲンと同じ働きをするイソフラボンが豊富に含まれている。骨の健康を増進させるには、単にカルシウムの摂取量を多くするのではなく、それを効率的に吸収するために必要な各種ビタミン類の補給も必要だ。牛乳だけでなく、豆乳も上手に利用するば、脂肪の摂りすぎを心配せずに効果が上げられるだろう。
豆乳の商品一覧
木曜日, 2月 23, 2006
よもぎについて
○よもぎ
本州をはじめ四国、九州などの山野で普通に見かける多年草。春先の若葉は草餅に搗き込むことでよく知られ、非常に身近な薬草として古くから親しまれてきた。分献での初出は『万葉集』で、すでに奈良朝の末期には5月の節句に、菖蒲とともに軒先に飾る風習があった。これは「毒気を払う」という中国の風習に由来するといわれている。
ヨモギの葉は「艾葉」といい、漢方では消炎、収斂、止血、止瀉薬とする。また、他の生薬との合法で腹痛や下痢止め、利尿、解熱、鎮咳、便秘、動脈硬化、慢性肝炎などと応用範囲が広い。
ヨモギには、老化防止にもつながる生体内過酸化脂質抑制作用があるとする研究も発表されている。その作用機構はラジカル基の消去作用でSOD活性と同様の作用を有し、その作用成分の本体は、コーヒー豆などに含まれるカフィータンニン類であることが明らかにされている。また、ガンに効果的だという研究報告(東大伝染病研究所・小島保彦)もある。それによればヨモギの中にインターフェロン・インディーサー(インターフェロンを増やす物質)を発見しマウスで実験したところ、ガンが減少していくのが認められたという。
また、ヨモギ中のカフィータンニン類にはヒト白血球でのアレルギー物質ロイコトリエン類の生成を抑制することも明らかにされている。健康食品として評価が高いプロポリスにもヨモギと同様の成分が単離されているが、これはヨモギ類がアレルギー性疾患に有効である可能性を示すもので、最近はヨモギエキス含有の石鹸やシャンプーなども市販されていることも興味深い。
ヨモギの葉にはシネオールなどの精油のほか、酵素、多糖類、ビタミン・ミネラル類の含有量も多く、とくにカロチンが100g中に3600ug(ビタミンA効力2000IU)もあってホウレン草の3100ug(1700IU)を凌ぐ。春先のシーズンにはぜひ積極的に摂取したいものであるが、最近は健康食品として青汁タイプやお茶タイプのものも出ている。通常食品ではヨモギ麩、ヨモギパンなどの形で用いられている。
葉の裏の白い綿毛は「モグサ(艾)」としてお灸に使われるが、その煙には強い殺菌作用が認められている。モグサの原料は日本では「オオヨモギ」、中国では「チョウセンヨモギ」を使うのが通例である。
よもぎの商品一覧
本州をはじめ四国、九州などの山野で普通に見かける多年草。春先の若葉は草餅に搗き込むことでよく知られ、非常に身近な薬草として古くから親しまれてきた。分献での初出は『万葉集』で、すでに奈良朝の末期には5月の節句に、菖蒲とともに軒先に飾る風習があった。これは「毒気を払う」という中国の風習に由来するといわれている。
ヨモギの葉は「艾葉」といい、漢方では消炎、収斂、止血、止瀉薬とする。また、他の生薬との合法で腹痛や下痢止め、利尿、解熱、鎮咳、便秘、動脈硬化、慢性肝炎などと応用範囲が広い。
ヨモギには、老化防止にもつながる生体内過酸化脂質抑制作用があるとする研究も発表されている。その作用機構はラジカル基の消去作用でSOD活性と同様の作用を有し、その作用成分の本体は、コーヒー豆などに含まれるカフィータンニン類であることが明らかにされている。また、ガンに効果的だという研究報告(東大伝染病研究所・小島保彦)もある。それによればヨモギの中にインターフェロン・インディーサー(インターフェロンを増やす物質)を発見しマウスで実験したところ、ガンが減少していくのが認められたという。
また、ヨモギ中のカフィータンニン類にはヒト白血球でのアレルギー物質ロイコトリエン類の生成を抑制することも明らかにされている。健康食品として評価が高いプロポリスにもヨモギと同様の成分が単離されているが、これはヨモギ類がアレルギー性疾患に有効である可能性を示すもので、最近はヨモギエキス含有の石鹸やシャンプーなども市販されていることも興味深い。
ヨモギの葉にはシネオールなどの精油のほか、酵素、多糖類、ビタミン・ミネラル類の含有量も多く、とくにカロチンが100g中に3600ug(ビタミンA効力2000IU)もあってホウレン草の3100ug(1700IU)を凌ぐ。春先のシーズンにはぜひ積極的に摂取したいものであるが、最近は健康食品として青汁タイプやお茶タイプのものも出ている。通常食品ではヨモギ麩、ヨモギパンなどの形で用いられている。
葉の裏の白い綿毛は「モグサ(艾)」としてお灸に使われるが、その煙には強い殺菌作用が認められている。モグサの原料は日本では「オオヨモギ」、中国では「チョウセンヨモギ」を使うのが通例である。
よもぎの商品一覧
水曜日, 2月 22, 2006
リングフィッシュ自己発酵エキス(リカメン)
○リングフィッシュ自己発酵エキス(リカメン)
高圧・暗闇の深海で生息する魚には、高ストレスの極限環境から身を守るため、体内で特異な自己発酵物を産生するものが多い。北大西洋の深海2000mに済むリングフィッシュもそのような魚の一種だ。リングフィッシュは体調が2m以上にもなるタラ科の食用魚だが、摂取したプランクトンを利用して、体内で不飽和脂肪酸を合成できる特別な代謝システムを持っている。そのため、すでにリポプロテインの状態になって体内に同化吸収されやすい多価不飽和脂肪酸(ω3)を多く含むほか、天然のアミノ酸でキレートされた抗酸化錯体(セレンやビタミンE複合体)や、各種ペプチド(酵素系のペプチド群、下垂体刺激性視床下部ホルモンの前駆体と類似したペプチド、脳内のニューロンペプチド、アンジオテンシン転換酵素の阻害ペプチド)も含んでいる。
このリングフィッシュの内臓や骨、頭部を、魚自身の持つ酵素を使って加水分解することで調整したのがリングフィッシュ自己発酵エキスである。フランスで開発され、リカメン(製品素材名)として広く知られている。世界最大の自転車レース・ツールドフランスの選手も使っていることで話題を読んだリカメンだが、早くからフランスの国立研究機関などで健康性機能についての研究が行われており、それを裏付けるように、①運動化における筋肉疲労の軽減・遅延、②持久力・運動能力の向上、③循環器血栓症の予防効果、④脳機能改善効果(記憶力・集中力)、⑤抗不安・抗ストレス作用、⑥鎮静効果などが確認されている。フランスで行われた臨床試験では、頚動脈厚を改善することが認められて、第5回国際循環器予防学会(2001年、大阪)で報告された。また、パリ大学やフランスの病院で行われて臨床研究では、肥満患者の栄養学的なバランスを維持しながら、筋肉量を保持して脂肪の量を減らすという減量効果のデータも得られている。
リングフィッシュ自己発酵エキス(リカメン)の商品一覧
高圧・暗闇の深海で生息する魚には、高ストレスの極限環境から身を守るため、体内で特異な自己発酵物を産生するものが多い。北大西洋の深海2000mに済むリングフィッシュもそのような魚の一種だ。リングフィッシュは体調が2m以上にもなるタラ科の食用魚だが、摂取したプランクトンを利用して、体内で不飽和脂肪酸を合成できる特別な代謝システムを持っている。そのため、すでにリポプロテインの状態になって体内に同化吸収されやすい多価不飽和脂肪酸(ω3)を多く含むほか、天然のアミノ酸でキレートされた抗酸化錯体(セレンやビタミンE複合体)や、各種ペプチド(酵素系のペプチド群、下垂体刺激性視床下部ホルモンの前駆体と類似したペプチド、脳内のニューロンペプチド、アンジオテンシン転換酵素の阻害ペプチド)も含んでいる。
このリングフィッシュの内臓や骨、頭部を、魚自身の持つ酵素を使って加水分解することで調整したのがリングフィッシュ自己発酵エキスである。フランスで開発され、リカメン(製品素材名)として広く知られている。世界最大の自転車レース・ツールドフランスの選手も使っていることで話題を読んだリカメンだが、早くからフランスの国立研究機関などで健康性機能についての研究が行われており、それを裏付けるように、①運動化における筋肉疲労の軽減・遅延、②持久力・運動能力の向上、③循環器血栓症の予防効果、④脳機能改善効果(記憶力・集中力)、⑤抗不安・抗ストレス作用、⑥鎮静効果などが確認されている。フランスで行われた臨床試験では、頚動脈厚を改善することが認められて、第5回国際循環器予防学会(2001年、大阪)で報告された。また、パリ大学やフランスの病院で行われて臨床研究では、肥満患者の栄養学的なバランスを維持しながら、筋肉量を保持して脂肪の量を減らすという減量効果のデータも得られている。
リングフィッシュ自己発酵エキス(リカメン)の商品一覧
火曜日, 2月 21, 2006
紫蘇(しそ)油について
○紫蘇(しそ)油
紫蘇という文字は「紫色で生命を蘇らせるもの」の意味だとされ、古来、発汗・鎮嘔・鎮咳・利尿の生薬として漢方の処方にも用いられ、薬理研究の対象とされてきたが、紫蘇油にも大きな効用が次々と明らかにされてきた。
紫蘇油は、シソ科の紫蘇や同じ仲間のエゴマ(中国名・荏、韓国名・白蘇)の実から得られる。この油脂が近年脚光を浴びる理由は、他の植物油では亜麻仁(あまに)油以外にはほとんど含まれないα-リノレン酸という不飽和脂肪酸が主体(含有量約70%)だからである。
この脂肪酸の効用が明らかにされたことから、紫蘇油はリノール酸に次ぐ第2の健康油として健康食品業界の寵児となった。
α-リノレン酸の注目度が高まる中で、その独自の効果も次第に明らかにされてきた。例えば、乳ガンの抑制効果に関してはアメリカのE・キャメロン(カリフォルニア州ガン予防研究所)、米倉郁美・佐藤彰夫(山梨大学)、長澤弘(明治大学)らが、大腸ガンについては成澤富雄(秋田大学)、広瀬雅雄(名古屋私立大学)らが有効性を解明している。
また、体液性免疫を司るロイコトリエンがリノール酸から代謝された場合よりも、α-リノレン酸からの場合の方が数十分の一も作用が穏やかで、アレルギーによる炎症反応に対し抑制的に働くことが奥山治美(名古屋私立大学)らが報告している。
このほか、血圧の上昇を抑え、血小板凝集を抑制して脳梗塞や心筋梗塞を予防すること、また、前述のように、α-リノレン酸は体内でEPAを経てDHAに代謝されるため、その健脳効果も期待されている。
紫蘇油の商品一覧
紫蘇という文字は「紫色で生命を蘇らせるもの」の意味だとされ、古来、発汗・鎮嘔・鎮咳・利尿の生薬として漢方の処方にも用いられ、薬理研究の対象とされてきたが、紫蘇油にも大きな効用が次々と明らかにされてきた。
紫蘇油は、シソ科の紫蘇や同じ仲間のエゴマ(中国名・荏、韓国名・白蘇)の実から得られる。この油脂が近年脚光を浴びる理由は、他の植物油では亜麻仁(あまに)油以外にはほとんど含まれないα-リノレン酸という不飽和脂肪酸が主体(含有量約70%)だからである。
この脂肪酸の効用が明らかにされたことから、紫蘇油はリノール酸に次ぐ第2の健康油として健康食品業界の寵児となった。
α-リノレン酸の注目度が高まる中で、その独自の効果も次第に明らかにされてきた。例えば、乳ガンの抑制効果に関してはアメリカのE・キャメロン(カリフォルニア州ガン予防研究所)、米倉郁美・佐藤彰夫(山梨大学)、長澤弘(明治大学)らが、大腸ガンについては成澤富雄(秋田大学)、広瀬雅雄(名古屋私立大学)らが有効性を解明している。
また、体液性免疫を司るロイコトリエンがリノール酸から代謝された場合よりも、α-リノレン酸からの場合の方が数十分の一も作用が穏やかで、アレルギーによる炎症反応に対し抑制的に働くことが奥山治美(名古屋私立大学)らが報告している。
このほか、血圧の上昇を抑え、血小板凝集を抑制して脳梗塞や心筋梗塞を予防すること、また、前述のように、α-リノレン酸は体内でEPAを経てDHAに代謝されるため、その健脳効果も期待されている。
紫蘇油の商品一覧
月曜日, 2月 20, 2006
小豆について
○小豆
小豆は東アジア原産のマメ科の一年草で、ショウズともいい、大豆とともに古くからわが国では栽培され、餡や汁粉、赤飯、小豆粥などと季節を問わず親しまれてきた食材の一つである。
主成分は糖質とタンパク質であるが、特徴はビタミンB1を多量に含むことで、昔から脚気の妙薬として民間薬的に利用されている。また、カリウムや食物繊維も多いので、便秘の改善や利尿促進作用も期待できる。
外皮に含まれているサポニンの作用も大で、腎臓病・心臓病・脚気などによるむくみに著効がある。したがって煮汁は捨てずに全部利用したい。赤飯を炊く煮汁を使うのは、単なる色付けだけでない先人の知恵である。
ビタミンB1は脚気に効くばかりでなく、疲労回復、夏バテ防止にもよい。食欲増進に玄米の小豆粥などはぜひ薦めたい料理である。また、小豆には催乳の働きがあるので、産後の女性に煮汁とともにたっぷり与えて母子の健康をはかりたい。
小豆の商品一覧
小豆は東アジア原産のマメ科の一年草で、ショウズともいい、大豆とともに古くからわが国では栽培され、餡や汁粉、赤飯、小豆粥などと季節を問わず親しまれてきた食材の一つである。
主成分は糖質とタンパク質であるが、特徴はビタミンB1を多量に含むことで、昔から脚気の妙薬として民間薬的に利用されている。また、カリウムや食物繊維も多いので、便秘の改善や利尿促進作用も期待できる。
外皮に含まれているサポニンの作用も大で、腎臓病・心臓病・脚気などによるむくみに著効がある。したがって煮汁は捨てずに全部利用したい。赤飯を炊く煮汁を使うのは、単なる色付けだけでない先人の知恵である。
ビタミンB1は脚気に効くばかりでなく、疲労回復、夏バテ防止にもよい。食欲増進に玄米の小豆粥などはぜひ薦めたい料理である。また、小豆には催乳の働きがあるので、産後の女性に煮汁とともにたっぷり与えて母子の健康をはかりたい。
小豆の商品一覧
日曜日, 2月 19, 2006
マグネシウムについて
○マグネシウム
元素記号はMg。人の必須主要ミネラルの一つで、人体での存在量はミネラル中7番目である。成人(体重60kg前後)で20~25g程度を体内に保有しており、その約半分以上は骨に、残りの大部分は細胞内液に(特に筋肉と肝臓の細胞に多い)、その他は血漿内に存在している。子供よりも成人の方が、また女性は妊娠中の方が、体内での濃度は増大する。
マグネシウムの名称は、古代ギリシャにマグネシアという地方があって、その地で取れる白い鉱物には種々の病気を治療する効果があり、その有効成分がこの金属であることがわかって名づけられたといわれている。
近年、マグネシウムが非常に重要な生体機能に深く関与していることが明らかにされ、その一方で食生活が近代化するに応じて摂取量が減少する栄養素であることがわかってきた。とはいえ、なお一般にはマグネシウムを単に鉱物資源としてのみ認識していることが多いのであるが、その語源にすでに病気の問題が関わっていたことは興味深い。
マグネシウムは血漿中に存在する量が非常に少ない(体内のマグネシウム全体の1%程度)ために、血液検査ではその不足がわかりにくいのであるが、欠乏症になると発育不全、筋肉の震え、筋力の低下や痙攣による運動障害、めまい、ひきつけ、嚥下障害などを経て全身性の痙攣へと進み、合わせて神経症状も現れて、感情の鈍麻、あるいは極度の過敏症、抑欝、不安神経症、精神錯乱にまで進む。なかには、皮膚の黒ずみ、食欲不振、睡眠障害のような症状もあるが、腎不全、腎臓結石、狭心症、不整脈、心筋梗塞、高血圧、糖尿病などの報告もある。
マグネシウムは経口摂取の不足などで血液中の濃度が低くなったときは、腎臓の糸状体や尿細管で再吸収されるなどして微妙な体内調節がはかられているが、腸の疾患による吸収減少、下痢や授乳や持続的発汗による体液の損失、利尿剤などによる尿量の増大、慢性アルコール中毒など、様々な原因で欠乏状態になったときに、前記のような疾患に結びついていく。
特に最近は、糖尿病とマグネシウムの相関関係について強い関心が寄せられている。マグネシウムが糖代謝に関与する多くの酵素の活性因子として必要なミネラルであることはすでに明らかにされているが、ラットの脂肪細胞において、マグネシウムがインスリンによる糖の酸化作用を増強することも最近確認されている。また、109名の糖尿病患者を検査してその血漿マグネシウム濃度が低く、さらに1日の尿中マグネシウム排泄量が多いことも報告されている。これは、糖尿病にとってマグネシウムが一つの重要な因子であることを示唆するものである。
現在、わが国の栄養所要量では、マグネシウムは1日成人男性で300~320mg、女性で250~260mgが示されているが、通常の食生活では目標値を摂れていないとの調査報告もある。また、その1.5~2.5倍は必要だとする意見も多い。許容上限摂取量は650~700m(成人)。
マグネシウムを多く含む食品には、青ノリ、ヒジキなどの海藻類のほか、胚芽類、アーモンド、ピーナッツ、大豆などの豆類がある。また、栄養補助食品としては調整された天然にがりは塩化マグネシウムが主成分であり、マグネシウムの供給源として注目されている。
マグネシウムの商品一覧
元素記号はMg。人の必須主要ミネラルの一つで、人体での存在量はミネラル中7番目である。成人(体重60kg前後)で20~25g程度を体内に保有しており、その約半分以上は骨に、残りの大部分は細胞内液に(特に筋肉と肝臓の細胞に多い)、その他は血漿内に存在している。子供よりも成人の方が、また女性は妊娠中の方が、体内での濃度は増大する。
マグネシウムの名称は、古代ギリシャにマグネシアという地方があって、その地で取れる白い鉱物には種々の病気を治療する効果があり、その有効成分がこの金属であることがわかって名づけられたといわれている。
近年、マグネシウムが非常に重要な生体機能に深く関与していることが明らかにされ、その一方で食生活が近代化するに応じて摂取量が減少する栄養素であることがわかってきた。とはいえ、なお一般にはマグネシウムを単に鉱物資源としてのみ認識していることが多いのであるが、その語源にすでに病気の問題が関わっていたことは興味深い。
マグネシウムは血漿中に存在する量が非常に少ない(体内のマグネシウム全体の1%程度)ために、血液検査ではその不足がわかりにくいのであるが、欠乏症になると発育不全、筋肉の震え、筋力の低下や痙攣による運動障害、めまい、ひきつけ、嚥下障害などを経て全身性の痙攣へと進み、合わせて神経症状も現れて、感情の鈍麻、あるいは極度の過敏症、抑欝、不安神経症、精神錯乱にまで進む。なかには、皮膚の黒ずみ、食欲不振、睡眠障害のような症状もあるが、腎不全、腎臓結石、狭心症、不整脈、心筋梗塞、高血圧、糖尿病などの報告もある。
マグネシウムは経口摂取の不足などで血液中の濃度が低くなったときは、腎臓の糸状体や尿細管で再吸収されるなどして微妙な体内調節がはかられているが、腸の疾患による吸収減少、下痢や授乳や持続的発汗による体液の損失、利尿剤などによる尿量の増大、慢性アルコール中毒など、様々な原因で欠乏状態になったときに、前記のような疾患に結びついていく。
特に最近は、糖尿病とマグネシウムの相関関係について強い関心が寄せられている。マグネシウムが糖代謝に関与する多くの酵素の活性因子として必要なミネラルであることはすでに明らかにされているが、ラットの脂肪細胞において、マグネシウムがインスリンによる糖の酸化作用を増強することも最近確認されている。また、109名の糖尿病患者を検査してその血漿マグネシウム濃度が低く、さらに1日の尿中マグネシウム排泄量が多いことも報告されている。これは、糖尿病にとってマグネシウムが一つの重要な因子であることを示唆するものである。
現在、わが国の栄養所要量では、マグネシウムは1日成人男性で300~320mg、女性で250~260mgが示されているが、通常の食生活では目標値を摂れていないとの調査報告もある。また、その1.5~2.5倍は必要だとする意見も多い。許容上限摂取量は650~700m(成人)。
マグネシウムを多く含む食品には、青ノリ、ヒジキなどの海藻類のほか、胚芽類、アーモンド、ピーナッツ、大豆などの豆類がある。また、栄養補助食品としては調整された天然にがりは塩化マグネシウムが主成分であり、マグネシウムの供給源として注目されている。
マグネシウムの商品一覧
土曜日, 2月 18, 2006
黒茶について
○黒茶
黒茶は堆積させた生葉を加湿し、微生物を利用して発酵させるもので、製法による分類では後発酵茶に属する。微生物による長期間の発酵熟成は温度・湿度・環境(好気性発酵)など技術的に難しい管理を必要とするため産地は限られて、主に広西省・雲南省産が大部分を占めている。代表的な黒茶としてはプーアル茶がわが国でもよく知られている。
産地によって微生物の種類も発酵方法も異なるため、味や香りも微妙に違っている。黒麹菌で長期間発酵熟成させた黒茶は、茶葉(鮮葉)中のカテキン類が低分子で3つの水酸基を持つ没食子酸エステルに変わるとともに、お茶特有のアミノ酸の一種テアニンが大量に生産されるので、タンニンの苦味は消え去り、まろやかな味わいを生じている。
設備と管理のよいところで熟成期間3年以上経たものは成分構成の変化によりまろやかな風味を呈するとともに、カフェイン様作用が消滅しているので、夜の睡眠の妨げになるようなことはない。また、タンニンの渋みや収斂性も消失しているので、便秘傾向の人にも適しているといわれる。これらの事実は本草綱目拾遣や中薬大辞典にも収載され、3年を経たものを薬用とし、新しいものは火気があると記載されている。黒茶の特徴をまとめると、以下のとおりである。
①長期間の発酵塾生によりカテキンの渋みやカフェイン様作用が消失し、より有効な作用を持つ成分に変わっている。②テアニン等のアミノ酸が多くなり、口中をさっぱりさせ、飽きの来ない味と香りを持っている。③やかんや土瓶で煮出してポットに入れておくと、3日くらいはホットでもアイスでもおいしくいつでも飲めるので非常に便利である(保存性に優れている)。④黒茶はダイエット茶として、体質に応じて適度のコレステロールや中性脂肪の吸収抑制作用が得られるといわれている。⑤発酵により利尿作用のあるテオフィリン系の成分が多くなっており、水分代謝が促進される。
黒茶の商品一覧
黒茶は堆積させた生葉を加湿し、微生物を利用して発酵させるもので、製法による分類では後発酵茶に属する。微生物による長期間の発酵熟成は温度・湿度・環境(好気性発酵)など技術的に難しい管理を必要とするため産地は限られて、主に広西省・雲南省産が大部分を占めている。代表的な黒茶としてはプーアル茶がわが国でもよく知られている。
産地によって微生物の種類も発酵方法も異なるため、味や香りも微妙に違っている。黒麹菌で長期間発酵熟成させた黒茶は、茶葉(鮮葉)中のカテキン類が低分子で3つの水酸基を持つ没食子酸エステルに変わるとともに、お茶特有のアミノ酸の一種テアニンが大量に生産されるので、タンニンの苦味は消え去り、まろやかな味わいを生じている。
設備と管理のよいところで熟成期間3年以上経たものは成分構成の変化によりまろやかな風味を呈するとともに、カフェイン様作用が消滅しているので、夜の睡眠の妨げになるようなことはない。また、タンニンの渋みや収斂性も消失しているので、便秘傾向の人にも適しているといわれる。これらの事実は本草綱目拾遣や中薬大辞典にも収載され、3年を経たものを薬用とし、新しいものは火気があると記載されている。黒茶の特徴をまとめると、以下のとおりである。
①長期間の発酵塾生によりカテキンの渋みやカフェイン様作用が消失し、より有効な作用を持つ成分に変わっている。②テアニン等のアミノ酸が多くなり、口中をさっぱりさせ、飽きの来ない味と香りを持っている。③やかんや土瓶で煮出してポットに入れておくと、3日くらいはホットでもアイスでもおいしくいつでも飲めるので非常に便利である(保存性に優れている)。④黒茶はダイエット茶として、体質に応じて適度のコレステロールや中性脂肪の吸収抑制作用が得られるといわれている。⑤発酵により利尿作用のあるテオフィリン系の成分が多くなっており、水分代謝が促進される。
黒茶の商品一覧
金曜日, 2月 17, 2006
活性炭(ヘルスカーボン)について
○活性炭(ヘルスカーボン)
農薬や睡眠薬による急性中毒の際、その強力な吸着材としての作用で治療に使われるのが薬用活性炭である。毒物を吸着させて体外に排出する力が強力であるが、副作用(便秘)が強く、常時摂取することはできない。
そこで、薬用の活性炭を天然のオリゴマンナンと昆布やヒジキなどの細胞膜成分(アルギン酸カルシウム)でコーティングし、便秘などの副作用が起きないように改良を加えたのが、食べる活性炭として注目されているのがヘルスカーボンである。近年、このヘルスカーボンを活用して、体内に蓄積したダイオキシンを排出させる効果に関心が集まっている。
国のダイオキシン類対策特別措置法では、ダイオキシンの耐用1日摂取量(人が一生涯にわたって摂取しても健康に有害な影響が現れないと判断される、体重1kgに対する1日当たりの摂取量)は4ピコグラム(ピコは1兆分の1g)とされている。しかし、体内に蓄積されたダイオキシン濃度が半減するには5年から10年かかるといわれている。そのため、ダイオキシンの耐用1日摂取量を現時点でいくら低く設定しても、すでに体内に蓄積されたダイオキシン量が減るわけではない。このジレンマを解決するのがヘルスカーボンである。
活性炭の粒子には目に見えない穴が多数あり、この穴に有害毒物が吸着されるわけだが、ヘルスカーボンの吸着領域は分子量が100~90000の物質で、この範囲にはダイオキシンなどの環境ホルモンも入る。ヘルスカーボンを使ったダイオキシン除去方法は大きく2つ有る。1つは食材を洗う水や料理を煮るときに一緒に使うことで、食材に含まれているダイオキシンを吸着してしまう方法。もう1つは、ヘルスカーボンを食事中か食事前後に食べることで、腸管内のダイオキシンを吸着し、体外に排出して行く方法だ。肝臓にダイオキシンが蓄積しているラットに1週間ヘルスカーボンを食べさせると、肝臓の残留ダイオキシンがなくなったという報告がある。これは十二指腸に排出されたダイオキシンを吸着・排出し、ダイオキシンの腸肝循環を阻止したと見られる。
活性炭(ヘルスカーボン)の商品一覧
農薬や睡眠薬による急性中毒の際、その強力な吸着材としての作用で治療に使われるのが薬用活性炭である。毒物を吸着させて体外に排出する力が強力であるが、副作用(便秘)が強く、常時摂取することはできない。
そこで、薬用の活性炭を天然のオリゴマンナンと昆布やヒジキなどの細胞膜成分(アルギン酸カルシウム)でコーティングし、便秘などの副作用が起きないように改良を加えたのが、食べる活性炭として注目されているのがヘルスカーボンである。近年、このヘルスカーボンを活用して、体内に蓄積したダイオキシンを排出させる効果に関心が集まっている。
国のダイオキシン類対策特別措置法では、ダイオキシンの耐用1日摂取量(人が一生涯にわたって摂取しても健康に有害な影響が現れないと判断される、体重1kgに対する1日当たりの摂取量)は4ピコグラム(ピコは1兆分の1g)とされている。しかし、体内に蓄積されたダイオキシン濃度が半減するには5年から10年かかるといわれている。そのため、ダイオキシンの耐用1日摂取量を現時点でいくら低く設定しても、すでに体内に蓄積されたダイオキシン量が減るわけではない。このジレンマを解決するのがヘルスカーボンである。
活性炭の粒子には目に見えない穴が多数あり、この穴に有害毒物が吸着されるわけだが、ヘルスカーボンの吸着領域は分子量が100~90000の物質で、この範囲にはダイオキシンなどの環境ホルモンも入る。ヘルスカーボンを使ったダイオキシン除去方法は大きく2つ有る。1つは食材を洗う水や料理を煮るときに一緒に使うことで、食材に含まれているダイオキシンを吸着してしまう方法。もう1つは、ヘルスカーボンを食事中か食事前後に食べることで、腸管内のダイオキシンを吸着し、体外に排出して行く方法だ。肝臓にダイオキシンが蓄積しているラットに1週間ヘルスカーボンを食べさせると、肝臓の残留ダイオキシンがなくなったという報告がある。これは十二指腸に排出されたダイオキシンを吸着・排出し、ダイオキシンの腸肝循環を阻止したと見られる。
活性炭(ヘルスカーボン)の商品一覧
木曜日, 2月 16, 2006
紅花油(サフラワー油)について
○紅花油
紅花油は、紅花の種子から搾り取った油で、リノール酸が全体の75%以上を占め、植物油の中で最も多い含有量である。動物脂肪の摂り過ぎがコレステロールの増加を招き、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を引き起こすことになるが、リノール酸は体内コレステロールを排出し、動脈硬化や高血圧の予防・改善に有効だとして、近年、紅花油に注目が集まった。
その効果を最初に実証した動物実験は、高血圧自然発症ラット(遺伝的に高血圧を起こすネズミ)をA、B、Cの3グループに分け、Aグループは粉末飼料、Bには粉末試料にラードを添加したもの、Cには粉末飼料に紅花油を加えたものをそれぞれ与えた。
実験開始時には3グループとも平均血圧が197mmと、高血圧の症状を呈していたが、粉末飼料だけを与えていたAグループは、実験開始から終了までの5週間ほとんど変化なく、高血圧症のままであった。Bグループには初めの3週間だけラード(飽和脂肪酸)を加え、その後2週間は粉末飼料だけにしたが、グループと同じように高血圧は改善されなかった。
最後のCグループは、初めの3週間に紅花油を加えた飼料を与え、その後2週間は粉末飼料だけにした結果、1週間目で血圧が平均177mmまで降下し、2週間目も低い血圧を保ち続けていた。しかし、紅花油の添加をやめて3週目以降は再び血圧が上昇してしまった。
この実験データから、紅花油の血圧効果作用が明らかとなり、以後、リノール酸について血液中のコレステロールを減らす働きのほか、リノール酸の一部が体内でプロスタグランジン(ホルモンに似た働きを持つ物質)に変わり、その一部が血管を拡張させ、血圧を下げる働きを持つことなどが明らかにされた。
このように高血圧予防に有効な紅花油であるが、リノール酸の含有量が跳び抜けて多いため、逆に紅花油の使用を減らすべきだとする指摘もあり、現在は概ねその方向に進んでいる。それは、近年の脂質栄養学の成果から、リノール酸の過剰摂取によって様々な弊害の起こることが明らかになってきたからである。
リノール酸は酸化されやすく、体内で過酸化脂質を作りガンの原因となったり、リノール酸から合成されるアラキドン酸によって、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患や免疫力低下を引き起こすことが指摘されている。つまり、過剰摂取による弊害である。
紅花油も最近は品種改良され、変敗しにくい製品も出ているが、かつてのブームになったようにリノール酸至上主義が通用しなくなっていることは知っておく必要があるだろう。
紅花油(サフラワー油)の商品一覧
紅花油は、紅花の種子から搾り取った油で、リノール酸が全体の75%以上を占め、植物油の中で最も多い含有量である。動物脂肪の摂り過ぎがコレステロールの増加を招き、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を引き起こすことになるが、リノール酸は体内コレステロールを排出し、動脈硬化や高血圧の予防・改善に有効だとして、近年、紅花油に注目が集まった。
その効果を最初に実証した動物実験は、高血圧自然発症ラット(遺伝的に高血圧を起こすネズミ)をA、B、Cの3グループに分け、Aグループは粉末飼料、Bには粉末試料にラードを添加したもの、Cには粉末飼料に紅花油を加えたものをそれぞれ与えた。
実験開始時には3グループとも平均血圧が197mmと、高血圧の症状を呈していたが、粉末飼料だけを与えていたAグループは、実験開始から終了までの5週間ほとんど変化なく、高血圧症のままであった。Bグループには初めの3週間だけラード(飽和脂肪酸)を加え、その後2週間は粉末飼料だけにしたが、グループと同じように高血圧は改善されなかった。
最後のCグループは、初めの3週間に紅花油を加えた飼料を与え、その後2週間は粉末飼料だけにした結果、1週間目で血圧が平均177mmまで降下し、2週間目も低い血圧を保ち続けていた。しかし、紅花油の添加をやめて3週目以降は再び血圧が上昇してしまった。
この実験データから、紅花油の血圧効果作用が明らかとなり、以後、リノール酸について血液中のコレステロールを減らす働きのほか、リノール酸の一部が体内でプロスタグランジン(ホルモンに似た働きを持つ物質)に変わり、その一部が血管を拡張させ、血圧を下げる働きを持つことなどが明らかにされた。
このように高血圧予防に有効な紅花油であるが、リノール酸の含有量が跳び抜けて多いため、逆に紅花油の使用を減らすべきだとする指摘もあり、現在は概ねその方向に進んでいる。それは、近年の脂質栄養学の成果から、リノール酸の過剰摂取によって様々な弊害の起こることが明らかになってきたからである。
リノール酸は酸化されやすく、体内で過酸化脂質を作りガンの原因となったり、リノール酸から合成されるアラキドン酸によって、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患や免疫力低下を引き起こすことが指摘されている。つまり、過剰摂取による弊害である。
紅花油も最近は品種改良され、変敗しにくい製品も出ているが、かつてのブームになったようにリノール酸至上主義が通用しなくなっていることは知っておく必要があるだろう。
紅花油(サフラワー油)の商品一覧
水曜日, 2月 15, 2006
紅花について
○紅花
紅花はキク科の一年草で、サフラワー(英名)とも呼ばれる。夏に咲く紅黄色の花を摘み取って薬用や染料、口紅などに用いたことから、古名を末摘花という。開花後、花冠が赤くなった花を集めて乾燥したものが生薬の紅花(こうか)で、漢方薬の古典・菌匱要略には「婦人の62種の風、および腹中血気利痛は、紅藍花(紅花)これを主どる」とあり、これは婦人の冷え性、産前産後や更年期など腹が痛むときに効果があるといった意味である。
血流循環に異常が生じて滞った状態を漢方では瘀血というが、女性によく見られる月経異常や冷え性、のぼせ、皮膚のしみ、時に不妊や流・早産などを始め、中風や高血圧も?血が原因する場合が多いと考えられており、腫瘍、口内炎なども含めて紅花の適応症としているのである。現代的に言い換えれば、紅花の薬効成分が全身の代謝機能を更新するということになろう。
紅花の薬効成分としては数種のフラボン配糖体、アセチレン化合物などの他に、カルコン配糖体である黄色色素のサフロールイエロー、紅色色素のカーサミンなどがよく知られている。黄色色素は水に溶けるが、赤色色素は水に不要でアルコールに溶けるため、紅花を処方した漢方薬は、水なく酒で煎じて服用する場合がある。また、焼酎に浸けておけば、両方の色素が浸出した薬用酒(紅花酒)ができる。また、藤ノ森古墳(6世紀後半)の被葬者の腹部を中心にその花粉が大量に検出され、これは紅花が防腐剤として用いられた可能性が高いとして話題になった。
紅花の若芽を乾燥させた健康食品(焙煎加工したお茶タイプ、粉末化した顆粒タイプなど)も登場している。分析検査(財・日本食品分析センターによる)では特にカルシウム、β-カロチン、葉酸、食物繊維の含有が多く、抗酸化作用を持つビタミンEはホウレン草の100倍、SOD活性は2400単位/1gで緑茶の6.5倍に達する。
また、紅花の種子から搾り取った紅花油(サフラワー油)もよく知られている。不飽和脂肪酸のリノール酸を大量に含むことから、一時、健康によい食用油として人気を集めた。
紅花の商品一覧
紅花はキク科の一年草で、サフラワー(英名)とも呼ばれる。夏に咲く紅黄色の花を摘み取って薬用や染料、口紅などに用いたことから、古名を末摘花という。開花後、花冠が赤くなった花を集めて乾燥したものが生薬の紅花(こうか)で、漢方薬の古典・菌匱要略には「婦人の62種の風、および腹中血気利痛は、紅藍花(紅花)これを主どる」とあり、これは婦人の冷え性、産前産後や更年期など腹が痛むときに効果があるといった意味である。
血流循環に異常が生じて滞った状態を漢方では瘀血というが、女性によく見られる月経異常や冷え性、のぼせ、皮膚のしみ、時に不妊や流・早産などを始め、中風や高血圧も?血が原因する場合が多いと考えられており、腫瘍、口内炎なども含めて紅花の適応症としているのである。現代的に言い換えれば、紅花の薬効成分が全身の代謝機能を更新するということになろう。
紅花の薬効成分としては数種のフラボン配糖体、アセチレン化合物などの他に、カルコン配糖体である黄色色素のサフロールイエロー、紅色色素のカーサミンなどがよく知られている。黄色色素は水に溶けるが、赤色色素は水に不要でアルコールに溶けるため、紅花を処方した漢方薬は、水なく酒で煎じて服用する場合がある。また、焼酎に浸けておけば、両方の色素が浸出した薬用酒(紅花酒)ができる。また、藤ノ森古墳(6世紀後半)の被葬者の腹部を中心にその花粉が大量に検出され、これは紅花が防腐剤として用いられた可能性が高いとして話題になった。
紅花の若芽を乾燥させた健康食品(焙煎加工したお茶タイプ、粉末化した顆粒タイプなど)も登場している。分析検査(財・日本食品分析センターによる)では特にカルシウム、β-カロチン、葉酸、食物繊維の含有が多く、抗酸化作用を持つビタミンEはホウレン草の100倍、SOD活性は2400単位/1gで緑茶の6.5倍に達する。
また、紅花の種子から搾り取った紅花油(サフラワー油)もよく知られている。不飽和脂肪酸のリノール酸を大量に含むことから、一時、健康によい食用油として人気を集めた。
紅花の商品一覧
火曜日, 2月 14, 2006
乳タンパク質(ラクトフェリン)
○乳タンパク質(ラクトフェリン)
動物の子は全てある時期までは母乳だけで成長するのであるが、その意味で母乳は、子にとっては単にカロリー源なのではなく、あるゆる栄養素と必要な生理活性物質を含んだ完全食品であるということができる。
こうした認識はすぐに早くからあったが、成人病の多発や難治の疾病が増大する状況の中で根源的な栄養の問題まで掘り下げて研究する必要が叫ばれ、そこで健康の維持と健全な成長に欠かせない生理活性物質の宝庫として母乳(人乳や牛乳)が見直されるようになったのは、近年の新しい潮流である。その結果、これまでにも非常に多くの物質が発見されてきた。
直接生理作用を持つ物質(顕在因子)としては、例えば副腎皮質ホルモン、甲状腺刺激ホルモンなどのホルモンや、ガングリオシド、ラクトフェリン、オリゴ糖、免疫グロブリン、酵素類などがあり、また母乳中のカゼイン(乳タンパク質の主要成分)が分解してできた二次的物質(潜在因子)としては、カルシウムの吸収に深く関与しているカゼインホスホペプチドや降圧効果ペプチド、線維芽細胞成長因子などが数えられる。
※カゼイン
完全栄養食品といわれる牛乳には、タンパク質が2.9g(牛乳100g中)含まれているが、その75~85%を占めているのがカゼインで、生乳中に巨大分子として存在し、酸を加えると沈殿物として得られる。カゼインは体内で各種のペプチドに分解される。
ペプチドには、カルシウムやナトリウムの吸収促進、鎮痛効果、腸の蠕動運動の抑制などの作用がある。腸の働きが抑制されることで食べ物の腸の滞在時間が長くなり、栄養素がより吸収できるようになる。
※ラクトフェリン
鉄結合性を持つ糖タンパク質で、母乳以外に唾液なども含まれ、また、腸管内でも合成されている。抗菌作用(乳児の感染症を防ぐ)のほかに、腸内でビフィズス金の増殖を促して大腸菌など有害菌の繁殖を抑える効果、炎症を抑制する作用、免疫系のバランスを整えるなどの作用が明らかになっている。
乳タンパク質(ラクトフェリン)の商品一覧
動物の子は全てある時期までは母乳だけで成長するのであるが、その意味で母乳は、子にとっては単にカロリー源なのではなく、あるゆる栄養素と必要な生理活性物質を含んだ完全食品であるということができる。
こうした認識はすぐに早くからあったが、成人病の多発や難治の疾病が増大する状況の中で根源的な栄養の問題まで掘り下げて研究する必要が叫ばれ、そこで健康の維持と健全な成長に欠かせない生理活性物質の宝庫として母乳(人乳や牛乳)が見直されるようになったのは、近年の新しい潮流である。その結果、これまでにも非常に多くの物質が発見されてきた。
直接生理作用を持つ物質(顕在因子)としては、例えば副腎皮質ホルモン、甲状腺刺激ホルモンなどのホルモンや、ガングリオシド、ラクトフェリン、オリゴ糖、免疫グロブリン、酵素類などがあり、また母乳中のカゼイン(乳タンパク質の主要成分)が分解してできた二次的物質(潜在因子)としては、カルシウムの吸収に深く関与しているカゼインホスホペプチドや降圧効果ペプチド、線維芽細胞成長因子などが数えられる。
※カゼイン
完全栄養食品といわれる牛乳には、タンパク質が2.9g(牛乳100g中)含まれているが、その75~85%を占めているのがカゼインで、生乳中に巨大分子として存在し、酸を加えると沈殿物として得られる。カゼインは体内で各種のペプチドに分解される。
ペプチドには、カルシウムやナトリウムの吸収促進、鎮痛効果、腸の蠕動運動の抑制などの作用がある。腸の働きが抑制されることで食べ物の腸の滞在時間が長くなり、栄養素がより吸収できるようになる。
※ラクトフェリン
鉄結合性を持つ糖タンパク質で、母乳以外に唾液なども含まれ、また、腸管内でも合成されている。抗菌作用(乳児の感染症を防ぐ)のほかに、腸内でビフィズス金の増殖を促して大腸菌など有害菌の繁殖を抑える効果、炎症を抑制する作用、免疫系のバランスを整えるなどの作用が明らかになっている。
乳タンパク質(ラクトフェリン)の商品一覧
月曜日, 2月 13, 2006
ナトリウムについて
○ナトリウム
地球上で最も多い元素は、と訊かれて、ナトリウムであるとすぐに答えられる人は少ない。実は天然に存在する形で、海水に約3%含まれる塩がナトリウムを主成分としている。さらに、他にも各種のナトリウム塩として存在する。
ナトリウムは生命維持のために不可欠の物質で、人体には体液中にナトリウム塩として約0.15%含まれている。その働きは、①神経の刺激を感じてスムーズに伝達する、②筋肉の弾性を維持する、③消化液や分泌液にアルカリ性を与えてphを調整する、④浸透圧や生体機能を調整する、といった大事な役目を担っている。
ナトリウムは、自然界の食べ物にはあまり含まれてはいない、そこで人間は海水から得た塩(食塩)や岩塩を利用してきたのだが、そのように何千年も前から食塩だけを取り出して使っている生き物は人間だけであり、必要以上にナトリウムを摂った場合、それが体内にたまってしまうという事態が生じることになった。その結果として、高血圧という障害が生じたとされている。つまり、ナトリウムが血液中に増えてくると、それを薄めるために水分を引き入れるので血液量が増加して血圧が上がる。またナトリウムは、抹消血管を収縮する作用を持っているため、血流を悪くしてやはり血圧を上げ、心臓に負担をかけることになる。逆に不足した場合は、体液の浸透圧が下がるので、体液の水分が細胞に移り浮腫の原因になる。
動物の体は、余分なものを摂り過ぎると、排泄していつも適度な濃度を保つよう調節する機能を備えているのだが、前述したように自然界の食べ物にはナトリウムはあまり多くはないので、不足した時に比べて、摂り過ぎの場合の調整機能はもともと劣っているのである。こういった調節は腎臓で行われ、常に体液の食塩含有量を0.9%に保つように働いている。腎臓や他の障害でナトリウム代謝に異常が生じると、機能障害など様々な症状が現れることになる。
他の栄養素との関係ではカリウムとのバランスが知られている。体内では、ナトリウムとカリウムの割合が常に一定であるように調節されている。したがってナトリウムの摂り過ぎが原因で高血圧症に悩んでいる人は、カリウムが多く含まれている野菜や果物、海藻などをたくさん食べるようにすれば、よい結果が得られる。
東北地方の疫学調査で、リンゴ(カリウムの含有量が多い)を産する村とそうでない村の高血圧症の人を調べたところ、リンゴ村でははるかに少ない数字になった。東北地方は、一般に高血圧疾患が多いところだが、リンゴの栽培地帯に限って脳卒中の死亡率が低かったとの報告がある。
こうしたことから日本では、ナトリウムは摂取を制限するように指導されており、1日当たり10g未満(0.15g/体重kg未満)にすることが望ましいとされている。
自然塩、減塩の商品一覧
地球上で最も多い元素は、と訊かれて、ナトリウムであるとすぐに答えられる人は少ない。実は天然に存在する形で、海水に約3%含まれる塩がナトリウムを主成分としている。さらに、他にも各種のナトリウム塩として存在する。
ナトリウムは生命維持のために不可欠の物質で、人体には体液中にナトリウム塩として約0.15%含まれている。その働きは、①神経の刺激を感じてスムーズに伝達する、②筋肉の弾性を維持する、③消化液や分泌液にアルカリ性を与えてphを調整する、④浸透圧や生体機能を調整する、といった大事な役目を担っている。
ナトリウムは、自然界の食べ物にはあまり含まれてはいない、そこで人間は海水から得た塩(食塩)や岩塩を利用してきたのだが、そのように何千年も前から食塩だけを取り出して使っている生き物は人間だけであり、必要以上にナトリウムを摂った場合、それが体内にたまってしまうという事態が生じることになった。その結果として、高血圧という障害が生じたとされている。つまり、ナトリウムが血液中に増えてくると、それを薄めるために水分を引き入れるので血液量が増加して血圧が上がる。またナトリウムは、抹消血管を収縮する作用を持っているため、血流を悪くしてやはり血圧を上げ、心臓に負担をかけることになる。逆に不足した場合は、体液の浸透圧が下がるので、体液の水分が細胞に移り浮腫の原因になる。
動物の体は、余分なものを摂り過ぎると、排泄していつも適度な濃度を保つよう調節する機能を備えているのだが、前述したように自然界の食べ物にはナトリウムはあまり多くはないので、不足した時に比べて、摂り過ぎの場合の調整機能はもともと劣っているのである。こういった調節は腎臓で行われ、常に体液の食塩含有量を0.9%に保つように働いている。腎臓や他の障害でナトリウム代謝に異常が生じると、機能障害など様々な症状が現れることになる。
他の栄養素との関係ではカリウムとのバランスが知られている。体内では、ナトリウムとカリウムの割合が常に一定であるように調節されている。したがってナトリウムの摂り過ぎが原因で高血圧症に悩んでいる人は、カリウムが多く含まれている野菜や果物、海藻などをたくさん食べるようにすれば、よい結果が得られる。
東北地方の疫学調査で、リンゴ(カリウムの含有量が多い)を産する村とそうでない村の高血圧症の人を調べたところ、リンゴ村でははるかに少ない数字になった。東北地方は、一般に高血圧疾患が多いところだが、リンゴの栽培地帯に限って脳卒中の死亡率が低かったとの報告がある。
こうしたことから日本では、ナトリウムは摂取を制限するように指導されており、1日当たり10g未満(0.15g/体重kg未満)にすることが望ましいとされている。
自然塩、減塩の商品一覧
日曜日, 2月 12, 2006
紅茶について
○紅茶
紅茶の始まりはイギリスと思っている人が多い。しかし、この紅茶も中国から始まった。イギリスに紅茶が渡ったのは清時代(1644~1911年)初めの1650年代のことだが、たちまち紅茶は人気を博して需要が急伸、イギリスは紅茶の税金で海軍力を増強、7つの海を股にかける大英帝国の大海軍を作り上げていった。
当時、イギリスは広東や福建省の廈門を中継港にして中国の物産を扱っていた。その中で、お茶は特に貴重品で、毎年、紅茶を運ぶティークリッパー(帆船)が一番茶を輸送するスピードを競っていたほどである。そのために、帆船のスピードアップが図られ、蒸気船が出現するまで、ティークリッパーの競争は華々しく続けられた。それほど、イギリスを始め欧州では紅茶の人気も高まり、需要も多かったのである。しかし、その利権をイギリスが一手に握っていたため、他の国では値段が高くなり、貴族などの上流階級にしか普及しなかったようだ。
その紅茶を、全て中国から輸入していたイギリスは、その決済に困り、中国へアヘンを密輸するようになった。そしてアヘン戦争へとつながっていったのである。その結果、イギリスは中国から茶を輸入できなくなったため、セイロン(現在のスリランカ)で茶の栽培を大々的に行い、世界の紅茶需要に応えるようにした。これがイギリス紅茶、セイロン紅茶の始まりである。
セイロン紅茶はアッサム種という大葉種から作られ、アッサム紅茶と呼ばれる。一方、小葉種を原料として作られるのが中国の祁門紅茶と北インド地方で作られるダージリン紅茶である。世界の紅茶市場では、これらを合わせて三大銘茶と呼んでいる。
中国の紅茶生産はイギリスの世界進出の中で衰退していったが、それでも各種の紅茶作りの伝統は引き継がれ、今も盛んに作られている。主な分類では工夫紅茶、紅砕茶(分級紅茶)、小種紅茶の3種である。
紅茶は他の茶類と同じくカテキン類を多く含むが、発酵の過程で酵素によって酸化され、紅茶独特の橙赤色を生み出すテアフラビンに変化する。この成分は緑茶のカテキン類と同じく強い抗酸化作用のあることが知られている。テアフラビンはアッサム紅茶に多いが、小葉主の紅茶ではテアフラビンがさらに重合してできる高分子のテアルビジンが含まれる。これは褐色の色素性分である。
茶のカテキン類が悪性腫瘍組織の増殖を抑制する効果があることは、すでに多くの研究で明らかにされているが、緑茶にしても紅茶にしても少量ずつ毎日摂取することが健康につながるといわれている。紅茶はこのほか、カフェインも多く含まれており、利尿や眠気ざましに役立つほか、心身の疲労回復の一助ともなり、その香りとともに欧米風食生活に欠かせない役割を果たしているといえよう。
紅茶の商品一覧
紅茶の始まりはイギリスと思っている人が多い。しかし、この紅茶も中国から始まった。イギリスに紅茶が渡ったのは清時代(1644~1911年)初めの1650年代のことだが、たちまち紅茶は人気を博して需要が急伸、イギリスは紅茶の税金で海軍力を増強、7つの海を股にかける大英帝国の大海軍を作り上げていった。
当時、イギリスは広東や福建省の廈門を中継港にして中国の物産を扱っていた。その中で、お茶は特に貴重品で、毎年、紅茶を運ぶティークリッパー(帆船)が一番茶を輸送するスピードを競っていたほどである。そのために、帆船のスピードアップが図られ、蒸気船が出現するまで、ティークリッパーの競争は華々しく続けられた。それほど、イギリスを始め欧州では紅茶の人気も高まり、需要も多かったのである。しかし、その利権をイギリスが一手に握っていたため、他の国では値段が高くなり、貴族などの上流階級にしか普及しなかったようだ。
その紅茶を、全て中国から輸入していたイギリスは、その決済に困り、中国へアヘンを密輸するようになった。そしてアヘン戦争へとつながっていったのである。その結果、イギリスは中国から茶を輸入できなくなったため、セイロン(現在のスリランカ)で茶の栽培を大々的に行い、世界の紅茶需要に応えるようにした。これがイギリス紅茶、セイロン紅茶の始まりである。
セイロン紅茶はアッサム種という大葉種から作られ、アッサム紅茶と呼ばれる。一方、小葉種を原料として作られるのが中国の祁門紅茶と北インド地方で作られるダージリン紅茶である。世界の紅茶市場では、これらを合わせて三大銘茶と呼んでいる。
中国の紅茶生産はイギリスの世界進出の中で衰退していったが、それでも各種の紅茶作りの伝統は引き継がれ、今も盛んに作られている。主な分類では工夫紅茶、紅砕茶(分級紅茶)、小種紅茶の3種である。
紅茶は他の茶類と同じくカテキン類を多く含むが、発酵の過程で酵素によって酸化され、紅茶独特の橙赤色を生み出すテアフラビンに変化する。この成分は緑茶のカテキン類と同じく強い抗酸化作用のあることが知られている。テアフラビンはアッサム紅茶に多いが、小葉主の紅茶ではテアフラビンがさらに重合してできる高分子のテアルビジンが含まれる。これは褐色の色素性分である。
茶のカテキン類が悪性腫瘍組織の増殖を抑制する効果があることは、すでに多くの研究で明らかにされているが、緑茶にしても紅茶にしても少量ずつ毎日摂取することが健康につながるといわれている。紅茶はこのほか、カフェインも多く含まれており、利尿や眠気ざましに役立つほか、心身の疲労回復の一助ともなり、その香りとともに欧米風食生活に欠かせない役割を果たしているといえよう。
紅茶の商品一覧
土曜日, 2月 11, 2006
ジャスミン茶について
○ジャスミン茶
加湿した中国緑茶やウーロン茶に様々な花を加えて香りづけをし、そのあとに花を除いて乾燥させたお茶を花茶と呼ぶが、ジャスミン茶(中国名・茉莉花茶)はその一つで、花茶の中では最もよく知られている。
中国のジャスミン茶の産地は、福建の他に、蘇州、江西、金華、雲南、安徽などと多くを数え、産地によって使われる茶の発酵度が異なるが、緑茶とウーロン茶の中間に当たる1/3発酵程度の場合が多いようである。ベースとなる茶には最上級のものが用いられ、その加工工程で花の香りを茶に吸着させるが、この加工のポイントは茶の吸香性と、花の吐香性のバランスを微妙にコントロールするところにある。ジャスミン茶に使われるジャスミンはモクレン科の花であるが、非常に種類が多い。日本で栽培されるマツリカやソケイもその一種だが、中国でジャスミン茶に用いられるのは別種の半蔓性で白い八重咲きの種類である。
ジャスミン茶は茶の中に花を混ぜ込むのではなく、その芳香だけを移す。そのため、もっとも香気の強い半開の花蕾を軽く干したものを用いる。精選した茶を15cmほど敷きつけた上にこの華を透き間なく撒き、その上に茶、さらに花と、三重、四重に積み重ねる。一夜置いて花と茶をふるい分け、新しい花に替えてまた積み重ねるという作業を繰り返していく。この香つけの回数が多いほど芳しくなるわけだが、工程の途中で花から出た水分を除くために温度を加えたり、逆に放熱のために広げたりと非常な手間をかけるのである。福建省の茉莉大白毫という最上級品では、それを7回も繰り返すといわれている。
愛媛大学医学部の奥田拓道らの研究によると、高脂肪食の長期間摂取によるマウスの体重増加がジャスミン茶投与によって抑制されることが認められ、その作用として脂肪分解促進作用と脂質吸収抑制作用(膵臓リパーゼ抑制)が明らかにされている。
福建省にはまた、ジャスミン茶だけでなく、包種茶と呼ばれる花茶もある。これは緑茶に近い茶をベースに、ミカン(桔花)、ハナマス、モクセイ(木犀)、クチナシ(梔子花)などが香づけに用いられている。
このほか、中国独特の茶として白茶がある。大白、小白、水仙白といった特別な茶樹の銀白色の産毛に覆われた若芽を摘んで作られる茶で、これも福建省の名産茶の一つ。銀針白毫や白牡丹などはよく知られ、点てた茶は色が淡く、香や刺激性も強くない。古くから不老長寿の妙薬として愛飲されたが、ストレス、夏バテ、二日酔い、頭のもやもやなどに良く効く。
ジャスミン茶の商品一覧
加湿した中国緑茶やウーロン茶に様々な花を加えて香りづけをし、そのあとに花を除いて乾燥させたお茶を花茶と呼ぶが、ジャスミン茶(中国名・茉莉花茶)はその一つで、花茶の中では最もよく知られている。
中国のジャスミン茶の産地は、福建の他に、蘇州、江西、金華、雲南、安徽などと多くを数え、産地によって使われる茶の発酵度が異なるが、緑茶とウーロン茶の中間に当たる1/3発酵程度の場合が多いようである。ベースとなる茶には最上級のものが用いられ、その加工工程で花の香りを茶に吸着させるが、この加工のポイントは茶の吸香性と、花の吐香性のバランスを微妙にコントロールするところにある。ジャスミン茶に使われるジャスミンはモクレン科の花であるが、非常に種類が多い。日本で栽培されるマツリカやソケイもその一種だが、中国でジャスミン茶に用いられるのは別種の半蔓性で白い八重咲きの種類である。
ジャスミン茶は茶の中に花を混ぜ込むのではなく、その芳香だけを移す。そのため、もっとも香気の強い半開の花蕾を軽く干したものを用いる。精選した茶を15cmほど敷きつけた上にこの華を透き間なく撒き、その上に茶、さらに花と、三重、四重に積み重ねる。一夜置いて花と茶をふるい分け、新しい花に替えてまた積み重ねるという作業を繰り返していく。この香つけの回数が多いほど芳しくなるわけだが、工程の途中で花から出た水分を除くために温度を加えたり、逆に放熱のために広げたりと非常な手間をかけるのである。福建省の茉莉大白毫という最上級品では、それを7回も繰り返すといわれている。
愛媛大学医学部の奥田拓道らの研究によると、高脂肪食の長期間摂取によるマウスの体重増加がジャスミン茶投与によって抑制されることが認められ、その作用として脂肪分解促進作用と脂質吸収抑制作用(膵臓リパーゼ抑制)が明らかにされている。
福建省にはまた、ジャスミン茶だけでなく、包種茶と呼ばれる花茶もある。これは緑茶に近い茶をベースに、ミカン(桔花)、ハナマス、モクセイ(木犀)、クチナシ(梔子花)などが香づけに用いられている。
このほか、中国独特の茶として白茶がある。大白、小白、水仙白といった特別な茶樹の銀白色の産毛に覆われた若芽を摘んで作られる茶で、これも福建省の名産茶の一つ。銀針白毫や白牡丹などはよく知られ、点てた茶は色が淡く、香や刺激性も強くない。古くから不老長寿の妙薬として愛飲されたが、ストレス、夏バテ、二日酔い、頭のもやもやなどに良く効く。
ジャスミン茶の商品一覧
金曜日, 2月 10, 2006
羅布麻茶について
○羅布麻茶
羅布麻は中国の吉林省以南の江蘇、安徽、さらに西方の内モンゴル、陜西、甘粛、新疆など、広域に自生するキョウチクトウ科の宿根草で、繊維質に富んで麻のように用いられてきたところから、紅麻、野朝、沢漆麻など各地で多くの異名がある。また、古くからその葉が代用の茶として愛飲されたために、茶葉花、野茶などとも呼ばれ、文献的には救荒本草(1406年)に沢漆の名で記載され、若葉を摘んで蒸してから乾燥させると、茶としておいしく飲めることが紹介されている。
このように線維と代用茶として伝統的に用いられてきた植物資源の有効利用を図る過程で、1952年に主生育地の羅布高原に因んで羅布麻と命名されて以来、中国では紡績技術の発達で細くて柔軟で強度に富む線維が得られるようになり、平行して中国科学院西北植物研究所などによる葉の成分の医学的、薬学的な検討も進められて、何種もの薬剤も作られてきた。
わが国へもこの2つの用途がそっくり伝えられることとなったが、最初はまず、薬草の効果を持つ布として、羅布麻と綿の混紡布で作った枕カバーやパジャマが評判をとった。上海虹口中心病院では、高脂血症の15名(平均年齢58.7歳のうち14名が、この寝具の常用1ヶ月で収縮期血圧が225~146から155~94へ、拡張期血圧が、127~94から120~82へ下がり、めまいを含む自覚症状が軽減したことなどを報告している。
これはちょうど藍染めの着物と同じように、素材(成分)から発する波動がもたらす効果であるとも考えられるが、富山医科薬科大学和漢薬研究所の難波恒雄は遠赤外線が放射されていることを確認しており、その働きで体内の生体水が活性化し、血液循環や水分代謝が改善されるのではと推察している。こうした羅布麻服飾保健製品は、時に応じて必要な降圧剤との併用が自由であるのも優れた特長であり、慢性気管支炎や喘息の改善にも有効であったという報告もあり、ある種の抗菌性も確認されている。
一方、羅布麻の葉を用いた茶はウーロン茶に煮た薄甘い味わいで口当たりがよく、わが国では羅布麻茶もヤンロン茶(燕龍茶)とも呼ばれ、ごく最近になってエキスの顆粒も登場した。
中国薬典(1985年)には「解熱利尿、肝臓を鎮め、精神を安らかにさせ、高血圧、めまい、動機、失眠に用いる」と記載され、近年の中国における研究ではルチン、カテキン、アントラキノン、グルタミン酸、アラニン、バリン、塩化カリウムなどのほか、多様なフラボノイド、フェノール物質、多糖体が確認されている。
そして、それらの薬理効果として、①血圧効果作用(血管拡張とともに血液の粘度も下がる)、②血清総コレステロールの効果作用、③咳止め、去痰、喘息の軽快、感冒の予防、④精神安定(鎮静、快眠)、⑤血小板の凝集を防ぐ(脳梗塞などの原因となる血栓形成の抑制)、⑥免疫機能の活性化作用、⑦老化予防(活性酸素による脂質の過酸化を防ぐ)などの報告が相次いで報告されており、これらはわが国の研究や治験(中川栄一らによる)でも追認されている。
羅布麻茶の商品一覧
羅布麻は中国の吉林省以南の江蘇、安徽、さらに西方の内モンゴル、陜西、甘粛、新疆など、広域に自生するキョウチクトウ科の宿根草で、繊維質に富んで麻のように用いられてきたところから、紅麻、野朝、沢漆麻など各地で多くの異名がある。また、古くからその葉が代用の茶として愛飲されたために、茶葉花、野茶などとも呼ばれ、文献的には救荒本草(1406年)に沢漆の名で記載され、若葉を摘んで蒸してから乾燥させると、茶としておいしく飲めることが紹介されている。
このように線維と代用茶として伝統的に用いられてきた植物資源の有効利用を図る過程で、1952年に主生育地の羅布高原に因んで羅布麻と命名されて以来、中国では紡績技術の発達で細くて柔軟で強度に富む線維が得られるようになり、平行して中国科学院西北植物研究所などによる葉の成分の医学的、薬学的な検討も進められて、何種もの薬剤も作られてきた。
わが国へもこの2つの用途がそっくり伝えられることとなったが、最初はまず、薬草の効果を持つ布として、羅布麻と綿の混紡布で作った枕カバーやパジャマが評判をとった。上海虹口中心病院では、高脂血症の15名(平均年齢58.7歳のうち14名が、この寝具の常用1ヶ月で収縮期血圧が225~146から155~94へ、拡張期血圧が、127~94から120~82へ下がり、めまいを含む自覚症状が軽減したことなどを報告している。
これはちょうど藍染めの着物と同じように、素材(成分)から発する波動がもたらす効果であるとも考えられるが、富山医科薬科大学和漢薬研究所の難波恒雄は遠赤外線が放射されていることを確認しており、その働きで体内の生体水が活性化し、血液循環や水分代謝が改善されるのではと推察している。こうした羅布麻服飾保健製品は、時に応じて必要な降圧剤との併用が自由であるのも優れた特長であり、慢性気管支炎や喘息の改善にも有効であったという報告もあり、ある種の抗菌性も確認されている。
一方、羅布麻の葉を用いた茶はウーロン茶に煮た薄甘い味わいで口当たりがよく、わが国では羅布麻茶もヤンロン茶(燕龍茶)とも呼ばれ、ごく最近になってエキスの顆粒も登場した。
中国薬典(1985年)には「解熱利尿、肝臓を鎮め、精神を安らかにさせ、高血圧、めまい、動機、失眠に用いる」と記載され、近年の中国における研究ではルチン、カテキン、アントラキノン、グルタミン酸、アラニン、バリン、塩化カリウムなどのほか、多様なフラボノイド、フェノール物質、多糖体が確認されている。
そして、それらの薬理効果として、①血圧効果作用(血管拡張とともに血液の粘度も下がる)、②血清総コレステロールの効果作用、③咳止め、去痰、喘息の軽快、感冒の予防、④精神安定(鎮静、快眠)、⑤血小板の凝集を防ぐ(脳梗塞などの原因となる血栓形成の抑制)、⑥免疫機能の活性化作用、⑦老化予防(活性酸素による脂質の過酸化を防ぐ)などの報告が相次いで報告されており、これらはわが国の研究や治験(中川栄一らによる)でも追認されている。
羅布麻茶の商品一覧
登録:
投稿 (Atom)